ロバートキヨサキ 『21世紀のビジネス』

2015-05-31 20:38:08 | ビジネス

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この本で、私が敬愛する著作家であるロバートキヨサキネットワークビジネスを勧めています。

 ネットワークビジネスとは、口コミでその会社の製品を使用する愛用者、そのビジネスをするという人を探し、その人たちをダウンにつかせて、その人たちがその会社の製品を買った分のマージンを得るというものです。

 

 nezumikou.GIF

いわばビジネスや不動産を所有して、何もしなくても毎月お金が入るようになるのと同じです。

 要するに下図で言いますと、EからBに移行するのが、このビジネスであるということです。

 kuwabara.JPG

非常にいい話だと思います。

揺れるハート それは、不動産投資と違って始めるのに資金がほとんどいらないこと。

労働収入とは違って、これで成功してしまえば毎月働かなくともキャッシュフローが入ってくることを理由に勧めているのです。

 まずその映像を観ていただきましょう!

 ロバートキヨサキが勧めるネットワークビジネス

   ↓

<iframe src="//www.youtube.com/embed/ODWzWj1H16k" frameborder="0" width="420" height="315"></iframe>

http://www.youtube.com/watch?v=ODWzWj1H16k

 私もN社というネットワークビジネスに参加しました。

 私が会ったそこのビジネスマンたちは、非常に希望に溢れて、将来の事を考えていま行動をしている人たちです。

わーい(嬉しい顔) 将来、年金がもらえなくなる可能性が高いと言われているにもかかわらず、「国が何とかしてくれるだろう」と安易な考えで今をすごしている人や、行き当たりばったりですごしている人たちとは違います。

 実際をみると、年金が少額しかもらえていないために、男女問わず60歳を過ぎて建築現場のバイトをしたり、警備員のバイトをしている人は大勢います。

 そういう姿をみれば、「今なんとかしなくては…」と思うのが普通ですが、そんなことお構いなし、という人は大勢います。

 また、そのネットワーク会社のビジネスマンたちは、一見怪しいと思っても、虚心坦懐にその内容を観て、勉強し納得いった上で参加し、行動しているのです。

 どのようなものでも新参のものは怪しく思えるものなのです。

 しかし、「まずはみてみよう!」という素直さがあるのですね。

 揺れるハート 何故、そのネットワークビジネスの会社の製品を店舗で売らないか?

このビジネスで成功したら、レバレッジが得れて、労働収入の何倍ものお金を得れる。

 といったことを詳らかに勉強し、知ったうえで、「自分はこのビジネスで成功したい!」という思いに駆られてそのビジネスを始めたのです。

 科学とは、内容を詳らかにした学である、ということが言えると思います。

 このビジネスに参加している人たちは、科学的にものをみれる頭や素直さがあるのです。

るんるん 今、賃金生活をしていて充分な金が得れるにも関わらず、いろんな本を読みセミナーに参加して自己を啓発している姿には敬服しました。

るんるん 私も友人の勧めによってN社というネットワークビジネスに参加しました。

 そこの製品は、シャンプーや洗剤、歯磨き粉などの日用品を扱う会社ですが、他の日用品を扱う製品とは違い、一切有害なものを入れていないのです。リゾート

他社の製品には、使ったことで、皮膚を伝って体内に取り込まれて蓄積し、そのことで体の免疫力を落とすといわれている毒物が混入しています。

 なかには、動物実験で動物をガンにする薬品まで混入しているのです。がく〜(落胆した顔)

何故、そんなものを入れているのかといえば、その薬品が、泡立ちが良く安価であるからです。

 ですから、そんなものを平気でいれているのです。

 このように皮膚を伝って体内に取り込まれる毒を経費毒といいますが、それが信じれない人は、「経費毒」と検索して、ネットでそう題した本を買って読んでいただきたいです。

 嘘ではないですから。

 そうなれば、ガンで死ぬ人間がこんにち多くいるのがわかりますね。もうやだ〜(悲しい顔)

芸能界でも、ガンで死ぬ人やガンに罹る人だらけではないですか?失恋

最近では、坂井泉水、鮎川悦子、今井雅之、今いくよさんなどがガンで亡くなりました。

 また、アンジェリーナ、河合彩、藤崎奈々子さんなどがガンに罹りました。

 これが経費毒が原因でなくてなんだというのか教えてほしいくらいです。

なにからなにまで経費毒が原因ではないにしても、多くの原因の1つであることは間違いないでしょう。手(チョキ)

しかし、そのN社のは、その毒物を一切いれていない唯一の会社なのです。

そのことを知って、私は「このビジネスならだれでもやるに違いない!この会社の事を教えて、自分がこの会社の製品を使うだけでいいのだから!」と思い、いろんな人につたえましたが、誰も「する」という人間がいないから驚きました(笑)。ふらふら

何故、このビジネスをしないのかという質問に対し、「怪しい」とか「人と金銭関係になるのがいやだ」のが大勢を占めていました。

なかには、「そんなことすると友人を失くすよ!」とまでいう人もいました。もうやだ〜(悲しい顔)

では、せめて個々の製品を使ったらどうかと提案したら、科学的にものをみる能力がないために、「自分は平気」とか、「別に今毒混入のを使っても病気になるわけでもないし」とかいった答えがほとんどでしたし、「そんな大変ならテレビ等で言うはずだ。言わないのはそんなに大変でないからだ。」といったような答えでした。

別に人の人生ですから、ケチをつけるわけではありませんが、やらない、使わないという人は、将来のことに全く興味がないのです。右斜め下 そして、科学的にものをみれる人は少数派なのです。あせあせ(飛び散る汗)

いや、超少数派といったほうがいいかもしれません。

そのような超少数派の人間を探すにはものすごい時間を浪費しなくてはいけません。

そんな気はありませんし、そのビジネスから私は撤退しました。

そのビジネスは、一見美味しそうに見えますが実際はそんなことはなく、10万円以上収入を得ている人は全ビジネスマンの1%以下で、100万円以上あげている人は300人に1人ということです。

