インナーチャイルド

2019-11-19 14:37:53 | 生い立ち・家族
もうずいぶん前のこと。
まだ苦しくてたまらなかったころ。
インナーチャイルドを癒すことに挑戦してみた。
幼かったころの自分を想像する。
イメージすることなんて苦手な私のこと。
幼い私はなかなか姿を現してはくれない。
自然に湧き上がってきたものではなくて、
無理に創造したものかもしれない。
やっと現れてくれた子供の私は、いつも笑っているように感じた。
そうだなあ。
私、決して不幸な子供じゃなかったはずだもんなあ。
幼い私は幸せだったのかなあ。
そんな風に思った。

つい先日、ふと思った。
そうかあ。
幼い私は、もっと母に甘えたかったんだろうなあ。
わかってはいたのかもしれない。
でも、その言葉がドン!と心に刺さった。

母に甘えたことがなかったわけではない。
私は甘えっ子だったと思う。
それでも私は、もっと母に甘えたかったんだと思う。

母は私たちの世話をすることは頑張っていたのだろうと思う。
でも、もっと母に「遊んで」ほしかった。
伯母の家に行くと、伯父が一緒にトランプをして遊んでくれた。
家で母に「トランプしよう」と言ってもやってはくれなかった。

ドラマを見ると、時代設定がかなり昔でも、
久しぶりに会った親子はハグをする。
本当かいな?と思う。
そんな時代にハグする習慣なんか無かったんじゃないの?
それともハグしないのは私たちの世代だけ?
それとも我が家にそんな習慣が無かっただけ?

私にはハグする相手なんていない。

避妊

2019-11-08 17:36:21 | ねこ部
とうとうみいちゃんの避妊手術をするこにした。
いろいろあって、もう精神的に限界だった。
みいちゃんには申し訳ないけれど、そうするしかない。

今更だけど、エサをやるのをやめたらどこかに行くだろうか?
その方がいいのだろうか?

家族で避妊させようと意見が一致したとき、ちょうどくーちゃんのフードを買いに獣医さんに行く予定があった。
みいちゃんの避妊を頼んでこようか?
でも、言いだしにくい。言えるだろうか?
言えそうだったら言ってこよう。

受付に奥さんはいたけれど、対応してくれたのは若い女の子だった。
奥さんは別の作業をしている感じで、声をかけづらい。
無理かな?言えないかな?と思っていたら、帰り際奥さんの方から声をかけてくれた。
「ごはん、よく食べますか?」
もうこれは言うしかない。
野良猫の避妊手術をしてくれるか?
話はとんとん拍子に進んで、手術の日、その前の検査の日、ワクチン接種の日、
すべて決めてしまった。
手術の日は、私が想定していたよりちょっと早い気がする。
でも、いろいろ考えると、いいタイミングである。

手術を決めてから落ち着かない。
ハードル一つ超えたから、ちょっとすっきりするかと思ったら大間違い。
間違ってるんじゃないか?そんな思い。
でも、それならできるだけのことをしてあげよう。
そう思って自分を慰める。

私たちを信頼しきった様子のみいちゃんを見ると辛い。
仔猫たちがみいちゃんに甘える様子を見ると辛い。
もうすぐママのおっぱい飲めなくなっちゃう。
避妊をすると母性本能もなくなっちゃうのかなあ?

お正月に突然やってきたみいちゃんにそっくりなちびみちゃん。
未だに私たちに懐かない。
今ではみいちゃんより一回り大きい。
みいちゃんとちびみが並んでいた。
ちびみがみいちゃんに言ってる気がした。
「そんなやつら信用するから…」