だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

隠れ家から、東京六本木に。

2012-03-07 21:01:02 | 展覧会
ソ連(現ロシア)イルクーツク出身のアレクサンドル・ソクーロフ監督。1951年6月14日生まれなので、現在60歳。98年9月ロシアに旅したので、03年2月公開の「エルミタージュ幻想」(02)を見ました。

初めてのソクーロフ監督作品。う~む、難解でした。90分ワンカット、編集なし、本番1日、ハイビジョン・カメラを使って撮影された異色作。強いて言えば、歴史アート・ムービー。う~む、幻想的。

エルミタージュ美術館は、サンクトペテルブルクのネヴァ川沿いにあるロシアの国立美術館。エルミタージュはフランス語の“隠れ家”の意味があり、歴代ロシア皇帝の宮殿でした。素晴らしかったぁ~。

1764年エカチェリーナ2世がドイツから美術品を買い入れたのが、コレクションのはじまり。1852年から美術館として機能し始め一部公開され、革命後は国有となり1920年から一般公開されました。

映画「エルミタージュ幻想」はともかく、本物のエルミタージュ美術館の展覧会がやって来ます!六本木の国立新美術館で開催される、「大エルミタージュ美術館展 世紀の顔・西欧絵画の400年」です。

展覧会は5つに分かれています。<第1章>16世紀 ルネサンス:人間の世紀 <第2章>17世紀 バロック:黄金の世紀 <第3章>18世紀 ロココ・新古典:革命の世紀

<第4章>19世紀 ロマン派からポスト印象派まで:進化する世紀 <第5章>20世紀 マティスとその周辺:アヴァンギャルドの世紀。それぞれに展示される作品は、美術ファンなら良く知る画家の作品たち。

ポスターになっているのは、アンリ・マティスの最高傑作『赤い部屋(赤のハーモニー)』(1908)。赤が印象的なマティスらしい作品ですね。東京での公開は、約30年ぶりだそうです。

他には、バルトロメオ・スケドーニ、ティツィアーノ・ヴェチェリオ、ペーテル・パウル・ルーベンス、レンブラント・ファン・レイン、ウジェーヌ・ドラクロワ、アンソニー・ヴァン・ダイク、クロード・モネ

ピエール=オーギュスト・ルノワール、ポール・セザンヌ、アンリ・ルソー、マティス、パブロ・ピカソたち、83人、全89点!こんなすごい作品が、日本にいて見られるなんて幸せすぎる~ぅ。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クロエ、失踪! | トップ | 金城武、捜査官になる。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

展覧会」カテゴリの最新記事