オヤジのひとり言

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辺りは一面・・銀世界

2008年02月07日 | Weblog
昨日は水曜日、事務所は休みです。

2週間ぶりに、柳生の里 武蔵庵に行ってきました。

県境の峠を越すと、そこはもう一面の銀世界、

昔見たような、なぜか懐かしい里の冬景色と言う感じです。

焚き火は今日はお休みで、炬燵に入って「晴耕雨読」ではなく

「晴遊雪書」という感じです。これって温暖化防止? カーボンマネジメント?

書いている内容は、ブログに載せる小ネタや、

日々思いつく事を文字に書きとめています。


さて前回の続きです・・・

「お客様はどんな気持ちでマイホームを探しているのか・・・・。」

私がそれまで気付かなかったモヤモヤの答えは、

「我々の仕事は、家探しをしているお客様と一緒になって考える事である。」

これだったんです。

売上げ最優先の組織の中で仕事をし続けている内にこんな簡単な事を忘れてしまっ

ていた。「今までひたすら売る為の説得方法を勉強し続けていた。でもそうじゃな

い。単純にお客様に喜んで頂ける事だけを考えれば良かったんだ・・・。」

しかし、そう気付いても会社という組織の中でこういった自分の考えを押し通す事

は非常に難しい事です。常に利益を追求せざるを得ない企業においては、私の考え

は単なる、いち営業マンのワガママに過ぎません。

二つ目の会社に入って12年程経った頃、あれこれ悩みぬいた挙句、

私は会社を辞めて独立する決心をしました。

妻は健康を取り戻していましたし、やはり自分の考えを追及してみたい、

という気持ちは抑え切れないほど大きくなっていたのです。


独立について妻は賛成してくれましたが、親戚一同は猛反対。

「やっと奥さんの体調も良くなったと思えば、今度は会社を辞めるなんて!」

全く不安定な世界に飛び出す訳ですから無理もありません。

しかし、自分に正直に、心底から納得できる姿勢でお客様に接したい、

そう周囲を説得し、何とか独立開業にこぎつけたのです。

ところが案の定、周りの心配どおり現実はそう甘くありませんでした。

営業を開始したまでは良かったのですが、

大手不動産会社の看板が無くなってしまった途端、

目の前からお客様が全く居なくなってしまいました。

無理をして、いくらチラシを打っても反響は有りません。

昔からの友人に同情された事もあります。これは流石にショックでした。

でも、うなだれて下を向いて家に帰っても、子供の寝顔を見るだけで

「よし!!明日こそは」と不思議とファイトがわいてくるものです。

この気持ち貴方にも解りますよねぇ?

毎日毎日「自分がお客様の相談相手としてできる事は何なのか?」

その事だけを一生懸命考えました。


この記事を読んで、この方とお逢いして色々お話を聞かせて頂きました。

そこで私は、お客様がマイホーム探しで失敗しないように、

簡単なレポートに纏めて、

家探しをしているお客様に読んでいただく事を思いついたのです。

今完成に向けてガンバッテいます。