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だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

親子のちから

2007-01-02 16:54:14 | 映画
ウィル・スミスを認識したのは、「私に近い6人の他人」(93)。この作品はもとは戯曲。舞台版も見たことがあります。NYの高級マンションに住む美術商夫妻のパーティに、突然現れた黒人青年を演じていました。シドニー・ポワチエの息子と名乗るポール役を魅力的に演じ、いっぺんで覚えましたっけ。

でもデビュー作の「ハートブレイク・タウン」(92)は見たはずなのに、あまり記憶にない…。もっともこちらの映画は当時の若手スターがキラ星のように多数出演していたから、無理もないけど。でも、それ以降の活躍はご存知の通り。現在、ハリウッドで活躍する黒人スターの中でも、大忙しの人気俳優ですね。

ちなみに奥さんは、「スクリーム2」(97)の冒頭、映画館のカーテン前で惨殺される美人役。「マトリックス/レボリューションズ」と「マトリックス/リローデッド」(03)では、ナイオビ役。小柄だけど美人だしカッコイイ!98年、この2人の間に生まれたのが、ジェイデン・クリストファー・サイア・スミス。(やっとここまで来た…)

ウィル・スミスと彼の1人息子、ジェイデン・スミスの初共演となる映画が、「幸せのちから」です。物語は実話で、現在アメリカ社会や就職についての問題作でもあります。サンフランシスコに暮らすクリス・ガードナー(ウィル・スミス)は、医療機器のセールマン。5歳の息子クリストファー(ジェイデン・スミス)と妻のリンダ(タンディ・ニュートン)を養いたくても、稼ぎは思うように行かない。

リンダは耐えかねて家出。そこへ、一流証券会社への夢のような就職のことを耳にします。株式仲買人養成コースに応募したクリスを待っていたのは、半年間の研修期間。見習いは、無給。当然、家賃も払えずアパートも追い出され、寝るところにも困るありさま…。

でも、彼はあきらめませんでした。ホームレスになったことを会社にはひた隠しにして、奮闘の毎日。彼の支えは、息子のクリストファー。ホームレスから億万長者になった男のアメリカン・ドリームは、実の親子の共演で私たちに本物の感動を呼ぶこと、間違いなし!見ましょう!!
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