そのビジネスが楽しければ、そんな狭き門でも「やるわ!」という気概を持ってやるでしょうが、今はそんな気力も起きません。

その理由があるのです。

 まず、インターネット上で、そのネットワークビジネス会社の悪口が、ブログやホームページやスレッドにたくさん書かれていることです。ふらふら

まず、人に勧められてそのビジネスの概要のDVDを渡され、家に帰ってその悪口の数々を読んだ人は、「怪しい!」と思い、そのDVDを観ずに撤退してしまうのです。

 その概要のDVDと悪口のどちらが正しいかは、両方を観察してから論ずべきですが、多くの人は、「寄らば大樹の陰」よろしくネットに書かれている多くの悪口の方を信じてしまうのです。

もう1つは、そのネットワークビジネス会社の製品が、amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ネットショップでも売られているからです。ふらふら

何故、そのネットワークビジネス会社の製品の専売であるはずのものがネットショップで売られているのかといえば、ネットワーク化で自分にダウンが出来て、そのダウンから得れる権利収入を得るためには、自分がそのネットワークビジネス会社の製品を毎月100ドル以上買わなくてはいけないからです。

たとえば、先月買ったシャンプーや洗剤、栄養補助食品が残っていて、今月もまだ充分間に合う。

でも100ドル以上の買い物をしなくては収入が入ってこない。

なら仕方がないが買おう、といって買う。 けれども、使わない、食べない、どうしようかというと、そういったネットワークビジネス会社の要らない製品を買い取ってくれるネットショップがあるのです。

 そこに売り、そのネットショップは、amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどの大手ネットショップと提携して、ネットワークビジネス会社が出しているよりも安く売りに出すのです。

すると、そこの会社のビジネスはしなくても買うだけでいいと思っている人、ダウンがほとんどできていなくてそこからの収入がほとんどない人は、そこで出ている製品を買いますね?

 試しに、amazonで「ヘルス&ビューティ」のカテゴリーを押してから、そこのネットワークビジネス会社の名を入力して「検索」ボタンを押すと、1ページにつき32の製品が出ています。

 それが13ページもあるのです。

計416品です!(笑)失恋

これをみたら「もう自分はダメだ!」と思いすぐさま撤退しました。

そして私は、ネットビジネスのほうに切り替えました。

ネットビジネスは、ネットワークビジネスとは違って、人に教えた際に「それネズミ講だよ!」とか「そんなことすると友人失くすよ!」などといわれることはありません!

ネットワークビジネス会社のプログラムでは、そういわれたら…といいなさい、みたいな教育がなされるのですが、そういうことをしなくてもネットビジネスではいいのです。

しかも、友人知人を呼び出して、そのネットワークビジネス会社の概要のDVDを渡す際に、「私はこのビジネスで○○万円を毎月得ようと決めています。そのためには△万円のダウンを□人出さなくてはいけません。そのうちの1人になったらあなたは嬉しくないですか?」という価値観合わせをしないといけない、という規則があったのです。

 それにはものすごく疑問に思いました。

 稼ぐ稼がないは本人の自由ですし、そんなことをしてわざわざ人の心を喚起しないといけないのかな? と非常に疑問に思いました。

 そんなことをしないと稼ぐ気にならない人が、果たしてするのかどうか…非常に疑問に思いました。

本当に心から今の収入に我慢できなくなって、もっと稼ぎたい、もっと金から自由になりたい!と思う人は、そんな人が何かをしてくれるのを待ってないで、自分から調べたりするでしょう?

 なのに価値観合わせしないと…訳が分かりませんでした。

 そういったことも疑問に思い、撤退しました。 でもそのN社の製品は非常にいいと思いますので、これからも使っていこうと思います。

安いのでamazonで買って(笑)。

 またガンは経費毒だけが原因ではありませんから、経費毒以外にも食品などで調べていき、有害な物を摂らない等、気をつけていこうと思います。ハートたち(複数ハート)

ロバートキヨサキ氏は、ネットワークビジネスを勧めていますが、ちょっと疑問に思ったのは、ロバート自身がそのビジネスをしていないことですね。

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ロバートキヨサキ

それなのに勧める…やはり腑に落ちません。

 ですから、このようなネットワークビジネスの欠点については発見できていないのです。

 いろんなネットワークビジネス会社の悪口-いずれも一知半解あるいは一知無解の人が書いたものですが-がネット上にたくさん書かれていること。

 いろんなネットワークビジネスの製品が、大手ネットショップで大量に売られていることなどは、一切この本では言及されていません。

ですから、これからネットワークビジネスをしようと考えている人は、そのことを充分注意してから始めるべきと思います。

 これだけ書いても、ネットワークビジネスを展開していくことについて、「いや…こうすれば大丈夫さ!」というような意見をお持ちの方は多くいらっしゃるだろうと思います。

 ネットワークビジネスのA社年1000万円の権利収入を得ている人と対談したことがあって、その人に「大手ネットショップで貴社の製品もかなり安く大量に売られています。こんな状態では、今から始める人は絶対に無理でしょう?」と問いました。

 するとそのかたは、「製品には番号が書いてあって、その番号を見れば誰が買ったものかがわかる。そういうネットショップに売るのは規約違反になり、それが抜き打ちで調査されて判別したら、その人は永久にビジネスに携われなくなり、権利収入もその月から一切得れなくなる。」というものでした。

 権利収入を得るためには無理やり買うのが規則で、それをネットで売るのも違反…なんて理不尽なんだろう、と思わずにいれませんでした(笑)。失恋

 そのA社のみなさん!たとえネットショップに売っても私はチクったりしませんからどうぞご安心を!(笑)

でも誰かがチクるかもしれませんが…(笑)

これだけ書けば、もうネットワークビジネスに関わる人はいないだろうと思いますが、それでもやはり「なんのその!」と気合をもってやり続ける人は数えきれないほどいるのです。

 それあっての人の世だと思います。

 そういう方には、頑張ってもらいたいものだと思います。手(チョキ)

これから先、ネットワークビジネスのいい点について研究していくことは可能ですが、やはりネットビジネスで頑張ると決めたからには、割り切らないといけないようです。

ですから、この先、一切しないと決めました。

 今はもうネットワークビジネスには障害が多すぎるのです。

 そのことを実感した人は、今のままの労働収入を得ていけばいいですし、それに不満の人は、私のようにネットビジネスをしていくこともいいでしょう。

その他、不動産投資、ビジネス所有、株式投資、FX投資、株式の短期トレード、FXの短期トレードなど探せばいくらでもあるのです。

どんなものがいいか?

