小さな魂

2020-06-17 12:35:27 | 霊性
小さな魂が「赦す」という経験をしたいと思ったのだそうだ。
でも、周りにいるのは立派な魂ばかりで、赦す相手がいなかったのだそうだ。
するとある立派な魂が、あなたを愛しているから、あなたに赦される相手になってあげると言ったのだそうだ。
その代わり約束してほしいと。
「私があなたを痛めつけている時に、本当の私を思い出してほしい」と。

あなたはその約束を思い出したかな?

私が約束してきたのは誰だろう?

誰かを憎いと思ったことはない(と思う)。
許せないと思った人はいる。
でもその相手は、それっきり縁の無くなった人で、
どこかで会ったら、嫌な気持ちになるだろうけど、はっきり言ってどうでもいい人。
でも、許したか許していないかと言ったら、許していないことになるんだろうな。
そう言えば、夫のことも「心から許せる日は一生こないかもしれない」と思ったことがある。
でも、それもいつの間にか忘れてしまった。

ものすごく嫌いになった人は何人かいる。
もう遠い昔のことで、彼女たちとも縁が無くなればどうってことはない。
冬ちゃんのことは、逆に現状を心配したりしている(勝手だなあ)。
学生時代の友達は、20年ぶりくらいに連絡を取った時に、やっぱりヤなやつだったので、
多分今でも嫌いなんだろう。

嫌われ役を買ってでてくれたのは、彼女たちかなあとは思う。
でも、彼女たちの行為が、私から「赦される」というほどのものだったのかと言えば、
それほどでもない気がする。
でも、私は彼女たちを「嫌い」になることで、何を学んだだろう?

Mくんとの出逢いは何の為だったのか?
それは彼と知り合う前と後の私を比較すれば一目瞭然だ。
でも、それを認めたくない私がいる。
その為だけに出逢ったわけじゃないと思いたい私がいる。



よそよそしい

2018-02-19 16:04:44 | 霊性
「あなたはどうしてそんなによそよそしいのですか?」

本の中の言葉だが、まるで自分が言われているように思った。
今までにも何度か読んだ本。
前に読んだ時も自分もそうだなあ的なことを思ったのは間違いない。
でも今回は、本当に自分に語りかけられているような…、
なんて言ったらちょっと言い過ぎだが。(笑)

確かに私はよそよそしいだろう。
でも、日本人は大体みんなよそよそしいのではないだろうか?
「よそよそしい」の反意語は「馴れ馴れしい」?
そういう意味なら、馴れ馴れしい人はいる。
でも、この本に語られている「よそよそしい」はそういう意味じゃない。
「本音を言わない」とか、「人との間に壁を作っている」とか、そういう意味。

日本人は、本音を言わないのが美徳みたいに思っているところがある。
そういう意味では、私は決してよそよそしくないのかもしれない。
昔は、少なくとも友達とは本音で話をしていた。
もちろん100バーセントではないだろう。
でも、本音で話して、相手は実は本音で話してくれてはいなかったということがわかり、
傷ついたことも何度かある。
割と簡単に人に気を許してしまう方だと思う。

でも、別の部分で、決して人に気を許さないところがあるのではないかと思ってきた。
私は、多分、「心を見透かされる」のが苦手だ。
自分から積極的に話すことはいいのだが、
「こんなことを思ってると知られるのは恥ずかしい」
みたいに思うことがよくある気がする。

な~んてことを考えていたのだけれど、
これ以上はわけがわからなくなりそうなので、ここまでにしておく。

まあ、自分のことを客観的に見る時間はたまには必要。
この頃、ちょっとだけほぐれてきた気がする。
様々なトラウマに囚われることを、少しだけ回避できてきているように感じる。
頭で理解することも必要。
それによって、感性が磨かれていくような、そんな気もする。
そして、自分の倖せを、本当に感じられる時間が増えていく。
いい方向に向かっている気がする。

しあわせ

2017-06-13 22:48:34 | 霊性
倖せを感じることというのは、いろいろあるものだが…。
ハートマークがいっぱい付いちゃうような倖せ。
イベント的な倖せとでも言えるのかな?

じわじわっと感じる倖せもある。
頭で理解する倖せもある。

最近感じた倖せは、
頭で理解していたものを実感してしまったとでも言うのか?
何だか、あまり周りに感情を左右されることがなくなったような気がする。
元々そういうところは無くはなかったとは思う。
でも、ちょっと違う。
やっぱり言葉ではうまく表せない。

周りに左右されないと言っても、
夫の様子にイライラしたり、
Mくんの言動に一喜一憂したりするので、一概には言えない。

でも、思ったのである。
周りの出来事に、あまり気持ちが影響されなくなったなと。
それを倖せと感じる人はあまりいないのかもしれない。
でも、私は思ったのである。
そのことが倖せだなあって。

人生の主役

2017-06-01 11:04:54 | 霊性
自分の人生の主役は自分でしか有り得ない。
それがわかっていても、時々ふっと気弱になる。

私が?
Mちゃんじゃないんだよ?
私が主役なんてなれるはずないじゃない?

そのたびに自分に言い聞かせる。
今までずっとそう思って生きてきたから、
私は人生の主役になれなかったんじゃない!?
もっと自分に自信を持てよ!!
がんばって主役になれよ!!

悟り

2016-12-12 12:22:40 | 霊性
悟るというのは、知っていたことを思い出すこと。

そんな言葉の意味がわかった気がした。
悟るというのは、こういうことかと思った。

今までにも、本など読んで、言葉では知っていたことが、
何かの拍子にストンと理解できることはあった。
実感すると言うか…。
そういうのを悟るって言うんだな。

「知っていたことを思い出す」というのは、
もっと、遠い世界で知っていたことだと思っていた。
「遠い世界」。
この世に生まれる前とか、
私の中の神の部分とか、
だから、それは難しいことだと思っていた。
もちろん、そういうこともあるんだろうけど。

きっかけになった私が「思い出したこと」が何かと言うと…。

夫のことを考えていた。
夫の話すことに、きちんと向き合えないということは、何度か書いた。
かつて、夫が私の話をきちんと聞いてくれなかったからだ。
でも、それだけじゃない。
夫の話はおもしろくないのだ。
私には興味のないことなのだ。
だから、つい「ふーん…」と聞き流してしまう。

結婚する前はどうだったんだろう?と思った時、
そうか、私は結婚する前に住んでいた世界が嫌いだったんだと思った。
だから、私が住み慣れた世界とちょっと違う世界にいた夫と結婚する気になったんだ。
だけど、そんなことわかっていたことだと思った。
私は、いろいろなものから逃げるために結婚に走ったことは自覚している。
その時に思った。
そうか、悟るってこういうこと。