資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

バリュー投資vs一般株投資。どの位リターンが違うのか。

2013-01-31 09:55:15 | 投資日記
端的に、私見を述べるとすれば、ほんの気持ちの問題かと。年率数%、それも5%以下が大半。バリュー投資によるリターンって通常、人の感覚値で分かる程大きなリターンを得られる代物ではないと考える。

投資リターン=インカムゲイン+キャピタルゲイン

インカムゲイン=配当利回り=PER*配当性向*(1-インカムゲイン税)
キャピタルゲイン=1/PER*(1-配当性向-自社株買)*PBR*(1-キャピタルゲイン税)

所謂自分が投資しているようなバリュー銘柄(PBR0.5倍、PER6倍、配当3.7%)と、一般的な銘柄(PBR1倍、PER15倍、配当2%)のリターン差は小さくたった3%(バリュー銘柄のリターンは8.1%、一般銘柄のリターンは5.3%)。あくまでもPBRが是正されない限り、この程度がバリュー投資なんだ。とはいっても、長期ではこの3%はかなりプレミアムなんだけど。

※因みにここでいうバリュー投資は成長性が無く、PBRが原価割れしている銘柄への投資です。
※低PER&高成長銘柄への投資は想定してません。あればまた別の投資力学のもと計算されるべきかと考えてます。
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ジムロジャースの格言と為替市場に関して思いついた事とか。

2013-01-31 09:34:07 | 投資日記
ジムロジャースの格言。「市場が低迷している時。その先にあるのはその産業が綺麗に消えてなくなるか、蘇るかの二択だ」。

これは円高為替&電機メーカにも当てはまっただろうか?

円高円高と叫ばれていた為替レート1ドル70円台の時、あの為替水準は高すぎたのだろうか?確かに日本の電機メーカはボロボロ、自動車メーカもかなり苦しんでいた。ただ、私見として、為替レートはまともな範囲あったと思う。あの為替レートの中でも貿易は均衡してたから。
また、1995年4月に記録した1ドル78円と言う水準は、インフレギャップを考慮すると現在のレートの1ドル50円台である。この事からも空前の円高だったとは言えない。

為替は経済全体にまたがる事であり、一企業・一産業の存亡で事が変わらない。多くの産業が跋扈しているし、政府やら家計やらが共存している市場でもある。だから、為替が是正されるから電機メーカ株買っておけって流れにはなかったと思う。長期で見れば産業は遷移する。一般的な経済の場合、軽工業主体が重工業へ、さらにはハイテク系、IT・金融系へと進んだ道がまさにそれだろう。戦前や戦後の軽工業産業の没落を電機メーカが当てはまらないというのも疑問だ。企業の成果物とそれが取引される市場が直結されていて、尚且つお互い影響しあえる程度の市場規模である事が肝要だ。市場価格と需要と供給が明らかにリンクしてて、市場価格が"明らかに"おかしいと言えるレベルでなければ、ジムロジャースのそれはなかなか使えないと思う。

あくまでも為替にこだわるのであれば、仮に為替が1ドル30円、輸入大幅超過、日本国内の輸出産業の殆どが死滅の危機(2-3年で債務超過に陥るほどの赤字)ってレベルでないと、どうにもこうにも、動かないんじゃないかと思う。

投資状況(2013年1月末)

2013-01-29 20:38:38 | 投資日記




■投資金額
投資純額:2030万(信用評価益込+現金9万)
信用総額:930万
投資総額:2960万

■PF内情※投資総額ベース
投資先:26社
年間配当金:110万(配当税引前、信用投資分込み)
年間営業益:455万(法人税引き後、信用投資分込み)
年間信用利払:30万(純粋なコスト)
市場資本純額:5900万(投資総額に対する企業資本の総額)
市場資産総額:約12000万(投資総額に対する企業資産の総額)