それはご自分でいろいろ調べるほかありません。

 私がしているネットビジネスにしても、いろいろと数限りなくあります。

 自分で調べて、「これだ!」とおもうものを掘り下げてやりこむことです。

 それらはやはりネットワークビジネスのように一筋縄でいかないのが現実です。

 そのことはお断りしておきます。

 このロバートキヨサキ『21世紀のビジネス』はネットワークビジネスに賭けている人には良書になるでしょう。

 良い点が多く書かれていますから。

 これを読むことによって、その賭ける心が更に強化されることは間違いないでしょう。手(チョキ)

そんな方にはおすすめです。

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金持ち父さんの21世紀のビジネス

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 ◆その他、おススメの本

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経皮毒―皮膚から、あなたの体は冒されている!

女性を悩ませる経皮毒

 

 

【育毛講義】

 

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みなさん、こんにちは!

 

前回の続きとして、メタボ体質の人の抜け毛の危険性について解説します。

 

前回、

 

「毛細血管から送られた余分な脂肪が、脂肪細胞を肥えさせ大量に脂を作りださせ、それが毛根に滲みださせ酸化させ、毛根を詰まらせる抜け毛の原因になる」

 

ということをお話ししました。

 


メタボの人は、とにかく食べすぎてしまいがちです!

 



前に、

 

松屋で「ダブル卵のソーセージエッグ定食のご飯特盛り」

 

を朝食から摂っていたメタボの人を紹介しましたが、

 


違う別の機会に、一人で「豚キムチ定食にマグロの刺身にお新香に豚汁に生ビール」


なんていう量を食べていた人や、昼にかつ丼にもりうどんなんていう人もいました。

 

いずれもみんなメタボの人でした!

 

いずれもみんな薄毛でした!

 


こういう私の私的な体験からだけで「メタボの人は抜け毛になりやすい」と言っているわけではありません。

 

 

●科学的にメタボの人は薄毛になりやすいということです。

 

メタボの人は内臓脂肪がたくさんついて胃が膨張します。ですから腹が異様にすくんですね!

 

それに常人よりも体重が重たいですから、その重い体重を維持するために体が常人よりも多くのカロリーを欲しているんですね。ですから、常人よりも異様にお腹がへってバクバク食べてしまう。

 

●すると体内のカロリーが増え、「毛根ににじみ出るアブラの量が増えて抜け毛が増えてしまう」という事態を招きます!

 


ですから、メタボの人は

「カロリーを燃焼させて、にじみ出るアブラの量を減らさなくてはいけません!」

 

そのために必要なのが、有酸素運動ですね!

 


脂肪は内臓脂肪であれ、皮下脂肪であれ、つきやすいですが取れやすいんですね。

 

激しく有酸素運動をしたときは、胃が委縮してなかなか食べ物を受け付けない

 

ということを誰もが経験したことがあると思います。

 


そして有酸素運動以外にも、必要なのが

 

 

「体内環境を育毛のために整える」

 

ということですね!

 


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邱永漢、渡部昇一 『アジア共円圏の時代』

2015-05-31 11:56:11 | 国際社会

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この本を読むことによって、自分が日本人であることに誇りに思えると思います。

これまでにそういう趣旨の本をたくさん読んできましたが、その例にこれも漏れないと思います。

 日本人は非常に恵まれている、ということですね。

 経済力はもちろん、勤勉、創意工夫による文化力、風土…その他もろもろ。

 しかし、巷のマスコミでは、マイナスの言葉に彩られています。

 これでは、自分の国について誇りをもてなくなるのも無理はありません。

 しかし、他の国との比較、あるいは内実を深く調査することによって、自らが明らかになることは多くあります。

 しかるに、こういった本を読むこともその1つの手段であります。

 オーストラリアは垂直型貿易で、それほどの貿易をあげることはできないのです。

 オーストラリアは、鉄鉱石、ボーキサイト、石炭、羊毛、牛肉を輸出しています。

 資源は豊富なのにもかかわらず、経常収支ではマイナスなのです。

 今の国力は、人が生活で使う必需品や喜んで買い入れる製品を作りだす力が大事なのです。

 こういう産業力が大事なのです。

 その力を、日本は大いにもっているのです。

 領土や資源が即、国力につながる時代は、第二次世界大戦で終わったのです。

 これはなにも、オーストラリアはよくないと言っているわけではないのはお断りします。

 そして、その作った物を一番多く積めるのは、船なのです。

 そして、一番安価で運べるのも船なのです。

 日本が臨界工業地帯をつくったことで、工業製品を製造し、それを輸出するのに大いにプラスになったのです。

 また、日本に誇りを持てる事実を提示しますと、日露戦争で日本がロシアに勝利したことは、非常に画期的なことであったのです。

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白人が有色人種を支配するという、近代の一方的な流れが初めて止まった世界でも画期的な事だったのです。

 その後、「世界は有色人種に支配されるのではいか」という「黄禍論」がまかり通るようになりました。

 それは、別に有色人種が世界を乗っ取るというものではなく、経済を牛耳るという危惧ですね。

 しかし、それからの歴史をみれば、日本中国、台湾などの経済的な台頭は目覚ましいですね。

 その日本の復活の仕方も素晴らしいですね。

 2011年3月の東日本大震災以降、ずっと貿易は赤字でしたが、今月になってまた黒字に戻すことが出来たのです。

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しかし、そんな復活劇とは裏腹に、アメリカの衰退の仕方は著しいです。

 財政赤字、貿易赤字ともに膨れ上がるばかりです。

 日本がアメリカの国債を買っているからドルの信用が続き、下落幅が3.6分の1のとどまっていられるのです。

 日本が買わなかったら、10分の1にまでなってしまっているのではないかと、この本の対談集で渡部昇一さんは語っています。

 そして、もう一人の対談者である邱永漢

「日本は今後は、輸出企業は円建てですべきである。ローンも円建てボンドにしないといけない」

と言っています。

 いつ来るやもしれないアメリカの破産から身を守らないといけないようです。

 これまでにいろんな本を読んできて、

「日本がアメリカの国債を買っているからドルが基軸通貨でいられる。それを止めたらアメリカは破産し、アメリカドルは基軸通貨をやめなくてはならなくなる。そのことを日本の為政者たちは毅然とアメリカに言うべきである」

