ツインソウル

2016-01-21 11:30:55 | 霊性
「やっと見つけた…!私の魂の半分」
そんな風に考えると、ちょっと楽しくなるかな?と思って考えてみる。

「ツインソウル」の定義?については、人によってずいぶんニュアンスが異なる。
恋人同士に限られるような説。
男女間の関係に限らず、人生に大きな影響を与え合う関係。
ツインソウルは滅多にないという人もいれば、ほとんどの人がツインソウルの片割れとして生まれてくるという人もいる。
そもそも魂とは、個々で独立したものではないので、ツインソウルが何人いてもおかしくないという人もいたかなあ?
ツインソウルは必ず巡り逢うという人もいれば、
ツインソウルを持って生まれてきても、その相手と巡り逢うことはあまりないという人もいた。

私はどう理解しているのか?
そうだなあ。まず恋人同士に限った関係ではないと思う。
そして、ツインソウルだったら必ず惹かれ合い、その関係を断つことは有り得ないと思う。
と言うか、そう信じたい。

だから、IGUちゃんとはツインソウルではなかったと思う。
Mくんとは、私がこんな有り得ない相手に自分でも知らないうちに惹かれてしまっていたことを思えば、
可能性は有りかな?と思うけれど、
あちらが私なんかに惹かれるはずがないので、やっぱり違うのだろう。
(大体こんな歳の離れたツインソウルはいないのかもしれない)

えりかさんとは、ツインソウルではないと思っているけれど、魂の繋がりを感じた相手だった。
私とえりかさんは、同じような問題に突き当たると、
全く違った考え方をして、全く違った行動に出る。
それはまるで、魂同士がそれぞれ違った解決方法を試してみようと相談しているかのようだと思った。
そしてお互いを励まし合って競争する。
そんな関係に思えたのだけれど、…どうだったのかな?



 30年前に、私は自分の時計を止めました。
 それは、あなたに巡り合ったときに、24歳の心のままでいられるように。
 29歳のあなたに、24歳の心を持った私を見てもらうために。
 何年か前から、私の時計は少しずつ、少しずつ動き出して、
 あなたに逢うための準備を始めた。
 そしてあなたに巡り逢った。
 もしかしたら、私が時計を止めたのは、あなたがこの世に生を受けたときだったのかもしれない。

心理学

2016-01-18 16:07:56 | あれこれ
私は心理学は嫌いである。
尤も、「心理学」という学問は立派なものなのだろうとは思う。
私も教職課程を受けているので、「児童心理学」とか勉強したはずだが、全く覚えていない。
「魂」とか「心」に関する本を読み漁っていたときに、
心理学系の本もいくつか読んだ。
それなりになるほどと思うこともあった。

友人に私が密かに「心理学オタク」とレッテルを貼っている人がいる。
彼女は人間関係が苦手で、心理学にしたがって、他人の言動を分析して、
理解しようとして、なんとか他人と関わっていくことができるというようなことを言っていた。

彼女と話していて、だんだん怖くなった。
「夫がそういうことを言うのは、こうこうこういうことの裏返しだと思うのよね」
「あの人は、自分がこうだと思いたいから、私に対してああいう態度をとると思うの」
この人は、私のことも、言動の一つ一つを、このように分析してかかっているのだろうか!?

「あなたの言葉から、あなたのコンプレックスが理解できるような気がする」
彼女は、私のコンプレックスを一体何だと思ったのか!?
興味はあったけど、聞く気になれなかった。

心理学をよく知らない立場で言うのもなんだけれど、
それは一つの「傾向」ではないのだろうか?
誰もがみんな同じように考えて、同じように行動するわけないじゃないか。
十把一絡げに、私のとった行動がこういう心理からと決めつけてほしくない。

優秀なカウンセラーさんや臨床心理士さんといった人は、
もちろん、その個人個人に合わせた対応をされているのだろうと思うけれど。
(こういう人たちと直接関わったことはないのでわからないが)

あなたの記憶の中で…

2016-01-18 15:01:09 | あれこれ
記憶については前にも書いたことがあるが…。
記憶って、本当にあてにならない。
自分が記憶したいことだけを、自分だけのストーリーの中で記憶していくんだ。
日々の暮らしの中で、その記憶はどんどんゆがめられ、
自分のストーリーの中で、都合のいいように書き換えられていく。

それ以前に、あなたと私が同じ現場に遭遇しても、何を見ているかは、あなたと私で違う。
違うものを見ていたあなたと私が、その記憶をそれぞれに塗り替えていく。
何年も先に、あなたと私が「記憶合わせ」をしたら、
同じ体験をしたはずのあなたと私の記憶は、全く違ったものになっているかもしれない。
そう考えるとちょっと哀しい。

でも、興味もわく。
あなたの記憶の中で、私は一体どんな人間だったんだろう?

聞いてみたい。
IGUちゃんに、
Tくんに、
あなたの記憶の中で、私はどんな存在ですか?

