カモのいろ色日記~今日は何色?

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映画「愛のタリオ」

2015-03-07 | 映画
もう先週になりますが、韓国映画「愛のタリオ」観に行って来ました
新宿シネマート、少々がっかりだったのは、スクリーンが小さかったこと…
新宿まで来たのに…
でも、女性客で満席状態でした
やっぱり、ウソン氏それなりに人気あるんだなあと
今回、チョン・ウソン主演!
韓国の俳優さんならチョン・ウソン好きなので~

R18付いてます
ウソン氏の今までにない一面が観られると
ドキドキです~~

タイトルのタリオは、ラテン語で“目には目を、歯には歯を”の意味らしく…
女の復讐劇と。。
でも本作のベースは、韓国民話「沈清伝(シムチョンジョン)」という、盲目の父親の目を治すため海に飛び込み犠牲となる娘の孝行物語。

お話は、チョン・ウソン演じる大学教授ハッキュ、大学で不祥事に巻き込まれ、田舎町に講師としてやって来る。
そこで、知り合った純朴な娘ドク(イ・ソム)と激しい愛に溺れていく。。
しかし、ハッキュは復職が叶い、妊娠したドクを中絶させ、ソウルに戻ってしまう。
そして、ソウルに戻ると、度重る夫のスキャンダルに悩みうつ病になった妻が自殺!

8年後、ハッキュは作家として成功し、放蕩な日々を送っていた。
放蕩な生活が祟ったのか、ハッキュは徐々に視力を失っていく。
そこに現れたセジョンと言う女!
セジョンは、目の見えないハッキュにも娘のチョン(パク・ソヨン)にも何かと親切にしてくれる。
セジョンが、あのドクであると気付かないのか、ハッキュは、セジョンに溺れていく。。
このあたりから、ドクの復讐が…
愛の裏返し、女の憎悪とは何と怖ろしい~~
目が見えず、騙されていくハッキュの哀れさ。。
その復讐は、罪もない娘のチョンにも及び・・・

そして、ドクの復讐劇で話が終わらないのが、「沈清伝」の孝行娘の話がベースの所以
さらなる復讐劇が

ウソン氏、前回観た「監視者たち」の悪役とは違う、女を弄ぶような欲望のままに生きる悪い男!
その代わりと言っては何ですが・・見た目がかっこいいんですよね~
桜咲く田舎町にやって来たハッキュ。
いつもになく都会的で垢抜けた感じで登場
だれでもあんな先生が現れたら~~

R18だけあって濃厚なシーンも多々ありますが、ウソン氏の裸体は彫像のよう~
美しい
どこを見てるんだって感じですが
ここまでやるのかと思う、体当たり演技でした!