ということを書いてあるのがわかりました。

ポールボネ、ビルトッテン、カレルヴァンウォルフレン、森永卓郎といった人たちの本ですね。

 しかし、そのことを言おうとする人は全然いない。

 また不思議と思うのは、アメリカが国力が落ちているのは、物を作りだす産業力が原因であることが明らかになっているにもかかわらず、それを改善しようとしないところですね。

 アメリカは、自動車、ジーンズ、パソコン、ビデオ、インターネットなど世界的な普遍性と支持を受ける製品やシステムを世界でまず最初に創造し編み出したのです。

 しかし、その後は、その製品の技術革新を怠ったがために、日本ドイツ中国、台湾などに後塵を拝する結果になってしまったのです。

 では、そういう歴史的教訓を得たのなら、何故、それも改善しないのか、という疑問も当然湧きます。

 それは最近、ベンジャミンフルフォード氏による、『闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 現代編』を読んで明らかになりました。

『闇の権力』という団体があって、その団体はハルマゲドン(最終戦争)を引き起こして、人類の大半を核戦争で抹殺し、ウィルス兵器をつかって人類の大半を断種し、生殖能力を奪い家畜化するという計画をもっている人たちです。

 今の世にそんなことあり得るはずはない、思われそうですが、今のなんとも奇妙な事実をたくさん垣間見れば、それは明らかではないでしょうか?

 その『闇の権力』の手先である「DARPA(国防高等研究計画局)」の傘下に入ったら、そこで作られている物の機密情報は軍事機密として民間には絶対にわたらなくなってしまうのです。

 アメリカのように、軍事用の機材や戦闘用の戦車などは世界一でも、民間の車は非常にお粗末なのは、このような事情によるのです。

このような事実を鑑みれば、これまで主に日本の経済学者たちが、アメリカを批判してこられましたが、実際は被害者はアメリカ国民であるという見方もできるでしょう。

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そのフルフォード氏によれば、アメリカの一部為政者たちは、リュシフェリアン(悪魔教)の崇拝者であるとしています。

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リュシフェリアン(悪魔教を信じる人たち)は、テクノロジー、産業、軍事、金融を独占し、「人類たちは自分たちの所有物であり、家畜同様に扱って何が悪い!」と本気で信じているのです。

 それは、彼の著書『勃発!第三次世界大戦』に詳しく書いています。

 だがその状態をやめないで、今のまま財政赤字、貿易赤字を続けていっては、いずれアメリカは破産してしまう。

 それを杭留めるために、日本に金を貢がせ、人工地震を日本に起こして日本の国力を削ぎ、ドル決済をやめてユーロ決済にしたイラクを占領してドル決済に戻すなどということをしているのです。

 自民党は、アメリカが日本を属国にするために作った政党ですから、反自民の潮流が出来ても、不正選挙をおこなって自民党政権にしてしまうのです。

 これから先、どんな姑息な手段を使って、アメリカのリュシフェリアンたちが、アメリカを延命させることをしていくのかわかりませんが、そうさせないように日本国民が監視していかなくてはないですし、その芽を摘み取る作業をしていかなくてはいけないのです。

この本の最後のほうで、世界中の華僑やユダヤ人たち、いわゆるお金持ちたちは、強い通貨や金などの貴金属でヘッジして資産を保持している、ということを話しています。 本物の強い通貨とは、「産業力と購買力の両方をもっている国の通貨」であるといっていいのではないでしょうか。

 その両方をもっているのは、ほかならぬ日本しかアジアではありえない、ということです。

 アメリカは、購買力があるだけで、産業力はリュシフェリアン(悪魔教崇拝者)たちによってそがれているのです。

 その「円」を手段にして、共円圏が出来ることをこの対談集に参加している邱永漢渡部昇一両氏は望んでいるのです。

 なんとも心温まる話ではないでしょうか?

 この本はコチラから

 ↓

アジア共円圏の時代―さらばアメリカ

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アジア共円圏の時代―さらばアメリカ

その他、おすすメ図書

  ↓

 闇の支配者に握り潰された世界を救う技術 <現代編>

 勃発!第3次世界大戦 World War Ver.3.0

その他、邱永漢氏の本を紹介したページです。

  ↓

邱永漢 『アジアの勃興』

http://hair-up3times.seesaa.net/article/408239422.html?1433038929

 

【育毛講義】

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みなさんこんにちは!

 



前回は、

 


「メタボの人の血液が、ドロドロ血液で、それが血流の運行を遅くし、それによって栄養が頭に行きづらくなり、育毛を阻害し、抜け毛を促進する」


ということを話しました!



今回もその関連事項について話したいと思います!

 



●抜け毛に悩んで、ある程度勉強した人は、

「毛穴にアブラが詰まることによって毛が抜ける」

 



ということは知っていると思いますが、実は、そのアブラですが、



「毛細血管から送られた余分な脂肪が、脂肪細胞を肥えさせ大量に脂を作りださせ、それが毛根に滲みださせ酸化させ、毛根を詰まらせる抜け毛の原因になる」

 



ということを知っておいた方が良いと思います!



ですから、「毛穴に詰まったアブラをおとす!」

 



といううたい文句のシャンプーをつかってアブラを除去するだけでは解決にならないんですね!

 



確かに、そういう行為は大事ですが、それだけではダメということです。



そのアブラの発生や、アブラの頭皮への滲みだしを除去しないといけません。

 



それは体内の環境を自ら調整しないといけないということです!



