旦那さま

2016-01-13 16:28:35 | あれこれ
夫は、田舎育ちのせいか性格なのか、何でも自分でやってしまう。

中古で家を買ったときには、さすがに家の壁は塗らなかったが、
門?というか、玄関前の壁?そこは綺麗に塗り直したし、
隣の公園との境のフェンスが低かったので、そこにラティスを買ってきて、
腐り防止の塗装をほどこし、柱を立ていくつも組み合わせてフェンスを作ってしまった。

実家の屋根のペンキは塗るし、傷んでいたフローリングを弟と二人で張り替えてしまったのには驚いた。

地デジのアンテナも、BSのアンテナも自分で屋根に上って取りつけた。

車は好きなので、ちょっとした傷とかへこみなら、自分で修理してしまう。
バッテリーの取り換えも、マフラーに穴が開いたときの取り換えも、自分でやった。
(古い物の処分には困る…)
自転車のパンクの修理とか、タイヤの交換とかも全部やってくれる。

季節ごとの扇風機とか、ファンヒーターの出し入れのときは、
分解して掃除して、箱に入れてきちんと片づける。
分解と言えば、ドライヤーなど、「分解しないでください」と注意書きしてあっても、
調子が悪くなれば一度は分解して修理を試みる。

押入れや物置なども、隙間なくびっしりと物を仕舞い込むので、
私は、何か出したあとで元通りにすることは不可能である。

子供のおもちゃも壊れるとは直していた。
次男が入園前だったと思うが、イベントで風船をもらった。
結構風が強い日だったこともあると思うが、やぐい風船だったようで、
会場のあちこちで、風船の割れる音が聞こえる。
次男の持っている風船も割れてしまった。
私は、「あ、泣く…!」と思ったが、次男はけろっとした顔で、「まあ、いいや」。
私は、この子も強くなったもんだと思ったが、続いた言葉は、
「お父さんに直してもらうからいいや」だった。
私は申し訳なさそうに、「お父さんでも風船は直せないと思うよ」。

私も娘も、今でもアクセサリーとかストラップとか壊れると、取りあえず夫に直せるか聞いている。

義弟の嫁さんには、「一家に一人欲しいお兄さま」と言われていたが…。
本当に頼りになる旦那さまである。