ブラジルＷ杯最終予選 イラク - 日本 (0-1)
昨日のイラク戦、
もし、決勝進出が決まっていない大一番だったら・・
非常に不甲斐無い試合だったなぁと、
いろいろ言いたくもなるんですがねっ、
途中で水分補給中断が入るほど暑い中での試合、
多少そこは差し引いて見る必要があるとは思うが。...
でもいろいろ言いたくなりますよねぇ・・（結局言うんかい。）
ということで、感じたことを言いますと、
なんだか以前に見たような光景・・
どこで見たのかなと思ったら、ジーコの時代の日本代表。
間延びした各ライン、
ボールがおさまらない前線、
中盤が軽くつなごうとして奪われてカウンター、
１対１で勝てない守備、
センターバックが頑張って跳ね返す、
ＧＫがスーパーセーブ・・・・・
あぁ、中東相手によく見た光景
ザッケローニが監督になってから、
守備戦術が非常に洗練され、
サイドに追い込んで奪う守備がアジア予選前半で猛威をふるった。
昨日の試合では全くと言っていいほどそれができず、
面白いようにサイドの裏を取られた。
とは言えブロックは作っていたし、
人数は足りている場合も多かったので、
結局囲んで奪う守備ができずに１対１にさらされると、
安定して守れないということが改めて露呈されてしまった試合だった。
本気でＷ杯決勝トーナメントを戦うには、
先のオリンピックやＷ杯の様に
鬼のようなプレスからカウンター一本ではどこかでガス欠になる。
ブロックを作ってしっかり守るということができないと、
チーム全体に安定感は出てこない。
まっ・勝っても負けても決勝進出は決まっている・・
30度を超える猛暑の中での一戦。
テストパターンの新メンバーの起用・等々・
最終戦を勝利で飾れたことはいいことだけど・・
コンフェデでどこまで頑張れるか分りませんが、
守備にしろ攻撃にしろ
一対一で勝つということを徹底して克服しないと・・
それしかないと思う。
個々の選手が尚一層のレベルアップを図ることは当然だが。
ひとまず代表のみなさん最終予選お疲れさまでした。
最後が少しもや・もやっとしましたが、・・
ここまで安定して予選を通過したのは初めてで、
「ドーハの悲劇」を知っているサッカーオヤジとしては・・
隔世の感があります。
「岡崎真二が決めると負けない」
サッカー神話は生きていた。
どうか皆さんＷ杯に向けて怪我なく頑張ってください！
元サッカー小僧のオヤジ