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M.マルコヴィチ 『実践の弁証法』

2015-05-30 12:04:29 | 哲学、思想

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マルセルマルコヴィッチが、この本において、かつて1950年代ユーゴスラビアにおいて展開された社会主義の運動を書いています。

そこで書かれているのは、まずユーゴスラビア学派の意義です。

 ユーゴスラビアは、かつてヒットラーと戦い、自らを解放しました。

 そして、ソ連型の国権主義的社会主義とはことなった新しい型の社会主義、自主管理主義を模索し、発展させてきた。

この2点であるそうです。

右翼社会民主主義とスターリン主義とによって歪められてきたマルクス主義に対して、真のマルクス主義へと復帰すること、がユーゴスラビア学派の目的であったようです。

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いかにも宗教のような話ですね(笑)。

教祖の死後、そのあとを継いだ後継者が、その教祖の教えを忠実に守っていない、あるいは歪めて運用しているので、それに不満をもった人たちが、教祖の教えを忠実に運用していこうというような反対運動がおこるというような…なんかこんな宗教団体内の紛争みたいですね、社会主義国の思想の対立というのは…。

スターリンは、レーニンのあとをついだソ連の2代目最高指導者でしたが、その政策の内容について、ソ連を構成する共和国の数々で批判が起こったのです。

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スターリン

その批判の内容は、スターリンは人間の問題を排除し、「マルクスレーニン主義党」(官僚集団)が社会唯一の主体であるとし、国民は社会の客体になったとした、というのです。

 ソ連共産党20回党大会で、徹底的なスターリン批判が繰り広げられたのです。

 ユーゴスラビア、ポーランド、ハンガリー、チェコスロバキアがマルクスルネッサンスを切り拓いたというのです。

 その中でも、もっとも注目に値する成果をあげたのが、ユーゴの『プラクシス派』であり、徹底した反スターリン主義を打ち出した、というのです。

 過去数百年の哲学的運動を自覚している哲学者たちの洞察と、知識をもってマルクスの諸理念をそれらの真実の意味へと復活させた、というのです。

 マルクスが洞察した資本主義の弊を鋭く浮き上がらせたのは事実でしょう。

 その著作が多くの人の心をとらえて、感銘を及ぼしたことも間違いはないでしょう。

 資本主義の弊を暴き出すことによって、そのことの自覚をよびおこしたことも間違いはないでしょう。

 しかし、マルクスが想定した「原始共産制」という社会はいわば理想であって、これまでの人類の歴史の中で、資本主義社会からまだ出現したという経験理論がないにも関わらず、社会をその状態に移行させようというのは妄想ではないかな、という気はしてきます。

私は、日本でも社会主義思想が蔓延していた時代の人間ではありませんが、もしその当時に生まれていても、おそらく社会主義にはハマらなかっただろうと思います。

 経験理論がないのですから、その状態を目指そうという気は起らなかっただろうと思います。

 でも、マルクスの思想では、学ぶところがあるので、部分的には受け入れただろうとは思いますが。

 この本の著者であるペトロヴィチは、「スターリン主義哲学がマルクスの意味での人間をしめ出してしまう。」ということを書いています。

 スターリン主義は、人格の自由、思想上の対決、公然たる批判、創造的マルクス主義の決定的な敵である、というのです。 マルクスの哲学的な関心事は、質物や精神の定義ではなく、人間の解放である、ということです。

 しかし、スターリンはマルクス-エンゲルスの諸著作に含まれている哲学的諸見解を単純化し、歪曲し、硬化させてしまい、マルクス自身の哲学上の遺産にいたってはほとんど全く無視してしまったのだといいます。

 別のページで、『スターリンのジェノサイド』という本を紹介しましたが、そこに書かれている社会主義国の惨状を目の当たりにして、「やはり社会主義はダメだ!」という見解が出た国もあれば、「いやマルクスの理念は間違ってはいない。マルクスの哲学を土台にして、違う社会主義を模索しよう!」という見解が出た国もあったでしょう。

 後者の最たる例が、ユーゴスラビアだったのです。

 yuugo.jpg

そこでは、官僚主義的国権主義と民主主義的自主管理の立場が対立し、哲学界では、スターリン主義的実証主義と創造的マルクス主義が対立していたようです。

 実践的存在としての人間の疎外の諸現象を批判的に分析し、それらの疎外の止揚へと導く実践的道程を明らかにする批判的で革新的な哲学。

 これが=本来のマルクス主義である、としています。

 周知のようにこの国はもちろん、90年代の初頭において社会主義はいきづまり、それまで社会主義を標榜していた国は、そのシステムを捨てざるを得ませんでした。

 ことは、ユーゴスラビアも同様です。

 社会主義のシステムでは、経済的に上手く運営できない、ということが明らかになったのです。

 スビクニューブレジンスキー『大いなる失敗』という本に端的に書かれているように、「この社会主義の失敗をこれからの人類の生活に生かしていかなくてはいけない」という教訓が得れたと思います。

 この本を読んで思ったのは、思想を伝えることの難しさです。

 マルクスは、人間の解放を目指していた、そのために社会主義という理想を掲げ、膨大な書物を書き、遺したのでした。

 しかし、別のページで論じたように、ミッシェルフーコーは、

「18〜19世紀の人間たちは、人間社会を夢想して想像する能力があった。 共同体の成員として生きるとはどういうことか?さまざまな社会的な関係や人間関係とは何か?ということを考えていた。 イマジネーションが豊かであった。 しかし、こんにちはそういった精神が貧困である。 その原因がマルクス主義であり、その連鎖をいかに断ち切るかが私の課題であった。

といっています。

 人類の解放をめざしてたのに、何故後の世になって、このようにマルクスの理想と、その理想にこんなにも隔たってしまったのか、という疑問が湧きます。

 それは、これまでの私の研究から得た所見によりますと、 「マルクス主義が、人間の未来に対してもある真理の拘束力を波及させる予言的な科学」 になってしまった、ということではないかと思います。

 マルクスという偉大な学者が言ったから間違いない、この人が言ったとおりにすれば必ず地上に楽園が誕生する、この人のいったことに対しては無批判でいい、というような教条主義が蔓延してしまったことによって、その楽園建設のためには、その内情を吟味することなく、その行為をなすことだけに精神を集中させてしまったのだと思います。

 その結果、人の心は蔑ろにされてしまったのだと思います。

 これをつぶさに見ていくと、宗教と同じような弊を社会主義には含んでいると感じました。 宗教は、人の心を重んじて、どのような豊かな精神的な生活を送るか、ということを主眼としていると思います。

 しかし、その宗教に入った人は、その宗教内で言われていることは間違いない、絶対だ、という考えになりやすく、その内容の吟味はされることはまずありません。

 そうなったら、 その宗教内で言われることに対して無批判になり、そこで言われていることをすることだけに集中され、人の心を蔑ろにされても構わなくなってしまうのです。

 人との心の交流を目的に存在したにもかかわらず、その宗教で言われていることをすることが大事になり、人の心は蔑ろにされる…本来の目的から逸脱し、最悪の場合正反対の事態にまでなってしまう。

 アメリカのヘヴィメタルシンガーであるマリリンマンソンは、厳格なカトリックの家庭で育てられましたが、幼少の頃その規律を少しでも逸脱する言動をしたら、とにかくきつい体罰を親からされた、と言います。

 本来人の心を重んじるはずの宗教が…。

 この弊は、社会主義のそれと一緒ですね?

