森羅万象、政治・経済・思想を一寸観察 by これお・ぷてら
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患者・国民と医師の関係は双方向か。
勤務医の新たな組織づくりの動きが伝えられ、そのめざす方向が成就すればよいがという一縷の思いとともに、一方で、現実に彼らの前には幾多の、相当の障壁が待ち受けているだろうという懸念を私はぬぐえないのです。
振り返ってみると、社会保障というものに、権力を握る支配層は、まさにアメとムチの役割を果たすように強いてきたというぬぐいがたい事実が存在します。今ももちろんそれは変わりはありません。もっとも、私は、一方で社会保障の内実を少しでも前に動かそうとする庶民の意思が同時に厳然としてあったことを無視しようとはけっして思いません。
ただ、こんなふうにも考える。社会保障が改悪され、後退させられようとするとき、国民の間の「利害関係」を逆手にとって、常に分断が持ち込まれ、国民相互の軋轢や「対立」を利用して、事がすすめられてきたという事実に眼をそむけることはできないし、あらためて今そのことを思い起こしているのです。
また、ことは、勤務医たちのはねあがりに受け止められる可能性がまったくないとはいえない。医師という存在が他者とはまったく異なる世界に生きている人種であるがごとく、しつらえられている現実。しかし、かれらの要求は、はたして彼ら自身の、今とはちがうある種の理想郷を視野にいれたものでしょうか。私は、そうは思いません。日本の医療のあり方を患者、国民本位のものにするために、そしてそうするには彼ら勤務医の労働環境が改善されるだけでなく、他の従事者のそれもあわせて改善を迫る、そうしなければ現状を打開する道は断たれるという、他に選びようのない選択だと思うのです。それが実るためには、私たち患者側の国民もともに手を携えることが要る。関係を双方向にしていかなければなりません。そして医療のあり方を、社会保障のあり方を世に問うていくことが必要不可欠だと強く思わざるをえません。
コメントも頂戴して、私が考えたのは以下のようなことでした。みなさんは、どのようにお考えでしょうか。(「世相を拾う」08009)
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PS;後半は、coleoの日記;;浮游空間で公開している患者と医師の「双方向にならない関係」を書きあらためました。
【関連記事】
世界の片隅でニュースを読む;ドクターズユニオン結成へ~立ち上がった勤務医と医師不足問題
【関連エントリー】
社会保障と「分断」-勤務医の「反乱」再論
振り返ってみると、社会保障というものに、権力を握る支配層は、まさにアメとムチの役割を果たすように強いてきたというぬぐいがたい事実が存在します。今ももちろんそれは変わりはありません。もっとも、私は、一方で社会保障の内実を少しでも前に動かそうとする庶民の意思が同時に厳然としてあったことを無視しようとはけっして思いません。
ただ、こんなふうにも考える。社会保障が改悪され、後退させられようとするとき、国民の間の「利害関係」を逆手にとって、常に分断が持ち込まれ、国民相互の軋轢や「対立」を利用して、事がすすめられてきたという事実に眼をそむけることはできないし、あらためて今そのことを思い起こしているのです。
また、ことは、勤務医たちのはねあがりに受け止められる可能性がまったくないとはいえない。医師という存在が他者とはまったく異なる世界に生きている人種であるがごとく、しつらえられている現実。しかし、かれらの要求は、はたして彼ら自身の、今とはちがうある種の理想郷を視野にいれたものでしょうか。私は、そうは思いません。日本の医療のあり方を患者、国民本位のものにするために、そしてそうするには彼ら勤務医の労働環境が改善されるだけでなく、他の従事者のそれもあわせて改善を迫る、そうしなければ現状を打開する道は断たれるという、他に選びようのない選択だと思うのです。それが実るためには、私たち患者側の国民もともに手を携えることが要る。関係を双方向にしていかなければなりません。そして医療のあり方を、社会保障のあり方を世に問うていくことが必要不可欠だと強く思わざるをえません。
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