五十嵐一 『イスラーム.ルネサンス』

2016-09-19 11:12:20 | 宗教と社会

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イスラームあるいは中東というものについて日本人にとって目の覚める本だなと、この本を読んで思いました。


2001年9.11によってイスラムのイメージは悪化の一途をたどりましたが、あれはアメリカ社会を牛耳るネオコンの人たちの自作自演であり、イスラム原理主義のビンラディンが首謀者になってWTCを破壊した、ということになっていますが、あれも嘘なのです。

ビンラディンイエメンという国のユダヤ人なのです。 それに騙されてはいけません。

あの事件以降、イスラムの人間たちがいかに苦労しているか、その詳細をつづった本があるので、それの理解をしたい人は以下の本を読んでいただけたらなと思います。

アスマ.グル.ハサン 『私はアメリカのイスラム教徒』

http://hair-up3times.seesaa.net/article/430688791.html?1474248957

さて、この『イスラーム.ルネサンス』ですが、そのタイトル通り、心にルネサンスをもたらす内容であることは間違いないです。

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イスラームの担い手は僧侶(ウラマー、ファキーフ)といった人たちです。

これらの人たちは、知識人であり、論理学、神学、イスラーム法学の専門家であるそうです。

イブンスウィーナーの著した『医学典範』は、ラテン語訳され、しかもヨーロッパ医学の定本であるそうです。

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『医学典範』

イスラーム法を司る人々は、諸事百搬の知識や経験による知恵を持っているのです。

イスラーム社会では異民族や異教徒との接触や取引が多いですから、契約や商法的規則はもちろんそれに違反した人を取り締る刑法が必要で、それが発達したのは間違いありません。

法体系の中で世界的に先駆的な存在になったのは間違いないです。

イスラーム法は、ローマ法と並ぶ世界二大法律体系である、ということをこの本を読んで知ったときには驚きました。

そこで発達したイスラームの主旨は聖なるコミュニティのイスラーム共同体を実現したのだといいます。

西洋に科学技術を教えたのはイスラームであるということを知っても私は驚きました。

まったく逆だったのですね。

そして、合理主義の目ではすくえない存在に注目するのがイスラームであるとも知って驚きました。

虚の需要を煽り、貸しつけをしてそれを重ね、相手の首を回らなくさせ、自らの支配下に置くサラリーマン金融的な弊害の西洋とは違うのです。

私も実感していることですが、いくら研究に研究を重ねても見えてこないものはあるのですね。

研究が深まれば深まるほど生物の生理の妙、調節作用の不思議さがかえって実感されているのである、と言います。

「神の見えざる手」を感得している。

アッラーの神意による配慮を読み取っているのだといいます。

こういう面を考慮すると、やはり神の存在は無視できないな、というのが私の実感です。

「純粋な光の中で創造された先なるアダムはつまるところ、ムハンマド的真実にほかならず、いわば先住的本質として立っていた姿が完全な形をとって最後に現れたのが「預言者の封印」としてのムハンマドである。」とこの本には書いてありますが、ちょっと表現が不可解なところですが(笑)、要するにこのようにイスラムにおいては、宗教が内面化しているのです。

政教一致というのも、うなずけます。

西洋では政教分離が原則ですし、日本でもそうです。

そのことをもってイスラームが後進的と判断してはいけません。

ムハンマドホメイニは知識人指導者として、大多数の人民の信託を受けて政治お主催しているのです。

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人民を厚き思いを仮託されて権威を保ち、権力を行使するが、有事に際しては一騎打ちの代表として全責任を被らなくてはならないというのです。

これにも驚きました。

日本においては、あまりにも西洋型の社会の情報ばかり来て、イスラームの情報がほとんどないために、片寄った見方しかできなくなってしまう弊害があることは否めません。

こういう事実を鑑みれば、イスラームと西洋は、専制VS民主という図式は成り立たないのがわかるはずです。

真の権威者と専制君主は紙一重なのです。

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ホメイニ

その状態で保っているのがイスラーム社会なのだといいます。

イスラーム社会は特異的複合体として連帯しているのだといいます。

西洋は近代化を成し遂げました。

しかし帝国主義的侵略をし、公害輸出をし、サラ金禍をまき散らしている事実は認めなくてはいけません。

しかし、驚いたのはこのように西洋と対比して見ることによって西洋社会の災禍を発見することができたのみならず、中東こそが西洋と東洋にものを教えた師なのであった、ということですね。

昔、日本中国にいって思想や宗教、文化を教えてもらいに行き、その見返りに物をあげた、要するに朝貢国家だったのです。

私の記憶によれば、中国から均田制というものを学び、それを日本で実行したということもありましたね。

それに、仏教もいろんな留学生が中国に行って学び、それを日本に広めた先駆的な人が聖徳太子でしたね。

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レベルの高い思想や文化を持っている国のほうが優位に立つ、という時代だったのですね。