そんな共通点を抽出すると、社会は面白いなと思いました。

 やはり、社会主義にしろ宗教にしろ、その思想の中心となる思想家の言を学び、それを現実社会で実行していく、ということは一緒ですが、それで万事うまくいくはずはありません。

 どんなカリスマ的な思想家であっても、その思想家の言った通りに現実の社会が運ぶわけはありません。

 予言者ではないのですから。

 ですから、その思想家の言ったことに感銘を受けるのは良いですが、ちょっと距離を置いて、「本当にこれで大丈夫かな?」「本当にこれは正しいのかな?」という疑いの心をもつことが大事だということです。

 それが間違っていたら、毅然とした心で、修正を加えていく必要があるのです。

 こんなモラルですから、社会主義思想がここ日本でも蔓延していた時代でも、私は社会主義の思想にはハマらなかっただろうと思います。

 社会主義思想の中でも、「この部分はいいな!」と思う場面だけをピックアップして、それを自分のモラルの中に取り入れたと思います。

 しかし、かつてアジア、アフリカ、中南米、ヨーロッパ、オセアニアという広い範囲で40か国以上で社会主義国は誕生しました。 その思想の根幹になったのは、間違いなくカールマルクスの著作物です。

 karlm.JPG

カールマルクス

これほど人の心を捉えた著作物はあるでしょうか?

 おそらくないだろうと思います。

 しかし、それだけカリスマ的な思想でも、その壮大な試みを成功に収めることはできずに失敗に終わったのです。

 まさしく「大いなる失敗」であったのです。

 その失敗の理由はたくさんありますが、その逐一を取り上げることはしません。

 しかし、何ゆえにそんなにカリスマ的であったのか?

 やはり、そのマルクスの著作物に、人を唸らせることが大いに書いてあったからだというのは間違いありません。

 社会主義の試みは失敗に終わりましたが、その思想から学ぶべき点は多くあるのです。

 たとえば累進課税とか、労働組合とかいったものは、社会主義から学んで取り入れられたものなのです。

 ですから、社会主義のすべては悪だ、というモラルには私はなりません。

 やはり部分的に取り入れて、社会を補強していく、というスタンスが望ましいと私は考えています。

 そのマルクスの思想が取り入れられて、どのように展開されていったか。

 それは、社会主義の中心国のロシアやその衛星国の旧ソビエトの国のを書かれているのが多いですが、東ヨーロッパのは少ないです。 その東ヨーロッパの社会主義の変遷を垣間見るのは、知的好奇心を満たす上で興味深いです!

そんな本としてこの本をお勧めしたいです。

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実践の弁証法 (1970年)

 

その他おススメ文献

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マルクス主義科学論

 

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前回は、「メタボの人は薄毛になりやすい」ということを話しましたが、

 



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メタボの人は、内臓脂肪が蓄積された状態ですから、その状態が続くと当然、中性脂肪の数値が上がってまいります!


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カレルヴァンウォルフレン、白井聡 『偽りの戦後日本』

2015-05-22 12:16:02 | 陰謀論

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私が尊崇して、新刊を出したら必ず買うと決めているカレルヴァンウォルフレン氏白井聡さんとの対談本になります。

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白井聡

カレルヴァンウォルフレン氏は、本物の知識人と呼ぶにふさわしく、いろんな国の研究をしてきたがために、日本の政治や社会が如何に異様であるかがわかったのでしょう。

この国にいては、わからないことは、やはり他の国から眺めることによって、その姿が浮き彫りになるのです。

 いろんな国の雑誌や新聞はもちろんインターネットで情報を集めるその手腕は見事で、しかも一度集めたからとてそれだけで満足しないで、常に生涯現役という姿勢を崩さないそのモラルには敬服します。

 齢70を超えたとは信じれないその筆致には驚きです。

 私が在学中に、講義を受けた国際政治学の教授も尊敬する人でしたが、その教授は1日に5種類の新聞を読んで、細かい蘭から重要な情報を集めるといってました。

 またそれだけでなく、その教授の専門は中国研究ですから、日本円にして300万円もの大金を出して、中国の新聞である『人民日報』の50年分のページを集めたフロッピーディスクを購入して、情報収集をしていたのです。

 それと同様の事をしているのかなと、いやウォルフレン氏はもっとしているのかな、と思えました。

 知識人としてあるべき姿を体現していると感じました。

ウォルフレン氏は、一貫して日本の「アメリカ追従主義」「官僚の前例踏襲」を批判してきたのでした。

日本国民の生活向上を蔑ろにして、アメリカの国益を最優先にする。

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官僚は、前例を踏襲することにだけに意識を集中して、それ以外の良き枠組みを作ろうとしない。

 それを壊そうとする政治家がいたらスキャンダルをでっちあげて検察を遣わせて潰す。

検察に睨まれたら最後。 日本の検察による有罪率は先進国では異例の98%だといいます。

 これも諸外国をとことんまで研究してきたウォルフレン氏が抽出した貴重な情報だと思います。

 そんな、旧社会主義国のようなことをするのが日本の管理者たちなのであると言っているのです。

 もっとウォルフレン氏の論理的な展開を内奥まで知りたいかたは、どうぞ『人間を幸福にしない日本というシステム』や『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム』を読むことをお勧めしたいです(『人間を幸福にしない日本というシステム』は絶版)。

