資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

頭としっぽはくれてやれ

2010-10-19 10:27:28 | 投資日記


頭としっぽはくれてやれ

ご多聞に漏れず、私のポートフォリオは真っ赤です。が、別に損切りするつもりもないし、むしろ金があるならば買い増したいと言う気持ちの方が強いです。ファンダメンタルも着々と改善していますし、仮に悪化したとしても投資先の企業は資本が厚いので死ぬほどひどい増資や倒産はないでしょう。もしあるとすれば、その前に(業種によりますが)大多数の企業が潰れる事になるので、経済が本当に破綻するレベルだと思います。そんなレベルじゃ投資の如何に関わらず、もう駄目ですね。でもま、五体満足なので最低限の生活はやっていけると思います。

で、こんな格言があるのを思い出しました。『頭としっぽはくれてやれ』です。

投資において株価がどん底の時に買う必要はありません。勿論、それが出来れば一番いいのですが、それは難しい。むしろ自分の満足のいくレベルのリターンがその投資から得られるかどうかが問題ではないかと思うのです。その意味で、私が求めるリターン(年率10%以上希望、年率15%以上なら尚可)は底らへんであれば、十分達成できる目標値であり、逆に底でなければ正直無理だと言う反証を得るにいたったのであります。

今の景気サイクルの底を実体験として経験出来るのは本当に貴重です。「ここが底なのか」という実感を身につけるには良い環境だと思います。もしかしたら2番底もあるかもしれませんが、まぁその時はその時、改めて実感するまでです。大事な事は、景気サイクルの中で一体どの程度の水準が底と言えるものなのか、を知る事だと思います。PER5倍以下なんてこの世に存在する訳が無いと思ってましたが、これがあるんですね、意外と。今では当たり前ですが、数年前には予想もしていませんでした。確かに書籍等(なんちゃらマスターズ列伝とか)でPER5倍以下の銘柄がどうのこう文面を見ましたが、そんなものは恐竜と同じでとっくに絶滅したものだとばかり…話が重複してますが、まぁ、そんなところです。私にとっての底はPER5倍以下の銘柄が沸々と沸いた時です。それも、好景気の利益ベースではなく、実質利益ベースで、です。好景気の利益ベースで言えばもっとウじゃっと沸いた時ですね。3700銘柄中、好景気時の営業利益ベースで言えばおそらく10社に一社はこれに該当するんじゃないですかね?据え恐ろしい事ですね、時価総額が税引前営業利益の2年半分だなんて。。

今の水準を知ってしまうと、好景気になってから株を買おうと言う気には到底なれません。そしてそれが正しいのでしょう。特に要求資本コストが相当高い投資家にとってはなおさらです。今のような漁場がある特定の期間にしか発生しない事を身をもって知らせる必要があると思います。私は好景気になったら冬眠します。もしくは景気が悪化している外国の株に投資したいですね。

期間的安全域

2010-10-19 08:07:35 | 投資日記



期間的安全域を重視する。いわゆる回収期間を出来るだけ短期間の銘柄に投資を行いたいと考えている。回収期間はこんな感じ。

回収期間=(時価総額-解散価値)/税引後営業利益

EV/EBITDA倍率の簡易版の様なもので、それに下記の条件を付け加え改造した感じ。どちらかと言うとIRRに近い考え方かも。

①減価償却費は費用。(継続前提の為)
②利益は税引後営業利益。(コア事業への投資の為、営業外損益、特損益は除外)
③解散価値(現金及び短期投資*85%+棚卸*70%+固定資産*30%+その他資産*0%-負債総額)
④利益は適宜、全額還元される事を想定。

この回収期間を5年以下に出来れば大体の社会的変動は無効化出来るのではないかなぁと思う。本当に机上の空論だけどね。一つの目安としてこの位の短期間での回収性は欲しい。何もなく、穏やかに時間が流れていけば5年で回収出来る。それ以降が実質利益になると言う考え。だから仮に5年間、順調に事業が上手く言って、6年目に解散となった場合、リターンはゼロとなる。しかも最終年度で大幅な赤字を計上した場合、解散時のリターンは赤字にすらなる。これは怖い、が、起こる確率は低いと思う。

後、最初から解散価値が時価総額以上の企業に投資しておけば問題はない。その上で高い株式益回り(20%位)、高い還元率(70%位)、高い事業安定性、高い技術耐久性を持っていれば、ベストなんですよね。あんまりないですけど。

I think much of time period of margin of safety. In other words, it is necessary to find out and invest to stock that has short collection period. The equation for this matter is as follows.

Collection period=(Market cap-Dissolution Value)/Business Profit After Tax

This is a kind of simple version of EV/EBITDA. To make it easy to evaluate for individual investor, the following items are installed. The definition of equation seems to be closer to the notion of IRR than that of EV/EBIITDA.

1. Depreciation is cost (on condition that the company is managed along Going-concern)
2. The profit is after tax (because the core business is the main target for investment)
3. Dissolution value (Money and short term investment*85%+inventory*70%+fixed asset*30%-Whole debt)
4. The annual profit must be returned to stockholders.

With less than five years on this equation, we would nullify the effect from social and technological move. Although the estimated value is just virtual number, shorter term leads safer and better profit in theory. If there is no significant matter, we can call in invested money and business as remaining. The other way round, if the business needs to be closed at sixth year, we get nothing from investment. The return is zero. In conclusion, there is no problem if we acquire the business that is relatively stable and has tough wall against outside movement and keeps good profit record at reasonable price.