読まなきゃ良かった

2019-02-27 16:09:27 | ねこ部
ちゃーちゃんがまた嘔吐してご飯を食べなくなった。
ちゃーちゃんは、昔からそういうことを繰り返している。
秋にもちょっとひどい時があって大変だったけれど、ほぼ以前の食欲に戻っていた。

私が仕事が忙しかった日に、夫が病院に連れて行った。
翌日から彼は実家に帰る予定だったので、その前にと思ったのだろう。
レントゲンにもエコーにも異常がない。
抗生剤と吐き気止めの注射をしてもらったという。

仕事から帰ると元気がない。
出かける前はそこまででもなかった。
注射が結構強いものと言っていたので、そのせいかもしれないと思う。

翌朝吐き気止めを飲ませるが、上手に飲ませられなくてどれだけ飲めたかわからない。
少しだけれどまだ嘔吐していた。

そして夜、2階へ上がっていくと、階段に嘔吐物があった。
どう考えてもちゃーちゃんのものではない。
2階の部屋にもあった。
階段にあったものと、2階にあったものは、色も形状も違う。
どういうことだろう?
くーちゃんとぐーちゃんがそれぞれ吐いたものだろうか?
なんだか気持ち悪い。
その後で、くーちゃんもぐーちゃんもそれぞれ嘔吐しているのを見た。

翌日の土曜日は、私がちゃーちゃんを病院に連れて行くことになっていた。
よっぽどあとの2匹もと思ったけれど、一人で3匹は難しい。
先生に聞いてみて、必要なら後でもう一度と思っていた。

「他の2匹ももどしてるんですが、何かうつる病気でしょうか?」
予防接種をしているので、大抵の感染症はカバーできているはず。
カバーできていない感染症にFIPというのがあるが、それにかかると治らない。必ず死ぬ。
「でも罹り易いのは生後1年未満の若い猫ですが」
だから多分違うだろうととれるような言い方だった。
私は、あまり罹らない病気という印象を受けたので、それほど気に止めていなかった。
あとの2匹も取り敢えず様子を見るということにして帰ってきた。

くーちゃんとぐーちゃんは嘔吐を繰り返す。
ご飯も食べない。
ちゃーちゃんは薬が効いたのか、嘔吐こそしないが、何も食べようとしない。
病院でもらってきたベースト状の栄養食をスポイドで飲ませるが、ものすごく嫌がるので、
必要な量が飲ませられない。
不安な土日を送った。

実家での用事が早く終わったので、夫も日曜には帰ってきた。
月曜の朝、2匹を病院に連れて行く。
確かに皆同じ症状なので、うつったんでしょう。
感染症の原因になるウイルスを特定することは難しい。
FIPでないことを願いましょう。
検査することはできるが、FIPと特定されても治療法はない。

その時も私はまだFIPを疑っていたわけではなかった。
でも、ちょっと検索してみた。
最初に出てきた画面で、ヒットした項目のさわりを見ただけでとても読めないと思った。
でも不安になる。
先生は、FIPを疑っていたのではないか?
丸一日たってから、もう一度検索してみた。
症状とかを見て、「そうではない」と思いたかったのだと思う。
でも結果は…。

ドンピシャだった。
「コロナウイルスが突然変異する原因はストレスだと考えられている」
「よって、多頭飼に多い」
「新ネコがきて1ヶ月以内に旧ネコが発症するケースが多い」

読まなきゃ良かった。

感情

2019-02-24 11:56:19 | 日記
私は一体、感情をどこに封印してしまったのかと思う。

全く感情がないというわけではもちろんない。
でもかなり鈍感だ。
特に「悲しい」とか「悔しい」とかあまり感じない気がする。
人前で感情的になったこともあまりない。
子供が小さい頃にはヒステリックに怒ったこともあったが、最近は全くないと思う。

人に対して感情を表現することも苦手だ。
人の言動に何かを感じても、飲み込んでしまう。

わりと最近で、強い感情を覚えたことと言えば、
チビコが死んだ時と、くーちゃんが事故って死ぬかもしれないと思った時。
不安で不安で仕方なかった。

そして、Mくんに関することだ。
Mくんに対してはものすごく感情が動いた。
ものすごく様々な感情だ。
「嬉しい」も、「つらい」も、「心配」も、「哀しい」も、更には「希望」さえ。
そう思えば、Mくんとの出逢いは、私にそんな感情を思い出させるためのものだったのだろうか?

でも何かを体験した時、私の心の中のどこかに何かの感情が起こっているはずなのだ。
それを自分で感じることもないように、どこかに封印している気がする。
どうしてそうなってしまったのだろう?
詳しいことは覚えていないが、幼児体験によって感情をなくしてしまうことがあるという。
でも、私はそこまで悲惨な子供時代を過ごしたわけではない。
祖父母にはかわいがられていたと思うし、母にも愛されていたと思う。

「つらい」思いをした時に、もう二度とこんな思いはしたくないと思うのは事実だ。
なんとかその状態から抜け出したいとも思う。

誰かと感情を分かち合うなんてこともないかなあ。
Mちゃんには話を聞いてもらうこともあるけれど、
こんな話をして申し訳ないみたいな思いがあると思う。

Mちゃんに電話したい。