LINEゲーム

ＬＩＮＥのポイントを貯めるとスタンプが買える。
娘にそう言われて、貯め方も教えてもらって、ちょっとやってみた。
ＬＩＮＥゲームに３日間続けてログインするとポイントがもらえる。
前からちょっと興味のあったゲーム。
でも、ゲームをおとしたりすれば、ゲーム漬けになる。
そんな自分の性格がわかっているので、手を出さないようにしていた。
でも、ポイントも貯まるなら…、そう思ってちょっとやってみた。

ゲームのランキング表が出てきて、ＬＩＮＥで友達になっている人の成績が出てくるようである。
それを見て、いや～な予感がしたのである。
でもいいや。そんなの気にしないでおこう。
そう思っていたが…。
えりかさんからハートが送られてきた。

えりかさんとは、去年の秋に会って以来会っていない。
いや、その後でばったり会ったことがあって、その後コンサートに誘われた。
何か違うんだよなと思って断った。
でも時間がたって、ちょっとえりかさんどうしているかな？って気になっている時でもあった。
ハートのお礼に連絡してみた。
その流れでランチの約束をした。
でも、都合の合う日がなかなかなくて、私の方がその日は予定が入るかもしれないという条件で一応約束したのである。

えりかさんから送られてきたハートはしばらくほかっておいた。
何か違うんだよな。
そういうのしたくないんだよな。
そんな風に思ったからだけど、えりかさんだからいやなのかなあ？と思ったりもした。
何日かして、意地になることもないと思ってハートを受け取った。
そしたら私の方からハートを送ったことになっていた。
受け取ると自動的に送り返してしまうのかしらん？
（実際にはそういうことはないらしいので、何かの手違いだと思う）

その翌日くらいにまたえりかさんからハートが送られてきた。
私はついつい「これって永遠に続くの？」って聞いてしまった。
えりかさんは自分がゲームをする時に、ランキング表に得点の入ってる人にはハートを送るのだと言っていた。
いやならやめるけど、娘も自分のスマホでゲームをしているので、娘が送っちゃうかもしれないと。
私は古いタイプのゲーマーなのでついていけないと言っておいた。
それでも、ハートは毎日送られてきた。
もう～～～～！！面倒臭いのでゲームをアンインストールしようかと思った。
でも、ランキング表の下の方にＭくんの名前を見つけてしまったのだ。
もう全然やっていないみたいだけれど、それでもＭくんと繋がっているような気がしてしまって消せない。
ランキング表の得点は週が変われば消えるようなので、週が変わってからは手を出していない。
えりかさんからもらったハートにも手を出していない。

さて、えりかさんとのランチの約束の方である。
私はあまり乗り気じゃなかった。
えりかさんに連絡を入れる時から、そんな流れになるんじゃないかとちょっといやだなあと思っていたのも事実。
案の定そんな流れになってしまったけれど、会いたいような会いたくないような複雑な気持ちだった。
都合がつかないと言って断ろうかとも思ったけれど、やっぱり会いたい気もするし、
都合がついたので連絡を入れた。
そしたら、
ぎっくり腰になったので動けないという返事。
ちょっとほっとした。
今は会わない方がいいということなんだろうなと思う。

コミュニティデー

昨日はポケモンのコミュニティデーだった。
このイベントが始まって２回目のミニリュウの時、
仕事でゲームができない娘が、
「ミニリュウ欲しい！お母さんにやってもらいたいけど、明日はスマホ置いていくわけにいかない」
と、あれこれなんとかできないかと散々考えていた。

最初は、お父さんのスマホでログインすれば…、とやってみる。
ポケモンgo！は、googleの地図アプリと連動しているようで、
夫のgoogleのアカウントを使わないとなんたらかんたらで、
娘のアカウントではログインできないということらしい。

次に、古いスマホを使うことを試す。
前に使っていたスマホは、落とした時に画面がバキバキに割れて動かなくなった。
だから無理。
ああ、もう一個前のスマホがある！！
引っ張り出してきて、充電する。
随分使ってないので、なかなか動かなかったようだが、
なんとか動くようになって、アプリをおとす。
ところがである。
機種が古過ぎて対応されないとのこと。

娘は泣く泣くミニリュウを諦めた。

今回はメリープ。
娘はメリープはアメが６個とかしかないと言う。
昨日は夜友達と約束があったが、前日までに場所をしっかり聞いておけば大丈夫！
スマホ置いて行ける。
お母さんお願いね！！