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しかし、近代以降その状態は崩れていって今は経済的な力のある国が優位な時代が現代なのです。

思想や文化が優位な時代に日本が学んだ国は中国だけでなく、イスラームの国であるイランからも学んだのですね。

それを日本の文化にも適用させたのが天平文化だったのを大学時代に某本を読んで知ったときには、私は驚き感動のあまりその本を一気に読んでしまいました。

激しく力強いリズムを刻み、軍隊の行進を鼓舞したのが小太鼓であり、大太鼓の類だったのですね。

これらの楽器類は、十字軍の遠征以来、中東に直接に交渉することが頻繁になった西洋人たちが中東からの物産として持ち帰った品々の1つにこの楽器類があったのです。

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そして日本にも、シルクロードを経由して日本にもたらされたのも事実です。

これには驚くでしょう?

日本の天平文化にイランの影響が入っているとは、と。

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イランはほとんどの人が想定外にしている国ですからね。

その本を読んで私は驚き、私がアルバイトをしていたところにいたイラン人にもそのことを話し、その本をプレゼントしたのが思い起こされました。

やはり文化というのはどこからかの影響を受けて雑種的になってしまうのが通常です。

まったく他の影響を受けない文化などないのが当たり前です。

以下の日本の楽器も建造物も中東の影響を受けていたのは歴史的研究で明らかです。

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日本の留学生がユーラシア大陸に文化を学びにいって、その際に、留学生がそこにすでに存していたキリスト教と仏教どちらを持ち帰るか、悩んだ末、仏教にしたというエピソードがあるのです。

そのキリスト教にしろ仏教にしろ、互いに影響を受けていたのは間違いはないです。

それは以下の2つの写真を見ればわかるでしょう。

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ですから、この宗教のみが世界最高峰だとか、この宗教こそが随一などと吹聴するのはやはり間違いではないか?と思われてならないのですね。

なんの影響も受けずに全くの純粋で、それでいて他の宗教の追随をゆるさないほどの感動的な要素を持っている、というならば話は別ですが、そんなすごい思想など私の知る限り1つもないですね。

そういう精神をこれからも維持したいと思います。

あまりに偏った情報によって、イスラームに対してよくないイメージを抱いていた人は多くいると思います。

そのイメージを払しょくする必要があるでしょう。

イスラームというものを研究すればするほどその重要性を実感しています。

多くの外国人と接触する機会の増える昨今、自分も相手から間違ったイメージで見られていれば誰だって困惑し、遺憾に思うでしょう?

それはイスラームの人たちも同様でしょう。

イスラームをよりよく理解していける格好の本としてこの本をお勧めします。

この本の詳細は、このページではかなり簡略的に書いたので、より深く理解するためには原書を読む必要があるのは言うまでもありません。

●この本は以下よりどうぞ!

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イスラーム・ルネサンス

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イスラーム・ルネサンス

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黄昭堂、金美齢 『大中華主義はアジアを幸福にしない』

2016-09-18 12:36:34 | 国際社会

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この過激なタイトルはなぜつけられたのかな、という素朴な疑問がわいてきたのと、大学で中国社会主義の停滞ぶりについて知っていて興味がわいてこの本を買って読みました。

黄昭堂金美齢の2人による対談形式の本です。

しかし金美齢さんは女性なのにすごい知識欲だなあという感嘆な思いにとらわれました。

男性と女性どちらが知識欲と合理的思考法が得意か?

言うまでもないですが男性です。

大学の教授の数を見ればわかるように、そういうものは男性のほうが圧倒的に得手なのですね。

しかし、金美齢さんは男性顔負けの知識欲と合理的精神を持っていて圧倒されます(笑)。

やはり、この本やその他いろんな本をとって読んでわかるのは、社会主義の壮大な試みは失敗に終わってしまった、ということですね。

マルクスが描いた桃源郷は実際の社会では実現は非常にむつかしいということで、かつ不可能ということがわかると思います。

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第二次大戦後、中国は社会主義を選択しましたが、その国家主席である毛沢東は、1957年に反乱分子を44万人殺した、ということです。

しかも、20年何千万人も殺したということです。

同じく社会主義を選択したソ連スターリンの在政中に、追放、処刑、餓死で1400万人も犠牲者が出た、ということですね。

マルクスの思想が分かった政治に携わる人に権力を集中させることによって、賢人政治を行い、それで世の桃源郷を実現する、という試みをしたようですが、それが実際はあやになって理念から逆の政治が公然と行われてしまった、ということですね。

のみならず、「ノルマさえ達成すればいい」というのが基本になっている経済システムも当初はうまくいっていた面もありましたが、もの全般が国民にいきわたるようになっては、「より良いものをより安く」という技術革新が必要になってきますが、それを怠ってしまったことで、西側資本主義に後れを取っていくことになったのです。 中国も例外ではありませんでした。