「官僚の前例踏襲」について鋭く掘り下げて書いたのが、ウォルフレン氏の著である『誰が小沢一郎を殺すか?』です。

 今回のこの本を読んでいても思ったのは、何故日本は政権交代が出来ないのかな、ということですね。

 初めて消費税が日本に導入されたときも、また消費税増税が決まった時にも、批難大あられでした。

 しかし、次の選挙の際にも、消費税に賛成の自民党が政権党になってしまう。

 このような事態になったら、普通の国の国民はそのような政党をおろすのが普通です。

 しかし、日本においてはそうではなりません。

国民の大半は何を考えているのかな、という気にされざるを得ないです。

 しかも、長期に同じ政党が政権を握っていると、官僚との結びつきが強くなり、腐敗が生じる。

 そうならないためには、政権交代が望ましいのは言うまでもありません。

そういう長期政権党ではない政党の候補者に投票する、ということが国民として望ましいのは言うまでもありません。

 私は大学時代に、政治学の講義でそういうことを学びましたし、多くの本でそういうことを書かれているのを読んできました。

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最近読んだ本では、天木直人氏『さらば外務省』という本にそう書いてありました。

 こういった本を読むことが出来るのは、私だけでなく、一般の人にも読めるはずです。

それのみか、そういうことを書いてあるのに納得したら、それを実行し、他の政党候補者に投票するはずです。

 いやしたはずです。

しかし、他の政権党が生まれている兆しはないし、よしんばできてもすぐに潰れてしまう。

そのことが不思議で仕方ないです。

 2012年の選挙でも、自民党が圧勝しましたが、どうしても不思議でなりませんでした。

 沖縄基地問題、原発再発、消費税、TPP等いろんな問題が積載されていて、その悪しき問題を維持しようとする自民党に国民が投票し支持するわけはありません。 なのに圧勝…訳が分かりませんでした。

 そして一時的に民主党政権が誕生しましたが、すぐに潰れてしまいました。

 そしてまた自民党政権が誕生してしまいました。

 やはりこういうことが多く続いていると、やはり陰謀めいたことがあると思えてなりませんでした。

 昭和60年代にある人の書いた本に、「戦後は自民党一党独裁である!」と批判した人がいました。

 それに対して、「自民党一党独裁ではない。他の政党が、国民の民意を代表する政策を提示できなかったからだ。」という反論を書いた本がありました。

自民党以外の政党が、民意を代表する政策を提示できなかった、というのは私には腑に落ちませんでした。

 その提示した政策が民意を代表するものかどうかは、実際に行政がおこなわれるまでわからないわけで、自民党以外の政権党が出来て、その政策が良くなかったから、再び自民党に戻る、それを何回か繰り返して、「やはり自民党が一番だ!」という国民の大半が思えるようになったのなら、納得はできます。

 しかし、その過程を経ずして、「他の政党が、国民の民意を代表する政策を提示できなかったからだ。」というのは腑に落ちません。

やはり、戦後一貫して自民党がどんな時でも、政権党になれるように細工をしたのではないかと思えてなりません。

 そうです、「不正選挙」です!

アメリカ追従が日本の根幹になってしまっているのは、先にも書いた通りです。

何故か。

 自民党はアメリカが、日本を搾取するために戦後アメリカが創設したのです。

 明治以降の日本の飛躍的な発展する様をみて、その資質を買ったのですね。

 それで、アメリカが経済的に疲弊しようものなら、日本に頼んで補てんしてもらう。

 戦後はその繰り返しではなかったですか? そのためには、やはり自民党以外の政党が政権党になってもらっては困るのです。

 ですから、あれだけの反自民の潮流が日本で出来ても、自民党以外の政党が政権につけないのです。

たとえできても、すぐにスキャンダルでつぶされてしまうのです。

 自民党以外にも、マスコミもアメリカ寄りなのです。

 アメリカに都合の悪いことは一切載せないのです。

 それは、多くの国のマスコミを研究してきたウォルフレン氏だからこそ、比較を通じて浮き彫りになった事実なのです。

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ウォルフレン

やはり、反自民の潮流が出来ても、不正選挙をおこなって自民党政権にしてしまうのです。

 それは、リチャードコシミズ氏『不正選挙』に書いてありますが、他の政党の候補者の名を書いても、他の機械を通すと、自民党の候補者の名に書き換えてしまう、ということをしていたのだといいます。

 そんな…と思われるかもしれませんが、事実です。

 それは、リチャードコシミズ氏『不正選挙』という本に詳しいですから、興味のある人は読んでください。

それによると、鉛筆で書いて通したらたら、すぐに自民党の候補者名に変わるというものです。

 あなたの選挙会場でも会場に用意されていたのは、ボールペンではなく鉛筆ではなかったですか?

 このことを知ったら、私はそれからは、選挙の際には、ボールペンを持参して、それで候補者を書くようにしました。

 これはちょっと勇気がいりましたが…(笑)。

 このように事の詳細を検討していくと、やはりアメリカの都合のいいように日本は操られているのがわかると思います。

政権党のみならず、検察やマスコミまでもが、日本の国益にかなうように運営されているのではなく、アメリカの国益にかなうようにしているわけです。

 「そんな民主主義の時代にそんなことはあり得ない…」 という感慨を抱くのが最初は当たり前です。

 しかし、ことの詳細をつぶさに見ていくと、その通りであることがわかるはずです。

 その際に、やはり大手マスコミの報道する内容だけでは、真偽はわからないものです。

 一度、常識を疑わなくてはいけません。

 そうして、自分たちが、真に日本のために、そして世界のために何をしていくか、日々どう行動していくかを考え探し、良いと思われることは実行していかなくてはいけません。

 そんなことをこの対談集を読んで思いました。

 そんな私の意見に賛同していただける人が多く出てきてくれればそれに勝る喜びはありません。

 この本はコチラから。

   ↓

偽りの戦後日本

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偽りの戦後日本

 

その他、おススメ書籍

   ↓

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム (角川ソフィア文庫)

12・16不正選挙

永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)

 

●その他、ウォルフレン氏の著作について紹介したページです。

   ↓

『日本に巣食う4つの怪物』

 http://hair-up3times.seesaa.net/article/411025348.html?1427078733

 『いまだ人間を幸福にしない日本というシステム』

 http://hair-up3times.seesaa.net/article/404153213.html?1427078865

『アメリカとともに沈みゆく自由世界』

http://hair-up3times.seesaa.net/article/403562125.html?1427078942

『この国はまだ大丈夫か?』(大下英治 共著)

http://hair-up3times.seesaa.net/article/403116925.html?1427079006

 『独立の思考』(孫崎享 共著)

http://hair-up3times.seesaa.net/article/369324554.html?1427079201


吉本隆明 『世界認識の方法』

2015-05-17 21:30:57 | 現代社会

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今やすっかり影を潜めてしまったマルクス主義、社会主義ですが、60年代や70年代にはかなりの注目を集め、「マルクス主義こそが真なり!」と信じていた学者が世界中で多くいたことも事実ですし、ここ日本においてもそういう学者は多くいて、 「日本も資本主義をすてて社会主義に移行すべきだ!」といった論を展開していた学者さんは多くいて、そういった学者が、岩波書店未来社、合同出版といった出版社で本を出していたのが、古本屋にいってみることが出来ます。

