転送大歓迎!
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.37
http://npfree.jp
2014.9. 27
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□
9月23日、ニューヨークで「国連気候変動サミット」が開催されました。このサミットは、温暖化対策を含む気候変動への対策を世界各国が協議する場です。今回の開催にあたり、国連内部で温暖化対策として原発を推進すべきだという意見が生まれてきていました。これをうけ、日本国内外の市民社会から、各国は脱原発で温暖化対策を実行すべきという声があがりました。
今後は、12月にリマで会議がもたれ、来年パリでは国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP)が開催されます。このような国際的な動きにも注視して、脱原発の声を上げていきましょう!
◆市民社会からの共同声明「国連気候サミットに向けて-原発も気候変動危機もない世界へ」
http://www.peaceboat.org/topics/archives/197
◆「気候変動対策に原発を入れたがる日本」(2011年7月21日 オルタナ)
http://www.alterna.co.jp/6188
◆「重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中」(9月14日 )
http://urx.nu/cjmO
◆「「原発も気候変動もない世界へ」霞ヶ関でアピール」(9月19日 オルタナ)
http://www.alterna.co.jp/13691
◆「中国、温暖化の削減案3月提出へ 原発推進が柱、高官初明言」(9月19日 中日新聞)
http://urx.nu/cjmQ
◆「地球守れ 温暖化防止 NYに熱気」(9月22日 東京新聞)
http://urx.nu/cjmS
----------Today's Topics------------------------
【1】<緊急署名>原発輸出を推進し、メーカーを免責する「原子力損害の補完的補償に関する条約」に反対を!
【2】「福島県環境創造センター」の展示内容へ意見を出そう!
【3】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」in 福島
【4】10/14 国際シンポジウム「原発災害と人権―法学と医学の協働」
【5】10/15 国際シンポジウム「原発災害による健康被害の伝え方~ゲリー・トーマス教授を迎えて」
【6】●記事要約●「ロシア ヨルダンと核開発協定」
【7】●記事要約●「南アフリカ ロシアと原子力協力協定」
【8】●記事要約●「アルゼンチン オーストラリアと原子力合意」
【9】●記事要約●「ヒューマンライツウォッチ 治安妨害禁止法行使に批判」
【10】●記事要約●「イスラエル 4隻目となる原子力潜水艦」
【11】~韓国の原発特集~
【12】~世界の原発~ from 米国、ロシア、トルコなど
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】<緊急署名>原発輸出を推進し、メーカーを免責する
「原子力損害の補完的補償に関する条約(CSC)」に反対を!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
この条約は、万が一原発事故がおきたときの賠償責任は全て、事故発生国の電力会社が負い、加盟国は事故発生国に対して支援金を支払う仕組みという内容となっています。これにより、原発メーカーは免責されることとなり、日本の原発メーカーはリスクが減る分、輸出しやすくなります。なぜ、原発メーカーだけが、このように手厚く保護されるのでしょうか?
ぜひ、一人でも多くの方にこの問題を伝え、署名にご協力ください。また、有権者として地元選出の国会議員にも反対を呼びかけて下さい。
◆関連記事:「メーカー免責の原発賠償条約 臨時国会に承認案」(9月22日 東京新聞)
http://urx.nu/cfq8
◆署名の詳細:http://urx.nu/cgLi
◆オンライン署名フォームからの署名 ※団体としての賛同も、個人としての賛同も歓迎
http://urx.nu/cgLh
◆Chage.orgからの署名:http://goo.gl/nJj7hN
※一次締め切り:9月末日/二次締め切り:10月7日
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【2】「福島県環境創造センター」の展示内容へ意見を出そう!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
現在、福島県は「福島県環境創造センター」という放射能の研究・教育の拠点を建設中です。同センターの展示内容については、福島の市民を中心とした団体、フクシマ?アクション?プロジェクト(FAP)が、「安全神話」の施設にならないよう県議会に請願書を出し、展示内容の検討会を傍聴するなどの活動を行っています。今回、同団体が環境創造センターについてのリーフレットを作成しました。
県では同センターの展示内容について、市民の方からの意見を募集しています(10/24日まで)。ぜひ、リーフレットを読み、意見を出しましょう!
◆フクシマ?アクション?プロジェクト:http://npfree.jp/fukushima.html
◆リーフレット:(表)http://npfree.jp/download/20140925_1.pdf
◆リーフレット:(裏)http://npfree.jp/download/20140925_2.pdf
◆福島県による意見の公募:http://urx.nu/ckRU
◆福島県環境創造センターについて:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035d/
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【3】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?
