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そんな好奇心から衝動的に作りました。

We Are the World 25 for Haiti

2010年02月27日 23時30分42秒 | job



 始めに記しておきますが、これは私の仕事の話です。 ハイチ地震、チリ地震のために何か呼びかけるような内容ではありません。 すみません。

 一月にハイチで地震が起き多くの命が犠牲になり大変な被害が出たことで、何か協力ができないかと思っていた矢先、今度はチリでも大地震が起きてしまったようです。
 できるだけ被害が少ないことを祈るばかりです。

 ハイチでの地震の際にはコンビニの募金箱に募金するというようなことをしていましたが、以前より上の "We Are the World" のハイチ版が気になっていました。 きっとすぐにでもCDやDVDが発売されるのだろう、と思っていたのですが。。。

 ちなみに We Are the World 25 for Haiti のオフィシャルサイトは『こちらから』!


 この時期、中学3年生の入学試験も一段落し(発表はまだですが、私の生徒は何があってもこれ以上試験は受けないと言うことなので)、残りの授業をどうしようかと考えていました。

 塾では生徒たちが2月いっぱいでやめてしまう、もしくは塾自体が中三のカリキュラムを終了してしまうことが多いようなので、うちの生徒たちもやめてしまうかな、と思っていたのですが、3月の最終授業まで来るということなので、残りの授業を中学英語の総復習と高校英語のちょっと予習をやっておこうかな、と考えています。

 けれど、実際入試も終わり、期末試験ものほほんと受けていた生徒たちはあまりガッツリ勉強したい雰囲気でもないので、せっかく定期試験に左右されないこの時期、少しだけでも今までと違うことをやってみたいな、と思ったわけです。

 そこで、洋楽のディクテーションなどどうかと思ったのですが、流行の曲をそうそう知っているわけでもないし、やっぱり定番曲になるかな。。。と思う中、"We Are the World 25 for Haiti"を買えば寄付にもなるし、いいじゃないか、と。 生徒たちへの卒業祝いにこのCDを全員にプレゼントしてもいいわ、とまで考えていました。
 そこで amazon など探してみたのですが。。。ないんですよね?

 どうやら iTunes でしか曲もビデオも買えないようなので、よくわからなかったのですが、一応 ipod を使っいて iTunes は見たことあったので購入してみました。
 まー、上のように You Tube やオフィシャルサイトで無料で見ることもできるわけですが、今回はやっぱり買ってから、見て、聞いてみたかったんです。

 無事ダウンロードもでき、クラスでも聞いてもらうことができそうです。 が、やっぱり生徒たちへのプレゼントとして買えるCDなどは無いんですよね?
 「あなたたちへのプレゼントはハイチへの寄付にも役立ちました。」という風にしたかったんですが。
 iTunes のダウンロードをプレゼントすることはできるようなのですが、全員がそういうことに対応しているかどうか、ちょっとわからないし。 
 それに、記念の品として「物」がいい、と思うのはやっぱり古い人間なんですかねぇ。。。

 ま、とりあえず。
 これを使ったクラスでは、25年前の "We Are the World" で穴埋めディクテーションを行い、日本語訳を考えて、同じく25年前のビデオを見ようと思います。
 そしてその後、今回の新しい "We Are the World" のビデオを見たいと思います。

 すばらしいアーティスト達の歌声と歌詞の内容で、英語ってカッコイイとか、助け合うことの大切さとか、自分にも何かできないか、など感じてくれたらいいな、と思います。
 どうかな。。。w

 3月。 あと数回のクラスでこの中三生たちともお別れです。 どの生徒たちも同じでなくてはいけないのでしょうが、やっぱり中三で卒業していく生徒たちには格別の思いが募ります。

 これからもしっかり英語の勉強を続けてほしい。 英検など受かったら教えてほしい。 たまには顔を見せて。 などと思ってしまうのですが、別れて旅立って行くということは成長してゆくこと。 この成長を喜ばしいものと受け止めるべきですね。

