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曲学阿世:真実を追求し、虚実の世間に迎合するようなことはしたくない。

真実を曲解し不正な情報によって世間の人々にこびへつらい、世間にとり入れられるような、ことはしたくない。

国連の気候変動対策は 脱原発で![脱原発世界ニユース]

2014年09月28日 10時50分22秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

                  

転送大歓迎!
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.37
http://npfree.jp
2014.9. 27

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 9月23日、ニューヨークで「国連気候変動サミット」が開催されました。このサミットは、温暖化対策を含む気候変動への対策を世界各国が協議する場です。今回の開催にあたり、国連内部で温暖化対策として原発を推進すべきだという意見が生まれてきていました。これをうけ、日本国内外の市民社会から、各国は脱原発で温暖化対策を実行すべきという声があがりました。
 今後は、12月にリマで会議がもたれ、来年パリでは国連気候変動枠組み条約の締約国会議(COP)が開催されます。このような国際的な動きにも注視して、脱原発の声を上げていきましょう!

◆市民社会からの共同声明「国連気候サミットに向けて-原発も気候変動危機もない世界へ」
http://www.peaceboat.org/topics/archives/197
◆「気候変動対策に原発を入れたがる日本」(2011年7月21日 オルタナ)
http://www.alterna.co.jp/6188
◆「重要・原発推進が国連総会で国際公約に? 福島事故など完全無視して議論が進行中」(9月14日 )
http://urx.nu/cjmO
◆「「原発も気候変動もない世界へ」霞ヶ関でアピール」(9月19日 オルタナ)
http://www.alterna.co.jp/13691
◆「中国、温暖化の削減案3月提出へ 原発推進が柱、高官初明言」(9月19日 中日新聞)
http://urx.nu/cjmQ
◆「地球守れ 温暖化防止 NYに熱気」(9月22日 東京新聞)
http://urx.nu/cjmS

----------Today's Topics------------------------

【1】<緊急署名>原発輸出を推進し、メーカーを免責する「原子力損害の補完的補償に関する条約」に反対を!
【2】「福島県環境創造センター」の展示内容へ意見を出そう!
【3】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」in 福島
【4】10/14 国際シンポジウム「原発災害と人権―法学と医学の協働」
【5】10/15 国際シンポジウム「原発災害による健康被害の伝え方~ゲリー・トーマス教授を迎えて」
【6】●記事要約●「ロシア ヨルダンと核開発協定」
【7】●記事要約●「南アフリカ ロシアと原子力協力協定」
【8】●記事要約●「アルゼンチン オーストラリアと原子力合意」
【9】●記事要約●「ヒューマンライツウォッチ 治安妨害禁止法行使に批判」
【10】●記事要約●「イスラエル 4隻目となる原子力潜水艦」
【11】~韓国の原発特集~
【12】~世界の原発~ from 米国、ロシア、トルコなど

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【1】<緊急署名>原発輸出を推進し、メーカーを免責する
    「原子力損害の補完的補償に関する条約(CSC)」に反対を!
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この条約は、万が一原発事故がおきたときの賠償責任は全て、事故発生国の電力会社が負い、加盟国は事故発生国に対して支援金を支払う仕組みという内容となっています。これにより、原発メーカーは免責されることとなり、日本の原発メーカーはリスクが減る分、輸出しやすくなります。なぜ、原発メーカーだけが、このように手厚く保護されるのでしょうか?
ぜひ、一人でも多くの方にこの問題を伝え、署名にご協力ください。また、有権者として地元選出の国会議員にも反対を呼びかけて下さい。

◆関連記事:「メーカー免責の原発賠償条約 臨時国会に承認案」(9月22日 東京新聞)
http://urx.nu/cfq8

◆署名の詳細:http://urx.nu/cgLi
◆オンライン署名フォームからの署名 ※団体としての賛同も、個人としての賛同も歓迎
http://urx.nu/cgLh
◆Chage.orgからの署名:http://goo.gl/nJj7hN

※一次締め切り:9月末日/二次締め切り:10月7日

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【2】「福島県環境創造センター」の展示内容へ意見を出そう!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
現在、福島県は「福島県環境創造センター」という放射能の研究・教育の拠点を建設中です。同センターの展示内容については、福島の市民を中心とした団体、フクシマ?アクション?プロジェクト(FAP)が、「安全神話」の施設にならないよう県議会に請願書を出し、展示内容の検討会を傍聴するなどの活動を行っています。今回、同団体が環境創造センターについてのリーフレットを作成しました。
県では同センターの展示内容について、市民の方からの意見を募集しています(10/24日まで)。ぜひ、リーフレットを読み、意見を出しましょう!

◆フクシマ?アクション?プロジェクト:http://npfree.jp/fukushima.html
◆リーフレット:(表)http://npfree.jp/download/20140925_1.pdf
◆リーフレット:(裏)http://npfree.jp/download/20140925_2.pdf
◆福島県による意見の公募:http://urx.nu/ckRU
◆福島県環境創造センターについて:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035d/

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【3】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?
                                  ~フランスからゲストを迎えて~」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
上述のフクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)が、フランスから「チェルノブイリ・ベラルーシの子どもたち」会長のイヴ・ルノワールさんを迎え、学習会を開催します。ぜひご参加ください。
また、12月6日(土)には福島県文化センターでFAP総会とアワープラネットTVの白石さんを招いたDVD「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」上映会、トークショーが行われます。

◆日時:10月11日(土)13:30~16:00(開場13:00)
◆場所:福島市民会館 第2ホール(住所:福島市霞町1番52号)※福島駅東口から徒歩20分
◆主催:フクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)
◆詳細:http://fukushimaaction.com/(FAPブログ)

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【4】10/14 国際シンポジウム「原発災害と人権―法学と医学の協働」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
本シンポジウムでは、放射能汚染が提起する問題を、人権という法学的な視点からアプローチし、医学領域と法学領域の協働により、課題の解決に向けて問題群を整理し、解決に向けた方法論を探求するため、日本、フランス、欧州の法学者と医学者が報告を行い、議論を行います。

◆日時:10 月 14 日(火)-15 日(水)
◆場所:早稲田大学 国際会議場(早稲田総合学術情報センター内)
◆主催:比較環境法国際センター、リモージュ大学環境法・土地利用・都市開発学際研究センター、早稲田大学東日本大震災復興支援法務プロジェクト
◆言語:日仏同時通訳あり。ただし、2日目の医学ワーキング・グループ・セッションのみ英語
◆参加費:無料 ※懇親会費:5,000 円 当日受付にて申し受けます。
◆申込み方法(9月30日までに事前登録):http://urx.nu/cgN4
◆お問合せ先:原発災害と人権シンポジウム事務局(genjin2014@gmail.com
◆詳細(PDF):http://urx.nu/cgKA

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【5】10/15 国際シンポジウム「原発災害による健康被害の伝え方
                 ~ゲリー・トーマス教授を迎えて」
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福島およびチェルノブイリの原発事故を踏まえ、放射能による健康被害および科学的調査の公衆への伝え方(パブリック・コミュニケーション)の 第一人者、分子病理学教授のゲリー・トーマス教授にお話を聞きます。講演のあとは、参加者とのオープン・ディスカッションの時間も設けます。

◆日時:10月15日(水)16:00~17:00
◆場所:国連大学2Fレセプションホール
◆共催:国連大学・在東京英国大使館
◆予約:http://urx.nu/ckTS
◆詳細:http://urx.nu/ckTO

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【6】●記事要約●「ロシア ヨルダンと核開発協定」
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(9月23日 WNN)http://urx.nu/cgMh
IAEA主催によりウィーンで行われたイベントで、ロスアトム国際CEOとヨルダン原子力委員会委員長は核プロジェクト開発契約を交わした。両者は建設開始のために2年以内には本契約にいたると見られている。その2年の間に環境への影響、実行可能性、実地調査、冷却システムが完成される。大半のエネルギーを輸入に頼っているヨルダンは、2021年までに原発1号基、2025年までに2号機を建設予定だ。ロシアとヨルダン両国は、2009年には原子力協力協定を結んでいる。

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【7】●記事要約●「南アフリカ ロシアと原子力協力協定」
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(9月23日 WNN)http://urx.nu/cgMq
ロシアと南アフリカは、原子力分野における「戦略的協力パートナーシップ」合意に調印した。合意は南アフリカの原子力発電の凄まじい発展の一環で、アフリカ諸国はフランスのアレヴァとも発電所の建て替え、更新で契約を結んでいる。露、南ア間協定はアフリカ諸国初のロシア産原発の建設を見越してのものだ。同契約によれば、協力は原発建設のみに留まらず、南アに根ざした核インフラ整備、研究炉建設、トレーニングプログラム等も含まれている。協定の目的は、100億USドル相当の投資をアフリカにもたらすことだ。南ア政府は2015年中旬には建設のための入札プロセスを終えたい意向を示している。

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【8】●記事要約●「アルゼンチン オーストラリアと原子力合意」
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(9月23日 Bnamericas)http://urx.nu/cgM4
ウィーンで開催されたIAEA主催のイベントで、アルゼンチンはオーストラリアから原子力の燃料供給を受ける契約に調印した。燃料はアルゼンチンが建設した研究炉で使われる。アルゼンチンのフリオ担当大臣は、「アルゼンチンは2006年から110億USドルを原子力産業に投資してきた。そして次の10年でさらに310億USドルを投資する予定だ」と述べた。ロシア、中国も共にアルゼンチンの原発に協力する意志を表明している。

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【9】●記事要約●
   「ヒューマンライツウォッチ 治安妨害禁止法行使に批判」
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(9月23日 HRW)http://urx.nu/cgM8
インド政府は自国のタミール・ナード州の原発に対する平和的反対活動に対し、非人道的な法を適用しているとHRW(ヒューマンライツウォッチ)が報告した。最近の事件では、S.P. Udayakumar氏が反原発デモに参加したために海外渡航が認められなかった。3年程前から、タミール・ナード州警察は、活動家に対し多数の警告を発しているが、裁判になるケースは稀だ。警告の目的は、活動家を威圧し、抑圧するものだとし、政府を批判している。事実、警察は警告文に名前を書かず、後から事実とは異なることで勝手に名前を使い、活動家を警告し威圧していると活動家は述べた。1962年、画期的な法の施行により、暴力的事象にのみ治安妨害禁止法の行使を認め、同法は言論の自由を脅かしてはならないとしていた。HRW南アジア代表は、「皮肉なことに、同じ法がガンジーを監禁し、今はインドに反対するもの
が捕まっている」とコメントした。

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【10】●記事要約●「イスラエル 4隻目となる原子力潜水艦」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(9月23日 IsraelNationalNews)http://urx.nu/cgLY
イスラエルは9月22日、4隻目となる原子力潜水艦を自国の武器庫に加えた。この式典には、ネタニヤフ首相、リブリン大統領、モーシェ・ヤアロン防衛大臣とIDF(イスラエルの陸軍、空軍および海軍)代表のベニー・ガンツ氏らが出席した。新原潜は高度な情報通信能力を有し、射程距離1500kmで200キロの核弾頭を搭載していると見られている。IDFにとって最も高い買い物になった新原潜だが、イスラエルは既に5隻目も購入しており、6隻目も視野に入れている。

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【11】~韓国の原発特集~
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(1)「韓国水力原子力 自然災害対応のタスクフォース始動」(8月28日 聯合ニュース)
http://urx.nu/cju6
(2)「核廃棄物を管理する場所がない韓国vs貯蔵空間が豊かな米国(1)」(9月11日 中央日報)
http://urx.nu/cju8
(3)「核廃棄物を管理する場所がない韓国vs貯蔵空間が豊かな米国(2)」(9月11日 中央日報)
http://urx.nu/cju9
(4)「韓国:原発稼動中止は合計578回、5万5769時間」(9月15日 レイバーネット)
http://urx.nu/cjua
(5)「韓米原子力「新協定」の条件(1)」(9月16日 中央日報)
http://urx.nu/cjud
(6)「韓米原子力「新協定」の条件(2)」(9月16日 中央日報)
http://urx.nu/cjuj
(7)「韓国:廃棄場の敷地に活断層、岩盤も弱く」(9月18日 レイバーネット)
http://urx.nu/cjum
(8)「韓国、日本の水産物輸入解禁せず」(9月19日 共同通信)
http://urx.nu/cjuo
(9)「韓国与党、首脳会談に言及 水産物禁輸解除を検討か」(9月22日 共同通信)
http://urx.nu/cjuq
(10)「韓国市民団体 日本からのくず鉄輸入中断求める」(9月22日 聯合ニュース)
http://urx.nu/cjur
(11)「古里原発事故、原因は設計図無視のずさん工事」(9月25日 朝鮮日報)
http://urx.nu/cjut

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【12】~世界の原発~ from 米国、ロシア、トルコなど
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(1)「原発再稼働へ大きな一歩 政府の圧力、世論無視と米紙批判」(9月11日 NewSphere)
http://urx.nu/cfqf
(2)「日本のプルトニウム保有量、47トン 原子力委に報告」(9月17日 朝日新聞)
http://urx.nu/cjuC
(3)「第四原発の凍結を実現した台湾市民運動の軌跡と社会現象化した福島原発事故がもたらした影響」(9月22日 IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/170259
(4)「川内原発の再稼働表明 IAEA総会で山口科技相」(9月22日 朝日新聞)
http://urx.nu/cfpZ
(5)「ロシアが南アと原子力協定、最大8基の原発建設か」(9月23日 共同通信)
http://urx.nu/cfq4
(6)「黒海の漁師たちと原発を語る~トルコ・シノップにて」(9月23日 ハフィントンポスト)
http://urx.nu/cfq9
(7)「日本での原発技術者上級教育課程、第1期生が修了」(9月24日 VIETJO)
http://urx.nu/cjuE
(8)「原発再稼働、100%安全確保されない限り行わず=安倍首相」(9月24日 ロイター)
http://urx.nu/cjuG
(9)「(いま子どもたちは)福島を伝える:1 故郷奪った『あれ』止める」(9月25日 朝日新聞)
http://urx.nu/cjuK




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経産省、電力自由化後も原発維持を目論む!?