■PF効率※投資総額ベース
ROE 7.7%
PBR 0.50倍
PER 6.51倍
配当率 3.74%
配当性向24.4%

1月の投資を総括するのはちょっと早いけど、書く事が無いので開示。いやー、株高さまさま。株高のおかげ&冬ボーナスを投下したおかげでやっと資産額で2000万超えられた。合わせて値上がり等の理由で指標が劣化していた銘柄を入れ替えて比較的高配当、低PBR、低PERなPFを保てている感じ。ただ、後株が2割~3割値上がりした時に同水準のPFの質を保てるかと言えば多分無理な気がする。一部の銘柄急騰して、大多数の銘柄が安値で放置されれば別だけども…。あわせて信用もそこそこ増やした。1ヵ月前に比べると200万ほど増加している。マイポリシーとして現物:信用は2:1以上の比率にしない事を念頭にしている。
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日経平均2万円は意外と簡単。

2013-01-22 00:31:06 | 投資日記
誰かが投資すればいい。具体的には、300兆円ほど、どっかから持ってくればいい。

市場時価総額(TOPIXが近いのかな?)はマクロ的には下記式で決定する。

"株券流通量×市場時価総額=必要投下資金"

一般個人が貯金の2割でも株に突っ込めば日経平均は倍になる。1500兆の2割だから300兆。
日本市場の上場企業の時価総額が300兆なので、単純に300兆投資すれば時価総額は600兆になる。流通速度は一定前提。

投資は民間個人のみが投資するわけではないけど、仮に民間個人が株高のケツ持ちを全部したとして、
一般家庭の貯蓄額が1000万位だから、そのうち200万位投資に振り分けられたら日経平均2万位になる。

日本国民の皆!みんな大いに買い向かってください(笑)
と言っても金持ってる爺婆は株なんて今更買わないか(笑)

配当利回りが3%を切る銘柄が続々。

2013-01-21 17:28:19 | 投資日記
よほど株価が安いわけでなければ、配当利回り3%切ったら別銘柄に乗り換える事にしてる。
なんか潮だまりが干上がる感覚。

株価が後3割も上げたらそろそろ撤退モードかな。少なくとも信用取引は店仕舞でしょうな。今のうちに次の投資先を見繕っておいた方が良いかな。不動産とか国外投資とか。ま、そんな調子のいいこと言っといて、また日経平均が1万円以下にディープダイブする可能性もなくは無いけども。

どれだけポジションをとっているかのほうが重要

2013-01-18 00:10:18 | 投資日記
某氏のつぶやきが、深いなと感じた今日この頃。

今は何を買っているかより、どれだけポジションをとっているかのほうが重要な気がします。

ファンダメンタル投資に重きを置いたブログを書いてる私、がこんな事を言うとあれですけど、正論だと思います。ファンダメンタル分析で選りすぐりの銘柄でPF固めても、所詮その他の銘柄と比べても年率のパフォーマンスは3%位の違いしか生まないんじゃないかなと感じます。それよりもタイミングのが重要でしょうね、仕込むべき時に株券をしこんどく。のほうが。


ファンダメンタルの先へ、って事でちょっと考えてるのがリスク企業への投資。リーマンショックの時期に新興マンデべ系銘柄を複数かっとけば、倒産分を除しても充分過ぎるリターンが上がるとか、震災で電力会社の株がメメタァな時期にかっといたら結構良いパフォーマンスになったとか、目が潰れそうな電機銘柄かっといたらいつの間にか倍々ゲームだったりとか。危機的状況にある銘柄で且つ、問題がはっきりしており、解決の糸口があるのであれば、それは一度算盤弾いてみる価値はあるのかと感じるわけです。オプション分析じゃないけど、その会社がどう言う評価を市場で得るかをシミュレートして、中立確率みたいなものを算出して、今の株価に対してリターンが得られるの云々って計算が、今の自分には必要な気がする、そんな気が。

やばい、眠い。おやすみ。zZz。
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ガンホーは空売り対象に出来るか?