そこで、西洋から諸本と技術と専門知識を入れようということで登場したのが、鄧小平だったのです。

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鄧小平

鄧小平は、沿海地帯に経済特区を作り、輸出むけの労働集約型産業育成をしたのです。

そして、深圳350万人が生活し、中国外貨の4分の3を稼ぎ、300億ドルの工業生産を達成するのです。

また上海の勃興ぶりを示して、鄧小平上海は全国の龍の頭である”とまで言うのです。

そして1996年には江沢民が主席になります。

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江沢民

そのとき、江沢民「私は社会主義の理想と道徳を守っている。規制に従わない新聞や出版社は閉鎖させる!」と言い、精神文明建設を進めるのです。

中国の指導者はいずれも軍人出身なのです。

八路軍は中国軍の源泉です。

八路軍の三個師団のうち1つを林彪が握っていたのです。

このように中国共産党が支配する資本主義国家に当時からなっていたのです。

そのことで、アメリカの軍産複合体に倣って軍商複合体と揶揄した評論家もいました。

1989年天安門事件以降、愛国教育が盛んになったといいます。

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抗日の宣伝も盛んになったのです。

日本鬼子として、戦前のことむし返していくつもの記念館や博物館を建てたのです。

そして失地回復として、尖閣列島問題を浮上させるのです。

この本の半分以降では、台湾の歴史事情も暴露されています。

中国において国共内戦で国民党が破れて、国民党台湾に逃れて国を支配します。

その党首であった蒋介石45年、電力、石油、鉄鋼、造船、製造業のすべてを国営、党営企業にしたというのです。

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蒋介石

その際に上海企業家たちを手厚く保護したのです。

その代表が、華隆グループ、遠東紡織グループです。

この時期の経済の発展期に海陸一貫輸送の会社を興した張栄発台湾一の運輸会社にまで仕立て上げるのです。

張栄発バンコク、ペナン、クラルンプール、ロサンジェルス、ニューヨークにホテルまで作るのです。

またパソコンの会社で有名なエイサー社施振栄が作りました。

このエイサー社世界の1割以上のパソコンを製造しているのです。

そして世界5位の生産量を誇るのです。

こういった明るいニュースの裏で統治者たちの部分は決して明るくなかったのは明らかです。

蒋介石の子の蒋経国は秘密警察組織を統括していたようです。

1979年に、美麗島高雄事件が起こり、台湾人が高雄市にデモを起こした際に、蒋経国の子は人殺しを多くおこなった記録があるのです。

また、シンガポールリークアンユーも大陸出身の元首でしたが、この人の際にも政権党である人民行動党や中央政府に大きな特権を付与していたようですね。

美麗島高雄事件以降、アメリカから民主化要求をされてから、台湾は野党の存在と言論の自由を認めるようになったといいます。

しかし党、政、軍、将はいずれも大陸人がほぼ握っていることは間違いありません。

また、「大中華主義はアジアを幸福にしない」というのは、社会主義国は国家主席の交代によって、国内政治はもちろん、周辺国の政治も大きく変動してしまい、社会変動を余儀なくされてしまう、ということもその理由として挙げれると思います。

それだけでなく、それによって難民も多く出してしまうのです。

情報を発信するにしても民主的な手続きを踏んでなされていないので、党首の気まぐれや恣意的な感情でなされてしまうので、社会も大きく揺れるのです。

いきなり主席が「南沙諸島は中国のものだ!」といえばまた大きく社会が変動し、反日教育をすると主席が言えばそのような雰囲気にいきなり包まれてしまう。

また、この本からも分かるように、日本にいては、中国の正確な情報がわからないということが言えると思います。

中央が、情報源を握り自由に配信していないことから、また報道の自由を認めていないことから、中国国民もまた諸外国の人も中国の内情を正確に知ることができないのです。

これでは民主主義を満たすことはでいないのは言うまでもないでしょう。

また国共内戦で敗れた国民党台湾にいって資本主義を採用し国家運営をするも、そこで統治に携わる人間は中国大陸の人間ばかりでしたので、大陸の考えの系統を引きずり、大きな権力を手中に収めて行政をしていったことは明らかです。

確かに戦後、台湾は資本主義を選択したことで大きな発展を中国に比べて順調にしていったことは明らかで、その恩恵を日本も受けていることは間違いありません。

台湾料理で至福の瞬間を過ごせましたし、私の今使っているパソコンも台湾製で、5年以上使っても全然故障がないから非常に助かってます。 前のパソコンはアメリカ製でしたが、1年もしないうちに故障してしまい参りました(笑)。