2014年09月21日 13時13分58秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

                  

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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.36
http://npfree.jp
2014.9. 20

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 今年の6月、一般家庭を含めた電力市場が2016年に完全自由化するという改正電気事業法が成立しました。これにより、戦後60年以上続いた大手電力会社による電力販売の独占体制が終わります。しかし、経産省は完全自由化の前に、イギリスで導入予定のモデルを参考に、原発を持つ電力会社が市場原理による価格競争に負けないよう、原発で発電した電気料金の価格を保証する制度の検討を始めました。これは結果として、今後の原発建設や廃炉にかかる費用を消費者に転嫁させることになります。今後、新型原子炉である高温ガス炉の研究再開も示唆されています。
 原発再稼働が議論となっている裏で、このように今後の原発維持につながる動きが生まれています。このような動きも見逃さず、声を上げていきましょう!

◆「電力小売りを完全自由化 改正電気事業法が成立」(6月11日 日本経済新聞)
http://urx.nu/c6PJ
◆「小売り全面自由化?新電力本命は東京ガス」(6月28日 東洋経済)
http://urx.nu/c6Q1
◆「原発のコストを利用者に転嫁? 電力自由化後、原発"価格保証"のカラクリ」(8月23日 はフィントンポスト)
http://urx.nu/c6Q7
◆「大洗の高温ガス炉 再開へ 「原発依存低減」に逆行」(9月18日 東京新聞)
http://urx.nu/c6Qp
◆「社説:原発の支援強化 脱依存政策に逆行する」(9月18日 毎日新聞)

----------Today's Topics------------------------
【1】川内原発再稼働への反対オンライン署名を! 報道ステーションに激励のメッセージを送ろう!
【2】9/20-26 「福島映像祭」in ポレポレ東中野
【3】9/23 フクシマを忘れない!さようなら原発全国集会 in 亀戸中央公園
【4】9/25 FoE Japan報告会  原発輸出予定地トルコ・シノップの現状と市民の動き
【5】9/26 核兵器ってほんとに禁止できるの?~岩波ブックレット「核兵器を禁止する」出版記念トーク~
【6】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?」in 福島
【7】10/13 原発事故被害者の救済を求める全国集会 in 郡山
【8】福島の現状と日本の原発をめぐる議論の様子を広く紹介する英語のパンフレットをピースボートが作成
【9】●記事要約●「中国国家主席インド訪問 原子力分野で世界のリーダーへ」
【10】●記事要約●「米国 三基の新原発建設近日中に開始」
【11】●記事要約●「ボリビア 原発保有国入りか」
【12】●記事要約●「スコットランド独立が決まれば英国の核兵器は米国行きか」
【13】●記事要約●「米国 ニコルズ・レンチ、ウラン出荷開始」
【14】●記事要約●「イラン、業務妨害の疑いでウクライナ国籍の従業員を逮捕」
【15】●記事要約●「原発立地地域での原子力災害時の移住管理」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】川内原発再稼働への反対オンライン署名を!(〆切:9月末)
   報道ステーションに激励のメッセージを送ろう!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
まだまだ川内原発再稼動への反対オンライン署名が続いています!
◆川内原発再稼働への反対オンライン署名(〆切:9月末):http://urx.nu/bQUj

報道ステーションは、先日報道した原子力規制委員会についての内容に(同委員会からの指摘で)誤りがあったとして番組内で謝りました。ただ、この中の一部では誤報ではないポイントについても謝っていました。原発問題に対していい報道をする同番組に激励のメッセージを送りましょう!本質は間違っていない。委縮することなかれ!
◆詳細:http://urx.nu/c87h

その他、川内原発についての情報です!
◆これでも再稼働!? 図でみる、川内原発の避難計画の非人間性
http://311.blog.jp/archives/13036483.html
◆《鹿児島県民向け》 川内原発審査書説明会の詳細~薩摩川内市、日置市、いちき串木野市、阿久根市、さつま町
鹿児島のみなさん、ご参加を!(要申込、締切 9/25)
http://311.blog.jp/archives/12735891.html
◆快挙!…鹿児島県いちき串木野市で「地元同意拡大」の陳情書が趣旨採択
http://311.blog.jp/archives/13068685.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【2】9/20-26 「福島映像祭」in ポレポレ東中野
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
福島第一原発事故から時間が経過する中で、事故に関する報道が減り「風化」が始まっています。今、福島で何が起きているのか、原発をめぐって何が起きているか―。知ることが難しくなってきました。映画祭では、福島原発事故にまつわる多くの映像を集めて上映します。ぜひご覧ください。

◆日時:9月20日(土)~26日(金)
◆会場:ポレポレ東中野/スペース&カフェポレポレ坐
◆主催:NPO法人OurPlanetTV / 共催:ポレポレ東中野
◆詳細:http://fukushimavoice.net/fes

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【3】9/23 フクシマを忘れない!再稼働を許さない!
      さようなら原発全国集会 in 亀戸中央公園
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
登壇者:木内みどり(女優)/鎌田慧/内橋克人/澤地久枝/大江健三郎/大石又七(第五福竜丸元乗組員)/向原祥隆(反原発・かごしまネット代表)/橋本あき(原発いらない福島の女たち)/古今亭菊千代(落語家)/パク・ヘリョン(韓国・脱原発新聞共同代表)/チェ・スーシン(台湾・台湾緑色公民行動連盟事務局長)/広瀬隆(作家)/落合恵子/李政美/桃梨&制服向上委員会/島キクジロウ&NO NUKES RIGHTS/小野有五(北海道大学名誉教授)/パク・ヘリョン(韓国・脱原発新聞共同代表)/チェ・スーシン(台湾・台湾緑色公民行動連盟事務局長)/若泉政人(もう動かすな原発福井県民署名実行委員会共同代表)/河合弘之(脱原発弁護団全国連絡会共同代表)/村上達也(元東海村村長、脱原発をめざす首長会議世話人)

◆日時:11:00~ブース開店/12:20~オープニングライブ/13:00~トークライブ/14:30~デモ出発予定(会場~錦糸町駅周辺を予定しています。約1時間程度)
◆会場:亀戸中央公園←(代々木公園から変更になっていますのでお間違いなく)
※最寄り駅:東武亀戸線「亀戸水神駅」徒歩2分、JR総武線「亀戸駅」徒歩15分
◆主催:さようなら原発1000万人アクション
◆詳細:http://sayonara-nukes.org/
※亀戸中央公園では現在までデング熱を媒介する「蚊」の発生は確認されていません。
 念のため防虫スプレー用意や長袖、長ズボン等の着用をおすすめします。

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【4】9/25 FoE Japan報告会
            原発輸出予定地トルコ・シノップの現状と市民の動き

┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
日本の原発輸出の予定地となっているトルコ・シノップを、FoE Japanも8月に訪問しました。黒海に面する風向明媚な港町のシノップは、夏には多くのリゾート客や大都市から帰省する人たちで賑わいます。日本でも、現地の住民や市長も反対していると報道されたように、地元では多くの反対の声が上がり、2014年4月には1万人規模の反対デモも行われました。
今回の訪問では、日本の「脱原発をめざす首長会議」から、シノップ周辺で反対の声を上げる首長たちへの応援レターを持参し、彼らの声を聞いてきました。これを機にトルコでも、首長たちの連携を作ろうという動きが始まっています。

◆日時:9月25日(木)18:30~20:30
◆会場:地球環境パートナーシッププラザ セミナースペース
◆資料代:500円(FoE Japanサポーターは無料、当日入会可)
◆主催:FoE Japan
◆詳細:http://www.foejapan.org/energy/evt/140925.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【5】9/26 核兵器ってほんとに禁止できるの?
           ~岩波ブックレット「核兵器を禁止する」出版記念トーク~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 9月26日は国連が提唱している「核兵器の全面的廃絶のための国際デー」です。核兵器と言うとどうも「怖い」、「難しい」、「国家の問題」と考えられがちですが、本当に「国に任せておくしかないこと」なのでしょうか? 集団的自衛権の行使が容認されるなど、今後の国の方針によっては私たちも戦争に巻き込まれる恐れが高まってきています。そうであるならば、そんな『国の決めること』と思っている核兵器のことも、私たち一人一人が知り、人々にどんな影響をもたらすものなのかを想像する ことが大切になっているはずです。
 この機会に、岩波ブックレットが出版されたばかりの講師 川崎哲さん(ピースボート)に、積極的に質問を投げかけます。

◆日時:9月26日(金)19:00~20:30(開場 18:30)
◆場所:青山学院大学 総研ビル6階 14605教室
※JR渋谷駅駅下車 徒歩15分/東京メトロ表参道駅下車 徒歩5分
◆参加費:無料
◆参加申込み:参加希望の方は、下記のメールアドレスに【名前、所属、連絡先】をお知らせください。(当日参加も可能です)
ピースボート事務局 担当:渡辺里香 rika-w@peaceboat.gr.jp
◆主催:ピースボート/共催:青山学院大学人権研究会

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【6】10/11 学習会「IAEAはチェルノブイリで何をしたか?
       ~フランスからゲストを迎えて~」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 福島県内のIAEAの動きや県が建設を行っている環境創造センターに注目し活動している、福島の市民が中心となった団体フクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)が、フランスから「チェルノブイリ・ベラルーシの子どもたち」会長のイヴ・ルノワールさんを迎え、学習会を開催します。この中では、環境創造センターの問題点なども話します。ぜひご参加ください。
 また、12月6日(土)には福島県文化センターでFAP総会とアワープラネットTVの白石さんを招いたDVD「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」上映会、トークショーが行われます。

◆日時:10月11日(土)13:30~16:00(開場13:00)
◆場所:福島市民会館 第2ホール(住所:福島市霞町1番52号)※福島駅東口から徒歩20分
◆主催:フクシマ・アクション・プロジェクト(FAP)
◆詳細:http://fukushimaaction.com/(FAPブログ)

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【7】10/13 原発事故被害者の救済を求める全国集会 in 郡山
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
3.11のあの日から3年半。原発事故被害者の置かれた状況はいまなお深刻です。住宅は? 健康は? 保養は? 賠償は?
集会では、これらについて最新の情報を共有し、解決に向けての行動を提案します。また、各地からの被害者が報告を行います。

◆日時:10月13日(月・祭)13:30~16:30
◆場所:郡山市労働福祉会館
◆参加費:500円(申込み不要)
◆主催:原発事故被害者の救済を求める全国運動
◆問い合わせ先:【福島】いわき市議会創世会 佐藤和良 TEL:0246-22-1111(代表)内線4132
【東京】国際環境NGO FoE Japan 
Tel:03-6909-5983
◆詳細:http://act48.jp/index.php/2014-01-07-02-41-36.html

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【8】福島の現状と日本の原発をめぐる議論の様子を広く紹介する
   英語のパンフレットをピースボートが作成
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福島の現状と日本の原発をめぐる議論の様子を広く紹介するために、英語での見開き4ページのパンフレットを作成しました。以下のリンクからダウンロード可能ですので、どうぞご覧の上ご活用下さい。

◆詳細:http://urx.nu/c56E

※ピースボートスタッフが先月の菅直人元首相オーストラリア訪問に同行しました。
◆詳細:http://urx.nu/c570

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【9】●記事要約● 
       「中国国家主席インド訪問 原子力分野で世界のリーダーへ」
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(9月14日 The Economic Times)http://urx.nu/c3ne
2020年までに、中国が原発で世界のリーダーを目指すことをサウスチャイナ・モーニング・ポスト(南華早報)が報じた。米国、インドの批判を受けながらも、中国は初となる海外での原発建設をパキスタンのカラチで行う。習近平中国国家主席は来週インドを訪れる際、原発についても触れるだろうと見られている。2010年時は10,7ギガワットだった発電量を、2040年までには160ギガワットにまで到達させるとしている。

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【10】●記事要約●「米国 三基の新原発建設近日中に開始」
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(9月12日 Benzinga)http://urx.nu/c3nr
2012年、米国原子力規制委員会は核がもたらす環境への影響が明確でないとし、原発稼働の認可については休止していたが、核廃棄物の最終処分も明確にしないまま同委員会は新たな原発の建設開始を認めた。新たに建設予定の原発は、ベルベンド原発、エンリコフェルミ原発とウィリアムステートリー3世原発である。それぞれの建設には最低でも100億ドルかかると見られている。