 出会いの数だけ、別れは増える。。。

 そんなことをひしひしと感じるこの季節です。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おつかれさまでした (ばく)
2010-02-28 05:36:42
日本はそうだった、出会いと別れの時期なのですね!。
受験生のご指導、お疲れ様でした。そして、こういうことをきっかけに、生徒さんたちが英語に本当になじんでくれるといいですね。

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追伸 (ばく)
2010-02-28 05:41:55
で、やはりこの曲を聴くといろいろフラッシュバックして、涙でます・・・
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Unknown (kuroneko)
2010-02-28 08:30:17
素敵な思いつきなのにCDが無いなんて。。。

この時期は無料体験レッスンなども数多くするのでしょう?ふんばりどきですね。
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思い出 (Kiyo)
2010-02-28 09:03:39
Layla先生は素敵な先生なんですねえ。
きっと生徒たちのいい思い出に残る授業となるでしょう。
私は音楽とは本当に距離のある生活をしてきたので、洋楽をほとんど知りません。ビートルズだって本の有名な曲だけしか知りませんし、あとはカーペンターズとか、ジョーンバエズとか昔学生のころの曲だけです。
つまり英語が生活になじんでいませんでしたねえ。勉強の対象でしかありませんでした。
もっと英語を使って何かをするという方向で、英語になじみたかったです。
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お返事 (Layla)
2010-02-28 15:28:36
◇ばくさん
あ。 まだこのクラスはこれからなんですよ。
最後のクラスで行おうと思って。
実は "We Are the World" の前に "Heal the World" もやります。w

この曲が25年前の物だと言うことが信じがたいですね。
クリスマスにはBand Aid も忘れちゃいけないひとつだったんですが、お手軽に "All I want for Christmas is You" をやってしまいました。
手元にCDがあったもので。w
けれど12月の保護者面談では「子供がCDを買って聞いていました。」という声も聞き、うれしく思いました。

◇kuronekoさん
無料体験がねぇ。。。
どうやらゆとり教育の影響や不況の波で、
英語教育熱は冷え込み傾向にあるようです。w

英語に限らず学校で行う科目全般の勉強嫌いが増えているような気がします。
普通に学校に行って勉強できることはとても幸せなことなのよ、なんて言ってはみるのですが、なかなかわかりませんよね。
知識が増えることは自分の可能性を大きく広げることができる、失うことのない財産なのだと思うのですが。
まー、私自身も学校での勉強が全部好きだったわけではないので、うまく説明できません。w

◇Kiyoさん
Kiyoさんの場合は英語を使ってお仕事に活かす事ができたので、ラッキーだったでしょう?
学習時代に勉強の対象以外で、というお話なのでしょうが、それは学生時代にはなかなか難しいことですよね。
無理やり洋楽や外国人アーティストを好きになることは難しいですし。
英語が生活になじんでいないのは、今の時代も同じだと思います。 そこが生徒たちが英語を学習する上で一番疑問に思う点だと思います。

ある途上国のように英語が話せれば生活が楽になるというような状況は一切なく、また普段の生活でも英語を話さなければ不便だということすらないわけですから、学問の域で終わっても仕方がないわけですよね。

けれど生徒たちは漠然とですが、英語がわかれば世界やチャンスが広がる、という気持ちがあるようです。
野球好きの小学生は「大リーガーになった時困るから」と言って英語を続けていますし。w

私も「日本人だからどうせ将来英語なんか使わないでしょ。」という気持ちで英語を教えているのは空しいです。
「この子達には全てとんでもない可能性が秘められているんだ。 その時英語ができなきゃ大変!!」という気持ちで臨んでいます。w
実際、私の生徒たちが将来どんな人間になるかなんて、予想できませんからね。
これ、すごく楽しみです。w

それまで、英語の中に少しは楽しみがなければ、と思います。 やっぱり試験の為だけでは続けてゆけないでしょう。
どんな形でもその楽しみを見つけてくれればいいな、と思っています。
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Unknown (Ina)
2010-03-01 11:13:04
Laylaさんのアイデアの素晴らしさにいつも感心しています。生徒も幸せですね。
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Inaさん (Layla)
2010-03-01 23:31:46
いやいや。
だれでもやってるでしょ。
むしろ私はもっと工夫すべきだと思っています。
マジで。
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