しかし、しかし蒋介石、経国父子の独裁によって殺されたり弾圧されたりした人のことは忘れてはなりませんし、そういったことは民主主義の理に適っているとは言えませんね。

それをどうしていくかということは非常に問題にしなくてはいけないのです。

ゆえに、「大中華主義はアジアを幸福にしない」という言葉が当てはまりますね。

中国は周知のように経済発展を見せ、世界第二位の経済的地位を手に入れました。 80年には対米輸出が10億ドルだったのに、95年には400億ドルにもなっていました。

この本が出された当時からその兆候は表れていたのです。

そういった経済発展も、共産党一党独裁の国がすると領土紛争や核拡散、武器輸出の脅威に映るのです。

しかも民主化が充分になされていないということも手伝って。

今や世界第二位の経済的地位を手に入れた中国、また戦後から順調な発展を見せていた台湾、いずれも光る面はありますが、内情をつぶさに見ていくと、改善点は多くあることは間違いないでしょう。

いずれも「大中華主義」という面がキーワードになっているように感じます。

それを緊張感を途絶えずに見ていこうと思います。

その理解の手助けになる本であると確信しました。

●この本は以下よりどうぞ!

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大中華主義はアジアを幸福にしない

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大中華主義はアジアを幸福にしない

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その他参考図書の紹介ページ

『スターリンのジェノサイド』

http://hair-up3times.seesaa.net/article/384169055.html?1474167129


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ケネス.ラックス 『アダム.スミスの失敗』

2016-09-17 15:59:05 | 現代社会

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この本は、アダムスミスの批判本です。

スミスは、「経済的行為者としての人間の本性とは、利己心であり、その利己心こそが優れていいものである」という言を残しました。

1776年にスミスは『国富論』を世に出しました。

そこに、「国富は労働の生産力であり、それを増大させるのが分業である」といことを書いているのです。

その生産力は、君主や貴族の活動家からは出てこないのです。

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アダムスミス

利己心を追及するうちに、彼が意図してもいなかった目的を見えざる手に導かれて促進することになる。彼が意図していなかったことが必ずしも社会にとって、彼が意図してなかった場合よりも悪いということはない、とも書いています。

貧民を援助する法律を撤廃したり、児童労働や労働日数を制限する法案、その他労働条件一般を規制する法律などといった社会福祉に関する立法にすべて反対することが自由放任(レッセフェール)というのです。

雇用者の邪魔をするな、逆に援助してもいけない。彼の利己心の命ずるに任せておけ。 そうすれば、社会すべてがよりよくなるだろう、というのがスミスの主張したことなのです。

この思想が多くの人の心を捉えて自由放任主義が、政策の中心になりイギリスは経済発展を遂げたのです。

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しかし、のちにロックフェラーが新しい競争の形を得て利益を得ることになったのです。

それがトラスト設立です。

これによって、ビジネスでの競争が避けられつつあるものになったのです。

これは大きな社会問題になり、1社もしくは2社によって、小麦、穀物、畜牛、その他食糧の独占化が進み、特権的少数者のために、多くの者の活力と進取の気性が絞られてしまったのです。

そこで反トラスト法が出されたのです。

1895年から10年間は大合併運動が花盛りだったようですね。

1983年にパニックに有効だった関税も1929年の株式崩壊で逆の効果になったようです。

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そこで、またスミスの遺した言葉が引用されています。

「生存資料やその他の財貨やサービスが我々に適切に供給されているのは、人間のさまざまな動機の中でも慈愛心と呼ばれているものではなくて、利己心に分類されているもののおかげなのである。」

この言葉に、この著者は反対し、歴史は経済上の取引で他人をだまし、強要し、そして実質的には盗みを働いてきた人間の記録である、ということですね。

利己心そのものがスミスの大いなる期待を抱いていた競争を弱めてしまう力を持っていた、ということは独占企業の発生を見ることで頷けますね。

この現象は、今の日本にも当てはまりますね。

小泉構造内閣以降、規制を多く外すことによって、大手のコンビニやスーパーがいたるところに闊歩し、小売店や自営業者の多くは店をたたまなくてはいけなくなり、ことに地方の惨状は厳しく、シャッター商店街をも生み出してしまったのです。

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また、マイクロソフトもその恩恵を受けていますね。

次々にソフトの新種が開発され、これを使わないと従来のソフトで作成していたワードやエクセルが開けなくなってしまいます。

その新種のソフトをどの人も使うようになれば、個人もそれを使わざるを得なくなり、またその新種のソフトを買わなくてはいけなくなってしまったのです。

その額は、3000円前後ですが、国民のほとんどが買えば、マイクロソフト社はどれくらいの利益になるのでしょうか?

ちょっと羨ましいというか怒りというかを感じますね?(笑)

しかし、反論したいのは、国が経済を管理して、需要と供給を一致させることができる、という歴史的根拠のないユートピア論で展開された社会主義計画経済が破たんした歴史や、個人の生活を見れば明白なのは、やはり個人が「儲けたい!」という気概を持たせることで経済社会は成り立つということです。

スミス以前のイギリスはその気概をなくしてしまうような社会主義のような社会であり、それに反論を大いに出したのがスミスに他ならないのです。

こういうことを踏まえずして、一点だけ欠点を発見したところで非難だけするのはやはりどうかなと思います。

その意義を踏まえながら、欠点が浮上したなら、そこは是正していくのでいいのではないかなと私は思うのですがどうでしょうか?