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【11】●記事要約●「ボリビア 原発保有国入りか」
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(9月11日 Forbes)http://urx.nu/c3oj
昨年、南米ボリビアのエボ・モラレス大統領は自国での原発獲得を目指すことを表明し、顧問委員会を設置するとした。この発表を受けたロシアのプーチン大統領はそれを歓迎し、技術提供も行う考えを示した。今日、現在建設中の大部分の原発がBRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国)の加盟国であるため、BRICSは原発の増加に重要な役割を担っている。BRICSが唯一の原発推進派ではないが、ボリビアの隣国、アルゼンチンも原発推進の動きに肯定的である。アルゼンチンを含め、メキシコ、ブラジルが南米諸国で原発を所有しており、アルゼンチンがその動きをリードしている。それらの隣国のサポートが、ボリビアを南米第4の原発保有国にすることが予想される。

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【12】●記事要約●
   「スコットランド独立が決まれば英国の核兵器は米国行きか」
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(9月14日 Express)http://urx.nu/c3oF
スコットランドの独立に関する投票まで2日に迫ったのを受け注目を集めているのが、英国が所有している核兵器の扱いである。スコットランド国民党が行う独立運動は、すでに核兵器の所有に反対しており、公約として独立後の核兵器の除外を掲げている。それ以来、独立運動は終止反核ムードだ。先週の日曜日、軍高官は独立が決まれば英国のトライデントミサイルは米国に運ばれるだろうと述べた。国防省は公式にはスコットランド独立に対する対策はとっていないが、ウェストミンスター筋の情報によると、可能性はあるようだ。米国の政府高官は、米議会はそのような動きをサポートする、と述べている。米国側のサポートのもう1つの理由は、新しいミサイルを作るより運んだ方が安上がりであるためだろう。

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【13】●記事要約●「米国 ニコルズ・レンチ、ウラン出荷開始」
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(9月3日 WNN)http://urx.nu/c78l
米国のウラン鉱山会社ウラネーズ・エナジーは、ワイオミング州ニコルズ・レンチからウラン(U308)の出荷を開始したと発表した。ニコル ズ・レンチのウラン採掘プロジェクトは、最大で770トン/年のウランを産出可能とされており、今年4月から運用が始まっている。ウラネーズ は2009年にエクセロンと長期的視点をもった売買契約を締結しており、米国内の他社(社名未公表)も続けて契約を結んだ。ワイオミング州は 米国内で良質なウラン資源に富んだ地区とされている。

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【14】●記事要約●
   「イラン、業務妨害の疑いでウクライナ国籍の従業員を逮捕」
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(9月7日 abcNEWS)http://urx.nu/c782
イラン当局は日曜、国内唯一の原子力発電所で働くウクライナ出身の各専門家を逮捕したと発表した。この専門家は、ロシアのブーシェフル原発の 運営を委託されている業者と関係がある。イランは、長年にわたり米国およびイスラエルに対し妨害行為の責任を追及しており、また2010年に 核反応に影響を与えたスタックスネット・ウィルスにも欧米が関与しているとうったえている。

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【15】●記事要約●「原発立地地域での原子力災害時の移住管理」
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(9月9日 8月?9月号 Diplomatie)http://urx.nu/c3p2
<前回の脱原発世界ニュースで掲載したフランス出身で日本在住のジャニック・マーニュさんがフランスの雑誌に寄稿した記事の要約です>
福島県第一原子力発電所を襲った津波から3年以上が経過した。様々な被害をもたらした津波による原発事故は、原発難民問題で未だに尾を引いている。当局の発表では原発によって生じた避難民の数は14万人にのぼり、その中の10万人は地元に留まり、残り4万人が県外に避難、移住をしている。しかし日本が受けたこの大災害を意に返さないような行動を日本とフランスは原発輸出という形で続けている。日本政府による人口流出管理は3つの段階に分けられる。流出した人を呼び戻し、脆弱性から回復力、そして回復力からリスクマネージメントへ、という3段階である。第一段階は事故最初の年に実行された。何かしらの対策が早急にとられる必要があり、政府は公共住宅を市民に無料で開放した。いくつかの施設は汚染地域にありながら、その対策は市民を安全と錯覚させた。2012年の暮れには、地元政府の反対を受けながら
も、無料の公共住宅へ流出した市民の帰省を開始した。この時点で、災害対策の大きな特徴が現れだした。責任転換である。日本政府は、ほとんどの責務を財源も、技術的インフラもない地元政府に転換した。責任転換の第二波は、市民の自己責任という形で起こり、移住は個人の責任で行い、政府はなんの経済的援助もしないとした。東京電力への賠償金請求は非常に複雑で、月10万円のお金を得るのに80ページにも及ぶ書類に必要事項を記入しなければならない。2011年の春、原発の周辺地区の汚染は軽減されたとし、汚染地区を3つのレベルに分類され、それまで帰省が許されていなかった地区、帰省が取り消された地区も安全と判断されたことになる。その後2014年、汚染は軽減されたとし、上記の地区に住んでいた7万6千人以上が新基準の影響を受ける。第二段階の脆弱性から回復力、その内容は自然に対しての無力性
を周知し、災害に強い町づくりを目指すものだ。これは、政府は部分的な自然災害による被害は許容するという意味である。災害対策の担当であった福島大学教授からの、政府の言う災害に強い町とは何かという質問に対し、同規模の津波が襲って来た時、建物とより長い道路があれば市民はより容易に避難出来る とした。第3の段階は、回復力からリスクコミュニケーションへの移行である。


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「未来のためにできること」&映画「シロウオ」上映

2014年09月19日 09時26分24秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

        

講演のご案内】10月11日 大阪市:熊取6人組 連続講演会 2014うずみ火講座 第5回講演会 小出裕章さん講演「未来のためにできること」& 映画「シロウオ」上映

20140916a

10月11日に大阪市で開催される新聞うずみ火による熊取6人組 連続講演会 2014うずみ火講座 第5回講演会 小出裕章さん講演「未来のためにできること」& 映画「シロウオ」上映の情報を掲載致します。

 

熊取6人組 連続講演会2014うずみ火講座
第5回講演会 小出裕章さん講演「未来のためにできること」& 映画「シロウオ」上映

【主催者Web】
新聞うずみ火Webサイト

【日時】
2014年10月11日(日)14:00 〜

【場所】
クレオ大阪西
大阪市此花(このはな)区西九条6-1-20

【アクセス】
JR環状線西九条駅より徒歩約3分(大阪駅から約10分)

【参加費】
一般前売り1,500円
学生前売り 800円
当日一般 1,800円
当日学生 1,500円

【主催 申込み】
新聞うずみ火
大阪市北区芝田2丁目4-2 牛丸ビル3階
TEL 06-6375-5561
FAX 06-6292-8821
mail uzumibi@lake.ocn.ne.jp

【共催】
社会市民フォーラム

◆情報元
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏講演会情報

原発関連 最新書籍をチェック
(※管理費用捻出のため、もしよろしければこちらからAmazonでお買い物していただけると助かります)


[広瀬隆]9月23日の集会に関する緊急のおしらせ!

2014年09月15日 10時51分11秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

        

【広瀬隆】9月23日の集会に関する緊急のおしらせ


全国のみなさま  広瀬隆です
 
 
 みなさまご存知の通り、怪しげなデング熱の流行のため、9月23日の大集会に
代々木公園が使えなくなり、急遽、東京・台東区の亀戸中央公園に会場が変更になりました。
 そもそも、例年に発症していた「風邪と同じような、たいした症状でもないデング熱」が、今年だけ、最初から患者のウィルス特定ができることなど、医学的にあり得ないことですが、誰が仕組んだにせよ、代々木公園で強行することができなくなった事実は動かせません。

 というわけで、9月23日の集会は参加者が大幅に減ると予想され、ヘリコプターによる空撮とインターネット配信は、今回は中止としました。ヘリ空撮には費用が相当にかかりますので、みなさまからの貴重なお金を活かせるよう、大きな効果が得られる次回の大集会を待ちます。

 ただし、今日の状況は、川内原発再稼働の合格証という、トンデモナイ、日本の地獄の連鎖反応を予想させる事態に至っていますので、無理は申しませんが、9月23日の亀戸中央公園の集会に参加できる人は、ぜひともいらっしゃってください。予想以上の参加者であることを祈ります。
 そして9月27日に川内原発現地集会~9月28日に鹿児島市の大集会へと、つないでゆきます。私たちの敵は、天狗熱に浮かされている魑魅魍魎の安倍晋三ファシスト連合です。

参考に申し上げておきます。1999年に東海村で臨界事故が起こり、現地では、排気筒から放射性ヨウ素が検出され、中性子が放出されたにもかかわらず、安全宣言が出された。そこで小渕恵三首相が現地を訪れ、野菜市場で野菜料理を食べてみせ、「何でもない」と発言した。食べてすぐ放射能の影響が出るほどなら、その土地は生物の存在しない廃墟である。しかも首相の放射能測定器は針がふれなかったが、報道陣が持参した測定器では、同じ時に同じ場所で針が大きく動いた。この総理大臣は、それからほどなく、首相在任中の翌2000年5月14日に死去した。その娘が、今度の経済産業大臣であります。

北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ

2014年09月15日 10時50分43秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

  

【講演のご案内】10月2日 北海道函館市:日本弁護士連合会 第57回人権擁護大会・シンポジウム第1分科会 「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ」 -原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ-

20140904a

10月2日に北海道函館市で開催される日本弁護士連合会 第57回人権擁護大会・シンポジウム第1分科会 「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ」に小出裕章さんも参加されますので、その情報を掲載致します。

 

日本弁護士連合会 第57回人権擁護大会・シンポジウム第1分科会
「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ」
-原発事故と司法の責任、核のゴミの後始末、そして脱原発後の地域再生へ-

【チラシ】
「北の大地から考える、放射能汚染のない未来へ」

【日時】
2014年10月2日(木)12:00 〜18:30(受付 11:00)

【場所】
函館市民会館 大ホール
北海道函館市湯川町1丁目32-1

【アクセス】
市電で「市民会館前」下車徒歩3分(函館駅からの所要時間約40分)

【入場料】
前売:無料(事前申込不要)

【お問い合わせ】
日弁連人権部人権第二課
TEL:03-3580-9509
FAX:03-3580-2896

◆情報元
京都大学原子炉実験所助教 小出裕章氏講演会情報

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稼働ゼロ1年 廃炉が民意官邸前行動

2014年09月14日 09時39分59秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

         

首都圏反原発連合(反原連)は12日、117回目の首相官邸前抗議行動をおこないました。昨年9月15日に国内すべての原発が止まり、もうすぐ稼働ゼロ1年を迎えます。ときおり雨が降るなか、1800人(主催者発表)の参加者は「川内(せんだい)原発再稼働反対」「原発やめろ」「原発廃炉」のコールを響かせました。

 この日は、「原発稼働ゼロ1年 これが民意!」と書いたプラカードや、原子力規制委員会が10日に決定した川内原発についての審査書の撤回を求めるプラカードが登場しました。

 東京都世田谷区の男性(64)は「原発はこれからもずっと止まっていてほしい。政府は再稼働を狙っているが、“再稼働反対”の声をみなさんと上げ続けたい」。

 千葉県南房総市の男性(71)は「川内原発の再稼働を政治家と財界が平気な顔をして進めようとするのは、恥ずべきことだ」と憤りました。

 就職活動で長崎県から来ていた女子学生(21)は、父親に誘われて初めて参加しました。「原発が一つも動いていないと知ってびっくりしました。就活中の学生は、日本の成長のためにもっと電力が必要で原発も仕方ないと思っていたりするので、ここできちんと勉強したい」と話しました。


韓国サムチョク市民が原発誘致を問う住民自主投票へ!

