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ロシア版トランスフォーマー!?

2013-06-22 21:27:50 | 映画
言うまでもありませんが、近年のロシア映画はハリウッド映画並みに娯楽性の高い作品がいっぱい。かつてのロシア映画は、やたら暗くて重苦しく長編で、内容も難しいものでした。

ロシアの監督でニキータ・ミハルコフは、お気に入り。「太陽に灼かれて」(94)「シベリアの理髪師」(99)「12人の怒れる男」(07)「戦火のナージャ」(10)など。新作が待ち遠しい。

アンドレイ・ズビャギンツェフ監督「父、帰る」(03)、ティムール・ベクマンベトフ監督「ナイト・ウォッチ」(04)「デイ・ウォッチ」(06)、パーヴェル・ルンギン監督「ラフマニノフ ある愛の調べ」(07)

さらにベクマンベトフ監督が製作し、クリス・ゴラック監督、エミール・ハーシュ主演「ダーケストアワー 消滅」(11)はアメリカ映画ですが、舞台はモスクワ…というようにロシア映画と言ってよいくらい。

そして巨大ロボットたちが闘う、ロシア製SFロボットアクション映画の登場です。「オーガストウォーズ」(12)の監督は、ジャニック・フェイジエフ。…と言っても知らないのですが…。

2008年8月のモスクワ。クセーニア(スベトラーナ・イヴァーノヴナ)は、幼い息子チョーマ(アルチョム・ファジェーエフ)と暮らすシングル・マザー。チョーマは両親の離婚で心を痛めていました。

クセーニアには、エリート銀行マンの恋人エゴール(アレクサンドル・オレシコ)がいます。しかしチョーマは、空想の世界で自分にしか見えないロボットたちと遊ぶようになっていました。

ある日、平和維持軍の任務に就いている軍人で元夫のザウール(エゴール・ベロエフ)から、電話が入ります。南オセチアのシダモンタ村で息子と過ごしたい…と言って来たのです。

8月7日、チョーマはシダモンタ村へ向かいます。ところがその直後、信じられないニュースが!オセチアにグルジア軍が侵攻して来たのです!そう、戦争が始まったのです…。果たして、チョーマは?

そして繰り広げられる、巨大ロボットと軍の兵器!まさかの「トランスフォーマー」です!!戦闘場面にはロシア軍が全面協力。戦車や戦闘機など実在の兵器が多数登場しているそうな。すごい!

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2 コメント

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ロシア映画は印象に残るものが多いですね。 (K2)
2013-06-22 23:04:37
linlilinさま。こんばんは。
<父、帰る>は、何とも独特な雰囲気の作品ですよね?
<太陽に灼かれて>は私も好きです。ラストがとても悲しいですが、後味の悪い悲しさではなく、もどかしさのようなものを感じる悲しさでした。女の子(監督のお嬢さんでしたっけ?)がとっても可愛らしかったですね。
ロシア映画だったか?定かではありませんが・・・
<この道は母へとつづく>とかも、主役の男の子が健気で好いですよね。
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ロシア映画の今 (linlilin)
2013-06-24 19:27:33
K2さま、コメントありがとうございます。確かに、「この道は母へとつづく」((05)もロシア映画ですね。残念ながら未見ですが…。K2さんはいろいろ見てますね!
ニキータ・ミハルコフ監督の「太陽に灼かれて」の女の子は、仰るように娘のナージャですね。続編の「戦火のナージャ」で大人になったナージャを主演していますね。3部作だそうで、あと1作が待ち遠しいです。

最近は本作の様なアクションものや、「「ナイト・ウォッチのようなヴァンパイアものもあって、にぎやかになりましたね。
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