2013-01-14 22:53:50 | 投資日記
ガンホーが高い。PBR14倍、予想PER30倍だ。年初来から約7倍まで株価が急騰している。私はこの株を空売りしたいと考えている。と言う事で雑記メモ。

■何故株価が急騰したか
急激なモバイルゲームの成長投資家の心をくすぐった。これが主要因。特にパズル&ドラゴンズなるゲームの勢いが止まらない。ガンホーは元来PCオンラインゲームが主力だったが、ここ1年でスマホゲームにも一気に進出してきた感がある。最近はTVCMでもお馴染な状況。

直近四半期(第三四半期、2012年7月~9月末)の売上は前年同期比で80%成長。利益は100%成長程度。
利益は第3四半期だけで15億を稼ぎ出している。オンラインゲームが3億、スマホゲームが12億。これは化物級。スマホゲームは3か月前の前四半期の利益が6億だった事を考えると相当の躍進。

利益の牽引役はスマホゲーム、2大タイトルに支えられている。そのタイトルはパズル&ドラゴンズ(300万DL)と蹴り姫(220万DL)。で、利益率はパズル&ドラゴンズのが相当高そう。
根拠は第一四半期でけり姫は既に150万DLありながら、スマホゲーム部門は赤字な事。で、その頃ちょうどパズル&ドラゴンズが発表され、一気にスマホゲーム部門が黒字化、驚異の利益率に。

■パズル&ドラゴンズをどう考えるか
9月末時点で300万DLだった。それが3ヶ月程度で600万DL達成。1ユーザ当たりの支払いが固定されているとすれば、四半期だけで25億近くの営業利益となる。年間で100億。これは凄い事。
来期の営業利益は100億超えそう。

■どこまで成長できるか
現在出回っている個人ユースのスマホの数は大きく見積もって5000万台位としようか(日本国内の携帯の総数が1億程度)。
この中で600万人が使っているとなると、10人に一人はやっていると言う事になる。とはいっても、でもいくらなんでも3人に一人がやるほどまでは行かないと思うので、
最大限のパイは1500万ユーザ位かと。で、課金モデルも良く分からないけども、ユーザ単価も一定(第3四半期の利益ベースで12億/300万DL*4半期=年間1600円)として1600円*1500万人=240億、ここら辺が上限値かな。

過去のユーザ成長ペースは1ヵ月100万DLと言った感じ。成長率が鈍化しない場合、1年以内に頭打ちになる可能性大。そういう意味で、来期の営業利益は100億から240億の間位で推移するんじゃないかな。先行費用とか考えると、150億位になるのかな。勿論パズドラのみの一発屋だった場合の話で、売れ線タイトルが増えたり、パズドラの続編作ったりして恒常的に利益が出るようになったらこの限りではない。

■今の株価(\1,068,000)は割高か?
現時点でガンホーの時価総額は1200億。大して、来期の営業利益の想定は上述の通り150億程度。繰延税金資産等、減税ファクタがどれだけあるか分からんけど、とりあえず法人税40%払ったとすると、90億の当期利益。PER13倍。個人的な見解としては(バリュー投資家的視点から見ると)、割高。ただし、モバイル事業のポテンシャルを考えるとまだまだ業績は上ブレする可能性は充分ある。業績の上ブレを最大限加味した場合、割高とはいえなくなる。更なる株価上昇、例えば200万~300万を突破してきたら売り時だろうか。少なくともそこまで行かないと怖くて空売り出来ない。

■結論
自信持って空売りするほど高くはない。しばらく様子見しましょう。残念ながら。少なくとも時価総額でグリー(3200億程度、ガンホーのそれは現時点で1200億)を抜く位まで行ってから空売りしたい所ですな。


※あくまで個人的な見解です。適当な記述が満載です、数字も大まかです。だからこれみて売買して損したからと言って訴えないでね。投資は自己責任でお願いします。
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バリュー投資家は株価が高くなると売ってしまう。

