資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

弱小企業は遊びの部分。

2010-01-31 00:18:47 | 投資日記
各産業における弱小企業は産業における余剰部分、遊びの部分ではないだろうか。

不況になればまっさきに業績に異変が現れ、被害をこうむり、そして潰れて行く。

炭鉱におけるカナリヤ、車でいうところのショックアブソーバーと言うか?そんな会社に投資しても儲からんだろうなぁ。。とびきり安く買って好景気に乗じて売り抜けない限り。。

バリュー投資はもうかるのかどうか

2010-01-17 11:32:02 | 投資日記
私はファンダメンタル投資家ですが、バリュー投資家ではありません。ブログタイトルは脱皮前につけているので無視してください。そのうち改名します。

バリュー投資は本当に儲かるのかどうかと言われればボチボチ儲かる程度かと思います。
結局幾らで買えるのかという事と、企業側がどういう資産配分を行っていくかによって全く違ってきます。PER1倍で買っても株主還元が永遠に0%ならば何のリターンも無いでしょう。株主還元が50%ならば単利で50%は確実に狙えるでしょう。しかし、よっぽどの事がない限り、複利リターンで10%超える事はないと思います。頑張って一ケタ台後半でしょう。頑張らなくても一ケタ後半でしょうが。。

バリュー投資対象の企業は概して地味。やってる事業が地味なだけならば良いのですが、事業リターンも地味。ROE5%以下の企業ばかり。これら企業は資本蓄積トロいし、他企業に比べて競争力もないから不況時に赤字出して累積資本をふっ飛ばす可能性がある。また基本的に資本政策が消極的だから株主への還元や再投資がなされずに、単に利益を金庫にしまいがち。金庫にしまった利益は定期預金程度の利率しかないので実質仕損扱いになる。そういう所も考えると、バリュー投資は萎える。盆栽みたいな企業に投資するのでは投資の醍醐味は味わえない。

やっぱファンダメンタル投資家たるもの、グロース株をバリュー株価格で買うのが一番!大間マグロみたいにビチビチ跳ねる企業をバンバン一本釣りしていくほうが絶対面白いと思う。やっぱ複利で20%とか狙っていきたい。勿論、キャピタルゲインは考慮に入れず。

キャピタルゲインは混ぜ物。投資における不純物。キャピタルゲインは投資に対するリターンと言うか交換によるリターンと言ったほうがいいでしょう。勿論、企業が再投資により拡大し、それに対する正当な評価として市場が値段を決めるのであればその限りではないですけどね。

ふと思った事。

2010-01-17 11:09:53 | 投資日記
株式投資に市場性は必ずしも必要ではない。そもそも株は資産でありそれのみに価値がある。売却する事に大した意味はない。株は貨幣ではなく市場に流転させる必要性はない。

一般的な耐久財と同義に扱うべきではないかと思う。家を買うのは転売する為ではなく住む為だ。それから効用を得る為に行う。製造機械もそうだ。機械自体の転売の為に買うのではなく、機械を使用し製品を作り、それらを転売する事により減価償却以上の利益を得る事を目的にしている。株式も同じで、そこから生まれる効用、すなわちインカムゲインを目的として存在している。全てはインカムゲインの為。企業の再投資も将来の配当の為。

全ての売買において買い手は製品の製造原価以上の効用を求めて取引を行う。この差こそが利潤であり投資家のリターンの根源である。その均衡点が価格としてあらわれてくる。製造原価そのものには原価や減価償却費、人件費、賃貸料、金利費用が含まれる。利潤は原価と価格のギャップより生じる。

我々の社会は正常な社会活動を行うに当たり利潤を必然的に求める。利潤がない社会体制は確かにあるけど、今我々の社会を保つ上で、それらは不適であるのではないだろうか。これだけの規模を効率的に運営していく上で、貨幣に乗る利潤は血流に乗る酸素と同じではないか。利潤がなくなればどうなるか、産業は委縮し税収は底を付き人々の生活は困窮する。清算は停止し流通は途絶え公共期間も停止する。今でいうところのハイチのような状態になりかねない。

何にせよ、利潤は善悪を別にして我々の生活には必要である。必要悪であったとしても、誰も手放せない。そして利潤を享受するのは我々投資家である。

低PER株のリターンが良いのは

2010-01-13 22:17:43 | 投資日記
低PER株のリターンが良いのは過小評価されている株が見直されて高くなるから。と、盲目的に考えてたんだけど実際にそうなんだろうか?そうじゃないんじゃないか?株主還元においてPERが低い事はそのまま高リターンに直結する。配当にせよ自社株買い&償却にせよ、PERが低い事に越した事はない。

例えば、ある企業がPER20倍で売られている場合とPER10倍で売られている場合があるとする。企業の中身は一緒。利益の半分が株主還元されるとすると、例えば配当性向が50%だとすると、PER20倍の場合は配当利回り2.5%、かたやPER10倍の場合は配当利回り5%。これだけでこの差。勿論配当性向がもっと高ければならばもっと差は大きくなる。

高リターンをはじき続けるには常に阿呆みたいに安い株に再投資し続ける事が大事。利益率が悪くても十分にPERが低く、配当性向が高く、安定した事業であれば市場平均を上回る事は楽勝。目指すは年率リターン二桁ってところか。


仮にこんな企業があったらさっさと投資をしておくべき。

ROE5%と言うしょぼい企業、でも事業は安定しており経営も堅実で株主を見ている。配当性向は100%で株価はPER5倍。株価は長期に渡り低迷≒安定。これからも株価は上がりそうもない。

こんな企業があったら年間20%のドル箱投資を発見したと言って過言ではない。いつまでもこの安値で株を買い続ける事が出来れば誰でもバフェットクラスのリターンをはじける。実際はこういう美味しい話はあんまりないけどね。10年に1回とかの頻度で出現する事はあっても持続的に安くある事はない。だからこそ再投資&複利は難しい。。

個人的にはこういう株はいつまでも低位であって欲しい。株券の値段なんて上がる必要は全然ない。株価上昇なんて単なる価値増加の一形態でしかない。それも市場的交換に由来する非常に貧弱かつ不確かな増加形態だ。個人的にはそんなものにすがって投資したくない。

会社の成長率は株主資本の成長率とは違う。

2010-01-03 23:40:40 | 投資日記
会社の成長≠投下資本の成長率。

これまじで大事だけど誰も気に留めてない。
これは会社だけじゃなくて、国もそう。

例えば中国。中国は高成長だから投資するとか、明らかに論理が通らない。成長しているのは国であって、特定の資本であるとは限らない。追加投資が国外からもたらされれば、既存が利益ゼロで再投資無しでも、成長できる。

借金すればどんな会社だって売上位は伸ばせる。増資すれば大抵は規模は拡大できる。でも、本当に大切なのは既存で投資している投資家の資本がどれだけ増えるかなんだよね。そこが唯一無二の超重要ポイントなのです。