私は、インドア派というだけあって、運動はあまり得意ではない。
特に運動音痴というほどではないと思うが…。
小・中学校では、お勉強はなかなかよくできたのだけれど、
体育は大抵5段階評価の「3」だった。
小学校の5年生のときだったと思う。
2学期かな?と思うけど、体育の授業で、
ほとんど跳び箱とかマットとか、徒手体操と言われるものばかりをやっていた学期があって、
そのとき、私は実は徒手体操は結構得意だということを発見した。
台上前転というのを初めてやった。
すごい難しそうと思ったけれど、なかなかすんなりとできた。
台上前転というのは、ただ跳び箱の上で前転をすればいいというわけではなく、
踏み切り板のところで、しっかりジャンプしなければいけない。
周りの体育が得意な子たちでも、恐怖心があるのか、跳び箱の前でちょっと止まり気味になってしまう。
でも、私は上手にできていたと思う。
運動神経のいいあの子よりも、この子よりも、私の方が上手
そう思っていた。
テストがあって、一人ずつ飛んでいき、その場で先生が「A]とか「B]とか評価する。
女子で「A]をもらったのは、私一人だった。
徒手体操の授業の締めくくりに、
先生が、跳び箱とマットをたくさんずらーっと並べて、
ここではあれをやって、ここではあれをやって、とコースを作った。
そして一言。
「これ全部できたら、「5」をやるぞ!」
私は、見事に全部クリアした!!
学期末の成績表をもらうのが楽しみだった。
さすがに「5」はなくても、「4」はもらえるだろうと思っていた。
ところが、先生は「3」しかくれなかった。
当時の成績は、相対評価で、「5」の取れる子の数は決まっていた。
これは、当時の小学生の私が考えたことだが、
先生は、他の教科で「5」の取れる私よりも、
体育でしか「5」の取れない子にいい成績をあげたかったのだろう。
でも、いいの?それでいいの!?
時は流れて、高校の2年か3年のとき、
やはり体育で、体操ばかりやっていた学期があった。
平均台とか初めてやった。
あんな細い台の上で、前転とかできるわけないと思ったけれど、やってみるとできるものである。
そのときは、私が一番上手なんて思ってなかったけれど、
先生はちゃんと「5」をくれた。
中学のときは、筆記試験で点数を稼いだけれど、
高校のときは、実技と保健は別科目で、実技に筆記試験はなかった。
だから、正真正銘、実技だけで取った「5」である。
それにしても、大人になった私は体が硬すぎて…。
(笑える話もいろいろとあるのだけれど)
五十肩が治らないのも、そのせいもあるのだろう。
そんな私が、体操が得意だったなんて!?
わからないものである。
特に運動音痴というほどではないと思うが…。
小・中学校では、お勉強はなかなかよくできたのだけれど、
体育は大抵5段階評価の「3」だった。
小学校の5年生のときだったと思う。
2学期かな?と思うけど、体育の授業で、
ほとんど跳び箱とかマットとか、徒手体操と言われるものばかりをやっていた学期があって、
そのとき、私は実は徒手体操は結構得意だということを発見した。
台上前転というのを初めてやった。
すごい難しそうと思ったけれど、なかなかすんなりとできた。
台上前転というのは、ただ跳び箱の上で前転をすればいいというわけではなく、
踏み切り板のところで、しっかりジャンプしなければいけない。
周りの体育が得意な子たちでも、恐怖心があるのか、跳び箱の前でちょっと止まり気味になってしまう。
でも、私は上手にできていたと思う。
運動神経のいいあの子よりも、この子よりも、私の方が上手
そう思っていた。
テストがあって、一人ずつ飛んでいき、その場で先生が「A]とか「B]とか評価する。
女子で「A]をもらったのは、私一人だった。
徒手体操の授業の締めくくりに、
先生が、跳び箱とマットをたくさんずらーっと並べて、
ここではあれをやって、ここではあれをやって、とコースを作った。
そして一言。
「これ全部できたら、「5」をやるぞ!」
私は、見事に全部クリアした!!
学期末の成績表をもらうのが楽しみだった。
さすがに「5」はなくても、「4」はもらえるだろうと思っていた。
ところが、先生は「3」しかくれなかった。
当時の成績は、相対評価で、「5」の取れる子の数は決まっていた。
これは、当時の小学生の私が考えたことだが、
先生は、他の教科で「5」の取れる私よりも、
体育でしか「5」の取れない子にいい成績をあげたかったのだろう。
でも、いいの?それでいいの!?
時は流れて、高校の2年か3年のとき、
やはり体育で、体操ばかりやっていた学期があった。
平均台とか初めてやった。
あんな細い台の上で、前転とかできるわけないと思ったけれど、やってみるとできるものである。
そのときは、私が一番上手なんて思ってなかったけれど、
先生はちゃんと「5」をくれた。
中学のときは、筆記試験で点数を稼いだけれど、
高校のときは、実技と保健は別科目で、実技に筆記試験はなかった。
だから、正真正銘、実技だけで取った「5」である。
それにしても、大人になった私は体が硬すぎて…。
(笑える話もいろいろとあるのだけれど)
五十肩が治らないのも、そのせいもあるのだろう。
そんな私が、体操が得意だったなんて!?
わからないものである。