しかしだからといって利己心のみならず慈愛心は必要です、どんな経済活動をするにしても。

今では多くの中国人や韓国人に会い、行動することがあります。

しかし、そういった人たちに関する情報を本や実際に自分が見聞してきた内容を吟味するとよくないのが多いですね(苦笑)。

彼らは平気で約束を違えますし、そのことに何の心の咎めを感じていない。

仕事がつらいと思うと、終わってないのに帰ってしまう…それを平然とするのですから参ります。

一緒に長期間仕事をしてきたのに、何の挨拶もせずに辞めていく…ちょっと信じれないですね。

また中国本土での契約履行率は60%だそうです。

でもまあ、これだけの自分が得てきた情報だけで断定するのはよくないことですので、心に留保はしておきますが…でも中国人や韓国人は警戒していかないといけないようですね。

またこの本では、サムナー社会学として、 「勤勉で倹約的なプロテスタント倫理に従うような個人=富裕者が生存競争における適者である」としています。 それには頷ける面があります。

そういう勤勉な人は、儲けるためばかりではなく、社会全体を俯瞰し、良き社会を築くためにはどうすればいいかまでも勉強している人が多いです。

Job(金になる仕事や勉強)のみならずwork(金にならない仕事や勉強)をも一生懸命にしているのです。

ロバートキヨサキ『金持ち父さん 貧乏父さん』に登場する金持ち父さんもworkを一生懸命にしていて、儲けたお金を教会等に寄付していたようです。

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ロバートキヨサキ

1844年ジョンスチュアートミルは、「人間とは労働を嫌がり、贅沢な道楽を楽しもうという欲望以外のあらゆる情熱や動きを抽象した存在である」と書き、その後継者のアルフレッドマーシャルは、「人間は貪欲で怠惰な存在である。自身の幸福のみに関心を持ち可能な限り欲する」と書いています。

しかし両者の文章を読んで私は、「厭世的過ぎではないか?」「卑屈に考えすぎではないか?」と思わざるを得なかったのですね(笑)。

そういう人もいるにはいますが、私の見聞してきた結果、そういう人は稀ですし、そんな人間一般をそこまで卑下する必要はないのではないか、と思われてならなかったですね。

経済取引には非利他的に臨むことが要請されます。

そのことに間違いはありません。

「経済的行為者としての人間の本性とは、利己心であり、その利己心こそが優れていいものである」というアダムスミスの言葉は、経済活動を活発にするために必要な概念なのは間違いありません。

しかし、利己的な詐欺や不正をおこなう温床になることも間違いないのです。

要するに二律背反なのです。

世の中は、人の心を慮る人、人の心をなんとも思わない人、この両方がいるのです。

これは古今東西変わらぬ事実でしょう。

詐欺や不正をおこなっても平然としている人が、このスミスの言葉を読んだら喜ぶでしょう。

しかし、こういう人ばかりではないのは事実です。

慈愛心があって経営して成功している社長も多くいることは間違いありません。

これまで、このブログで、かつて『マネーの虎』という番組に出てきて成功されていた社長たちの本を読み、その内容について書いてきましたが、やはり金儲けを最優先にしてきたのではなく、そういう慈愛心を優先させてきたのがありありとわかりました。 それについては、ページ下に紹介ページを書いておくので参考にしてもらえればなと思います。

経済活動やお金儲けというのは奥の深いもので、自分の利益追求の行動が、自分がした結果どうなるだろうと考えながらしている人は稀です。

しかし、そういう人が多くなるように促すのが科学の役目であるし、そういうものを総合するのもその使命の1つであると私は思います。

国が国民の経済活動を管理しておこなうよりも、個人が自己利益を追求する結果のほうが国全体で見た結果、国富は大きくなるといったアダムスミスの言葉は間違っていないのです。

しかし、こういったいにしえの偉大なる学者や、大きな団体にまで発達した宗教の教祖の遺した言葉は、後世になって間違って伝えられる危険性がどこにでもあるのです。

nation of islam教団はイスラムの一教団として有名です。

この教団が当初目指していたのは、白人社会でアフリカ系人に中流生活をもたらすことであったようです。

創始者の1人であるウォーレスファードをアッラーの化身として崇めていたようですが、こういう1人の指導者を崇めることは、イスラㇺ教では許されないことであるようです。

しかも、“アフリカ人はすぐれた人種である”というスローガンを掲げていたようです。

しかも、設立当初の理念を忘れ、イスラム教の教義を歪めビジネス化していったようです。

クリスマス時にラマ断をしないなど。

そして、アメリカでもっとも有名なイスラム教囚人はマルコムXであるそうです。

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マルコムX

そのマルコムXnation of islam教団の人間でした。

性的放縦、麻薬、悪辣、アルコールなどの悪癖があったようです。

こういうことを見て、イスラムは悪の集団だ、というようなイメージが形成されてしまうのは、やはり残念なことですね。

それと同様に、アダムスミスがレッセフェールを提唱したからとて、それを読んだ人が不正や詐欺をおこない、それによってアダムスミス=不正や詐欺の促進者あるいは経済学を貶めた人などというイメージが形成されてはアダムスミスがかわいそうです(笑)。

