だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

空中都市マチュピチュ、100年。

2012-03-05 21:22:42 | 展覧会
春になると花粉症で大変ながら、桜などの花も楽しみです。そうなると上野に行かねば…。目的は展覧会。国立科学博物館で開催の、「マチュピチュ「発見」100年 インカ帝国展」です。

3月から6月までの長期開催なので、桜の花見もできますね。1983年に世界遺産に登録された“マチュ・ピチュの歴史保護区”は、ペルーのウルバンバ谷に沿う山の尾根(標高2057m)にあります。

日本からの観光客も大変多く、友人もその1人。私は未踏。友人の話では、とにかく遠い。ペルーの首都リマからクスコまで空路で1時間。陸路だと20時間。バスで…。考えられない…。

クスコは標高3000mを越え、高山病の心配も。クスコからアグアスカリエンテ(マチュピチュ村)へは、鉄道で行きます。ここからマチュピチュへはバスで30分。バックパッカーたちは、すべて歩くそうです。

遺跡には3mずつ上がる段々畑が40段、3000段の階段でつながっているそうな。遺跡の面積は約13km2、石の建物の総数は約200戸。太陽の神殿のインティワタナ、月の神殿などですね。

友人曰く、足腰の元気なうちに行くと良いとのこと。うむ。ではその日のために、上野で予習しますか。展覧会では、1)考古学、2)人類学、3)歴史学の3つの視点で構成されています。

1)考古学的な本格調査が始まって、100年以上。解明半ばの不思議な紐の記号“キープ”、聖なる山の生贄に供えられた小さな人形、太陽神と王のために選ばれた処女(アクリャ)が織ったとされる織物

2)600年ほど前、帝国を築いたインカ族。その起源や生活の様子は謎です。100年前、マチュピチュを発見したイェール大学のハイラム・ビンガムが集めた、人骨やミイラのDNA調査が行われました。

3)スペイン人によって滅んだとされるインカですが、征服後も植民地でインカ族の末裔が生きていたことを示す痕跡が多く見つかっています。植民地時代のインカを紹介します。

1911年7月24日、ビンガムと2人のペルー人によって発見され、ケチュア語で“老いた峰”を意味するマチュピチュは、3Dスカイビューシアターでリアルに見ることができます。いかが?

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