2012年6月11日
月が変わってしまったので、さすがにタイトルに日付を入れました。w
6月11日に千手ガ浜のクリンソウを見に行った話の続きです。
続きというか、クリンソウの後は戦場ヶ原にワタスゲとズミを見に行ったのですが、それは後回しにして竜頭の滝のお話を先にします。
ご覧の通り見頃過ぎだったのです。 お茶屋さんの前の写真も撮りましたが、もうお花はほとんど終わりでしたのでアップはしません。 かろうじて、滝上からはまだ頑張って咲いているトウゴクミツバツツジが見えましたし、お天気も良かったので写真を撮りました。
奥には中禅寺湖の湖面も見えますが、この日の西岸の方の湖面がきれいに止まっていて山が写っていたので、よっぽど車を止めて写真を撮ろうかと思ったのですが「クリンソウ・ワタスゲ」が頭にあったのでやめました。 その湖面がここから見えます。 しかし山にはすでに雲が垂れこめていますね。
お天気が良いと明るくてシャッタースピードが落ちてくれません。 これで(上も)F25 まで上げてSS 1/30 です。 水が白糸になりません。 時間は朝の8時頃です。
上の写真は戦場ヶ原を見終わって、帰りにもう一度竜頭の滝に寄った時のものです。 時間は4時ごろ。 すでに曇っています。
水は白とびせずにいいのですが、手前の花が暗くなります。 せっかくトウゴクミツバツツジとヤマツツジが咲いているのですが。 花に合わせれば水が白とびします。 隣では四角いフィルターを手で持って撮影されている方がいました。 固定しなくても撮れるものでしょうか。
かろうじてこのくらいなら大丈夫でしょうか。
で、この映像は Power Shot s100 のHDR を使ってみました。 手前のお花が明るいだけでなく、奥の岸辺の花まで色が出ていますね。 「これはいい! じゃ、シャッタースピードを落として撮りましょう。」と思ったら。。。「あれ?」
シャッタースピードは変えられないんでしょうか。 というか、絞りや露出も変えられないの? う~ん。 たぶん、変えられないみたい(ToT)
午前8時の写真ですが、F25まで絞ると回析現象のせいか、ぼけて見えますね。絞りすぎもよくないといいます。F16になると危ないそうです。F8~F11またはF13くらいが限度とか。
午後4時の写真のところの、「四角いフィルターを手持ちで」というのはもしかしたら「NDハーフフィルター」ではないかと思います。
減光フィルター(NDフィルター)の上下が違うND値になっていて、たとえば半分ND8で、半分クリアとか、川の流れと向こう岸の境目のところにフィルターの境目を合せるために手持ちで、ファインダをのぞきながら調整していたとか、考えられます。
HDRについてですが、コンデジについている昨日としてはおそらく、露出を変えて2枚撮ったものを合成していると思われますが、その時はおそらく自動露出だろうと思います。詳しくは取説でご確認を。
以前も書いた記憶がありますが、私の使っている、「シルキーピクス・プロ」という現像ソフトは、HDR操作が簡単にできます。
まず、下から2枚目の写真を撮ったとして、ちょっと上の木が暗いなあと思ったら、HDRのレバーをマウスで少しずつ動かしていくと、暗かった部分がだんだん明るくなります。他の部分は変わりません。
それで2枚目の写真の流れのまま、下の明るさになります。
しかしやりすぎると、のペットした感じになるので、見極めが大事ですが。
ここをご覧ください。私の説明よりすぐ理解できます。
http://www.isl.co.jp/SILKYPIX/japanese/product/function/hdr.html
先日の大雨、Kiyoさんのお宅の方は大したことなかったというお話で良かったです。
写真家さんの持っていたフィルターはKiyoさんのおっしゃる通りだと思います。
私も以前に竜頭の滝を撮った時、棚田の朝日を撮った時などによっぽどハーフNDを買おうかと思ったのですが、
レンズの前に取り付け器具のような物が必要なことがわかりやめたのです。
そこまでやれないだろう、と思って。
レンズに付ける丸いものだと思った所に境目が行かない可能性があるのですよね。
けど、このようなソフトがあるんですねー。
これは以前Kiyoさんが私の竜頭の滝の写真を修正してくださったものでしょうか。
ソフトもみな同じではないんですね。
その中の機能に「効果」というのがあり、その中に「NDフィルター」というのがありました。他に、渦巻きとか、油絵風とか、ボタン一つで、写真が変化するお手軽なものです。
そのNDフィルターには境目の線を傾けたり境目のぼやけ方を調節したり、色を変えたりできる、お遊びながら結構使えるものです。
でも本当にお遊びです。
シルキーピクスは、RAW現像ソフトですから、色とかシャープネスとかしっかり調節できます。
ソフトも使い分けが必要です。ニコンのソフトも持っていますが、これはゴミを消したり、部分的に色を変化させたり、細かい作業は得意です。
デジタルになって、色を変えたり、コントラストを変えたりするフィルターが不要になったように、ほとんどフィルターがいらなくなるのではと思います。
NDフィルター機能を搭載すれば済むことですから。
おぉぉ。 やはりそういうことなんですか。
Kiyoさんの言葉で思いだしました。
s100にはNDフィルター機能もあったはず。。。
ちょっとまた試してみます。