アダムスミスが、レッセフェールを提唱した最大の目的は国富を増大させ、君主や貴族による大衆の権利の侵害に抗うのが最大の目的だったのです。

そこを忘れてはいけません。

これまで、創価学会やその他日蓮の教えを歪んで伝えてしまっている宗教団体について批判してきましたが、だからといって日蓮の教えを批判しているのではないのです。

口づてに教えるとやはり間違って伝えてしまう危険性が必ず付きまとうし、その人の教えを忠実に伝えるのならば、要約して伝えるのではなく、その人の書いた本をそっくりそのままプレゼントするのがいいのです。

先に、イスラムの教えを歪んで教え、腐敗した団体にまでなってしまった団体について紹介しましたが、そうならないためには、イスラムの創始者であるムハンマドの書いた書をそっくりそのまま読めばいいのです。

アダムスミスの『国富論』にしろ、日蓮の『御書』にしろ、ムハンマドの『コーラン』にしろ原書を読んでいない人が口づてに伝えるから間違って伝えられるのです。

ですからこれら偉大な人物の本は原書でこれから読んでみたいなという欲求がわいてきています。

まずは、偉大なるアダムスミスの言の見直しをするに格好の本であると思うこの本を紹介しておきます。

●以下よりどうぞ!

アダム・スミスの失敗―なぜ経済学にはモラルがないのか

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アダム・スミスの失敗―なぜ経済学にはモラルがないのか


★参考の本の紹介ページ

国富論 (1) (中公文庫)

マネーの虎に出てきた大物社長たち

小林敬

http://72405615.at.webry.info/201408/article_3.html

堀之内九一郎

http://72405615.at.webry.info/201503/article_4.html

安田久

http://hair-up3times.seesaa.net/article/405012883.html?1442932865

川原ひろし

http://72405615.at.webry.info/201407/article_2.html


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岩崎武雄 『カント』

2016-09-12 10:23:40 | 科学論

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ここで取り上げるカントは、「哲学者」というカテゴリーに入る人ですが、まず哲学者という人の定義は、どういうものかといいますといろいろありますが、辞書等で書かれている多くは、 「社会の中での人間のあるべき姿を論じる学問」というのが多いように感じます。

 

これは簡単なようでいて非常に奥の深いものですね。


社会や人間を対象にするのですから、いろんな学問を治めている人やそういう気概のある人でなければ論じることはできないでしょうね。

それでは、いろんな学問に長けていて、いろんな視点を持つことができる人も哲学者の範囲に入るではないでしょうか?

カントは、数学、論理学、物理学、形而上学、道徳哲学、地理学、人間学、自然法、教育学といろんな学問に長けていたといいます。

その意味で、カントも哲学者という範疇に入るのではないでしょうか?

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カント この本では、「経験」「道徳」といったことについて非常に奥深く、重厚に多岐にわたって論じてあり、そのいずれもが普通一般人はもちろん科学を志す人にとって目の覚めるような視点や考察が加えられており、いずれもが日常生活において役立つものであり、非常にのめりこんで読んでしまいました。

300ページ以上の本ですが、すぐに読破してしまいました。

かつて丸山真男は、『日本の思想』という本の中で、「哲学は科学を基礎づけるものである」と言いました。

科学では多岐にわたる視点が必要ですから、それは正しいです。

しかし科学を志す人が、「哲学」を学べばいいのか、あるいはいろんな学問を学ぶべきなのかは丸山氏の書いた本には詳説はされてなかったですが、その両方のアプローチが必要なのではないでしょうか?

