カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」

2015-03-20 | 映画
映画「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」観て来ました。

アカデミー賞8部門にノミネート。
少々寝不足気味での鑑賞でしたが居眠りする間もなく、引き込まれて一気に観られました~
派手さはないけど、良い作品かと

ベネディクト・カンバーバッチ主演。
TVドラマ「シャーロック」に嵌って、それ以来、ベネディクト・カンバーバッチの作品、観るように
といっても、主演作品はこれ2本目かと。

このお話は、実話だそうです

第二次大戦中、イギリスの若き天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)は、ドイツ軍の世界最強の暗号エニグマを解読する極秘任務に。
チューリングは、膨大な量の暗号の組み合わせを解くため、今日のコンピューターの元になった“チューリングマシン”なる機械を作り、暗号の解読に挑むが、思ったような成果が出せず。。
上層部からは、多額な費用を使いながら成果を出せないことを責められ、中止が言い渡されようと
そして、この極秘任務に当たる仲間とも、うまくやっていけないチューリング。
こういった天才肌の人物にはよくいるタイプかなと
その中にキーラ・ナイトレイ演じるジョーンが、参加することで、
ぎくしゃくしていた人間関係がスムーズになり、あるちょっとしたヒントから、
一気に暗号を解くことに成功!
このエニグマ解読によって、戦争終結が早まったと

と、これだけの話でも十分見ごたえある内容ですが、
チューリングの寄宿舎で過ごした学生時代の話が意味あり気に入り、チューリングの隠し続けた秘密が暴かれ、
ついには罪に問われることに!
そして、チューリングは、41歳で自殺。。
あまりに報われない人生に、胸が締め付けられる思いです。

50年以上イギリス政府の機密扱いであっあことにもビックリです。
そして、2013年にエリザベス女王から恩赦が与えられ、名誉が回復したそう・・

ベネディクト・カンバーバッチは、シャーロックもそうですが、天才肌の変わり者、上手いですね