だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ガリレオの“イルミナティ”とは?

2009-04-22 22:26:52 | 映画
作家ダン・ブラウンの著作には、『パズル・パレス』(98)『天使と悪魔』(00)『デセプション・ポイント』(01)『ダ・ヴィンチ・コード』(03)があります。現在は、『ソロモンの鍵』(The Solomon Key)を創作中だとか。映画化され大ヒットした「ダ・ヴィンチ・コード」(06)は、4作目なんですね。

天使と悪魔」(09)は、ロバート・ラングドン・シリーズの第1作目で、映画としては2作目になります。順番は逆ですね。ちなみに、『ソロモンの鍵』は3作目。原作ファンにとっては、うれしい限り。翻訳が待ち遠しいですね~。(映画も?)

17世紀。カトリック教会の総本山ヴァチカンでは、宗教とは相反する科学を信じ、広めようとする科学者たちを弾圧していました。地動説を唱え、近代科学の父と呼ばれたガリレオ・ガリレイを中心としたグループは、密かに活動していました。

それが秘密結社“イルミナティ”でした。彼らは、単語を“アンビグラム”と呼ばれる対称形にデザインし、シンボルとしていました。そして、今。ヴァチカンでは、ローマ教皇逝去による“コンクラーヴェ”(新教皇を選出する選挙)が行われていました。

400年の沈黙を破って、復活した“イルミナティ”。彼らは4人の教皇候補者を誘拐、“アンビグラム”の焼印を胸に押し、惨殺すると予告。その文字とは科学の四大元素、土・空気・火・水。ヴァチカンから助けを求められたのは、ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)でした。

ラングトンは、ガリレオがローマの名所に隠した“イルミナティ”を示す暗号、つまり“ガリレオ・コード”を解くことになるのです!前作「ダ・ヴィンチ・コード」が描くのは、聖杯をめぐる秘密結社“オプス・デイ”。聖書に絡む物語は、なにかと物議を醸しますが、映画として大いに楽しみました。

今回は、ヴァチカンとガリレオ!宗教と科学ですね。地動説を異端とされ、有罪を言い渡されても『それでも地球は回っている』と言ったエピソードは有名。それはともかく、ユアン・マクレガー、ステラン・スカルスガルド、アーミン・ミューラー=スタールと渋い共演者が並びます。

ヒロインは、イスラエル出身のアイェレット・ゾラー。「ミュンヘン」(05)「バンテージ・ポイント」(08)に出演。監督は、ロン・ハワード。これは絶対見ます!はい。

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