どん底

2016-01-08 18:12:35 | 戯言
中島みゆきの「片想」という歌が、ふと頭に浮かんだ。
 ♪目を覚ませ早く 甘い夢から…
みゆきさんの5枚目のアルバム、『親愛なる者へ』の中の曲である。

私はこの『親愛なる者へ』というアルバムがものすごく好きだった。
中でも、ラストの『断崖ー親愛なる者へ』という歌が一番好きだった。
(この曲は後に別バージョンが出ているらしいが、そっちは聴いたことがない)
IGUちゃんに最初にフラれた受験生のときに聴いていたアルバムである。
今も聴くと泣けてくる。心に響く歌ばかり。

正月三が日があまりに楽しかった反動か、4日からどん底である。
いや、一応原因ははっきりしているので、反動でもないだろうけど。
這い上がろうともがいて、逆に追い打ちをかけてしまった。
地雷を踏んでしまったのかな?

自分の甘さに嫌気がさしたので、こんなときに人に頼っちゃいけないと自分を戒めるが、
やっぱり友達に連絡して話を聞いてもらった。
すっきりしたのか?よくわからない。
でも、こういうときに声をかけることのできる友達ができたのは有り難い。

私は友達を作るのが苦手である。
親しくなるまでに時間がかかるのである。
でも、このごろは心の中を話せる友達が増えてきた。有り難い。

哀しいときは、泣くといいのだという。
涙がこぼれると癒されるという。
でも、私の涙はなかなか出てきてくれない。
 ♪時は流れ過ぎて大人になって 涙こぼしながら泣けなくなった
その通りだなあと思う。

何が正しくて、何が間違っているのか、わからない。
本当の自分が何を望んでいるのか、わからない。
また以前と同じ過ちを繰り返すことになるのか、わからない。
私は一体、どんな人生を歩いていきたいと思っているのだろう?
ついこの間までは、このまま何とかあと20年を生き永らえられればいいと思っていた。
でも、やっぱり20年は長い。
 ♪人生は長すぎて 僕の手には負えない