ロバートキヨサキ 『金持ち父さんのアンフェアアドバンテージ』

2015-08-09 19:23:57 | ビジネス

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 これからの人生を豊かに生きたいという人には良き指針を得れる本だと思います。

この本でロバートキヨサキさんが主張しているのは、これまでの本と同様に、「会社に頼ることなく自分で稼ぎ生きているための方法を模索し、その方法を確立せよ」ということですね。

 アメリカは、世界一の借金国家であり、国民にメディケアや社会保障をしていく方法などないということです。

 

1500年から2000年までは、所謂「産業時代」であった。

ずっと長年働いていれば、高給になり、しかも労組に守られていた。

 そのために、多くの人が学校に行き、高い教育を受けていった。

 しかし、今や産業時代はおわった。

一生懸命に働いているだけで豊かな人生を生きれる時代は終わったのです。

 2007年の世界的な金融危機にもかかわらず、さらに多くの人たちがお金を年金プランにお金をつぎ込み、学校に戻り入学希望者が増大したのです。

 「豊かに」とはどういうことかといいますと、「時間に縛られることなく、しかも多くの額の金を得れる」ということです。

 

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ロバートキヨサキ

そのために、ロバートキヨサキさんが提示しているのは、I(投資家)とB(ビジネスオーナー)の2つの道ですね。

 

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この2つの道で成功すれば、時間に縛られることなく、しかも多くの額の金を得れるのは間違いないでしょう。

 そのIBになる方法について学びたい人は、ロバートキヨサキさんの本はもちろん、その他多くの本を読んで勉強していくほかないでしょう。

 しかし思ったのは、IとBで成功した人たちは、社会にそのお金を還元してはどうか?ということですね(笑)。

 レバレッジを使って普通のサラリーマンの何倍もの収入を得ているのなら、借金国家であるアメリカならもちろん、それに準じる国のIとBの人は、社会のために還元していくべきだ、と思わざるを得ないですね。

 ロバートキヨサキさんは、他の本でも会社を作って節税せよ、ということを書いていますが、アメリかが借金国家であるならば、そういった方法を教えては、また借金が増えてしまうのではないか(笑)、ということですね。

 確かに、ここまで借金国家にアメリカがなってしまったのはこれまでの為政者によるところが多いです。

 野放図な政策がなされても、その罪を問われることなく社会主義国家のように不問に付されたままに終わってしまっている。

 IとBで成功した人たちは、自分が稼ぐことだけに意識を特化しているだけでなく、そういう「社会に還元しよう」という視点を持ってほしいですね。

 しかし、ロバートキヨサキや、彼が「金持ち父さん」と呼ぶ親友マイクの実父はそういった還元を社会にしていたようですね。

 IとBに対して、E(サラリーマン)やS(自営業者)はやはりものの考え方や生活の行動内容がやはり全然違うのがわかります。

 ロバートキヨサキさんは、IとBになりたかったら、その「精神と技術が必要」と書いています。

 私が、ネットワークビジネスを辞めた理由の大半は、ここにあります。

 そのビジネスで成功するためには、まさに「IとBの精神と技術が必要」ですが、そういうものを持ち合わせている人はいませんでした。

よしんばいても、社会全体を見渡しても少ないか、ほとんどいないことは間違いありません。

 やはりESの生活にハマるとそれに満足してしまい、またそれが常識になってしまい、それ以外の思考法を身につけなくなってしまうのです。 本も読まないし、常識を変えようとしない人たちが多いです。

 IとBの精神と技術を持っている人は探せばいるでしょう。

 しかし、かなりの少数派であることに違いはないですし、探すのは時間の大いなる無駄と判断しました。

 大抵の人は、例えば金持ちなる方法に関する本を読んで感動するも、すぐにその感動や書いてある内容についてはすぐに忘れてしまいがちです。

 しかし、これはなにもEとSの人たちが悪いと言っているわけではありません。

 EとSの人たちは、非常に今の人生を活き活きと生きている人が多いです。

 今のサラリーマン人生、OL人生を笑顔満載で、シャキッとした行動で生きている人が私の周りには多くいます。

 そういう人たちにパワーをいただくことも私は多いです。

 でも、「豊かな人生」を送りたいならば、IBの精神を忘れてはいけないですし、維持し行動していかなくてはいけません。

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関口智弘さんという人が『群れない力』という本を書いていました。

 そこでもやはり主張されているのは、「サラリーマンの思考法で多くの人たちの一緒の思考法でいては金持ちになれない」ということですね。

 ロバートキヨサキが、ドナルドトランプと共著した『あなたにお金持ちになって欲しい』において、「これから金持ちになる資質のある人は本を読む能力である」という趣旨のことを書いていました。

それは私も同感です。

 今のビジネスで多くを稼いでいる人は、やはり例外なく「本を多く読んでいる」からです。

 この場合のビジネスとは、不動産やリアルビジネス、ネットビジネス、株やFXを含めたあらゆるトレードや投資を含めてのことです。 日々生活していくには、やはり周りの人間からの影響があるのは事実です。

 私の人生においても周りから影響を受けて指針にしてきた部分は多くあります。

 しかし、それだけでなく行動や生活の指針は、本からも多く受けてきたことも事実です。

 良き人間関係、良き社会貢献…こういったものは、周りの人間と接するだけでは、得れないことは事実です。

 本を読まなくては。

 そして、ことビジネス全般も同様です。

 このビジネスは、普通のサラリーマンやOLのお金に対する考えや方法では成功しません。

 ですから、その道の成功者の考えや思考法や成功法則を取り入れる必要があるのです。

 そのためにもやはり本を多く読む必要があるのでしょう。

 そしてセミナーなども受ける必要があるのでしょう。

 そういった行動の積み重ねが、いつしか周りの人間たちとは違うようになるのです。

 人間は誰しも、周りの人間からの影響、本やメディアからの影響両方があるでしょう。

 周りの人間からの影響だけで生きている人。

 本やメディアからの影響だけで生きている人。

 こういうパターンはあり得ないです。

 やはり両方からの影響で生きているのです。

 しかし、ビジネスでの成功者は、規範の比重が周りの人間よりも、本からのほうが圧倒的に多いのです。

 それが指針になり、日々の行動を律しているのです。

 一番最初に書いたように、アメリカのみならず、日本でも年金制度やメディケアにおいても制度は破綻しています。

 破綻しているというのが大げさならば、破綻しかけていると言ったらいいのでしょうか。

 現に、年齢60歳を超えていて、一生懸命にこれまで40年も会社で働いてきたにもかかわらず、支給される年金額が生活費として足らず、仕方なしに建設会社の派遣業でアルバイトをしている人や、警備員のアルバイトをしている人は、私の知っている人でも20人くらいいます。

 また、貯金額が少ないにもかかわらず、またガン保険にも加入していないにもかかわらず毎日タバコを1箱以上空けている人もいます。

こういった人たちをみると、「何にも考えないで生きてきたのかな?将来の事を全く考えないで今だけを中心に生きてきたのかな?」と疑問に思うのです。

 まさしく、周りの人たちだけを規範に生きてきたのだということがわかります。

 周りを規範に生きることは大事ですが、それだけではいけないということです。

 8月5日のニュースを読みましたが、今年5月の時点で、厚生労働省の発表によると、「前の月に比べ、生活保護を受けている世帯は、1601世帯増え、162万2525世帯になっている。1951年以降で最も多くなっている」ということです。

 この情報は、多くの人に指針を与えてくれるに間違いはありません。

 今のような時代においては、人生の指針を、本を多く読み、その道を敢然とやり通した人たちの思想を取り入れて行動の規範にし、そして行動していかなくてはいけない、ということがわかりました。

 ロバートは、どの本でも書いていますが、「ファイナンシャル教育を学べ」と言っています。

 それは間違いありません。

 

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このページの冒頭にも書いたように、またこれまでの情報からも明らかなように、今や一生懸命に働いていれば一生安泰である時代は終わり、今の政府が国民にメディケアや社会保障をしていく方法などないからです。

 年金を頼りにするのはやはり無理であるのは明らかです。

 年金は、株の値上がりに合わせて運用しているのですから、その値上がりに期待するのはやはり無理があるでしょう。

 2000年のダウ平均株価は11357ドルでした。

そして、2010年のそれは11577ドルです。

ということは、10年でわずか200ドル上がっただけです。

 しかし、金(ゴールド)は同じ10年で、282ドルから1465ドルにまで上がっているのです。

 これはなにも、金に投資すべきである、ということではないみたいです。

 「ファイナンシャル教育が多くなればなるほど、見えてくるものが多くなる」 ということです。

 そして、ロバートがどの本でも書いているのは、「大事なのは、新しい考えを取り入れ、ファイナンシャル教育を自分に与えることを真剣に考え行動することだけだ!」ということです。