~フランスからゲストを迎えて~」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
上述のフクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)が、フランスから「チェルノブイリ・ベラルーシの子どもたち」会長のイヴ・ルノワールさんを迎え、学習会を開催します。ぜひご参加ください。
また、12月6日(土)には福島県文化センターでFAP総会とアワープラネットTVの白石さんを招いたDVD「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」上映会、トークショーが行われます。
◆日時:10月11日(土)13:30~16:00(開場13:00)
◆場所:福島市民会館 第2ホール(住所:福島市霞町1番52号)※福島駅東口から徒歩20分
◆主催:フクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)
◆詳細:http://fukushimaaction.com/(FAPブログ)
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【4】10/14 国際シンポジウム「原発災害と人権―法学と医学の協働」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
本シンポジウムでは、放射能汚染が提起する問題を、人権という法学的な視点からアプローチし、医学領域と法学領域の協働により、課題の解決に向けて問題群を整理し、解決に向けた方法論を探求するため、日本、フランス、欧州の法学者と医学者が報告を行い、議論を行います。
◆日時:10 月 14 日(火)-15 日(水)
◆場所:早稲田大学 国際会議場(早稲田総合学術情報センター内)
◆主催:比較環境法国際センター、リモージュ大学環境法・土地利用・都市開発学際研究センター、早稲田大学東日本大震災復興支援法務プロジェクト
◆言語:日仏同時通訳あり。ただし、2日目の医学ワーキング・グループ・セッションのみ英語
◆参加費:無料 ※懇親会費:5,000 円 当日受付にて申し受けます。
◆申込み方法(9月30日までに事前登録):http://urx.nu/cgN4
◆お問合せ先:原発災害と人権シンポジウム事務局(genjin2014@gmail.com)
◆詳細(PDF):http://urx.nu/cgKA
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【5】10/15 国際シンポジウム「原発災害による健康被害の伝え方
~ゲリー・トーマス教授を迎えて」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
福島およびチェルノブイリの原発事故を踏まえ、放射能による健康被害および科学的調査の公衆への伝え方(パブリック・コミュニケーション)の 第一人者、分子病理学教授のゲリー・トーマス教授にお話を聞きます。講演のあとは、参加者とのオープン・ディスカッションの時間も設けます。
◆日時:10月15日(水)16:00~17:00
◆場所:国連大学2Fレセプションホール
◆共催:国連大学・在東京英国大使館
◆予約:http://urx.nu/ckTS
◆詳細:http://urx.nu/ckTO
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【6】●記事要約●「ロシア ヨルダンと核開発協定」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 WNN)http://urx.nu/cgMh
IAEA主催によりウィーンで行われたイベントで、ロスアトム国際CEOとヨルダン原子力委員会委員長は核プロジェクト開発契約を交わした。両者は建設開始のために2年以内には本契約にいたると見られている。その2年の間に環境への影響、実行可能性、実地調査、冷却システムが完成される。大半のエネルギーを輸入に頼っているヨルダンは、2021年までに原発1号基、2025年までに2号機を建設予定だ。ロシアとヨルダン両国は、2009年には原子力協力協定を結んでいる。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【7】●記事要約●「南アフリカ ロシアと原子力協力協定」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 WNN)http://urx.nu/cgMq
ロシアと南アフリカは、原子力分野における「戦略的協力パートナーシップ」合意に調印した。合意は南アフリカの原子力発電の凄まじい発展の一環で、アフリカ諸国はフランスのアレヴァとも発電所の建て替え、更新で契約を結んでいる。露、南ア間協定はアフリカ諸国初のロシア産原発の建設を見越してのものだ。同契約によれば、協力は原発建設のみに留まらず、南アに根ざした核インフラ整備、研究炉建設、トレーニングプログラム等も含まれている。協定の目的は、100億USドル相当の投資をアフリカにもたらすことだ。南ア政府は2015年中旬には建設のための入札プロセスを終えたい意向を示している。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【8】●記事要約●「アルゼンチン オーストラリアと原子力合意」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 Bnamericas)http://urx.nu/cgM4
ウィーンで開催されたIAEA主催のイベントで、アルゼンチンはオーストラリアから原子力の燃料供給を受ける契約に調印した。燃料はアルゼンチンが建設した研究炉で使われる。アルゼンチンのフリオ担当大臣は、「アルゼンチンは2006年から110億USドルを原子力産業に投資してきた。そして次の10年でさらに310億USドルを投資する予定だ」と述べた。ロシア、中国も共にアルゼンチンの原発に協力する意志を表明している。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【9】●記事要約●
「ヒューマンライツウォッチ 治安妨害禁止法行使に批判」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 HRW)http://urx.nu/cgM8
