この人には非常に感銘を受けました。
「学ぶ場には、校舎も運動場も関係ない。人生という大学で学ぶのである」といいます。
「人生という場こそが、聞き、話し、読み、考えるということなのである」と謙虚な姿勢を見せています。
この方は、東大出身であるにもかかわらず、まだ学び続けるというのですから、なんて謙虚なんでしょうと感動しますね。
D.カーネギーの言葉を引き合いに出して、「相手の関心を見抜いて話題にする」ということの重要性を説いています。
それが、この著者の扇谷正造氏の主張するところなのですね。
互いに興奮し、論争し、相手を説き伏せるのは解決にはならないといいます。
そうではなく、相手のメリットに対して敬意を払う、または褒めるのがいいとしています。
それはこの著者が、どのような道がいいかを考え、本を読み、考察していった結果出した結論だけに言葉に重みがあります。
また相手の目を見つめることで相手は熱意を感じ、会話が活発になる、ということですね。 また相槌を打つことや、軽い驚きの表情を伴ったそれをおこなうことで円滑になるということですね。
また行き当たりばったりの会話ではなく、情報を前もって集めておくことの重要性を書いています。
その他、いろんな円滑方法について書いていますから、興味あるかたは読んでおくのがいいでしょう。
これらはいずれもすべて、人を魅了する、人を気持ちよくさせる方法についての事なのですね。
他の心理学の本を読んで知ったのですが、人には2つのタイプがいて、1つは人との関係にはまるで無頓着なタイプで、この人は友人がいようがいまいがまるで関心外ということです。
もう1つのタイプは、人との関係を重要視して、人と褒めあい、鼓舞しあうことで互いに両方な関係を築こうとするタイプ、ということですね。 前者のタイプにはまるで感銘受けることはないでしょうが、後者のタイプの人には是非とも読んでほしい本ですね。
そして書いてあることを吟味して、行動していってほしいものですね。
●この本は以下よりどうぞ!
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聞き上手・話し上手―市民のための講座 (講談社現代新書 535)
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