2014年09月08日 10時11分23秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

              

転送大歓迎!
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.34
http://npfree.jp
2014.9. 6

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 先日、韓国の東部沿岸にある三陟(サムチョク)市で、市議会で可決された原発誘致の是非を問う住民投票が、選挙管理委員会により拒否されました。 同市は、1980年代初めの軍事独裁政権時代から、原発建設候補地や放射性廃棄物処理施設候補地に指定されるなどの歴史を持ちます。今年6月に行われた市長選では、反原発を前面に主張したキム・ヤンホ候補が、誘致推進派の前市長を破り、当選しました。今回の選管の拒否を受け、市民は100余りの団体が参加する住民投票推進機構を設け、市民の意思を直接確認することを目指しています。
 日本では、東海第二原発30km圏内の茨城県那珂市が住民投票条例を制定する方針を決めました。再稼働を巡り、地元の同意を求められた際、住民の意思を問うことが目的とされています。
 再稼働を押しつける政府に対して、自治体は住民の声を聞き、その意思がきちんと原発問題にも反映される方法を確立することが必要とされています。

◆「韓国:三陟市長『政府に反対しても原発反対住民投票を強行』」(8月28日 レイバーネット)
http://urx.nu/bCqe
◆「韓国三陟市で原発誘致賛否を問う住民の自主投票実施へ」(9月2日 ハンギョレ)
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/18181.html
◆「[社説] 原発誘致賛否を問う三陟の住民投票を阻んではならない」(9月3日 ハンギョレ)
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/18192.html
◆「那珂市が住民投票条例制定へ 原発再稼働など備え」(8月29日 朝日新聞)
http://urx.nu/bByB

----------Today's Topics------------------------
【1】9/8「第3回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」へ傍聴に行こう!
【2】9/9-14 長谷川健一さんの「飯館村 写真展」が開催
【3】9/10 緊急集会「川内原発・審査書は不合格!~火山・避難計 画・汚染水… どれも無視!?」
【4】ドイツテレビ局が見た福島:「フクシマへの帰還」
【5】自然エネルギー財団 コラム:米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア
【6】書籍紹介「徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か」
【7】●記事要約●「オーストラリア 反原発運動も下火か」
【8】●記事要約●「米国会 五大湖での核廃棄所建設に反対」
【9】●記事要約●「欧州最大の原発攻撃の標的になる危険性」
【10】●記事要約●「カザフスタン 反原子力会合のホストつとめる」
【11】●記事要約●「カザフスタン 反原発運動25周年」
【12】●記事要約●「ウェールズ 1000人がNATOの原子力政策に対してデモ」
【13】~世界の原発~ from 韓国、インド、オーストラリアなど

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【1】9/8「第3回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」へ
                          傍聴に行こう!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 現在、福島県は「福島県環境創造センター」の建設準備を行っています。この施設の交流棟では、県内の全小学5年生が見学に来ることを前提とした放射線教育を中心とした展示も予定されています。ただ、この施設に対して福島の市民を中心とした市民団体フクシマ・アクション・プロジェクトは、放射線教育が新たな「安全神話」を生み出さないように求めています。
 環境創造センターが広島、長崎の平和記念館のような存在になり、県内外の多くの人たちが来場する可能性があります。展示内容の検討会にぜひ傍聴に行きましょう。
 展示内容に対する意見も9月30日まで募集しています。

「第3回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」
◆日時:9月8日(月) 13時30分~15時30分
◆会場:福島県自治会館3階 302会議室

◆交流棟展示内容に対する意見募集:http://urx.nu/boSZ

◆FAPホームページ:http://npfree.jp/fukushima.html
◆FAPブログ(環境創造センターに対する懸念点など):http://fukushimaaction.com/?cat=7
◆福島県環境創造センター:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035d/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【2】9/9-14 長谷川健一さんの「飯館村 写真展」が開催
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
福島県飯館村の長谷川健一さんの写真展が新宿で行われます。311以前と以後の飯舘村がわかります。ぜひご覧ください。

<開催時間>
9月 9日(火) 13:00~18:00
9月10日(水)~11日(木) 10:00~18:00
9月12日(金)~13日(土) 10:00~20:00
★9月13日(土)13時より長谷川健一氏のお話「飯館村4年目の夏を迎えて」
9月14日(日) 10:00~15:00

◆会場:全労済ホール/スペース・ゼロ B1展示施設
◆主催:飯舘村写真展実行委員会
◆共催:全労済ホール/スペース・ゼロ
◆詳細:https://www.facebook.com/iitate.photo.Ex

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【3】9/10 緊急集会「川内原発・審査書は不合格!
                       ~火山・避難計 画・汚染水… どれも無視!?」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
原子力規制委員会が、9月10日(水)に九州電力の川内原発について再稼働適合審査の審査書を出すと報道されています。しかし、火山・避難問題・審査のプロセス...どれをとっても問題だらけです。再稼働審査について、1万7000件も国に寄せられた市民からのパブリック・コメント(意見公募)をよく検討したとも思えません。
地元の方の声を聴き、問題を整理し、川内原発の再稼働をとめていきましょう。
ぜひご参加ください。

◆日時:9月10日(水)13:00~15:00(12時半よりロビーにて通行証配布します)
◆場所:参議院議員会館 講堂
◆資料代:500円 
◆主催:国際環境NGO グリーンピース・ジャパン/原子力規制を監視する市民の会/福島老朽原発を考える会/FoE Japan 
◆お問合せ:グリーンピース・ジャパン Tel. 03-5338-9800 /原子力規制を監視する市民の会 Tel.03-5225-7213 
◆詳細:http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/50493/

※同日10:30からの原子力規制委員会で審査書が承認されるとみられています。9:30から原子力規制庁のある六本木ファーストビル前で、抗議アピールを行います。こちらもぜひご参加ください。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【4】ドイツテレビ局が見た福島:「フクシマへの帰還」
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ドイツ・ラインラント=プファルツ州にある公共放送局、第2ドイツテレビが福島のニュースを流したものに字幕が付けられました。ぜひご覧ください。

◆フクシマへの帰還 第一弾:http://www.youtube.com/watch?v=ACdDyyGC6H0
◆フクシマへの帰還 第二弾:http://www.youtube.com/watch?v=DOgSDN-dbLY

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【5】自然エネルギー財団 コラム
   米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
◆「米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア?」
http://jref.or.jp/column/column_20140626.php

◆「米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア?
全米の先頭を走るサクラメント電力公社の挑戦」
http://jref.or.jp/column/column_20140717.php

◆「米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア?」
http://jref.or.jp/column/column_20140731.php

◆「米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア?
自然エネルギー50%をめざすカリフォルニア」
http://jref.or.jp/column/column_20140807.php

◆「米国の自然エネルギー拡大を先導するカリフォルニア?
自然エネルギーの大量導入を可能にするカリフォルニアの独立系統運用機関」
http://jref.or.jp/column/column_20140814.php

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【6】書籍紹介「徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
日本は2014年3月の核セキュリティー・サミットで出した日米共同声明で「プルトニウムの最小化」を世界に呼びかけながら、六ヶ所再処理工場を動かして消費の目処も立たないプルトニウムの更なる分離を進めようとしています。日本はなぜ止まれないのか。各国はなぜ再処理を始めたのか。なぜ始めなかったのか。なぜ放棄したのか。高速増殖炉とは?など、多くの疑問に答えます。

「徹底検証・使用済み核燃料 再処理か乾式貯蔵か: 最終処分への道を世界の経験から探る」合同出版(2014年)
フランク フォンヒッペル (編集), 国際核分裂性物質パネル (編集), 田窪 雅文 (翻訳)

◆詳細:http://kakujoho.net/ndata/snf_repro.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【7】●記事要約●「オーストラリア 反原発運動も下火か」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月30日 Independent Australia)http://urx.nu/bGjQ
 オーストラリアの反原発運動は1971年、アデレードの水資源と同地区の農作物がフランスの大気圏内核実験によって汚染されたことをきっかけに始まった。その結果、1年以内に3/4のオーストラリア人が核実験に反対した。オーストラリアとニュージーランドはフランスを国際司法裁判所で告訴し、実験から手を引かせた。
 1978年にはウランの採掘も禁止された。しかし、原子力に対する反対意識は依然強いものの、1983年にボブ・ホーク首相(当時)が採掘を解禁したのをきっかけに国民の意識は変わり始めている。現在、オーストラリアは世界を代表するウランの産出国で、原発推進派のグループはウラン採掘をさらに進め、他国の核廃棄物の受け入れもすべきだと述べている。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【8】●記事要約●「米国会 五大湖での核廃棄所建設に反対」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月27日 Mlive)http://urx.nu/bGkL
 オンタリオ州電力公社による核廃棄物処分場建設計画に対し、同地区では議論を呼んでいる。国会議員のダン・キルディー氏はプロジェクトへの反対を表明。ベイ郡、エセツクスビル市ら他の地元政府も反対を表明。すでに岸では同社が所有している原子炉が稼働している。もし建設されれば、処分場は20万平方メートルの核廃棄物を収容可能である。五大湖は世界の約1/5の水需要を満たしているため、五大湖の水質汚染は世界的な影響を及ぼすだろう。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【9】●記事要約●「欧州最大の原発攻撃の標的になる危険性」
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(8月31日 RT News)http://urx.nu/bGmc
 グリーンピースの専門家トビアス・ミュンヒマイアー氏は、ウクライナにある欧州最大のザポリジア原発が攻撃を受ける危険性があるとの危惧を表明した。同氏は、同地域には保護カバーを貫通する徹甲武器が大量にあると述べている。同原発はロシアで設計されたためロシアからの援助が欠かせない。同原発は欧州1、世界では5番目の大きさを誇り、ドネスクで対立が起きている前線から200キロ程の距離に位置している。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【10】●記事要約●「カザフスタン 反原子力会合のホストつとめる」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月31日 Bernama)http://urx.nu/bGof
 ソ連の核実験から多大な被害を受けた国、カザフスタン主導で反原子力会合が同国の首都アスタナで開かれる。カザフスタンは、短期的な核実験、長期的な核兵器の廃絶を目的にATOMプロジェクト(核実験反対オンライン署名)を2012年に開始した。44ヶ国から500名以上の代表者が議会に参加。先週の土曜日、参加者はイベントの一環とし実際の核兵器実験場を見学した。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【11】●記事要約●「カザフスタン 反原発運動25周年」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月22日 The Nordic Page)http://urx.nu/bGpb
 今年、カザフスタンの反原子力活動家は国内のソ連の核兵器実験場の閉鎖から25周年を祝った。1989年の冷戦終戦時、アメリカの活動家に影響を受けたカザフスタンの活動家は核実験に対する反対キャンペーンを開始。賛同者が増えていった結果、カザフスタンは1991年に旧ソビエトの核実験場を正式に閉鎖。閉鎖後、医療研究が同地区で開始。活動家はこの運動をネバダ・セミパラチンスクと名付け、アメリカで行われていた核実験反対のための団結を示した。カザフスタンでの運動が目的を遂げたその年から今年で25年である。

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【12】●記事要約●
   「ウェールズ 1000人がNATOの原子力政策に対してデモ」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月30日 Chanel4)http://urx.nu/bGpG
9月4、5日、ニューポートで開かれる北大西洋条約機構(NATO)サミットを目前に、反原子力活動家がNATOの原子力政策に対するデモ行進を行った。厳重な警備の影響で予想された1万人に対し1000人のみのデモ活動になった。Stop the War Coalitionや同様の反戦団体もデモに参加。サミット中にはさらに大規模なデモが予想される。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【13】~世界の原発~ from 韓国、インド、オーストラリアなど
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(1)「原発定期検査、30年間間違いに気付かず」(9月5日 朝鮮日報)
http://urx.nu/bG9b
(2)「中国企業、海外原発市場に進出、融資は新たな重点に」(9月5日 新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/business/45947
(3)「モディ印首相来日迫る 日本の原発輸出推進なるか? 海外メディア注目」(8月28日 NewSphere)
http://urx.nu/bEof
(4)「日印、安保連携を強化 閣僚級協議を検討」(9月2日 中日新聞)
http://urx.nu/bCqk
(5)「豪、対印ウラン輸出解禁へ=経済重視で政策大転換-帰国後のモディ首相と即商談」(9月2日 時事通信)
http://urx.nu/bG98
(6)「インド核不拡散条約未加盟 軍事転用の助長懸念」(9月2日 東京新聞)
http://urx.nu/bEo6
(7)「イラン・ブーシェフルで、まもなく2つの原発が建設」(8月30日 イランラジオ)
http://urx.nu/bG95
(8)「OSCEの議長 米国がウクライナに核燃料を供給する計画を懸念」(8月28日 ロシアの声)
http://urx.nu/bG90
(9)「チェルノブイリで新たなチェルノブイリが準備」(8月28日 ロシアの声)
http://urx.nu/bG8Z
(10)「除染などで日本と協力可能」(9月2日 ロシアNOW)
http://urx.nu/bG8X
(11)「「脱ロシア」進めるバルト3国 ウクライナ危機を教訓 原発、高速鉄道網を推進」(9月3日 産経ニュース)
http://urx.nu/bG8R
(12)「グリンピース 欧州最大のザポロジェ原発の状況を憂慮」(8月30日 ロシアの声)
http://urx.nu/bG8O
(13)「英セントリカ、通期予想を再び下方修正―原発停止長引き」(9月4日 WSJ)
http://urx.nu/bG8M


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〔広瀬隆〕 広瀬隆・山本太郎 北海道講演資料

2014年09月06日 09時30分39秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

                                 

 

【広瀬隆】広瀬隆・山本太郎 北海道講演資料

9月8日~9月10日に北海道各地で広瀬隆&山本太郎が講演会を行います。
その際に使われる資料です。

予習・復習にお使い下さい。



電気料金値上げ問題-1.pdf 
電気料金値上げ問題-2.1.pdf 
電気料金値上げ問題-2.2.pdf  

青森県大間原発事故で最大の被曝地は 北海道函館市.1.pdf
青森県大間原発事故で最大の被曝地は 北海道函館市.2.pdf  

リンク先からダウンロード等お好きにどうぞ

女川から未来を考えるつどい、小出裕章さん講演会(動画)

2014年08月28日 09時12分22秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

               

 

       開催日:2014年8月10日・於 女川総合体育館

       ※小出裕章(京大助教)非公式まとめより「転載」


経済合理性に反する原発利用の推進!