 しかし、90年代初めに多くの社会主義国が、経済的に疲弊し、もはや社会主義を捨てなければ国家としてやっていけない、という究極の事態になり、多くの国が社会主義をすてました。 今や社会主義国は世界で4か国だけです。

 その4か国も、統制経済をすてて市場経済に移行しているのです。

しかし、その社会主義の根底になっているのは、19世紀に生きたカールマルクスなのです。

 karlm.JPG

カールマルクス

 

 この人の書いた本が、世界中の人の心を捉え、注目を集めて、 「資本主義では、国民が搾取されて困窮してしまう。だから、わが国は社会主義に移行するんだ!」という形勢になりいろんな国で社会主義の試みをしていくのです。

ここ日本でも多くの人が社会主義思想に傾注し、その社会主義を信奉する社会党に投票し、自民党と並ぶ第二の政党にまでなったのでした。

 先に挙げた、岩波書店や未来社、合同出版といった出版社から出された「社会主義こそは真なり!」という趣旨の本を今読むと、どうも根拠が薄弱で、いまいち説得力に欠けるものが多いのです。

その根底にあるのは、カールマルクスが言ったから!」という趣旨のものです。

カールマルクスが言ったからというのでは説得力がありません。

 偉大な学者が言ったから間違いない…こういうのを教条主義というのですが、こういう教条主義のものが多いのです。

 しかし、それだけ多くの人の心を捉えた、という意味で、マルクスはカリスマ的であった事実に間違いはないようです。

 vomunizm.JPG

私もこのころに、40代くらいの一番アブラののった時期の学者であったら、こういう教条主義を唱えるようになっていたかどうなのかなという気はします。

日本が、これまで資本主義から社会主義に移行したという経験理論がないので、おそらくはノーコメントにしていただろうなと思います。

移行するかもしれないし、しないかもしれない、というあやふやな論にしていただろうと思います。

 この『世界認識の方法』が出版されたのは80年に書かれたものですが、そのマルクス主義に対する批判本です。

 吉本隆明氏ミッシェルフーコーとの対談も収められています。

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ミッシェルフーコー

 

フーコー氏が曰く、 「18〜19世紀の人間たちは、人間社会を夢想して想像する能力があった。 共同体の成員として生きるとはどういうことか?さまざまな社会的な関係や人間関係とは何か?ということを考えていた。 イマジネーションが豊かであった。 しかし、こんにちはそういった精神が貧困である。

その原因がマルクス主義であり、その連鎖をいかに断ち切るかがフーコーの課題であったといいます。

フーコー氏に言わせれば、マルクス主義とは、「人間の未来に対してもある真理の拘束力を波及させる予言的な科学」であるといいます。

更にフーコー氏が言うに、「フランス革命以前は、国家は宗教の上に基盤があった。しかし、フランス革命以降は、国家は哲学の上に基盤をもつようになった。さまざまな政治的システムがこのころを境に、哲学を求め始めた。」という分析をしているのです。

 この場合の「哲学」とは、「「善い国家とは何か?」ということを論じた学問というような意味でしょう。

 現実の社会に起こっているさまざまな重要な問題が政治的な地平から排除されていたのです。

 その問題を浮かび上がらせる必要性をフーコー氏が感じ取ったのです。

 そこで、医学、性、理性、狂気などの問題を異議申し立てや造反などに結び付ける必要性があったのです。

 これは科学を志す人にとっては大切な視点と思われて仕方ないのです。

 ヘーゲルはその著『精神現象学』において、「人格的道徳は歴史を決定する要因にはなりえない。」としていたのです。

 しかし、今となってはその考えが浅かったというのは明白です。

 その思想の影響を受けてマルクスは吟味をしなかったがために、誤った思想が世界中に蔓延してしまったのです。

 kyousan.jpg

国家の統治機構の問題だけを追い求め、 「善い生き方とは何か」ということを求めなかったのが社会主義の誤りだったのです。

 マルクスは、こういった面を無視していたのです。

 実際に社会主義に移行した国の権力側がしていたのは汚職、収賄、不満分子の監禁、粛清、でした。

 その詳細については、以下のページに書きました。

   ↓

ノーマン.ネイマーク 『スターリンのジェノサイド』

 http://hair-up3times.seesaa.net/article/384169055.html?1431864153

 

社会主義か資本主義かの問題だけに目が行き過ぎていたのです。

 社会主義に移行すれば楽園が創造される、というのは単なるプロパガンダであり、為政者の動向もチェックしなければどうにもなるものではありません。

 同じ人間ですから。

同じ人間ですから、戦後の初期においては、経済的に社会主義の頂点であったソ連が、アメリカについで世界2位の地位についていましたが、その後は、生活必需品をすでに持ってしまった人たちにも買ってもらうために「より良い品をより安く」という名目である技術革新をおこたったがために社会主義国で起きたのは「滞貨と行列」でした。

 その現状をみて、80年代になって多くのマルクス主義批判が出てきていたのも事実です。

 人間は自由な意思をもつがために、予測が大変に難しいのです。

 確かに、これまでの経験理論の蓄積がありますから、累計的に次の動向を予測することは可能ですが、しかし完璧な予測は不可能なのです。

 ですから、偉大な学者を引き合いに出して、「○○が言っているから間違いはないだろう!」という教条主義はやめるべきなのです。

 きちんと現状をみていきながら、動向を見守りながら自論を修正していく、という努力を怠ってはいけないのです。

 この本は古いですが、そういった科学に大切な姿勢を学べる良書であると思いました。

 

 ●この本はコチラ

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世界認識の方法 (1980年)

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 世界認識の方法 (1980年)

 Kindle版

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世界認識の方法 (中公文庫)