しかし私としては、いろんな学問を学べば必然的に広い視野がつくので、特に「哲学」という学問を学ぶ必要はないのではないか、と思われてならないのですが、それについても意見が多く出てきて収集がつかなくなる恐れがありますから、それについては論じないでおきましょうね(笑)

この本はカントの著作の意義を書いたものですが、非常に濃厚で、読後の精神的な快感は読んだ人にしかわからないものです。

ぜひとも多くの人にこの本を読んでいただきたいですね。

科学のデータはいろんな媒体によって蓄積されていますが、一切の経験から独立な認識、すなわち経験的な要素を含んでいない先天的な認識も存在するのです。

また、ある一定の状態下である一定の事象が生ずるということを何度繰り返して経験しても、その故に将来においても常にそうであるということは決してできない、ということをカントは書いています。

これは目の覚める意見でしょう。

であるからこそ科学者による研究が必要なのですね。 そして、一般人もそういう研究結果にアプローチして吟味していかなくてはいけません。 新たな視点を提示できる人こそが哲学者の仕事であるといえましょう。

また科学者も同様です。

そういう視点で書かれた本はどうしても興味深く読み進めてしまうものですね。

人間や社会を論じるわけですから、多岐にわたる視点を提示しなくてはいけないのは言うまでもないですし、自分が読んだ本をただ抜き書きしただけの論文を書くことしかできない人は、失格ですね(笑)

ただし、誰もがものすごい独創的な視点を提示できるわけではないですし、そういうものはそうそうあるものではないですが、でも、そういう努力を常々続けていかなくてはならないのは言うまでもないですね。

カントは、「総合判断」が必要であるといいます。

主語概念をその中に含まれていない概念を結びつけたものです。

これが学問的に意義ある判断であるというのです。

さらに「われわれの認識は経験なくして成立しない。したがって決して経験の範囲を超えでることはできない」と言います。

これもその通りですね。

であるからこそ人から知識を借りる必要があるのです。

本を読むのは当然ながら、人との対話も重要ですね。

「したがってそれはわれわれから独立に存在している対象のあるがままの姿ではない」のです。

これも初心に帰って心に明記したい文ですね。

どれだけ年を重ねても、どれだけ本を読んでも人や社会全部を理解できるわけではない。

であるからこそ、謙虚になって勉学を続け、人との交流を続けていこうという気概が必要でしょう。

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またカントは、「道徳」について論じています。

カントにとって道徳律の存在は決して否定できないといいます。

「道徳律のすべての理性的存在者に対して普遍的に妥当するものであるとするなら、それは決して経験的な性格を有するものであることはできない。」という個所を読んで、非常に深く読み進めてしまいました。

われわれの意志の自由が存在せず、自然因果律によって意志が規定されつくしてしまうならば、われわれは決して道徳律を考えることはできないだろう、というのです。

この意志の自由によって成り立つ道徳的世界が人間的立場を離れて無限者の立場から見られた物自体の世界であるといいうる根拠は決して存在しない、とカントは言います。

もしも、行為のもたらした現実的な結果のみによって行為の善悪を判断するならば、それは大きな誤りであることは言うまでもないのです。

利己的な意志をはじめから問題としないでおくとしても、なお意志の内容を問題としないでおくことはできないのです。

ゆえにカントは義務の意識を強調しているのです。

先にカントはいろんな学問に長けた人であると書きました。

彼が膨大な情報を得て、そこからその情報を発酵させ、加味をして妥当と判断した規範や論理を読み手に提示しているのです。

そういう多岐にわたる視点が科学や社会を進歩させるのです。

そういう哲学的な視点がです。

哲学は科学を基礎づけるものである、と丸山真男がいったわけが分かるでしょう。

ただ人の得る情報や視点にはやはり限界がありますから、情報不足視点不足という理由や、人との価値観は誰しも一致するわけではないですから、どんな名の知れた科学者でも、大科学者といわれる人でも批判は書かれるのが通常です。

カントも同様でしょう。

しかし、この本は奥深く重厚です。

目の覚める視点が次から次に出てきますから、社会だろうが自然だろうが、科学を志す人には、ぜひとも読んでほしい本であると思いました。 また人間と良好な関係を築きたいと常に思っている人も同様に!

社会にはいろんな人がいるわけですから、いろんな視点をもつ必要があるのは言うまでもないことです。

自分の経験だけで人や社会を論じることはできないのは言うまでもありません。

●この本は以下よりどうぞ!

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カント

 

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カント

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ベルナール.スティグレール 『現勢化』

2016-09-11 23:27:34 | 現代社会

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フランスの「哲学者」という職であるベルナールスティグレールの著作になります。

スティグレール氏は、哲学は、神がかりの人だけの仕事なのかという問いに対して、それは違う、と言います。

誰もが深く考える能力を持っている。 だから誰もが哲学者であるといいます。

「すべての人に共通の天分である」といいます。

そうでしょうね。

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ベルナールスティグレール

しかし、一般人よりも秀でて、人前で哲学について話し、そしてこうやって本を著し、人を啓蒙するためには、単に考えるだけでなく、その内容に一般人とは違う高い品位がなくてはいけないのは言うまでもないでしょう。

家庭料理を作れる、だから一流のコックさんに誰もがなれる、というわけではないのは明白でしょう?

こういう偉業をやってのけるのは、やはりスティグレール氏が、哲学者という天職だといいことがいえるのではないでしょうか?