2014年08月28日 09時11分57秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

   

2011年7月に東京電力福島第1原発事故で避難していた福島県川俣町の渡
辺はま子さんが焼身自殺したことについて、遺族が東電に計約9100万円の
損害賠償を求めた訴訟の判決で、福島地方裁判所の潮見直之裁判長は8月26
日、東電に約4900万円の賠償を命じる判決を示した。

遺族は焼身自殺の原因は、渡辺さんが「避難生活で精神的に追い詰められ、う
つ状態になったため」として東電の責任を追及した。

安倍晋三政権は原発を再稼働させるべきではないとの主権者の多数意見を無視
して原発再稼働の方針を示して暴走を続けているが、この政権の暴走に対する
風向きが明らかに変化しつつある。



5月21日には、福井地方裁判所の樋口英明裁判長が、関西電力大飯原発の運
転を停止する命令を示した。

福島事故は地震と津波を原因として発生しており、原発の安全性は、少なくと
も地震と津波に対する万全の対策を講じなければ確保されない。

地震に対する備えとしては、日本国内で発生し得る自身の揺れの強さに耐える
ものでなければならないことは当然である。

その際、ひとつの目安になるのは、2008年の岩手宮城内陸地震で観測され
た4000ガルの地震動である。

これは、あくまでも最低ラインではあるが、2008年にこの水準の地震動が
観測されているのだから、原発は最低でも4000ガルの地震動に耐える設計
になっていることが必要不可欠だ。

誰にでも分かる、誰にでも理解できる理屈である。

ところが、日本の原発の耐震基準はこの地震動に耐えるものにさえなっていな
い。

原子力規制委員会は規制基準を定めて、原発の現実が規制基準を充足するもの
であるかどうかを審査する機能を担っているが、その規制基準が原発の安全を
確保するものになっていないなら、お話にならない。

原子力規制委員会の田中俊一委員長が、原発が規制基準をクリアしても、

「原発が安全だとは言っていない」

と述べているのは当然のことであるが、そうであるなら、田中氏は原発の規制
基準を変更することを実行するべきである。

安倍政権が大地震の頻発地帯に立地する鹿児島県の九州電力川内原発をわずか
620ガルの基準地震動で再稼働させようとしているのは、言語道断である。



7月13日には、滋賀県知事選で安倍政権が擁立した元経産官僚の候補者が落
選した。

知事選の最大の争点は脱原発の是非であった。

政府の御用新聞に堕落しているのが読売、産経、日経の三紙である。

安倍政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定について、賛辞を示した全国紙が
この三紙である。

地方紙では、北国新聞(石川)、福島民友新聞(福島)、富山新聞(富山)以
外の各紙は閣議決定を糾弾する社説を掲載した。

読売、産経、日経の突出ぶりがよく分かる。

その一角を占める日本経済新聞が実施した世論調査でさえ、原発再稼働に反対
の世論が過半数を占めている。

日経新聞とテレビ東京が8月22~24日に実施した世論調査では、原発再稼
働について、

再稼働を進めるべきだ   32%

再稼働を進めるべきでない 56%

の結果が示された。

普通の新聞なら、見出しは、

原発「再稼働進めるべきでない」56%

とするだろうが、さすがは日経新聞である。見出しは、

原発「再稼働進めて」32%

とした。不思議な新聞である。



今日判決が示された、渡辺さんの原発事故後の自殺に東京電力の責任があるか
を争う裁判の第3回口頭弁論において、東電は驚くべき口頭弁論を行った。

東電代理人は、

「個体側の脆弱(ぜいじゃく)性も影響していると考えられるから、考慮した
上で相当因果関係の有無を判断すべき」

と主張したのである。

渡辺さんの弱さが自殺の原因だと主張し、その渡辺さんの弱さを、

「個体側の脆弱性」

と表現した。

東京電力はテレビ朝日の取材に対して、

「真摯に対応してまいりたい」とコメントしたが、口頭弁論での言い回しは、
原発事故被害者の気持ちを逆なでするものでしかない。

慇懃無礼という言葉があるが、「真摯に」と言葉の上でだけ述べて、心のなか
では、被害者を単なる「個体」としか見ていないのだ。

人として見ることもなく、個人として見ることもない、単なる物質。それが
「個体」である。



政府はカネで人の心を買う行動をやめるべきだ。

原発も放射線汚染物質の中間処理施設も同じ。

「最後は金目でしょ」

の対応をやめるべきだ。

この点、沖縄県名護市民の姿勢は、心強いものである。

稲嶺進市長は、本年1月7日の市長選総決起集会でこう述べた

「仲井真県知事も予算折衝に行ったんでしょうかね。

東京に行ったら病院に逃げ込んで何もかもみんな外からも

誰も入って来れないように隠れて

しかし入っていたのは貴賓室だったんでしょうかね。

ふたを開けてみたら、あれ本当に病気だったのかね、と。

本当に情けなくなります。

そしてその後、官邸に行って、その帰りに、

「驚くべき内容を提示した、と。

よい正月を迎えられる、140万県民を代表して感謝申し上げます。」

誰がお願いしましたか、そんなこと。

本当に、何が驚くべき内容ですか。

驚いたのは、ワッターウチナーンチュ(私たち沖縄人)です。

3000億円か知りませんけれども

ワッターウチナーンチュ(私たち沖縄人)、そこまで卑屈になる必要がありま
すかね。

ネーランヨーヤーサイ(ないですよね)

本当に悲しい、むなしい、そういう思いがこみ上げる状況でした。」

そして、沖縄県名護市の市民は、札束で頬を叩いてひざまずかせる政府の行動
に、堂々と、そして、明確にNOを突き付けた。

この毅然とした対応、行動が現実を変える原動力になるのだ。



電源三法は、金で頬を叩いて人民をひざまずかせるための法律である。

そして、現に、札束で頬を叩かれ、多くの地域が原発などを受け入れてきた。

原発が絶対安全な存在であるなら、原発の立地は地域生活の支えにもなるし、
市域振興に寄与することもあるだろう。

しかし、福島の現実は、この幻想を完全に吹き飛ばした。

こうなると、目の前の金か、それとも、日本の未来、子孫の未来か、という選
択の問題になる。

佐賀県の玄海原発の人が、原発事故を覚悟して現実の生活を選択しているとの
発言を示していたが、原発が事故を引き起こしたときに被害を蒙るのは、原発
マネーを受け入れた人々だけではない。

原発立地のその地点だけに、原発マネーを注いで原発立地、原発稼働を進める
のは、まったく合理性を伴わない方策である。



日本の経常収支が赤字化して、電力会社の収支が悪化している。

目先のそろばん勘定だけを見ると、原発利用が有利であると考える人もいるか
も知れない。

しかし、この計算には、原発事故の負のコストが含まれていない。

ひとたび原発が事故を引き起こせば、桁違いのコストが発生するのである。

今日判決が示された裁判は、表面化していない原発事故のコストが法外に膨張
することを示唆している。

いまなお、10万人以上の人々が、原発事故のために生活の拠点を奪われてい
る。

声もあげず、ただひたすら耐え忍んでいる国民がどれだけいるのか分からな
い。

自然災害とは異なり、原発事故は人為の産物である。

原発という選択さえしていなければ、避けることのできた被害なのである。

これまでは、「原発絶対安全神話」という虚構の下に原発が推進されてきた。

しかし、その「原発絶対安全神話」は、粉々に粉砕されたのである。

一部の、真実を見抜く力のある人々は、原発絶対安全神話の虚構性を洞察し、
原発が巨大な事故を引き起こすことを警告、予言してきた。

そして、現実にその警告と予言は的中したのである。



今後も原発は事故を引き起こす。

日本は政界最大の地震国であるのだから、原発が過酷事故を引き起こす最有力
の候補は日本である。

事故が起きた場合、日本全体が壊滅することも発生し得る。

福島事故は、多くの偶然が重なって、日本壊滅の事態が回避されたものであ
る。

その現実から目をそらして、地震対策も講じぬまま、原発再稼働に突き進むの
は、亡国の行為としか言いようがない。

原発事故で日本が壊滅することと比較すれば、国民の我慢の限界は無限大に広
がっている。

他の発電手段を用いて生じる弊害を我慢することを大多数の国民は容認するだ
ろう。



日本を大切に考え、国民の生命、自由、幸福を追求する権利を国が守らねばな
らないと考える為政者が、原発再稼働を推進する理由は、説明されたことがな
い。

為政者は、もう少し、思慮深くなるべきである。

原発再稼働に対して、主権者の過半数が反対していることが、各種調査から推
察される現実がある。

為政者は、この主権者の声、意思に対して、謙虚に振る舞うべきである。

国会の多数議席を占有していれば、何をやってもよいと考えるのは、大きな間
違いだ。



安倍政権を早期に退場させて、主権者の意思を尊重する、主権者の幸福を追求
する政権を樹立しなければならない。

安倍政権の暴走が猛威を振るい続ければ、この国はなきものにされてしまうだ
ろう。

※有料メルマガ版第945号植草一秀の『知られざる真実』2014年8月26日より

「転載」真実を伝えるブログとして毎回「転載」掲載しております。


日本と海外の首長が脱原発の輪を広げています!〔脱原原発世界ニュース2014年VO1,32〕

2014年08月25日 09時35分48秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

                                       

転送大歓迎!
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.32
http://npfree.jp
2014.8. 23

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 先日、全国100名の首長・首長経験者が加盟する「脱原発をめざす首長会議」が、日本の原発輸出先とされているトルコの脱原発派首長たちへ応援・連帯のメッセージを送りました。トルコではチェルノブイリ原発事故の影響で多くの人々が懸念を示しており、原発建設予定地域のシノップ市の市長は原発反対を掲げ、今年4月に当選しています。また首長会議は、先月来日したドイツのラインラント=プファルツ州の大臣とともに今後協力して脱原発をめざす共同声明を発表。これまでヨーロッパで脱原発をめざす自治体のネットワークCities for a Nuclear Free Europeや、韓国の45名の首長が加盟する「脱核・自然エネルギー転換のための首長の会」、ソウル市長とも交流を行うなど、脱原発をモットーに日本と世界の自治体・首長との交流を広げています。
 
◆脱原発をめざす首長会議(トルコへのメッセージ):http://mayors.npfree.jp/?p=3100
◆同上(ドイツとの交流):http://mayors.npfree.jp/?p=2919
◆原発に反対して当選したシノップ市長について(youtube):http://urx.nu/bc9i
◆Cities for a Nuclear Free Europe:http://www.cnfe.eu/
◆韓国の自治体の情報:http://urx.nu/bc6J
◆ソウル市の取り組み:http://urx.nu/8MBX

----------Today's Topics------------------------
【1】ヨーロッパでの脱原発をめざす自治体ネットワーク
【2】8/25 「第十回 原子力市民委員会」開催
【3】8/27 勉強会「自分のエネルギーは 自分の手で」~藤野電力とトランジションタウン~
【4】9/17 国際シンポジウム「自然エネルギー先進国」へ大転換するドイツ
【5】9/23 さようなら原発 全国集会&大行進
【6】インタビュー「チェルノブイリ・5年目の移住者~除染から移住に転換した町」
【7】●記事要約●「韓国大統領が北東アジアでの原子力の安全性に取り組むと表明」
【8】●記事要約●「欧州原発平均稼働年数30年 非効率発電 再建コスト高」
【9】●記事要約●「イギリスが太陽光発電で5ギガワット」
【10】●記事要約●「チェコ共和国  国内最後のウラン採掘場ロスナを2017年に閉鎖」
【11】●記事要約●「ベルギー 環境への配慮、テロへの警戒から最新原子炉を1年運転停止」
【12】●記事要約●「ヨルダン初の原発をロシアが建設 両国合意書に調印」
【13】●記事要約●「南アフリカ 2018年に新原子炉6基建設」
【14】~世界の原発~ from 韓国、ベルギー、イギリス、ドイツなど
【15】~世界の再生可能エネルギー~ from インド、ドイツなど

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【1】ヨーロッパでの脱原発をめざす自治体ネットワーク
   Cities for a Nuclear Free Europe
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
CNFE(Cities for a Nuclear Free Europe)は、原発の抱える問題を発信し、最終的に原発ゼロを目指す自治体同士のネットワークで、以下のことを掲げています。
・欧州全土で原子力発電所建設の即時停止
・最新安全基準を満たせない原発を閉鎖
・原発から再生可能エネルギーへの体系的転換
・原発オペレーターへの事故の責任、保険加入の義務
・独立した専門家、NGOによるストレステストの義務およびテスト結果の一般公開
・再生可能エネルギーの促進、エネルギー効率化、新原子炉建設の防止のため欧州原子力共同体の資金削減
・エネルギー効率化、再生可能エネルギー促進のため資金再割当

◆詳細:http://www.cnfe.eu/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【2】8/25 「第十回 原子力市民委員会」開催
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
当日は、課題別プロジェクトチームの具体化や川内原発再稼動の動きに対する活動、各立地自治体との対話・協力など、今後の取り組み態勢にについて検討をする予定です。
傍聴をご希望の場合は、8月24日(日)までに下記までEmailかFaxにてお申し込みください。(申込み人数が多い場合は、ご希望に添えない場合もありますのでご了承ください)