インド政府は自国のタミール・ナード州の原発に対する平和的反対活動に対し、非人道的な法を適用しているとHRW(ヒューマンライツウォッチ)が報告した。最近の事件では、S.P. Udayakumar氏が反原発デモに参加したために海外渡航が認められなかった。3年程前から、タミール・ナード州警察は、活動家に対し多数の警告を発しているが、裁判になるケースは稀だ。警告の目的は、活動家を威圧し、抑圧するものだとし、政府を批判している。事実、警察は警告文に名前を書かず、後から事実とは異なることで勝手に名前を使い、活動家を警告し威圧していると活動家は述べた。1962年、画期的な法の施行により、暴力的事象にのみ治安妨害禁止法の行使を認め、同法は言論の自由を脅かしてはならないとしていた。HRW南アジア代表は、「皮肉なことに、同じ法がガンジーを監禁し、今はインドに反対するもの
が捕まっている」とコメントした。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【10】●記事要約●「イスラエル 4隻目となる原子力潜水艦」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 IsraelNationalNews)http://urx.nu/cgLY
イスラエルは9月22日、4隻目となる原子力潜水艦を自国の武器庫に加えた。この式典には、ネタニヤフ首相、リブリン大統領、モーシェ・ヤアロン防衛大臣とIDF(イスラエルの陸軍、空軍および海軍)代表のベニー・ガンツ氏らが出席した。新原潜は高度な情報通信能力を有し、射程距離1500kmで200キロの核弾頭を搭載していると見られている。IDFにとって最も高い買い物になった新原潜だが、イスラエルは既に5隻目も購入しており、6隻目も視野に入れている。
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【11】~韓国の原発特集~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(1)「韓国水力原子力 自然災害対応のタスクフォース始動」(8月28日 聯合ニュース)
http://urx.nu/cju6
(2)「核廃棄物を管理する場所がない韓国vs貯蔵空間が豊かな米国(1)」(9月11日 中央日報)
http://urx.nu/cju8
(3)「核廃棄物を管理する場所がない韓国vs貯蔵空間が豊かな米国(2)」(9月11日 中央日報)
http://urx.nu/cju9
(4)「韓国:原発稼動中止は合計578回、5万5769時間」(9月15日 レイバーネット)
http://urx.nu/cjua
(5)「韓米原子力「新協定」の条件(1)」(9月16日 中央日報)
http://urx.nu/cjud
(6)「韓米原子力「新協定」の条件(2)」(9月16日 中央日報)
http://urx.nu/cjuj
(7)「韓国:廃棄場の敷地に活断層、岩盤も弱く」(9月18日 レイバーネット)
http://urx.nu/cjum
(8)「韓国、日本の水産物輸入解禁せず」(9月19日 共同通信)
http://urx.nu/cjuo
(9)「韓国与党、首脳会談に言及 水産物禁輸解除を検討か」(9月22日 共同通信)
http://urx.nu/cjuq
(10)「韓国市民団体 日本からのくず鉄輸入中断求める」(9月22日 聯合ニュース)
http://urx.nu/cjur
(11)「古里原発事故、原因は設計図無視のずさん工事」(9月25日 朝鮮日報)
http://urx.nu/cjut
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【12】~世界の原発~ from 米国、ロシア、トルコなど
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(1)「原発再稼働へ大きな一歩 政府の圧力、世論無視と米紙批判」(9月11日 NewSphere)
http://urx.nu/cfqf
(2)「日本のプルトニウム保有量、47トン 原子力委に報告」(9月17日 朝日新聞)
http://urx.nu/cjuC
(3)「第四原発の凍結を実現した台湾市民運動の軌跡と社会現象化した福島原発事故がもたらした影響」(9月22日 IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/170259
(4)「川内原発の再稼働表明 IAEA総会で山口科技相」(9月22日 朝日新聞)
http://urx.nu/cfpZ
(5)「ロシアが南アと原子力協定、最大8基の原発建設か」(9月23日 共同通信)
http://urx.nu/cfq4
(6)「黒海の漁師たちと原発を語る~トルコ・シノップにて」(9月23日 ハフィントンポスト)
http://urx.nu/cfq9
(7)「日本での原発技術者上級教育課程、第1期生が修了」(9月24日 VIETJO)
http://urx.nu/cjuE
(8)「原発再稼働、100%安全確保されない限り行わず=安倍首相」(9月24日 ロイター)
http://urx.nu/cjuG
(9)「(いま子どもたちは)福島を伝える:1 故郷奪った『あれ』止める」(9月25日 朝日新聞)
http://urx.nu/cjuK
****************************
※「脱原発世界ニュース」バックナンバーはこちら↓↓↓
http://www.unfinished.jp/email_v2/backnumber.php?uid=antinuclear2012&pid=2
※「脱原発世界ニュース」配信ご希望の方は、
以下の登録フォームよりご登録いただく事ができます(無料)
http://npfree.jp/emailmagazine.html
<連絡先>
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1 B1
ピースボート内 「Nuclear Free Now」事務局
Tel: 03-3363-7561 (担当:越智)
Fax: 03-3363-7562
Twitter ID:DATSUGENPATSUtw
facebook : 脱原発世界会議
当メールの送信アドレスは送信専用となっております。
お問い合わせはこちらからお願いいたします。
http://npfree.jp/contact/