神から授かった能力ゆえと私は見るのです。

哲学とは何か、という定義づけについていろんな意見があります。

中島義道氏は、「哲学とは固有のテーマをひたすら言葉のみを信頼して、厳密にこれでもかこれでもかと議論していく能力である」と言います。

この本では、哲学=集団の中の個人の在り方の学問である、というように定義されています。

簡単なようでいて奥の深い問題です。

市民とは、社会をよくするために努力する人、ということですが、そこで疑問が出ています。

人はどう生きようが自由なのに、なぜ個人個人がバラバラで好きなことをやっているだけではいけないのか?

なぜ、市民性がないといけないのか? ということですね。

かの有名なカレルヴァンウォルフレンは、日本における「市民の不在」を嘆いているのです。

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カレルヴァンウォルフレン

社会がよくなるようになぜ日本人は努力しないのか?ということですね。

このスティグレール氏は、フランス人ですが、ウォルフレンと同じヨーロッパ大陸の人間で、そのヨーロッパ大陸において、アリストテレスの哲学を当たり前のように学んでいることが分かりました。

そのアリストテレスは、そういった哲学を展開しているのです。

ゆえに、市民性があって当たり前なのか、という思いに捉われました。

私は、そういった市民性は大事と思います。

なぜなら、自分の住んでいる社会において問題は常に生起していくのです。

それをよき方向へもっていくのは当然ですし、そういう行動なくしては問題点は置き去りのままさらに悪化していくからです。

そういう視点を持てるためにはどうすればいいか?

やはり言論しかありません。

そのために本があるのだし、大学はじめいろんな学府が存在しているのだと思うのです。

だからそのために、私はいろんな本を読み、問題点を探り、そのために何をすればいいかを考えているのです。

スティグレール氏によれば、語ることが必然的におこなうことである、と言います。

これなくして哲学的言説がただのおしゃべりでしかない、と言います。

非常に至言ですね。

また、自分の生き方と自分の思想を互いに矛盾にならないように関連付けるのが重要といいます。

これも至言ですね。

また、スティグレールによれば、 「異常を経験することは哲学にとって欠かせません」と言います。

これは非常に私にとって目が覚める言葉でした。

先の定義によれば、「哲学=集団の中の個人の在り方の学問である」ということですから、自分の経験したことだけでなく、社会にはいろんな人がいて、その人たちを理解することは当然欠かせないわけですから、異常なことも経験しなくてはいけないのは当然ですね。

平々凡々の生活では哲学を語ることはできないのは言うまでもないでしょう。

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またスティグレール氏にとって哲学とは、単なる学問ではなく生きることに直結した営為であり、そして生きるとはまさに世界の中で他者とともに生きるということなのだから、こういう言説が出るのも当然ですね。

スティグレール氏の過去について、それを必要な過去、なくてはならない過去として受容し、そのことを信じて、それにこたえることでスティグレールはスティグレールたりえるというのです。

やはり社会が便利なふうになれば、必然的に市民性が薄れるのは、どの社会でも同じ普遍的なことです。

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スティグレール氏によれば、今起こっていることを感じ取ることができない。

それゆえに自分たちが社会に属しているとはもう感じていない=「感性の被災地」「もはや世界ではないような世界」であると現代について嘆いています。

こういった哲学者と言われる人たちの使う言説や単語には、何気ないものであるけれども、読み進むうちに、そこから醸し出されるオーラに惹かれてつい考え、つい読み進めてしまうのですね。

そういう魅力によっていつの間にか何百ページも読んでしまう…こういう本を書ける、ということもまた非凡な哲学者だなあ、という気がします。

また、難解な言葉を使うことも、こういった哲学者と言われる人たちの特徴ですが、それが、考え進めてしまう、そして読み進めてしまう、そして全部でないにしても理解できる、ということであったらならば問題はありません。

しかし、あまりに難解すぎて読んでいてわけがわからない、というのであれば問題です。

私は、大哲学者と言われるハイデガー『形而上学入門』という本を読みましたが、あまりに難解すぎて意味が分かりませんでした。

最後まで読破しましたが、何が書いてあったかまるで覚えていないです(苦笑)

もうハイデガーを読むことはないでしょう。

スティグレール氏もこの本で何か所か難解な語を使っています。

「この死はある責務の遺贈である」と書いてあって、私は「…???」という感じでしたがまあいいです(笑)。

大筋において理解できるのだし、その難解な語が考え進める起点になるのならば問題はないと私は考えています。

この本は非常に奥の深い本であり、多くの人たちと心豊かに暮らしたい人にとっては読み進めていくうちにふくよかな余韻に浸ることができる本であると感じました。

その瞬間が至福の時間になると思います。

●この本は以下よりどうぞ。

  ↓

現勢化―哲学という使命

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現勢化―哲学という使命

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★その他、おすすめの本の紹介ページ

カレルヴァンウォルフレン 『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム』

 

中島義道 『哲学者のいない国』

 

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