◆日時:8月25日(月)14:00~17:00
◆場所:東京堂ホール(東京都千代田区神田神保町1-17 東京堂書店6階)
※東京メトロ半蔵門線・都営新宿線・都営三田線「神保町駅」A7出口より徒歩2分
◆詳細:http://www.ccnejapan.com/?p=3916
◆申込先:原子力市民委員会 事務局(Tel / Fax 03-3358-7064)
E-mail:email◎ccnejapan.com(◎を@に変えてください。)

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【3】8/27 「自分のエネルギーは 自分の手で」
            ~藤野電力とトランジションタウン~
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 「電気を、自分で作ってみたら?」──東日本大震災後、地域での電力自給を目指す市民グループの活動に注目が集まっています。そんな活動のひとつが「藤野電力」。藤野電力は、持続可能な社会へ移行するための市民による活動「トランジション・タウン」の国内の先駆け、「トランジション藤野」の取り組みの一つでもあります。エネルギーを使った暮らしを見つめ直し、電気の自給が社会をどう変えるのかを考えてみませんか。

◆日時:8/27(水)19:00~20:30
◆場所:ピースボートセンターとうきょう(JR高田馬場駅より徒歩7分)
(アクセス:http://www.peaceboat.org/about/list
◆講師:小田嶋電哲(藤野電力)
◆参加費:300円 ※要予約
◆詳細:http://www.peaceboat.org/event#event20140827

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【4】9/17 国際シンポジウム
   「自然エネルギー先進国」へ大転換するドイツ
   -いかにして試練を乗り越えてきたのか-
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
ドイツから、世界で最も風力発電の導入割合の大きな送電会社「50ヘルツ」のクラウス・フォンセンブッシュ氏を招き、いかにして様々な課題を乗り越えてエネルギー転換を実現してきているのか、ドイツの経験を学びます。また、日本とドイツの状況に精通した日本の識者の参加も得て、日本が今後、進めるべきエネルギー政策の方向をめぐって議論を行います。※日英同時通訳付き

◆日時:9月17日(水)13:30-17:40(13:00開場)
◆場所:国連大学ウ・タント国際会議場(渋谷区神宮前 5-53-70 国連大学3F)
        ◆主催:公益財団法人 自然エネルギー財団
◆入場料:無料(事前登録が必要となります。先着順受付)※定員に達した時点で受付を締め切らせていただきます。
◆詳細:http://jref.or.jp/activities/events_20140917.php

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【5】9/23 さようなら原発 全国集会&大行進
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
政府は、原子力規制委員会の適合審査報告をうけ、地域住民の防災計画・避難計画も不十分のまま、今秋にも川内原発(鹿児島県)の再稼働を押し進めようとしています。フクシマの教訓を顧みず、原発の再稼働を強行し、原発輸出まで進める安倍政権に対し、全国から「さようなら原発」の声を、たゆまぬ脱原発の願いを、突きつけていきましょう。

◆日時:9月23日(火・祝) 11:00~ブース開店/ 12:30~オープニングライブ/ 13:00~トークライブ/ 集会後デモあり
◆場所:代々木公園(最寄り駅:JR山手線「原宿駅」、東京メトロ千代田線「明治神宮前駅」など)
◆主催:さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/首都圏反原発連合
◆詳細:http://urx.nu/bbNI(チラシ PDF)

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【6】チェルノブイリ・5年目の移住者~除染から移住に転換した町
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
チェルノブイリ原発事故から3年が経過した1989年。ソ連共産党の機関紙プラウダは、政府によって隠ぺいされていた汚染地図を報道した。汚染ははるか100キロ以上にも及び、避難していなかった30キロ圏外の汚染地域には激震が走った。ウクライナ報告第3弾は、チェルノブイリ原発から55キロのポリスケ市に住んでいたハルバラさんご家族のインタビューをOurPlanet-TVが配信。

◆詳細:http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1819
◆関連リンク:「キエフ州ポリスケ市の終焉」 ボロディーミル・ティーヒー・ 今中哲二 訳
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/tyt2004/tykhyy.pdf
◆関連動画:「年1ミリシーベルト」で避難の権利~チェルノブイリ法
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1366

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【7】●記事要約●
     「韓国大統領が北東アジアでの原子力の安全性に取り組むと表明」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月15日 WNN)http://urx.nu/bbLZ
韓国のパク・クネ大統領は、中国、日本とともに北東アジアで原子力の安全をめぐる国際的な取り組みを行うと表明。モンゴル、アメリカ、そして北朝鮮も同取り組みに参加する可能性を示唆。原発事故は国内だけでなく、周辺の国、地域にも影響を及ぼすとし、1958年に設立された欧州原子力共同体(Euratom)をモデルとした組織づくりを行うと見られる。欧州原子力共同体は、EU内の原子力発電所の安全性に関するガイドライン作りや規制を行っている。

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【8】●記事要約●
     「欧州原発平均稼働年数30年 非効率発電 再建コスト高」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月18日 Firstpost)http://urx.nu/bbLz
現在欧州は131の原発を有しており、その平均稼働年数は30年。国によって比率は異なるが、EUの総エネルギー需要の3分の1を原発から得ている。フランスがエネルギー需要の4分の3を原発でまかなう一方、イタリアはその一切を原発に頼っていない。長期稼働している原発は休止期間も長く、安全性に欠け、コスト面でも非効率である。また、古い原発は使用されている技術も古いため、欠陥も生じやすい。先週、イギリスの原発2基が欠陥の可能性があるとし、閉鎖された。フランス産原発の稼働期間を延長するのに550億ユーロ要する。原発の完全撤廃を表明しているのは現在ドイツを始め少数の国だが、新しい原発を建設、維持していくのは欧州の国々にとってコストが高すぎる。

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【9】●記事要約●「イギリスが太陽光発電で5ギガワット」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月12日 PV-TECH)http://urx.nu/bbLE
イギリスは 他の5ヶ国に加え、太陽光発電で5ギガワット以上生産する世界で6番目の国となった。太陽光発電の世界的リーダーであるドイツは、現在37ギガワットを太陽光発電で生産している。実用性ではドイツ、インド、中国、アメリカに次いで5番目となったが、インドとの差は縮まっている。国策として一般市民や企業に太陽光発電を導入するよう奨励したのが成功の要因と考えられる。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【10】●記事要約●「チェコ共和国
                   国内最後のウラン採掘場ロスナを2017年に閉鎖」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月12日 WNN)http://urx.nu/bbML
最盛期に2500トンものウランを産出したロスナウラン採掘場を2017年に閉鎖するとチェコ共和国の商工大臣が発表した。産出高は減少の一途をたどり、2012年には過去最低の228トンにまで減少。当初、同採掘場は2003年に閉鎖される予定だったが、ウランの価格が高騰したことにより現在まで閉鎖が延期されていた。

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【11】●記事要約●「ベルギー 環境への配慮、テロへの警戒から
                     最新原子炉を1年運転停止」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月14日 ロイター)http://urx.nu/bbMQ
ベルギーにある原子炉ドエル4を2015年9月まで停止すると、同国最大の電力会社エレクトラブレル(Electrabel)が発表した。ドエル4は1ギガワット発電可能な国内最新の原子炉である。親会社であるフランスのGDFスエズも今回の運転停止について、原発がテロやその他の犯罪組織の標的にされやすいかを訴えるためとした。他の2基の原子炉、ドエル3、ドエル2も原子炉容器のヒビが原因で運転停止しいているため、現在ベルギー国内の半分の原子炉は運転を停止している。国内最新の原子炉ドエル4は29歳である。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【12】●記事要約●
   「ヨルダン初の原発をロシアが建設 両国合意書に調印」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月16日 IB-Times)http://urx.nu/bbMU
ヨルダンは自国初の原発を建設するため、ロシアの国営原子力企業ロスアトムと契約を交わした。調査に向けた公式な契約は9月にモスクワで交わされると見られている。調査は建設開始までの2年間続くと見られており、ヨルダンはアラブ諸国の中で原子力を得る3つ目の国になる。エジプトは10年以内に最初の原発を建設する予定とし、またアラブ首長国連邦は2020年までに4基の原子炉を建設予定としている。

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【13】●記事要約●「南アフリカ 2018年に新原子炉6基建設」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月16日 StarAfrica)http://urx.nu/bbMZ
南アフリカはフランスの原子力産業複合企業アレヴァと6基の原子炉をクバーグの原発に導入することで合意。2基の原子炉を有するクバーグ原発は1984年にフランスによって建設された。1.8ギガワットの発電能力で南アフリカの5%の電力を供給している。新しい原子炉は約10ギガワットの発電力を持ち、建設には9000億ドル以上かかると見られている。現在南アフリカは日に35ギガワットの電気を消費しており、そのほとんどを石炭火力発電でまかなっている。

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【14】~世界の原発~ from 韓国、ベルギー、イギリス、ドイツなど
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(1)「原子力ジレンマ=韓国(1)」(8月9日 中央日報)
http://japanese.joins.com/article/731/188731.html
(2)「原子力ジレンマ=韓国(2)」(8月9日 中央日報)
http://japanese.joins.com/article/732/188732.html
(3)「日本の「核武装」 韓国、消えない疑念」(8月19日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG7S44KNG7SPTIL00S.html
(4)「日本の鉄スクラップから放射性物質を検出=韓国メディア」(8月13日 サーチナ)
http://news.searchina.net/id/1540383
(5)「朴大統領、韓中日中心の原子力安全協議体を提案」(8月15日 朝鮮日報)
http://urx.nu/bc7T
(6)「ベルギー、原発停止と仏・蘭からの供給不能でエネルギー供給に不安」(8月19日 ポートフォリオ・オランダニュース)
http://www.portfolio.nl/bazaar/home/show/549
(7)「原研機構、仏アレバなどと次世代原子炉で協力」(8月18日 日本経済新聞)
http://urx.nu/bc8g
(8)「英セントリカ、原発不具合で通期利益の下押し見込む」(8月11日 WSJ)
http://urx.nu/bc7X
(9)「イギリスの原子炉4基が稼動停止」(8月13日 イランラジオ)
http://urx.nu/bbNi
(10)「ドイツ人がマイクロライト機でフランスの原発を観光 ミラージュが迎撃」(8月7日 FlyTeamニュース)
http://flyteam.jp/news/article/38969
(11)「一歩ずつ進む廃炉作業、22年までに全原発停止へ ドイツ」(8月7日 AFP)
http://www.afpbb.com/articles/-/3021904
(12)「旧東独原発廃炉ルポ:『核のゴミ』24年間未解決」(8月19日 毎日新聞)
http://urx.nu/bc85
(13)「ドイツ:旧東独の5基、廃炉作業 「核のゴミ」24年間未解決 完了に70年、解体・除染4100億円」(8月20日 毎日新聞)
http://urx.nu/bc7Z
(14)「世論の動向、政策を左右/(3)国民投票/脱原発への道 ドイツ・スイスは今」(8月8日 河北新報)
http://urx.nu/bc8c
(15)「高くても再生エネ意識/(4完)エネルギーの選択/脱原発への道 ドイツ・スイスは今」(8月9日 河北新報)
http://urx.nu/bc8b
(16)「ヒーローが一転『逃げ出す作業員』『恥ずべき物語』に 朝日報道、各国で引用」(8月18日 産経ニュース)
http://urx.nu/bc88
(17)「原子力発電所の稼動延期は電気料金のアップにつながると米国で議論に」(8月20日 スラッシュドット・ジャパン)
http://urx.nu/bbNp
(18)「食い違う避難基準」(8月14日 朝日新聞)
http://urx.nu/bc8d
(19)「東芝?WHがつかんだ初の東欧『原発ビジネス』」(8月18日 東洋経済)
http://toyokeizai.net/articles/-/45467
(20)「北極圏の原子力施設」(8月19日 ロシアNOW)
http://jp.rbth.com/science/2014/08/19/49739.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【15】~世界の再生可能エネルギー~ from インド、ドイツなど
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(1)「再生エネ世界フェア開幕 最新技術を一堂に」(7月30日 産経ニュース)
 http://urx.nu/b9ZB
(2)「再生可能エネルギーが20%を突破、日本は水力と太陽光で第5位 (1/2)」(8月18日 スマートジャパン)
http://urx.nu/b9ZE
(3)「FIT背景に、拡大し続ける再生可能エネルギー市場」(8月18日 環境ビジネスオンライン)
http://www.kankyo-business.jp/column/008491.php
(4)「インド再生可能エネルギーのリニュー・パワー、来年IPOへ」(8月7日 WSJ)
http://urx.nu/b9ZF
(5)「経産省、アラブ首長国連邦で開催される新エネルギーサミットの出展企業を募集」(8月10日 環境ビジネスオンライン)
http://www.kankyo-business.jp/news/008504.php
(6)書評「100%再生可能へ!――ドイツの市民エネルギー企業」(8月17日 Book.asahi.com)
http://urx.nu/b9ZJ
(7)「再生エネで電力の28.5%得る、バランス良く進むドイツ」(8月18日 スマートジャパン)
http://urx.nu/b9ZL
(8)「ドイツ再生エネ率、過去最高=風力・太陽光増え28.5%-今年上半期」(8月15日 時事通信)
http://urx.nu/bc8k
(9)「英政府、再生エネとCO2回収・貯留などに合計10億ポンドの補助金、化石燃料の輸入減らす」(7月31日 日経テクノロジー)
http://urx.nu/b9ZO



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地球の裏側ブラジルで日本からの原発輸出に反対!

2014年08月10日 09時43分34秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

転送大歓迎!
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.30
http://npfree.jp
2014.8. 9

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 先週、安倍首相がブラジル(伯国)を訪問し、日本からの原発輸出に向けた交渉について大統領と話し合い。ブラジルを訪れた安倍首相の目の前では、日本からの原発輸出に反対する抗議活動が行われました。参加者の一人は、福島の原発は止められていない、ブラジルに原発は必要ないと話しました。また、ブラジル被爆者平和協会の役員は、原発は今すぐやめるべきで、日本のような地震国で原発は「核兵器」になりうると述べています。原発については、今までテロ標的になる危険性なども度々指摘されています。
 原爆の落とされた広島、長崎へ思いをはせるともに、軍事利用、平和利用ともに核の使用についても声を上げていきましょう!

◆「日本ブラジル:両首脳、安保理改革で連携一致」(8月2日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20140802k0000e010201000c.html
◆「文協前での反原発抗議運動 「日伯核協定反対」を主張」(8月5日 サンパウロ新聞)
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/18465/cat/105
◆「集団的自衛権行使に反対 被爆者協会『平和への願い』」(8月4日 サンパウロ新聞)
http://www.saopauloshimbun.com/index.php/conteudo/show/id/18440/cat/105
◆「原発に対するテロ対策に無責任な安倍政権」(8月6日 菅直人)
http://blogos.com/article/91907/
◆「無防備な状態で放置されている日本の原発」(8月7日 日本ビジネスプレス)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41414

----------Today's Topics------------------------
【1】8/10 被ばく学習会「チェルノブイリ・28年目の保養」
【2】「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版が完成
【3】原発を描いたインド映画「ハイパワー」が全国で上映会
【4】川内原発適合性審査へパブコメを書こう!
【5】「福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」を傍聴してきました
【6】●記事要約●「“福島原発から学べ”米有識者、原発の安全対策に不備と報告」
【7】●記事要約●「世界教会協議会中央委員会『核のない世界』を目指す」
【8】●記事要約●「オーストラリアのボブ・ホーク元首相:『核保管廃棄施設の導入は先住民の生活改善につながる』と主張」
【9】●記事要約●「米・露原子力協定、ウクライナを前に停滞状態が続く」
【10】●記事要約●「統計と図表で考える:今後の原子力」
【11】●記事要約●「オーストラリア・クイーンズランドでウラン採掘再開」
【12】~世界の原発~ from 中国、インド、ドイツ、ロシアなど

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【1】8/10 被ばく学習会「チェルノブイリ・28年目の保養」
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 OurPlanetTVではチェルノブイリ事故後28年たったウクライナへ足を運び、子どもたちの学校生活などを取材し作品「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」を作りました。そこには驚くほど緻密な「健康対策」が、医師、教師、自治体の手で、28年経った今でも続いていました。
 最新の情報を未公開映像を使って、存分に語っていただきます。

◆日時:8月10日(日)13:10開場~17:15
◆場所:アカデミー茗台(めいだい)・学習室A(文京区春日2-9-5)Tel 03(3817)8306 
◆参加費:700円
◆申込み:anti-hibaku@ab.auone-net.jp 
◆主催:放射線被ばくを学習する会 http://www57.atwiki.jp/20030810/ 
◆詳細:http://urx.nu/auIQ

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【2】「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版が完成
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 OurPlanetTVが、ウクライナ保健省のチェルノブイリ事故放射線防護局長から入手した「チェルノブイリ・子どもの健康診断手引き」日本語版が、多くの方の協力のもと完成しました。
巻末の「小児診断の統一プロトコルカルテ(問診票)」は、被曝影響に関する健診項目が詳細に並んでいます。

以下よりダウンロードできますので、ぜひ活用しましょう。
◆OurPlanetTV: http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1815

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【3】原発を描いたインド映画「ハイパワー」が全国で上映中!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 老朽化して「世界一危ない」ともいわれるインドのタラプール原発を描いた映画「ハイパワー」の上映会が行われています。監督は現地の原子力研究センターの元職員。原発のある地元の村では、「約束のインフラが整備されなかった」「村では不漁や不作が続く」「がんや流産も増加している」という声が生まれています。インドゥルカー監督は「メディアは沈黙し、インターネット環境も整わない村では(放射線測定器の)ガイガーカウンターも知らない」と嘆いています。

「ハイ・パワー 大いなる力」(ブラディーブ・インドゥルガー監督作品 27分 日本語字幕つき)
8月10日(日)京都府・京都市 左京西部いきいき市民活動センター/8月11日(月)大阪府・吹田市 モモの家/8月12日(火)兵庫県神戸市・元町会館2階小ホール「黒の小部屋」/8月14日(木)長野県松本市/8月16日(土)群馬県/8月17日(日)東京都千代田区 経産省前テント(仮)/8月23日(土)北海道札幌市内/8月24日(日)北海道余市郡・仁木市

◆詳細:http://badseaweed.wordpress.com/
◆記事紹介:「福島の苦悩 インドも 第一と同型 タラプール 元原発技官が映画化」(7月31日 東京新聞)
http://urx.nu/aCaP

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【4】川内原発適合性審査へパブコメを書こう!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
 先日、原子力規制委員会が川内原発の審査書案を発表しました。現在、その審査書案は8月15日までパブリックコメントにかけられています。ぜひパブコメを書きましょう。

<渾身の火山パンフレットができました!>
これを読めば川内原発の火山審査の何が問題か、すべてがわかる!パブコメが書ける!パブコメ文例付!
→審査書案のパブリック・コメントに遅れないようということで、思い切ってファイルを公開しています。以下からダウンロードできます。
◆火山パンフレット:http://goo.gl/yM0Mf5
カンパのほうよろしくお願いいたします。

◆パブリックコメント:http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【5】「福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」を
                         傍聴してきました
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 現在、福島県は「福島県環境創造センター」の建設準備を行っています。この施設の交流棟では、県内の全小学5年生が見学に来ることを前提とした放射線教育を中心とした展示も予定されています。ただ、この施設に対して福島の市民を中心とした市民団体フクシマ・アクション・プロジェクトは、放射線教育が新たな「安全神話」を生み出さないように求めています。先日、同センターの展示内容に関する検討会があり、フクシマ・アクション・プロジェクトが傍聴し、簡単なまとめをブログへ掲載しています。ぜひご覧ください。

◆FAPブログ(環境創造センターに対する懸念点など):http://fukushimaaction.com/?cat=7
◆FAPホームページ:http://npfree.jp/fukushima.html
◆福島県環境創造センター:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035d/

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【6】●記事要約●
   「“福島原発から学べ”米有識者、原発の安全対策に不備と報告」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月1日 ニュースフィア)http://urx.nu/aMZc
米国科学アカデミーは7月24日、米国内の原発における機器対応能力についての調査報告書を発表した。報告書には「アメリカの原発産業は、起きる可能性が低い最悪のケースにも備え得る設計と規制を行うべき」「原発産業は、事故時のコストについて新しい積算基準が必要だ」などが書かれており、仮にペンシルバニア州ピーチボトム原発が爆発した時の対処費用が約6000億円として試算されているが、福島ではそれを遙かに上回る約20兆円にのぼると見込まれており、同調査研究のメンバーでもあるケビン・クロウリー氏は「いかにこうしたコストが膨れ上がるか、福島の事故と比べて考えてみるといい」と述べています。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【7】●記事要約●「世界教会協議会中央委員会
                    『核のない世界』を目指す」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(7月9日 Anglicannews)http://urx.nu/aLOq
世界教会協議会の中央委員会が先日「核のない世界を築いていこう」と呼びかけ、これからも民間と軍事利用される原子力の神学や道徳的な懸念についてより理解を深め、討議していかないといけないという考えを示した。さらに世界教会協議会の委員会は、広島や福島の核により被害を受けた人々を援助し続けると述べ、再生可能エネルギーなどより安全でエコなエネルギー源の利用を信者達に心がけるよう呼びかけた。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【8】●記事要約●「オーストラリアのボブ・ホーク元首相
   『核保管廃棄施設の導入は先住民の生活改善につながる』と主張」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月3日 Guardian)http://urx.nu/aLOD
オーストラリアの元首相、ボブ・ホーク氏が「先住民族の土地を核廃棄物の保管廃棄施設にすることによって彼らの生活水準が向上するのではないか」と発言したことが話題となっている。先日、マッカティ区画の核廃棄物保管廃棄施設の建設に反対する訴訟で勝利を獲得した先住民団体の長期運動を背景にしたホーク氏の発言を「20年間も核廃棄物保管廃棄施設の建設の反対運動を行ってきた先住民団体を馬鹿にしているようで差別的だ」と反原発活動家のデイヴ・スイーニー氏は批判している。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【9】●記事要約●「米・露原子力協定
                 ウクライナを前に停滞状態が続く」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
(8月2日 New York Times)http://urx.nu/aLOU
米国とロシアの政治的対立とウクライナの不安定な政治情勢の中、原子力協定が問題視されている。わずか一年前に米国とロシアは互いの核施設・設備の利用を可能にするこの原子力協定を結んでおり、核だけではなく小惑星や隕石衝突の防衛協定となっていた。しかし、最近の米国とロシアの対立により昨年から築いてきた協力関係が不安定になっているため、原子力の安全が懸念されている。

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【10】●記事要約●「統計と図表で考える:今後の原子力」
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(8月6日 Vox)http://urx.nu/aLP3
核エネルギーの生産量は2005年以来、年々減少している。脱原発にはほど遠いものの、1996年は世界のエネルギー生産量の17.6%が核エネルギーであったが、2013年には10.8%と国際的に原子力の使用量が大幅に下がっていることが分かる。作動中の原子炉も2002年には438基もあったが、現在は388基になっている。本来、原子炉は40~60年間の使用が可能のはずだが、現在の平均寿命は約28.5年。さらに古い原子炉を新しいものに建て替えられるほど建設が進んでいないため、このまま続けば50年後の2060年頃には核エネルギー使用の完全停止も可能であることが明らかとなった。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【11】●記事要約●「オーストラリア・クイーンズランドで
                         ウラン採掘再開」
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(8月1日 World Nuclear News)http://urx.nu/aLP9
1950年代にオーストラリアのクイーンズランドでウランが発見されてから1982年までの30年間、ウラン採掘が続いた。その後、1989年にウラン採掘を法律上禁止したことから、2012年までの25年間、鉱山は閉鎖されていた。しかし、オーストラリア政府がその法律を廃止する予定を発表。すでに鉱業権の申請を受け付けているという。調査によるとクイーンズランドから採掘可能なウランはおよそ165トンにものぼる。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【12】~世界の原発~ from 中国、インド、ドイツ、ロシアなど
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(1)「“自主知的財産”原発の海外売り込み積極化―中国」(7月30日 新華社)
http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economy/390502/
(2)「“地震大国”に原発を輸出する日本、その別の意図とは―中国メディア」(1月18日 レコードチャイナ)
http://www.recordchina.co.jp/a81932.html
(3)「インド「反原発」映画の上映はじまる」(8月4日 週刊金曜日)
http://www.kinyobi.co.jp/kinyobinews/?p=4592
(4)「カザフの原発建設支援 政府、受注へ廃炉技術者派遣」(8月4日 日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS0300F_T00C14A8NN1000/
(5)「着手19年、廃炉道半ば ドイツ」(8月5日 河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140805_73007.html
(6)「国民『ノー』政府動かす/(1)フクシマの衝撃/脱原発への道 ドイツ・スイスは今」(8月5日 河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140805_73005.html
(7)「決まらない最終処分場/(2)核のごみ/脱原発への道 ドイツ・スイスは今」(8月6日 河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201408/20140806_73007.html
(8)「日立、リトアニア政府と原発協議開始で合意 」(7月30日 日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ3006P_Q4A730C1TJ1000/
(9)「東芝の米子会社、ブルガリア国営電力から原発受注」(8月1日 日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ0108O_R00C14A8TJ2000/
(10)「福島原発事故の放射性物質、米西海岸沖には到達せず=研究」(7月30日 ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FZ0BS20140730
(11)「米印戦略対話:中国にらみ関係改善…防衛・原発で協力強化」(8月1日 毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20140802k0000m030114000c.html
(12)「中露、水上原発6基を共同開発する可能性」(8月1日 新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/social/42515


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国連が避難区域解除・帰還政策に対して勧告を出しました!

2014年08月03日 09時32分28秒 | 脱原発!原発のない社会の実現を目指せ

転送大歓迎!
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Nuclear Free Now 脱原発世界ニュース2014vol.29
http://npfree.jp
2014.8. 2

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 7月24日に国連自由権規約委員会の日本審査の勧告が出されました。勧告では、人々が放射能で高度に汚染された地域に帰還するしか選択肢がない状況に置かれていることを懸念し、放射線のレベルが住民にリスクをもたらさないといえる場合でない限り、避難区域の指定を解除すべきでない、とされています。日本政府に対しては、すでに昨年国連特別報告者グローバー・アナンド氏による報告・勧告が出されています。この中には、政府は年間1mSv以上の地域に居住するすべての住民と原発労働者に対して包括的で長期間にわたる健康調査を実施すべきと書かれています。
 グローバー勧告を含め、今回の勧告をきちんと日本政府に実行するよう訴えていきましょう!

