だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

モンキーマンとなった男

2024-07-11 18:00:04 | 映画
デヴ・パテルは、ダニー・ボイル監督「スラムドッグ$ミリオネア」(08)で映画デビュー。当初、その顔立ちからインド人だと思っていました。

1990年4月23日、ケニア出身のインド系移民の両親の元、ロンドン郊外ハーロウで生まれます。なので、国籍はイギリスなんですね。

それでも最新作のタイトルを見た時、インド神話に登場するハヌマーン神だと一瞬思い込んでしまいました。ちなみにハヌマーン神は…

ヒンドゥー教の聖典となっている叙事詩『ラーマーヤナ』に登場する猿神。戦士なのです。『西遊記』の主人公のモデルにもなっています。

デヴが初監督を務めるのが、その「モンキーマン」(24)です。ハヌマーン神をどう描くのかなと、興味津々でしたが違ったようです。

インドの架空の都市で、夜な夜な開催される闇のファイトクラブ。猿のマスクを被り<モンキーマン>という名の殴られ屋として生計を立てる…

キッド(デヴ・パテル)。幼い頃に母親を殺されたトラウマに苦しみながら、すべてを奪った一味のアジトに潜り込む方法を偶然見つけます。

キッドの宿願は、貧しい人を搾取する警察幹部のラナ(シカンダル・ケール)と宗教指導者のババ。長年押し殺してきた怒りが爆発し…

復讐の化神<モンキーマン>となったキッド。果たして?ちなみにシカンダル・ケールは、アヌパム・ケール(カー)とキロン・ケールの息子。

本作はデヴ・パテルが、構想8年の歳月をかけ完成させたリベンジアクション。あっ、「第9地区」(09)のシャールト・コプリー共演。見ます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする