いや、もう、スズキの結果は触れずにおきましょう。
とにかく、楽しかったことだけを回想!
茂木には胸を張っていくことができました!
横断幕、フラッグ、Tシャツ、トークショー用の応援ボード、やりたいと思っていたことは、皆、完遂。もう、ギリギリまで頑張りました。
そして、そのすべてを、クリスやスズキのチームの皆さんに喜んでもらえました。
やはり、誰かが喜んでくれることをするのは格別のよろこびで、それが大好きな人なら、本当に嬉しいことです。
まぁ、私は追っかけ根性がないので、スズキ以外では、パドックにいても、とりたてて何かをすることもなく、友人のユキさんの後ろをついて回って、スペイン人を中心とした小中排気量クラスの可愛い子たちを観察したり、スズキファンの方々と話をしたりして、ボケーッと過ごしておりました。
でも、ボケッとしていたわりには、ユキさんのおかげもあってか、意外に面白いこともあったのですよ。
まず、アルバロさんの可愛いスペイン訛の英語をいっぱい聞けたこと。
初日の終わり頃、ユキさんとロレンツォ待ちしてるとこに、どフリーのアルバロさん登場。ファンにだるまを貰って、だるまの説明を受けているアルバロさんを間近で観察してしまいました。アルバロさんラヴのユキさんに「今、行くべきだ!」と迫り、結局、去年サインしてもらったスペイン代表サッカーユニ(バウティスタ19の背番号入り!)に再度サインをしてもらうことに。アルバロさんが、そのユニを見て「ああ、覚えてる!」ってことになって、しばしユキさんは、おたがいつたないながらのステキな会話を楽しみました。もう、そのほほ笑ましいことといったらなかったです。
そして、その後、ユキさんとともに会う約束をしていたもんじゃさんを待つ間、パドック内のレストランに設置してあったグランツーリズモで遊ぶロレンツォを発見!真剣にゲームに興じるロレンツォを堪能。ロレンツォは若い頃のボブ・ディランに似ていて、個人的に非常にいい顔をしてると思っているので、見てるだけで幸せな感じでした。
さらにビックリなことが続き、そのレストランにシモンチェリとコスタ医師が!!
各ライダーに「好きなサッカーチームは?」と聞きまくっていたユキさんが、シモンチェリに訊ねると「ミラン!」という答えが!!しかも、一緒にいたコスタ医師もミラニスタだということで、いっきに場が和みました。で、私、コスタ医師と一緒に写真取りましたよ!イタ語でちょっとお話もして、なんかドキドキしました。なんていうんですかね、本当に優しいお爺ちゃんで、「一緒に写真を!」って言ったら「私が誰だか、君は分かってるのかい?」とか笑顔で訊くんですよ!「お医者さん!」ってはにかみながら答えると、「そう、私はロリスの主治医でもあるんだよ。君はスズキのファンだよね?」と、被ってた帽子を指差して微笑み返し!もう、お爺ちゃんステキ過ぎ!!でした。
その後、なにげに戻ったヤマハの待機ボックス前で、ちょうどヴァレが出てくるとこに居合わせ、あり得ないほど至近距離でご尊顔を拝みました。「チャオ、ヴァレ。」と言ったせいか、笑顔で振り向いて下さいまして...でも、全身スズキの私に一瞬唖然喰った表情がなんとも。いや、失礼いたしました。もう、正直、一生ヴァレを近くでなんて見られん!と思っていたので、貴重なことだったんですけどね。
あとは、カピ先生のファンの方とスズキピットの入り口でお喋りしてたら、ストーナーに突進されたことですかね。
なんか、おびえた子鹿のようにウチらの方に走ってきまして、私の肩にぶつかりながら、壁際をすり抜けていきました。正直、なんで、そんな狭いところを塗って壁際ギリギリを通りたかったのかが分かりません。ぶつかられるまでストーナーだって分からなかったし。ぶつかってきたのがストーナーだってわかってびっくりしましたよ。「ごめんなさい!!」って顔はしてましたが、謝ってはくれなかったです。本当に、怯えきった小動物でした。
そんなストーナーのお嫁さんは、可愛さを振りまきながらパドックを歩いておりましたですよ。
予選が雨で流れたあと、パドック内レストランで遭遇し、ユキさんが写真を撮ってましたが、なんかありがたい感じがしたので、持ってた明治の果汁100%のフルーツグミをあげました。なんというか、日本のグミの実力を分かってほしかったというのもありまして、ええ。あれ、切実に美味しいですから。
そんなこんなで、スズキ以外でも、楽しいことがあった、今回の茂木パドックでした。
クリーニング目的で持っていったメットでしたが、もらっちゃったよ、サイン♪