こうしてIGUちゃんとのことを言葉にして綴ってみると、
なんだ、ただの「ずるい男とだらしない女の痴話話」じゃないかと思う。
でも、当時の私は、「まるでトレンディードラマのような恋」だと思っていたのである。
お笑い種だ。
IGUちゃんのことがあって、私は辛い思いをたくさんしたと思うし、
かなり長い人生を彼への思いにに引きずられてしまったと思う。
でも、IGUちゃんに出逢わなければ良かったなんて思ったことは一度もない。
(またお笑い種ネタが始まったとお思いでしょうか?)
あんなにも人を好きになることができた、
その思いは、私の中でものすごく強いものになっていたと思う。
確かに途中からは、私の方もただ純粋に彼の倖せだけを考えていたわけではなく、
なんとか自分の思いが報われることを望んでいたと思う。
でも、少なくとも高校生のころは。
少なくとも高校生のころは、
彼が純粋に、彼のままでいてくれることを望んでいた。
そして、そのままのIGUちゃんが大好きだった。
ずっと後になって思った。
どうして私は、誰に教えられたわけでもないのにあんなことができたのだろう?と。
愛は見返りを求めないものだという。
ただそこに存在していてくれればいいと思うことだという。
高校生のときの私の想いは、紛れもなく「愛」だったのではないか?
「愛」だなんておこがましくて考えたこともなかった。
ただずるずるとIGUちゃんにしがみついていただけだと思っていた。
人生の一番大きな目的が「愛」を知ることだとしたら、
私はそれをクリアできたんじゃないかと思った。
それまでは、そのことに自分で自信が持てなかった。
ずっと長いこと、周りのほとんどの人に間違っているという意味のことを言われていた。
自分でも間違っていたかもしれないと思っていた。
だから、倖せになれなくてずっと苦しんでいた。
でも、江原さんの本とかいろいろ読んで勉強して、間違ってなかったと確信できるようになった。
そしたら、すごく倖せになれて、この人生に満足できるなって思えるようになった。
「愛はただ相手の倖せを願うこと」
そんな意味のことを、本の中に見つけて、
「ああ、私にはまだIGUちゃんのためにできることがあった」と思って嬉しかった。
それ以来、IGUちゃんの倖せを願うようにした。
そうしたら、
そうしたら、不思議なことに、それまで私の中でしつこく燻っていたIGUちゃんへの微かな想いが、
綺麗に消えていった。
IGUちゃんのことを、私の中で、完全に過去のことにすることができた。
今から8年くらい前のことである。
なんだ、ただの「ずるい男とだらしない女の痴話話」じゃないかと思う。
でも、当時の私は、「まるでトレンディードラマのような恋」だと思っていたのである。
お笑い種だ。
IGUちゃんのことがあって、私は辛い思いをたくさんしたと思うし、
かなり長い人生を彼への思いにに引きずられてしまったと思う。
でも、IGUちゃんに出逢わなければ良かったなんて思ったことは一度もない。
(またお笑い種ネタが始まったとお思いでしょうか?)
あんなにも人を好きになることができた、
その思いは、私の中でものすごく強いものになっていたと思う。
確かに途中からは、私の方もただ純粋に彼の倖せだけを考えていたわけではなく、
なんとか自分の思いが報われることを望んでいたと思う。
でも、少なくとも高校生のころは。
少なくとも高校生のころは、
彼が純粋に、彼のままでいてくれることを望んでいた。
そして、そのままのIGUちゃんが大好きだった。
ずっと後になって思った。
どうして私は、誰に教えられたわけでもないのにあんなことができたのだろう?と。
愛は見返りを求めないものだという。
ただそこに存在していてくれればいいと思うことだという。
高校生のときの私の想いは、紛れもなく「愛」だったのではないか?
「愛」だなんておこがましくて考えたこともなかった。
ただずるずるとIGUちゃんにしがみついていただけだと思っていた。
人生の一番大きな目的が「愛」を知ることだとしたら、
私はそれをクリアできたんじゃないかと思った。
それまでは、そのことに自分で自信が持てなかった。
ずっと長いこと、周りのほとんどの人に間違っているという意味のことを言われていた。
自分でも間違っていたかもしれないと思っていた。
だから、倖せになれなくてずっと苦しんでいた。
でも、江原さんの本とかいろいろ読んで勉強して、間違ってなかったと確信できるようになった。
そしたら、すごく倖せになれて、この人生に満足できるなって思えるようになった。
「愛はただ相手の倖せを願うこと」
そんな意味のことを、本の中に見つけて、
「ああ、私にはまだIGUちゃんのためにできることがあった」と思って嬉しかった。
それ以来、IGUちゃんの倖せを願うようにした。
そうしたら、
そうしたら、不思議なことに、それまで私の中でしつこく燻っていたIGUちゃんへの微かな想いが、
綺麗に消えていった。
IGUちゃんのことを、私の中で、完全に過去のことにすることができた。
今から8年くらい前のことである。