2013-01-11 14:32:46 | 投資日記
ちょっと割安だった銘柄は数十%も上がれば売ってしまう。と言うか俺はそう。結構な銘柄を売ってしまった。
何でそうするのか?やっぱり高いから。

でもいわゆる高いの定義がちょっと違う。単純に数ヵ月前に比べて高いというももあるんだけど、
それ以上に、他の(バリュー)銘柄に対して相対的に高いから乗り換えるとか、絶対的な尺度で割安ではないから売る。

ある程度値上がりした銘柄は卒業させて頂いて、値上がりしてない不人気な銘柄に資金を移す。

いずれはバリュー銘柄が枯渇するかもしれないし、また株価が下がってバリュー株千万な状況になるかもしれない。
ま、その時はその時でしょう。大事な事は常に割安な銘柄を保持して置く事かな、多分。


非上場企業への投資をします。

2013-01-06 01:14:18 | 投資日記
投資をしますと言うか、会社を興します。ウェブ系の海外製品の代理店。

社長は俺じゃありません。社長は別にいます。従業員はその社長のみ。私は投資家として全額出資する予定。あくまでも株主として参加。

と言ってもビジネスモデル構築とか現場レベルの事(HP作ったり受発注業務フロー作ったり宣伝方針考えたり)は私の方でやる感じ。これがなかなか面白いんだなぁ。特にビジネスモデルの構築が面白い。どう他社既存顧客を寝返らせるかだよねぇ、インセンティブ設計とか、損益分岐点どうするとか、価格メリット以外どう出すとか…ワクワクウキウキですね。多分95%失敗するだろうけど、5%の可能性に賭けて行きましょう。失敗したら次の事やればいいさ。ビジネスがうまい具合に回ったら社長クビにして俺が社長になろっと。仕組みを作るって行為自体がとても面白いんだよね。ちきりんもそんな事を言ってたなぁ。

で、最近色々と会社運営に関して活動してるんだけど、ほんと、最近凄いわ。何が凄いって、企業運営に欠かせないパーツがモジュールとしてウェブで提供されていると言う事が凄い。会社を作るとか、ウェブサイト作るとか帳簿どうするだの受発注フローどうするだの、広告だのってほんと、ウェブサービスで事足りちゃうんだよね。会社作るのも代行業者に委託すれば簡単に出来ちゃうし(しかも手数料は数千円)。ウェブサイトはこういうサービスで手軽に本格的なのが出来るし、運営コストは月千円程度。帳簿関連とか受発注フローもZohoのSaaSで手軽に出来ちゃう。これも色々使いまくってもコストが月三千円程度。広告はGoogleでしょ?何か凄いね。全部簡単に手に入る。ビジネスコアとやる気があれば、後はアウトソースで格安&充分に回せるんだなと。しみじみ感じてます。ウェブって偉大だわ。10年前だったらこうはいかなかっただろうな。

投資状況(2012年12月末)

2013-01-03 14:59:00 | 投資日記
2012年12月末のポジション



総投資額 :2350万(自己資本1660:信用借入770)
保有銘柄数:約25銘柄
平均配当率:約3.7%
平均PER  :約7倍
平均PBR  :約0.6倍

所感
せっかくなので自分のPFを曝していく事にします。他人に妬まれる程大きなポジションでもないし、この程度の金額で誘拐される事も無いだろうし。客寄せパンダには使えるかなと。現時点でのPFは1年前のそれに比べて70%程度大きくなっています。なんで増えたかと言えば入金が多かったから。去年は450万程資金を用意して投資しました。と言う事で、実際の投資で儲かった金額(配当金+株価値上がり)は200万程度(20%程度)。リターンそのものは市場平均と大体同じ位です。信用含めての結果なのでかなりショボイ結果ですね。でもま、金は天下の回りモノ。まだ安く買えると言う事でどんどん資金を突っ込んでいきましょう。因みに年末にPF銘柄を結構入れ替えたので、現物、信用共に含み益は小さくみえてます。
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