大晦日 2017-2

2017-12-31 23:33:31 | 日記
えりかさんにあまり興味が無くなった気がする。
かつてえりかさんとトラブった時、あんなに辛かったのに。

今年何度かえりかさんに会って思った。
えりかさんは、私が話したことをあまり覚えてくれていない。
確かに、えりかさんといろいろな話をしたのは、何年も前のことだし、
何から何まで覚えていてほしいなどと思っているわけではない。
でも、こんなことも覚えてないんだって思うことがしばしばあった。

きっとえりかさんは、自分のことで精一杯で、人が話したことまで覚えている余裕がないんだろうな。

母が亡くなって、喪中はがきを出した時、
えりかさんは何か言ってきてくれるんじゃないかと思っていた。
えりかさんと私にとって、「母」という存在には共通するものがある。
だから、きっと何か言ってきてくれると思った。
でも何もなかった。
ずっと後になって、久しぶりに会った時に、
「そう言えば、お母さん亡くなったんだったよね?」って、
本当に軽く言われただけだった。

それから、えりかさんはブログに時々書いている。
お友達とランチした時に、「あの人は私の話を聞いてくれない」という意味のこと。
いい人とは、自分の話を聞いてくれる人、みたいなこと。
何だかなあ、である。
そりゃあ私は、えりかさんのそのあたりの心境をある程度は知っている。
知ってはいるけれど、それでも、何だかなあなのである。

そういう人なんだなあって思った。
そういうことがいろいろ重なって、だんだんえりかさんに興味を無くしてきた。
もういいやって感じ。

最近、えりかさんは調子がいいらしい。
自分の使命だと思えることに巡り合えたらしい。
その夢に向かって頑張っているらしい。
今度は本物かもしれない。
今までにも、何度か調子良さそうなことを書いていたことはあった。
でも、そのたびにその後に悲痛なことばかりを書いていた。

かつての私なら、えりかさんに先を越されたと思って面白くないというか、
焦りのような思いを持ったかもしれない。
でも、今回はそんな風に思わなかった。
「良かったね」って思いも少しはあるけれど。
どっちかって言えば、「あっそう」って感じなのである。
本当に興味が無くなったのかな?

どうしてなのかな?って考えて…。
思い当ったのは、
うまく説明できないのだけれど。
恋をしたことが関係あるような気がする。

えりかさんは、自分は普通の人とは違うとずっと感じていて、
他の人と同じようになりたいとずっと思っていて、
だから、他の人が当たり前のように言う夢とか目標とか、そういうものを手にして、
それが彼女の望んだものだったんだろうと思う。

私の場合は、逆に、
他の人が順当に望むようなことではない経験をして、
そのことが何だか自分の中である自信のようなものになっている。
そんな気がする。

恋をしてから停滞していた私の人生が少しだけ動き出した気がする。
恋をしなかったら、きっとボランティアもしなかっただろう。
他にも、いろいろなことをやってみようと思えたかどうか?

新しい年がどんなになっていくのか、見当もつかない。
この先の自分がどう動くのか、自分でもよくわからない。
自分でも知らない自分が現れてくるような、そんな感じ。
できることなら、少しでも良い年に。

大晦日 2017

2017-12-31 22:21:45 | 日記
今年の年末は忙しかった。
チラシの仕事が一番忙しい日に一日手伝った。
集金の仕事も何とかなった。
大掃除も休み休みだけれど、頑張った。

正月には「嫁」が来る。
去年も来たけれど、去年は息子の彼女だった。
籍を入れただけで、まだ式を挙げていないので実感はないが、
やっぱり去年とは違う。
嫁さんにみっともないところは見せたくないなあと思う。

今日は大晦日。
毎年大晦日の夕方に集金に来いと言うお客さんがいるので、
そこだけは仕事をしたが、あとはフリー。
毎年、夫が近所のスーパーで寿司など買って実家に帰る。
ついでに私の晩ごはんのお寿司も買ってきてくれる。
夫と一緒に義母のところに行くと言っていた娘が、
昨夜になって、「友達と一緒にカウントダウンをすることになった」と言う。
長男は、今日義母の所に行き、明日帰ってくるようだ。
次男夫婦が来るのは明日の昼ごろ。
今夜は、猫と留守番である。

娘は夕方まで部屋の掃除をすると言う。
本当に物置状態のあの部屋を掃除すると言う。
捨てる物を部屋から下してくる。
まず服をどっさり!
それを私が捨てる物と、古着屋さんに持って行けそうな物に分ける。
たまには、私がお下がりにもらう。(笑)
出かける直前、いくつもの紙袋を下してくる。
「これは紙ゴミがほとんど」。
娘が出かけてから、ゴミを分別する。

大晦日はなんとなくテレビをつけておきたい気分だけれど、
作業はテレビのない部屋でやっていたので、みゆきさんの『相聞』を聴きながらやる。
実はこのアルバム、少し前に買ったのだけれどまだ聴いてなかった。