 日本と西欧、前者は集団主義で後者は個人主義である。

 そんな分析されたことを大学時代に本で学びました。

 しかし、集団に歩調を合わせやすいのは、古今東西変わらないようです。

 集団主義の傾向が強いのが日本である、ということだけの話しです。

 そこから思考を変えて、「自分はこういうことをしたい!」と奮起して、集団と違う思考様式を身に着け実行していく人が少ないのも古今東西変わらぬ事実のようです。

 しかし、お金に関してこれから必要な思考様式は、まさにロバートが提唱している内容でしょう。

 ロバートはこの本で、自分がどのようにしてキャッシュフロー(不労所得)を得れるようになったかを書いています。

 86年に、キムと結婚しました。

しかし当時は100万ドルの借金がありました。

 しかし、フィナンシャル教育を学び続け、キャッシュフローを得れるための行動し続け、18カ月で月に1万ドルを得れるようになりました。

 支出は月3000ドルの状態でしたから、完全に「何もしなくても収支がプラス」の状態だったのがわかります。

 ロバートがそこで得れた経験則は、「1つの物件を買う前に、100の物件を見て判断する」ということです。

そして、不動産賃貸業で大事なのは、「その地域に仕事があるかどうか」ということだそうです。

 これらは、この本を読んだ人に非常に人生の糧になることに違いはありません。

 日本円にして1億円の借金があるにも関わらず、それを完済して100万円の不労所得を得れるようになるまで諦めずに頑張り続けたその精神にも、また、即決しないで多くの情報を集め「自分の目で見て自分の頭で判断する」ということも非常に参考になりました。

 あれが儲かっているから、これが今アツイから、という理由でビジネスを始め展開するのは危険です。

 自分の目と頭で判断しなくてはならないのは、不動産投資であろうと、株式投資やネットビジネスでも同様です。

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「なにをすればいいのか?」「なにが儲かっているのか?」ということを訊いてくる人で、ビジネスで成功した人をしらない、というのは某有名なネットビジネス長者の話しです。

 またロバートキヨサキ氏は、「キムと私は収入に見合った生活はしない。私たちは収入に合わせて切り詰めた生活をするのは、気持ちを滅入らせるだけだと信じている。だから収入に見合った生活をする代わりに、私たちは教育と資産に投資する。講座やセミナーを毎回取る。」と書いています。

 ここも、私がロバートの著作に惹かれた部分でもあります。

 「収入の範囲を広げたい」誰しも幼少の頃に抱いていた考えではありましたが、学校での通学を重ねるたびに、そういう考えを消去してしまい、収入の範囲以内で過ごすことが当たり前になってしまっています。

 そんな生活は頭を窮屈にするだけですし、生活を躍動感あるものにすることはできません。

 それに、常に学び続け、前進し続けて、謙虚な姿勢でいたい、という私のモラルとロバート氏のそれが見事に符合するのです!

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しかし、収入の範囲を広げる、とはいっても、人を騙して詐欺で金を儲ける、というのではいけません。

 私の携帯電話にもたまにきますが、「あいた時間で○○万円!」とか、「〜をするだけで○○万円」といった仕事募集のスパムメールが来ますが、それらは100%詐欺で、これをするために「○○万円振り込んでください」などといって、振り込ませて逃げるのです。

 法律家や探偵に頼んでも調査できないような巧妙な仕掛けでいるのです。

 そういう話にのって振り込んではいけませんし、そういうことを生業にしてはけないのです!

ロバート氏は、社会生活において人の役に立つことをすることを提唱しているのです。

 たとえば、自分が金持ちになりたかったら、人に与えることをしなくてはいけないのだと強く信じているのです。

 これは、ロバートが金持ち父さんと呼ぶ親友の父マイクの実父が、実際にしていたことで、儲かった金を教会等に惜しげもなく寄付していたようです。

 こういったことも読んでいて心洗われる内容です。

 お銭を懐にためることしか考えない人もいますが、そういった人は金銭的には金持ちでも、やはり心が貧しいなと思わざるを得ません。

また、この本で「成功を維持するために法律的、倫理的、道徳的に高い価値観を持った人間性も必要だ!」と書いています。

 これも人生の指針にしたいところです。

 小手先のテクニックで一時的に成功するのではなく、そういったものを備えていることによって、「類は友を呼ぶ」という諺通りの通り法律的、倫理的、道徳的に高い価値観を持った人間が集まることは間違いありません。

 人との心の交流が好きな私からすれば、そのような人間になる努力をし続けていくことによってそういった人たちと豊かな人生を歩みたいと心から願っているからです。

 この本は、ロバートキヨサキ氏の最初の作品である『金持ち父さん 貧乏父さん』の頃からの幾多の作品に書いてある内容とダブルところもあり、著者を貫くモラルに変化はありません。

 しかも、簡潔にわかりやすく著述されています。

 ですから、初めてロバートキヨサキに接する人も、これまでのロバートのファンの両方に受け入れられることは間違いありません。

 ロバートキヨサキを知らない人はファンになるでしょうし、すでに知っている人は更に彼の魅力の虜になることは間違いないでしょう。

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