カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「宮廷画家ゴヤは見た」

2008-10-23 | 映画
「宮廷画家ゴヤは見た」観て来ました。
公開からだいぶ経ちますが、よく覗きに行くブログの方の感想が良かったので、
やっぱり観に行くことに~

映画って、どの作品を観て、どの作品を諦めるか、難しいところです。
選んだ作品がここ一つだったりすると、損した気分になるし…
年間映画館で観られる作品数って、私の場合頑張っても40本くらい!
なのでより自分が好きそうな作品で感動出来るものを観たいと思うんですが

で、今回「宮廷画家ゴヤは見た」は、映像的にも重厚で、私は好きな作品でした。
監督は「アマデウス」でアカデミー賞受賞されてるミロス・フォアマン監督だそうで!

時代は、18世紀末から19世紀初めの動乱期のスペイン。
(フランス革命の頃です!

美しい少女イネス(ナタリー・ポートマン)
厳格な神父ロレンソ(ハビエル・バルデム)
宮廷画家ゴヤ
(ステラン・スカルスガルド「パイレーツ・オブ・カリビアン」でウィルのお父さんを演じてた方です!)
は、この二人の肖像画を描くことに。
そしてイネスとロレンソの二人の運命は、
時代に翻弄されながら狂いだし・・・
生きること、愛すること、人間の弱さ醜さ、何が正しいのか、救いとは?
イネスの運命があまりに過酷過ぎて
あんなに神に祈ったのに縋ったのに!
いろいろな思いが渦巻くまま、ラストへと加速していく

そしてラストシーン~
赤ん坊を抱くイネスは聖母のように微笑んで・・・
これがせめてもの救いなのかもしれません。

現実には、いつもハッピーエンドでは終わらないし、
偶然も奇跡も起こらない。
縁があっても、気付かず、すれ違ってしまうものなんですよね。。。

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