娘のゴミの中から、何年か前に別れた彼氏とテーマパークなどで写した写真が何枚か出てきた。
(やっぱりぶっさいくな男だなあと思う)
テーマパークで、撮影用のスポットみたいなところで撮ってくれるアレである。
紙ゴミは、雑紙に出すのだけれど、
これはなぁ…、と思って燃えるゴミの袋に入れる。
娘は偉いなあと思う。
ちゃんと捨てるんだあ。

少しばかり感傷にふけっていると、みゆきさんの初めて聴く唄が心に沁みてくる。
休憩していると、ラストの『慕情』になった。
これが聴きたかったのである。
『やすらぎの郷』のテーマである。
ドラマは最後の方を観ただけだけれど、何度も聴くうちにすごくいい唄だなあと思うようになった。
何度か繰り返して聴いた。
何だか泣けてきた。
(私の場合、涙が出たという意味ではない)
夫をもっと大事にしないと後悔するぞと言われている気になる。
確かに、私は夫に先立たれたらいろいろ困るのは目に見えている。
でも、困るとか、そういう意味じゃなくて。

猫を飼うようになって、正月に夫の実家について行かなくなってから、
おせちとまではいかなくても、煮込み料理などを作るようになった。
今年は、豚バラの煮込みとこんにゃくの煮物を作った。
去年と同じメニューだなあと思う。
お嫁ちゃんはこれが我が家の正月料理だと思うかもしれないな。

母は、一時期おせちのまねごとのようなものを作っていた時期があった。
まだ祖父母が生きていたころじゃなかっただろうか。
料理本を買ってきて、何品か作っていた。
その中にこんにゃくの煮物があったのを覚えている。
それでなんとなくお正月にこんにゃくって感じになっている気がする。

眠くなってきた。
やっぱり除夜の鐘は聞かなくちゃなと思う。
眠い眠いと思いながら、深夜までダラダラ起きてる気がする。
それが私の大晦日だなあと思う。

忘年会

2017-12-26 18:12:50 | 日記
いつもの高校のクラスの忘年会。
楽しかった。

改めてMちゃんはすごいなあって思った。
なんだか、私は調子こいていて、
私だって、Mちゃんに負けないみたいな気になっていた。
でもやっぱり違う。
Mちゃんの会話術?
到底まねできないと思った。

飲み会ではいつもすぐに座ったまま寝てしまうシゲルくん。
珍しくずっと起きていた。
それはもしかしたら、私の話を聞いてくれるためだったのかな?
でも、うまく話せなかったよ。
絶対いろいろ間違って伝わってる。
そしてきっと今ごろは勘違いしている。
何度もメールして訂正しようかと思った。
でもいいや。
必要なことならいつか伝わる。

どうしてなんだろう?
あのクラスでの集まりはいつも楽しい。
癒してくれる。
ありがとう。
いつまで集まれるかな?

帰還?

2017-12-25 22:37:19 | ねこ部
チビちゃーちゃんのことを書いた翌日。
明け方だったと思う。
ふと目が覚めて、神様にお願いしてなかったことに気づき、
「チビちゃんが帰ってきました!ありがとうございました」と唱えた。
朝、起きてきた娘は、「チビちゃんが帰ってきた夢を見た」と言う。
これは良い兆候かな?と思う。

昼間、仕事から帰ってくると、玄関の前に茶色い猫がお行儀よく座っていた。
一瞬、「本当に帰ってきた!!」と思った。
でも、何か薄汚れた顔で、目つきも少々鋭い。
道に迷って苦労したからかな?などと思うが、すぐに理解する。
これは別の猫!
ちょっと近づいたら起き上がって逃げる。
明らかに体形も違う。
な~んだ!と思うが、チビちゃんの代わりにエサをあげる。
エサを取りに一旦家に入って、外に出ると、ちゃんと元の場所に座っている。
ここで待っていれば、ごはんがもらえるとわかっているかのよう。
この子はもしかしたら、一時顔を見せていたマダコと姉妹疑惑のあったキツネちゃんかしら?
などと思う。

そして夜。仕事から帰ってくると、猫が一匹。
暗くてすぐにはわからないのだけれど、マダコだった。
「やっぱりマダコだけだな」と思っていると、
花壇の上の柵の隙間から、チビちゃんが飛び込んできた!
本当にチビちゃんだった!!
神様が願いを叶えてくれた!そう思った。

放浪してさぞお腹を空かしているだろうと思うが、
エサをあげてもいつものように飛びついて行かない。
どかかでご飯をもらっていたのだろうか?
とにかくその晩は、湯たんぽの上でいい子で寝ていた。

もしかしたらあの女の子が家に連れていって、
お母さんが「こんな丸々と太った野良猫がいるはずないから返していらっしゃい」と言い、
2~3日だけは一緒にいてもいいよと。
それで返しにきてくれたのかもしれない。

