2020-07-13 23:25:29 | 生い立ち・家族
「お父さまはご存命ですね」。
「息子さん(弟)がひとりいらっしゃいましたが、平成25年にお亡くなりになっています」。
「息子さんにはお嬢さん(姪)がふたりいらっしゃいます」。

それは単なる事実だ。
父が生きていると聞いても、死んでいると聞いても、
「ああ、そうか」と思うだけだ。

父が生きているということは、今現在私は、姉の資産の相続人ではないということだ。
遺言があっても、親には遺留分がある。
父がまともな人間なら、今さら姉の財産を相続しようとは思わないだろうが、
歳が歳だから、判断能力を無くしていることも考えられる。
前に相談した司法書士さんも、
今日報告をしてくれた銀行の人も、
「今夜にでも手書きの遺言書を書いた方がいい」と言ってくれた。
姉は書いてくれただろうか?

父が生きているという事実よりも、
私は、今日初めて存在を知った弟が、すでに亡くなっていたということがショックだった。
50歳にもなっていなかっただろうと思われる。
その一年後に、父の再婚相手も亡くなっていた。

弟の妻は、韓国の人のようだった。
父の葬式は、誰がだしてくれるのだろう?

今夜は眠れるだろうか?