要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

1割上げると1%リターンが減る@中期

2012-02-29 23:23:07 | 投資日記
目分量だけどこんな感じだと思う。10%の株価値上がりは1%のリターン減。
ここで言う中期ってのは5年とか10年とかそういう微妙な期間かな。

という事は株価が2倍になったらリターンはオフセット。微妙な値段に微妙なリターン。
あんまり持ち続けるモチベーションが無いなぁ。


あまのじゃく根性

2012-02-28 10:48:35 | 投資日記
株価は下がった方が燃える。気分が晴れやかになる。例えCPが無いとしてもだ。

目の前で投資機会が増えているのだから当たり前といえば当たり前の感情なのだろう。
やっぱり日陰の天邪鬼が自分の根本精神なんだと思う。

株価は低迷し続けろ。

株価低迷こそが長期で高いリターンを生む源泉になるのだから。
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成長という名のマジックワード

2012-02-19 19:36:44 | 投資日記
投資において人類をつかんではなさない「成長」というキーワード。
企業はごく普通に成長率をキープしリニアに利益が増えていくとされる。

でも過去を振り返ればそうなる確率は極端に低い。
でも人は大体、成長に魅せられて、未来に魅せられる。

何度か経験すれば、そう簡単に成長は続かないと身に染みて分かるのだろうけど、
それが後世に伝わらないから、毎回毎回同じ事が起こる。その大規模なものがバブルか。

人類のDNA上のバグだよな。動物の時は有効に機能してた予測装置なのかもしれないけど、
今の資本市場社会では、逆に不利益を被る種になっているように思う。


今働いている企業はまさに成長企業(年率20-30%程度の成長率)。
売り上げは1000億円程度なのに時価総額は1兆円規模@ナスダック。

中で仕事してていつまでもこれが続くとはどうしても思えない。
まぁ自分がいるポジションがそういう日陰な所なだけかもしれないけどね。

お金に貴賎が無いように、資本も利益もない。金は金。

2012-02-19 19:27:05 | 投資日記
金に貴賎が無いように、資本も利益もない。金は金。過去の利益が資本であり、いまの利益は未来の利益であり、過去の利益が今の利益を暗示しないのと同じ理由で今の利益は未来の利益を予想するものではない。

人間でたとえよう。資本が貯金額ならば利益は今月の給料だ。大事なのはどっちか?どっちも大事だ。どちらが有用かと言えばそれは給料の堅さによるだろう。インセンティブベースの変動率がものすごい給料ならば堅さは低い。逆にほぼ固定給で安定して仕事が入ってくるのであれば給料は堅いだろう。で、一般事業はどうかといえば圧倒的多数は前者。すなわち物凄い勢いで利益は変化すると言う事。

私はPERとPBRのどちらかを取れと言われたらPBRを取る。ご存じのとおりPERは利益に紐づいている。そして利益はとてつもなく不安定だ。さらに長期的に利益率は市場平均に収束する。すなわち高すぎる利益率を持つ企業は他社との競争に揉まれ利益率は剥落していく。

さて、利益を決定するのに大事なのもの、要因とは何か。そこでモノを言うのは資本力だ。ゴミみたいに使い道のない陳腐化した固定資本は論外だが、大抵の資本はリサイクル可能だ。社長がバカではなく事業環境ががそれほど残念でなければ資本をベースに利益をうむ事が出来る。そして「平均」してそうなる傾向がある。であれば、平均を体現すればいい。故に分散投資だ。

増益と減益のスパイラル効果

2012-02-15 20:41:13 | 投資日記
今期の増益は来期の減益の種になり、
今期の減益は来期の増益の種になる。

特に、企業規模が大きくなってない場合はね。

バリュー投資で短期で勝つならバリュー投資家は肥やしにしないとね

2012-02-15 00:44:43 | 投資日記
短期でバリューで勝つなら出足の遅いバリュー投資家が必要。
長期ならばその逆でバリュー投資家なんかいないほうが良い。

そもそも勝つって定義がおかしいか。
投資に勝つとか負けるとか。

相場は、儲けることより、生き残り続けることの方がよっぽど大切で難しい、のか。

2012-02-10 00:56:26 | 投資日記
のか?

どう考えても儲かる事の方が生き残り続ける事よりもよっぽど簡単だと思うのだが。

企業は赤字にならない限り資本は萎まないし、基本的に黒字になる。配当もマイナスになる事はない。
仮に企業が駄目になったとしても倒産しない限り株価は値が付く=投資家は生き残る事が出来る。
尚且つ分散投資をしていれば一企業の失態を確率論として扱う事が出来る。全額失うような損失は減る。

どうでしょ?
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バリュー投資における原理主義(長期)と世俗主義(短期)。

2012-02-07 12:49:19 | 投資日記
二つのバリュー投資

バリュー投資、ファンダメンタル投資といっても様々な派生があるように思える。
主だったところで二つの軸で分けられると思う。一つは時間軸。

■短期派・長期派
ざっくりと四半期ベースもしくは通期ベース以上で投資先を変える手法を短期派、それ以上を長期派と位置付けられるんじゃないかな?

★短期派
投資の際に一応バリュー株系の指標も加味するが、実際に狙っているのは株券市場の価格変化。この類はよく銘柄変更を行い回転率も結構高いと思う。たぶん年間の総資産回転数は0.5以上。決算が悪いとすぐに売り始め、新たなドリーム銘柄を目指す。ある意味、夢追い人。

★長期派
株券市場の価格変化よりも、その株を「持つ」事でどれだけ利益が得られるかを気にする人。年間の総資産回転数は0.5未満(追加投資除く)。原則バイ&ホールド。直近の決算が悪いからといって逃げ出さない。故に容易に損失拡大を引き起こしてしまう。一歩間違うと塩漬けの言い訳にしかならないのが玉にキズ。

どっちがいいのかといえば、さぁどうだろうね。どっちでもあんまりリターンは変わらなさそう。機敏に動ける短期派のほうが投資そのものを楽しむことはできるだろう。長期派はゆっくり投資出来る感じか。後は投資スタイルの際から生まれるリターン差、コスト差ってところでしょうか?でもやっぱり、基本的に軸足に使っている指標が同じでなおかつ投資基準も似たようなものなので、そんなにリターンも変わらないだろうな。

ある意味、短期派は世俗主義で長期派は原理主義といえるのかもね。バリュー投資原理主義みたいな。

自分は短期は向かないので長期派。
会社の短期業績を読めると思ってるほど自分を買い被ってないし、逆にそんな事をするほど愚かだとも思わない。

その銘柄は、自分の守備範囲だろうか

2012-02-05 22:45:44 | 投資日記
自分の守備範囲は、その業種や会社規模が得意である事が前提にあり、
得意かどうかは過去稼げたかどうかである。

そして過去、その得意分野で稼げたのは自分が得意だからではなく、
ただ単に“そういう時期”だった可能性が結構高い。

赤字国債があるからこそ民間が資産を積み増せる。

2012-02-05 21:17:35 | 投資日記
国債がここまででかくならなければそもそも個人資産1400兆なんてのもなかったんじゃないだろうか。

語弊か、実際に国債消化に使われてるのは企業の借入金減少と内部留保の増額分だからな。まぁ、どっちもどっち。民間の純資産は国の借金。マッチポンプ。

後は国が万歳降伏して、民間が"せっかく"積み上げた純資産は無に帰すと。ま、民間の資産もまた、質の低い国債を担保にした、これまた質の低い純資産なんだけどね。砂遊びみたいだな。
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