やると宣言した時に既に結果は確定している。

企業がさ、業績やばいからリストラしますね、再編しますね。っていうじゃない？
もうこれさ、投資家としては、とったも同然なんだよね。

会社がやるって言った瞬間もう、半分は出来てるようなもんなんだよ。
後は実行できるかどうかだけど、そもそもまともな会社は「実行できないような計画」は出さない。

こちら側としても、計画出してるなら中身を吟味してやればいい。実行可能かどうかって。
トップラインを増やすような不確定な話じゃない。

人間で言えば、「転職して年収増やします！」なんて言葉は信用でき無いし、不確か。
だけど、「節制します！この高額サブスク、今すぐ、解約します！」っていうなら確定的じゃん？それと同じ。
コストを削減するんだからさ。そりゃやるつってやったらそうなるよね。

それとさ、計画を出すっていうのはさ。覚悟の表れなんだよね。
なので実現可能なリストラ案出す企業はもはや勝ったも同然（勿論、バリュエーションちゃんとみないといけないけどね）。

特にその企業が強い何かを持っている場合はさ。なりふり構わず利益を取りに来たときはさ。
「掃除してなかった部屋、今かかたづけて10分後には終わらせます」って言ってるようなレベルの話よ。もうそういう事ヨ。

大王製紙とかね。え、そんな適当なこと言って投資したら俺の資産も熔けちゃうかな。

サンゲツ

集中投資先であるサンゲツ。PFに占める比率は5割。
8月から買い進め、今に至る。

先日、上方修正。さて、どこまで伸びるか？

時価総額、2倍くらいになってくれたらいいんだけどね。この案件は10倍ってタマではない。
値上げ主体の業績改善なので数量は伸びない。故に売上成長が望めない。株価は営業利益率の成長とPERの温まり具合による。

上方修正で営業利益率は6.3％⇒11％程度まで来ている。多少伸びて15％位いけるかな。
20％はさすがに無理げーか。少し時間をかければ行けなくもないが。もう一発、2-3割程度の値上げ打たないとむずいかな。
という事で営利要因の株価底上げは2-2.5倍。

PERは営利率6.3％時点で15倍程度だったかな。ただ過去平均で20倍程度が平均値。業界最大手という安定感からか。
という事で、ワンチャン嵌ればPER20倍超もあるかな。でもブーストは1.25-1.5倍でしょうね。

営利変動幅×PER変動幅で合計2.5倍～4倍って所かな。希望的観測で。

中途半端な銘柄の積み重ねはダメ。

結局いい案件っていうのはリターンもいいし、リスクも少ない、だからこそそこに絞ってやるべき。
中途半端な案件はリターンは中途半端だし、リスクも相応に負う必要がある。

中途半端な案件を縦に並べたとしても大して儲からない。
上方修正を事前に捉えたとしても微妙且つ非持続的な内容なので市場の波の中に立ち消えてしまう。

これは絶対に堅いと、肌で感じられるほどにそう思えるもの、そうでなければ投資する価値はない。
貿易事業や不動産事業と同じで色々こねくり回して「これは売れそうだなー」と思ってやるようなものはだいたい失敗する。もしくは成功しない。

「どう考えてもこれ売れるしかないだろう」という、計算しなくてもわかる。ザル勘定でもわかる案件のみに注力すべき。
そういう商品や不動産というものは、大抵他人もそう思うし、実際にそうなる。

自分の感覚で「これは堅い、勝ち確定じゃん」。という肌感覚を大事にする。
自分の肌感覚は敏感ではない。故に、敏感でない自分にもビビッと来るものは、やっぱ本物だろう。


株で言えば2年で最低でも2倍。それも、現実的な前提数値で達成できる銘柄のみに注力する。
それも、売上累積値、営利率想定、PER想定、どれも保守的に見積もって、それでもなお超える銘柄。

ファンダ投資で糞銘柄に投資しているのは金と時間の無駄。