ここまでのことを『帰還』というタイトルで記事に書こうと思っていた。
でも、チビは2日ほど我が家にいて、またいなくなった。
私が忘年会で深夜に帰った時、
ダンポールを覗くと、ちゃんと猫が湯たんぽの上で寝ている。
家に入ると夫に言われた。
「あれはマダコだ」
びっくりして懐中電灯を持って見に行くと、確かにマダコだった。

最初、子供を追い出してあったかい所で自分が寝るなんてと思ったけれど、
もしかしたら、チビがまた行方不明になって、
マダコはチビの臭いがすると思って、
チビのことを恋しがってそこに寝ているのじゃないかしらん?
などと思ったりもした。

そして翌日、チビちゃんは姿を見せなかった。
夜にはやっぱりマダちゃんが一人湯たんぽの上で寝ていた。
マダちゃんだけにエサをあげながら、
結局居ついたのは、マダコだけだなあ。と思ったりした。
チビちゃんが一度帰ってきたのは、
いなくなっても大丈夫。どこかで死んでしまったわけじゃないから心配しないで。
って伝えに来てくれたのかなあ?
とか思いながら、今日は仕事をしていた。

そして夜仕事から帰ると、またまたチビがひょっこりと現れた。
やはりごはんが欲しそうでもない。
どこか他にいいお家を見つけて、
そこの方が居心地がいいけれど、たまにはあっちにも顔を見せてやるか。
とでも思っているのかもしれない。
まあ、それでもいいか。

ただ、最初に帰ってきた時から、それ以前のように私たちに懐かなくなっていた。
誰か外にいれば、周りをウロウロして一人遊びを楽しんでいたのに、
私が忘年会に出かける時も、夫は外でゴソゴソしていたのに、
一人ダンポールの中でおとなしくしていた。
ただ大人になったというだけのことなのか?
ちょっと寂しい。




チビちゃーちゃん

2017-12-21 15:49:36 | ねこ部
外猫マダコが産んだ仔猫のうち、1匹だけ残っていた茶トラの子。
茶トラと言うには少々シマシマがはっきりしていない。
2―3日行方不明になっていて帰って来たのだが、
その時よほど怖い思いをしたのか、我が家にはりついていた。
私がゴミ捨てに行く時など、途中まではついてくるが、ある場所からは絶対に来なかった。
そこで鳴きながらじっと待っている。
家の前の広い道路も絶対に渡ろうとはしなかった。
マダコもしばらくはお出かけを控えて仔猫と一緒にいた。

仔猫はどんどん大きくなり、はんばなくエサを食べる。
どんどん太る。
まるで子供がいるんじゃないかと思うような大きなお腹!
私たち家族にもとても懐いて、ドアが開くとすかさず家の中に飛び込む。
我が家の2匹の飼い猫ともご挨拶ができるようになった。

それだけ懐いてくると、家の中に入れてやりたくなる。
お出かけを控えていた母猫のマダコも、最近ではまた一日に何度か顔を出すくらいで、
仔猫が一人で待っていることが多くなった。
病院に連れて行って、ノミの処置だけして、家にあげてやろうか?
マダコもいることだし、外に出たい時は出してやればいい。
そうも思ったけれど…。

中にいる子、特に警戒心の強いくーちゃんの方は、
ご挨拶は許しても、仔猫に接する時まだまだ警戒していることが伝わってくる。
仔猫が家の中にいる頻度が高まれば、またストレスが高じるだろう。
それに、一度家の中に入れてしまったら、きっともう心配で外に出せなくなる。
そう思って、家に入りたがる仔猫をその都度外に出していた。

寒さが厳しくなってくると、夜凍えて死んだらどうしよう?とか思う。
そんなことがあるのなら、野良猫は冬を越せないことになる。
だからそんなことはないと頭ではわかっていても、心配である。
夫は仔猫のために湯たんぽを買ってきた。
湯たんぽを毛布にくるんで、ダンポールに入れて、
そこが暖かいことを仔猫に教えようとする。
仔猫は湯たんぽの上で寝るようになった。

そんな仔猫、チビちゃーちゃんが、一昨日の夕方から姿を見せない。
あれだけ家から離れようとしなかった子がいない。
昨日も今日も、マダコは何回か顔を出したが、仔猫は来ない。

いなくなる前の日、小学校の低学年と思われる女の子が仔猫をずっと見ていた。
仔猫の方も、近くまで行っていたようだった。
あの子が連れて行ったのだろうか?
連れて行かれて、暖かい部屋の中でご飯をちゃんともらっているのなら…。
それならいい。

猫にも帰巣本能はあるらしい。
捨ててきた猫が帰ってきちゃったという話も聞く。
あの夏の日のように、また帰ってくるかもしれない。
今はまだそれを期待している。
いつ頃まで期待していていいだろうか?