過去はただ懐かしいだけのものではない。

いじめ

2016-01-15 12:31:53 | あれこれ
私が子供のころは、「いじめ」というのはまだ取沙汰される前の時代だが…。
振り返ってみれば、当時から「いじめ」は確かに存在した。

中学のとき、クラスのほぼ半分にあたる女子がグループを作っていた。
「8人組」と言われていた。
個人的には、みんな普通に話せる友達だったけれど、
数学の教科係というのをやっていた私は、授業中に8人組のメンバーを指名するときはちょっと緊張した。
ある時から、8人組の中の一人がメンバーからいじめられるようになった。
いじめられていた彼女は、教室で泣いていた。
私と仲の良かった友達が、彼女と親しかったようで、
「あの子は、ちょっと体臭があるから、それでいじめられてるみたい」と言っていたが、
その子に、「いじめられてまでグループにいることないよ」と言われて彼女はグループを抜けた。
グループを抜けてからもしつこくいじめられるような、そんな時代ではなかった。
彼女が抜けた後、7人組になったグループでは、またその中の別の子をいじめ出した。
その後のことはよく覚えていないが、彼女も結局グループを抜けるかして、
特別問題が起こることもなく、解消していったように思う。

地味で目立たない子とか、ちょっとどんくさいと言われるような子が標的にされることもあった。
私は、そんな子の一人に特別仲が良かったわけではなかったが、
と言うか、ほとんど話したこともないような子だったけれど、
別に私はあなたのことが嫌いではないというような気持ちから、
一人で本を読んでいた彼女に、「何読んでるの?」と声をかけたりした。

高校のときには、多くの人からちょっと嫌われてしまった子がいて、
それがたまたまクラス替えの時期に重なってしまったため、
彼女を嫌う人間が、各クラスに分散して悪口を言ったので、
新学期には、彼女の悪い噂は学年全体に広がってしまい、(おおげさかもしれない)
とってもかわいそうだった。
私は彼女とは、友達の友達くらいの関係で、特別仲が良かったわけではないし、
彼女のことはよく知らないので、
悪く言ったりもしなかったけれど、まあいわゆる「傍観」というやつだったと思う。
彼女は先日の同窓会にも来て、みんなと楽しそうにやっていたので、
卒業までにちゃんと和解できたのではなかったろうか?

私も、「いじめられた?」と思える事件が一度だけあった。
中学の修学旅行のとき、仲の良い4人のグループだったのだけれど、
そのうちの一人が、クラスの男子と密かにつき合っていた。
それを知っていたのは、女子では私たち4人だけだったと思うのだが…。
旅行中に一度、私たちはパスの中で、彼と彼女を隣の席に座らせようと企んだ。
彼の隣には、ちょっと怖いE子ちゃんという女の子が座って、懸命に彼に話しかけていた。
私たち(彼女さんを除く3人であるが)は、「E子、E子、ちょっと~」とE子ちゃんを呼び、
E子ちゃんを彼から離して、そこに彼女さんを座らせた。
ところが、E子ちゃんは、彼のことが本当に好きだったらしい。
それで、私たちがしたことに怒り心頭だったらしいのである。

旅行後、私たち4人はクラスの女子から無視をされるという事態になった。
朝「おはよう」と声をかけても、そそそそ…と横を向いて歩いていってしまう。
「あれー?何だ?」と思っていると、
給食の時間にある子がわけを教えてくれる。
E子ちゃんと、E子ちゃんと仲の良かったK子ちゃんが、私たちを無視するように、
クラスの女子に指令を出したというのだ。
教えてくれた子は、「私は別にそんなことする意味がわからんから」と普通に話してくれた。
ちなみに、K子ちゃんとは私は小学校のときすごく仲が良かったのだけれど。

私は、腹が立ったけれど、
腹が立ったのは、E子ちゃんとK子ちゃんに対してではなく、
二人に言われて、私たちを無視した他の子たちに対してである。
E子ちゃんたちには、私たちのことを怒ってそういう行動に出る理由があるのだ。
でも、他の子たちは私たちに恨みはないはずなのに、ただ言われるままに無視をする。
それが私には許せなかった。

私は怒って「生活記録」という先生との交換ノートのようなものにそのことを書きまくる!!
一週間分のスペースを使って書いたものを翌日先生に提出した。
(いわゆる「チクリ」というやつだろうか?)
その日の放課後、私たち4人は教室に残って話していた。
「困ったね、どうしよう?」と一人が言う。
私は「生活記録に書いといた!」と、あっけらかんとして言う。
そう言うと、あとの3人の目が点になる。「書いたのー!?」
いかにも「とんでもないことをしてくれた」とでも言いたげな表情だったが。

その翌日、女子を集めて先生からお話があった。
先生がどんな風に説得を試みたのかは全く覚えていないが、
特別心を揺さぶられるような有り難いお話でもなく、ありきたりなことを言っただけだったと思う。
それで、この事件は解決してしまった。
E子ちゃんもK子ちゃんも、「友達とは仲良くしなきゃね」みたいなことを言って、
私たちともそれまで通りつき合ってくれるようになった。
私は内心、「先生のあの程度の話でやめちゃうような怒りの程度で、あんなことしたんだ」
みたいに冷めた思いを持った。

私は、こんな風に昔からちょっと変な子だったと思う。
他人と同じような考え方ができない人間だった。



吸引力

2016-01-15 10:10:52 | あれこれ
「吸引力」という言葉を友人から教わった。
もちろん、「吸引力」という言葉は前から知っていた。
でも、時々言葉に限らず以前から知っていたことを、ふと実感してしまうことってある。

「恋」は「吸引力」だと思った。

恋人に、「自分のどこが好きか?」と聞いて、「全部」とか「何となく」とか答えられたら、
どう思うだろう?
がっかりする人もいるんじゃないかな?
具体的に、「優しいから」とか「誠実だから」とか言われた方が嬉しい人。
それとか、自分が弱点だと思っていて隠してきた部分を見抜かれて、
それを逆に長所だと見てくれたり、そんな姿勢を健気みたいに言われたりしたら、
それは嬉しいだろうと思う。
単に「見た目」と言われたら、がっかりするかもしれないし、
「見た目」にがんばっている人なら、それも嬉しいのかもしれない。

私もかつては具体的に言ってほしい方だったかもしれない。
自分のことをわかってほしいと思うから。

でも、今はちょっと違う。
だって、恋するときって、理屈じゃないから。
相手のことを全然知らなくても、
相手がどんなに悪い人でも、
好きになるときは好きになってしまう。

だから、恋は吸引力。