まあいい。
私は、メリープはかわいいけど、デンリュウにはあまり興味がない。
「りゅうのはどうを持ったデンリュウ」にどれほどの価値があるのかもよくわからない。
それに、メリープをデンリュウまで進化させるのに必要なアメもイベント前に持っていた。
たまごから孵った個体値の高いメリープをさっさとデンリュウに進化させればいい。
娘の方をがんばるか。

イベントが始まった。
町中に行ってみるかとスマホを２台持って出かける。
駅前で何匹か捕まえながら、「ああ、あそこの公園に行ってみよう」。
道々メリープを集めながら公園まで行く。
びっくりすごい人！！
小さい子供から、おじいちゃんまでいっぱいの人が公園内をぞろぞろ歩いている。
私もスマホを２台持ってがんばる。

時々スマホを２台持ってポケモンをしている人を見かける。
すごいなあって思ってたけど、私もその仲間入り！？

娘のメリープは無事「りゅうのはどうを持ったデンリュウ」に進化し、
色違いも４匹。
（ちなみに私は色違いを１匹しか捕まえられなかった）
色違いのモココと、色違いのデンリュウをボックスに入れておけるだけのアメの数も充分。
娘の期待にそうことができた。

夜帰宅した娘が「どうだった？」
「見てみ！」
娘はきゃあきゃあ言って喜んでくれた。
「お母さんすごい！！」

こんなバカなことで褒められるお母さんもいいんじゃない？と思っている。

主婦の休暇

夫が仕事を辞めた。
３月末で退職だが、２月３月はほとんど仕事に行かなかった。
有給が山のようにあったらしい。

その夫が、先週からずっと実家に帰っている。
祭りの手伝いやら、弟が来るやら、義母の通院やら、あちらでの用事がいろいろ重なったので、
ずっとあっちにいるということだった。
冷たい私は、夫が出かけるという日に、Ｍちゃんと遊びに行って、
見送りもしなかった。(笑)

土曜か日曜に帰ると言っていたが、最近ではわりと長居しないでさっさと帰ってくるので、
土曜には帰ってくるだろうと覚悟していた。
そろそろ帰って来るかな？という時間に仕事に出かけ、
戻ると、まだ帰っていない。
今日は帰ってこないのかと思っていたら、夜になって連絡がきた。
月曜に帰る。
あら？私の休暇が延びた

夫がいないと本当にのびのびできる。
だらだらできる。
娘と二人、毎晩ゲーム三昧だ。
新しいゲームを始めてしまったので、ついつい深夜まで。

明日は夫が帰ってくる。
事件もあった。
どうしてこんな時にいないんだ！？と思うこともあった。
ずっといなければいいと思っているわけではない。
でも、それでもやっぱり、夫の留守は主婦にとっては休暇である。

欲しいもの

私は素直な性格だと思っていた。
でも、「素直」の反対が「頑固」なら、確かに頑固な部分も多分にある。
人に言われたことは「素直に」信じるが、それを「頑固に」信じ続けてしまう、みたいな？

この頃思う。
私は、自分に対して素直だっただろうか？
「欲しい」ものを、「欲しい」と思ってきただろうか？
子供のころ欲しかったものは、大抵は手に入らなかった。
セルロイドのお人形も、漫画の本も、お雛さまも。
そして多分、「お父さん」も。

そういう意味では、私は諦めのいい子になった。
そして多分、欲しいものは手に入らないから、欲しいと思うのをやめた。
そんなもの欲しくないと思うようになった。
特に無理したわけじゃなく、欲しいと思う気持ちをごまかした。
欲しくても欲しいと思わなければ、手に入るはずがない。

主婦仲間が携帯電話を手にし出したころ、本当は私も欲しかったのだ。
メールをしている友達が羨ましかった。
でも、敢えて買おうとは思わなかった。

若いころ欲しかったかわいくてかっこいいお洋服は、高くて手が出なかった。
欲しいものはいつも私の手の届かないところにある。

ＩＧＵちゃんとのことも、私が本当に欲しかったのは、「結婚」だった。
でも、それはかなわないと諦めて、
「結婚したい」気持ちをごまかして、とにかく近くにいたいと思った。
そうやってごまかすから、欲しいものは余計に手に入らなくなる。

そして今一番欲しいものに気がついた。
それは一見、どう考えても手に入るはずのないものだ。
だから、少しずつごまかした。
欲しいものの姿を少しずつずらしてちょっと違う形にしてごまかした。
でもそれは本当に欲しいものではないから、手に入っても満足できない。
そうしてようやく気がついた。
本当に欲しかったのは何だったのか。

私も子育てをしていた頃は、欲しいものを我慢することを覚えるのも大切と思った。
でも、本当はそうじゃないのかもしれない。

でも、それでもやっぱり、手に入らないものはある。