中学まで私は男子から女の子扱いをされなかった、ということを書いたけれど、
私は、幼いころから本当に「女の子」だったなと思う。
性同一性障害(だっけ?)の人の話など聞くと、本当に申し訳ないなと思うくらいである。
子供のころ、私の髪は母がおかっぱ頭に切ってくれていた。
私は長い髪に憧れていた。
そう言うと、「あんたの髪はね、伸ばすたちの髪じゃない」と言われた。
確かにそうである。
黒くて太くて量が多くて、無理を言って伸ばしていたときは本当に大童だった。
(おまけに富士額で、平安時代に生まれれば良かったのにと言われたことがある)
お雛様を持っていなくて、「お雛様が欲しい」と言ったら、
「あれがみなみのお雛様」と、人形ケースに入った舞妓さんのお人形を指さされた。
私は、水泳はクロールは人並みかややそれ以上にできたけれど、平泳ぎはどうしてもできなかった。
今思うに、それはあのカエル足の足の開き方が、生理的に女の子としては無理!という感覚だったのだと思う。
ヒラヒラのフリルのついたかわいい服も着てみたかった。
(今もヒラヒラブリブリである
)
子供のころから、ズボンよりスカートが好きで、
幼稚園のころ、雪の降った寒い日に、全園児(80人くらいかな?)がお遊戯室に集まっていたときに、
「今日スカートはいてるのはみなみちゃんだけだね!」と言われた。
パンタロンが流行ったとき(ピンキラのときかな?)、母が姉とお揃いのパンタロンを手作りしてくれたので、
そのときはちょっとはいたと思うけど、あまり好きじゃなかったと思う。
大人になってからも、パンツルックが流行ると、若い娘としては少々流行を意識していたが、
雑誌で「自分のファッションに一つポリシーを持ちましょう」と書いてあるのを見て、
「よーし!私はパンツははかない!!」と決めた。
雑誌を書いた人の意図とはちょっと違っていたかもしれない。
パンツだけでなく、キュロットスカートもだめである。
必要上、Gパン1本は持っていたが、他に股のあるのはパジャマのズボンだけである。
このポリシーは、つい最近まで続く。
チュニックが流行り出したころは、「かわいいなー」とは思うものの、
下にパンツを合わせるのがいやで、なかなか手が出なかった。
そのうち、下にスカートを合わせることを覚えた。
今も、パンツを合わせるよりスカートの方がかわいいなと思う。
くしゅくしゅのスパッツは好きで、短めのスカートに合わせることはしていた。
そして、3年くらい前かな?
下がくしゅくしゅになっている黒いジーンズをブティックのマネキンさんがはいているのを見て、
「かわいい!!」と思ってしまった!!
ところが、何十年もパンツを買ったことがない私には、決断のハードルが高い。
娘を連れていって、試着してみる。
店員さんが「お似合いですよー」と言うのは当たり前だけれど、
娘も「いいよー。かっこいいよー」みたいに言う。
私は思わず「あんた、本気で言ってる!?」と娘を問い詰めてしまった。![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
そうして私は、久々の「ズボン」を手に入れた。
前にPTAで一緒だったお友達が言っていた。
「親に女の子はこんなものにまたがるものじゃないと言われて、自転車に乗せてもらえなかった。
だから私は自転車に乗れない」
うーん…。負けたなあ!!
私は、幼いころから本当に「女の子」だったなと思う。
性同一性障害(だっけ?)の人の話など聞くと、本当に申し訳ないなと思うくらいである。
子供のころ、私の髪は母がおかっぱ頭に切ってくれていた。
私は長い髪に憧れていた。
そう言うと、「あんたの髪はね、伸ばすたちの髪じゃない」と言われた。
確かにそうである。
黒くて太くて量が多くて、無理を言って伸ばしていたときは本当に大童だった。
(おまけに富士額で、平安時代に生まれれば良かったのにと言われたことがある)
お雛様を持っていなくて、「お雛様が欲しい」と言ったら、
「あれがみなみのお雛様」と、人形ケースに入った舞妓さんのお人形を指さされた。
私は、水泳はクロールは人並みかややそれ以上にできたけれど、平泳ぎはどうしてもできなかった。
今思うに、それはあのカエル足の足の開き方が、生理的に女の子としては無理!という感覚だったのだと思う。
ヒラヒラのフリルのついたかわいい服も着てみたかった。
(今もヒラヒラブリブリである
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_heart.gif)
子供のころから、ズボンよりスカートが好きで、
幼稚園のころ、雪の降った寒い日に、全園児(80人くらいかな?)がお遊戯室に集まっていたときに、
「今日スカートはいてるのはみなみちゃんだけだね!」と言われた。
パンタロンが流行ったとき(ピンキラのときかな?)、母が姉とお揃いのパンタロンを手作りしてくれたので、
そのときはちょっとはいたと思うけど、あまり好きじゃなかったと思う。
大人になってからも、パンツルックが流行ると、若い娘としては少々流行を意識していたが、
雑誌で「自分のファッションに一つポリシーを持ちましょう」と書いてあるのを見て、
「よーし!私はパンツははかない!!」と決めた。
雑誌を書いた人の意図とはちょっと違っていたかもしれない。
パンツだけでなく、キュロットスカートもだめである。
必要上、Gパン1本は持っていたが、他に股のあるのはパジャマのズボンだけである。
このポリシーは、つい最近まで続く。
チュニックが流行り出したころは、「かわいいなー」とは思うものの、
下にパンツを合わせるのがいやで、なかなか手が出なかった。
そのうち、下にスカートを合わせることを覚えた。
今も、パンツを合わせるよりスカートの方がかわいいなと思う。
くしゅくしゅのスパッツは好きで、短めのスカートに合わせることはしていた。
そして、3年くらい前かな?
下がくしゅくしゅになっている黒いジーンズをブティックのマネキンさんがはいているのを見て、
「かわいい!!」と思ってしまった!!
ところが、何十年もパンツを買ったことがない私には、決断のハードルが高い。
娘を連れていって、試着してみる。
店員さんが「お似合いですよー」と言うのは当たり前だけれど、
娘も「いいよー。かっこいいよー」みたいに言う。
私は思わず「あんた、本気で言ってる!?」と娘を問い詰めてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_ase2.gif)
そうして私は、久々の「ズボン」を手に入れた。
前にPTAで一緒だったお友達が言っていた。
「親に女の子はこんなものにまたがるものじゃないと言われて、自転車に乗せてもらえなかった。
だから私は自転車に乗れない」
うーん…。負けたなあ!!