◆国連自由権規約委員会の勧告について:http://urx.nu/aCKi(秘密保護法対策弁護団ブログ)
◆アナンド・グローバー氏の報告について:http://urx.nu/aCMd(ヒューマンライツナウ)

----------Today's Topics------------------------
【1】川内原発適合性審査へパブコメを書こう!
【2】8/2「第2回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」へ傍聴に行こう!
【3】8/2 学習会「モンゴル国で進むウラン鉱山開発と潜む核廃棄物処分場建設」
【4】原発を描いたインド映画「ハイパワー」が自主上映を募集
【5】インドのクマール・スンダーラム氏(核軍縮平和連合)講演を聞いて
【6】●記事要約●「ニジェールの大統領と政府は、仏・アレバ社とウラン採掘に関して合意に至らず」
【7】●記事要約●「家を離れなければならない日本の家族のストーリー」
【8】●記事要約●「グリーンピースがトルコの環境省前で抗議」
【9】●記事要約●「オーストリアの大学の科学者がアキュー原発の問題点を指摘」
【10】●記事要約●「カナダと中国がルーマニアに2基以上の原発を建設予定」
【11】●記事要約●「フランス領ポリネシアのガストン・フロス大統領が、フランスの最高裁によって有罪判決を下された」
【12】~世界の原発~ from 中国、フランス、ロシア、米国など
【13】~世界の再生可能エネルギー~ from インド、カナダ、ドイツなど

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【1】川内原発適合性審査へパブコメを書こう!
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 先日、原子力規制委員会が川内原発の審査書案を発表しました。現在、その審査書案は8月15日までパブリックコメントにかけられています。ぜひパブコメを書きましょう。

<渾身の火山パンフレットができました!>
これを読めば川内原発の火山審査の何が問題か、すべてがわかる!パブコメが書ける!パブコメ文例付!
→審査書案のパブリック・コメントに遅れないようということで、思い切ってファイルを公開しています。以下からダウンロードできます。
◆火山パンフレット:http://goo.gl/yM0Mf5
カンパのほうよろしくお願いいたします。

◆パブリックコメント:http://www.nsr.go.jp/public_comment/bosyu140716.html

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【2】8/2「第2回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」へ
                          傍聴に行こう!
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 現在、福島県は「福島県環境創造センター」の建設準備を行っています。この施設の交流棟では、県内の全小学5年生が見学に来ることを前提とした放射線教育を中心とした展示も予定されています。ただ、この施設に対して福島の市民を中心とした市民団体フクシマ・アクション・プロジェクトは、放射線教育が新たな「安全神話」を生み出さないように求めています。
 環境創造センターが広島、長崎の平和記念館のような存在になり、県内外の多くの人たちが来場する可能性があります。展示内容の検討会にぜひ傍聴に行きましょう。

「第2回 福島県環境創造センター交流棟展示等検討会」
◆日時:8月2日(土)13時30分~15時30分
◆会場:福島県自治会館301会議室(傍聴可能)

◆FAPホームページ:http://npfree.jp/fukushima.html
◆FAPブログ(環境創造センターに対する懸念点など):http://fukushimaaction.com/?cat=7
◆福島県環境創造センター:http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/16035d/

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
【3】8/2 学習会「モンゴル国で進むウラン鉱山開発と
                     潜む核廃棄物処分場建設」
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 モンゴルは日本の使用済み核廃棄物の最終埋蔵地にするのか? 毎日新聞のスクープで日、米、モンゴルの3ヶ国で、CFS(包括的燃料サービス)構想の密約が結ばれていることが3年前に明らかにされました。ウラン鉱山で硫酸を地下水に流し込みウランを試掘する方法で、今、牧畜用に飼われている家畜の中に異常な家畜が多く生まれて来ていることが報道されています。モンゴルに詳しい今岡良子さんを招いての学習会です。ぜひご参加ください。

◆日時:8月2日(土)18時~20時(開場17時30分)
◆場所:スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎と同じビルの4F)(水道橋駅下車)
    東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F
    地図 http://www.tanpoposya.net/main/index.php?id=336
◆講師:今岡良子(大阪大学言語文化研究科准教授)
◆参加費:800円
◆主催:たんぽぽ舎(スペースたんぽぽ講座会議)http://www.tanpoposya.net/
◆協賛:No Nukes Asia Actions Japan (NNAA)http://ermite.just-size.net/nnaa/

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【4】原発を描いたインド映画「ハイパワー」が上映中!
   監督も来日中、全国で上映&監督招聘会場を募集中!
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 老朽化して「世界一危ない」ともいわれるインドのタラプール原発を描いた映画「ハイパワー」の上映会が行われています。監督は現地の原子力研究センターの元職員。原発のある地元の村では、「約束のインフラが整備されなかった」「村では不漁や不作が続く」「がんや流産も増加している」という声が生まれています。インドゥルカー監督は「メディアは沈黙し、インターネット環境も整わない村では(放射線測定器の)ガイガーカウンターも知らない」と嘆いています。

「ハイ・パワー 大いなる力」(ブラディーブ・インドゥルガー監督作品 27分 日本語字幕つき)
8月4日(月)山口県熊毛郡上関町・祝島/8月5日(火)山口県周南市・弥五郎ドーナッツ/8月8日(金)山口県美祢市・まなまな/8月10日(日)京都府・京都市 左京西部いきいき市民活動センター/8月11日(月)大阪府・吹田市 モモの家/8月12日(火)兵庫県神戸市・元町会館2階小ホール「黒の小部屋」/8月14日(木)長野県松本市/8月16日(土)群馬県/8月17日(日)東京都千代田区 経産省前テント(仮)/8月23日(土)北海道札幌市内/8月24日(日)北海道余市郡・仁木市

◆詳細:http://badseaweed.wordpress.com/
◆記事紹介:「福島の苦悩 インドも 第一と同型 タラプール 元原発技官が映画化」(7月31日 東京新聞)
http://urx.nu/aCaP

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【5】インドのクマール・スンダーラム氏
                 (核軍縮平和連合)講演を聞いて
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 先日、来日したスンダーラム氏の講演が行われました。インドでは政府の原発建設の動きに対して、建設予定地の住民がデモなどの抵抗運動を行っています。しかし、これに対して政府はデモの上空を軍用機で威圧的に飛行させたり、暴力を使い、受け入れさせようとしています。その中で、今年の初めに安倍首相がインドで原子力協定などの話し合いを行いました。この協定は、インドの核武装に対して正当性を与え、南アジアでの核兵器開発競争をさらに激化させる可能性があると、スンダーラム氏は指摘しています。また、以前の日本と同じように、原発を推進する機構と規制する機構が同じ部局にあるため、十分な規制にはならないということです。昨年8月には、インドの閣僚がインド議会でフクシマの事故が人々に及ぼし得る影響について「実質的に重要ではない?と述べています。このような現実が進んでいる上で、スンダーラ
ム氏は、日印の関係は原発ではなく、違うもので発展させ、市民同士が協力することによって平和をつくっていこうと話されていました。

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【6】●記事要約●「ニジェールの大統領と政府は
          仏・アレバ社とウラン採掘に関して合意に至らず」
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(7月22日 Lepoint)http://urx.nu/aBkK
 ニジェールの国民議会議長は、先日フランスの原子力会社のArevaとの契約に対して「ニジェールの人々の権限を妨げているのではないか」と不満を示した。Arevaとの合意によると、国際市場価格が改善した場合のみ鉱山の掘採を再開すると規定されている。ニジェール大統領のマハマドゥ・イスフ氏はこれについて「国民のために最善を尽くしたつもりだ」と述べている。このArevaとの合意が実現すればニジェールは世界第二のウラン輸出国になるという。

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【7】●記事要約●「家を離れなければならない日本の家族のストーリー」
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(7月22日 Liberation)http://urx.nu/aBka
 福島県双葉郡双葉町で代々300年以上もお酒を造り続けてきた「富沢酒造」の富沢さん一家は、今年米国に移住することとなった。福島第一原発の事故による放射能の心配で、自宅で2時間以上過ごすことができない状態が続いているため、もちろん荷造りも2時間以内に済ませないといけない。移住後もアメリカ・シアトルで日本酒造りを続けると話している。

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【8】●記事要約●「グリーンピースがトルコの環境省前で抗議」
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(7月24日 Greenpeace)http://urx.nu/aBkf
 トルコ・アキュー町に建設予定のトルコ初の原子力発電所の工事の中止を呼びかけるため、NGO グリーンピースは先日環境省で抗議運動を行った。抗議の他、環境省の役員に250,000筆もの反原発の署名を提示した。

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【9】●記事要約●「オーストリアの大学の科学者が
                   アキュー原発の問題点を指摘」
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(7月22日 Greenpeace)http://urx.nu/aBky
 トルコで建設予定のアキュー原子力発電所の報告書をオーストリアの天然資源と生物機能科学大学の研究者が調査をし、いくつか問題点を指摘した。最大の問題点は、放射性物質を運輸する際の事故対応と法的責任者についての概要がかなり曖昧だということ。この報告書が容認されれば工事がすぐに開始されることになっている。

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【10】●記事要約●「カナダと中国が
             ルーマニアに2基以上の原発を建設予定」
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(7月26日 Channel NewsAsia)http://urx.nu/aBkC
 カナダのSNC-Lavalin とChina Nuclear Power Engineering Company がルーマニアのチェルナボーダ原子力発電所に2つの原子炉を追加して建設する予定。チェルナボーダ原発にはすでに原子炉が2基設けてあり、今現在ルーマニアでは国の電気使用の約20%を原発のエネルギーが占めている。

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【11】●記事要約●「フランス領ポリネシアのガストン・フロス大統領が、
           フランスの最高裁によって有罪判決を下された」
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(7月24日 Lepoint)http://urx.nu/aBjp
 去年の訴訟に負け、フランス領ポリネシアの大統領ガストン・フロスは先日フランスの最高裁判所に有罪判決を下された。これによりフロス氏は上院の委員から解任された他、3年間の政治活動の禁止、125,000ユーロの罰金、そして刑期4年間という実刑を言い渡された。
※以前、ポリネシアのタヒチでヒバクシャの記念碑がガストン大統領によって撤去、移動されそうになっていましたが、これによってその計画が白紙に戻される可能性が生まれています。

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【12】~世界の原発~ from 中国、フランス、ロシア、米国など
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(1)「“凍土壁が凍らない…”福島原発の汚染水対策に海外から懸念、計画自体を疑問視する声も」(7月10日 NewSphere)
http://news.mynavi.jp/news/2014/07/10/619/
(2)「第3世代原子炉は海外進出へ」(7月29日 新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/social/42188
(3)「中国、2020年に原発出力を5800万キロワットに」(7月28日 新華社)
http://www.xinhuaxia.jp/business/42125
(4)「ロシアと中国が浮揚式原発を共同開発、覚書に署名」(7月30日 ロイター)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0FY20Q20140729
(5)「原発避難計画、悩む米仏韓 福島第一の事故で見直し」(7月27日 朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG7V56K5G7VUHBI00R.html
(6)「原発廃炉現場を視察 県議会調査団 ドイツ、作業20年続く」(7月12日 福島民報)
http://www.minpo.jp/news/detail/2014071216832

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【13】~世界の再生可能エネルギー~ from インド、カナダ、ドイツなど
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(1)「国連・エネルギー効率改善都市 国内唯一 富山市選定へ」(7月29日 中日新聞)
http://urx.nu/aCQp
(2)「アジア太平洋で2030年までに再生可能エネルギー発電への投資額2兆5000億ドルに」(7月5日 新華社) 
http://www.xinhuaxia.jp/business/39961
(3)「インド、太陽光発電に対する意識高まる」(7月1日 インド進出支援ポータル)
http://urx.nu/aCQq
(4)「カナダで再生可能エネルギーに関する内外差別を是正する法律が施行されました」(7月25日 経済産業省)
http://urx.nu/aCQu
(5)「超巨大アヒルが再生可能エネルギーを生み出す日はやってくるのか」(7月22日 ギズモード・ジャパン)
http://www.gizmodo.jp/2014/07/post_15059.html
(6)「イギリス、農村の再生可能エネルギープロジェクトに50万ポンドを投資」(7月14日 EICネット)
http://urx.nu/aCQy
(7)「ドイツ、再生可能エネルギー新法が成立」(7月12日 WSJ)
http://urx.nu/aCQD
(8)「EU 再生可能エネルギー・二酸化炭素貯留技術実証プロジェクトに10億ユーロの助成を決定」(7月8日 EICネット)
http://urx.nu/aCQF
(9)「リゾート地が目指す、いつでも無料で再エネ稼働の『グリーンゴンドラ』」(7月29日 日経テクノロジーオンライン)
http://urx.nu/aCQH
(10)「スペイン企業、ウルグアイで65MWのメガソーラーを建設、30年間の売電契約、7000万ドルを調達」(7月28日 日経テクノロジーオンライン)
http://urx.nu/aCQK


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