資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

投資と満員電車

2012-03-31 13:18:31 | 投資日記
電車の来る頻度は不定期であって、人が駅に来る確率は結構一定(乗換確率が高い場合は乗換元の電車の発着に依存するけど)。
激込み電車にギュウギュウ詰めになって乗る乗客。そして感覚を開けずにくる次の電車は結構空いてる。間隔調整されなければこうなるのは目に見えている。
投資もこれに似ている。
コメント (4)

シーゲルの言う事を絶対視するな。

2012-03-31 13:02:31 | 投資日記
バリュー系と言うかファンダメンタル系と言うか、結構私と近い考えを持った投資家の方々が自分らの戦略の有効性を肯定する為にシーゲルの研究結果を用いる。

ただ、この論法は帰納的なところに依存しすぎ。米国200年で証明されているといっても、あれは資本主義の中でもかなりのベストケースであって、米国のように巧く行かなかった所も沢山あるはず。それにだからこれからも資本主義は安泰だと言う前提をもって話をするのは早計。

封建主義の最盛期に封建主義の優位性をうたっても意味が無い。ベストケースなんだから。植民地経営が旺盛な時にその過去のリターンの凄さとこれからの植民地経営の永劫的繁栄を語るのは愚かであったのと同じく、資本主義が成功している今現在で資本主義の素晴らしさを説いても意味が無い。それは未来を語らない。

まだ次の方向性が定まってないけど、いつまでもこの資本主義に根差した社会で我々が住まう確率はそう高くないだろうと思う。
コメント (6)

成長とは投下された資本が死蔵されてないか測る指標

2012-03-31 12:58:43 | 投資日記
成長ってのは投下された資本(内部留保分)が死蔵されてなく、なんとか活用されているかどうかを図る指標みたいなものだと解釈してる。

長期的に見て内部留保がいいのか、再投資されているのがいいかというのはケースバイケースだけど、結局大事になるのは事業の安定性と資本の可用性ってところになる。事業が駄目になって廃棄される資本が少なければ少ないほどいい投資だし、事業が安定的にキャッシュフローを吐き出してくれてれば再投資は万々歳。


A)再投資された資本の流動性*安定性の組み合わせが

高*高=◎
高*低=○
低*高=△
低*低=×

で、

B)再投資された資本の利益率が

15%以上⇒◎
10%以上⇒○
5%以上⇒△
0%以上⇒×

で、

◎=10点
〇=5点
△=3点
×=1点

上記の比率でスコアリングするとなら、A*Bで少なくとも25点以上であることが肝だよな。
でも、おそらくこの×の部分が大半だろうなぁと思う。
コメント (3)

ほとんどの消費は金をどぶに捨てるようなものだ。

2012-03-31 12:44:14 | 投資日記
根も葉もないことだけど実際そうじゃないかな。ほとんどの消費は投下した金額以上の満足度を上げるに至っていない。


引っ越しする時にいるものいらないものを分ける。その時始めて気が付く、何でこれ買ったんだろうって。普通は全部廃棄処分にするだけなんだけど、仮に自分が過去に戻れたならばこういう無駄なものは買わなかっただろうし、その分金をためるなり他の事に使う事が出来た。

他方、極一部ではあるが回収率が高い投資もある。大抵は投資した金額を数カ月で回収できる優れた消費。自分の場合は抗アレルギー剤とか。一日9錠、一瓶70錠入りで1000円。1週間程度で消費してしまう計算なんだけど、この薬があるのと無いのとでは俺の生活は一変する。なぜなら春先から秋にかけて全身、大量の発疹に見舞われるから。で、これがまたとてつもなく痒い。このかゆみのせいで仕事もおぼつかない日が続く。でもこの薬があればそんな問題もない。物凄い助かってる。たとえ10倍の値段であってもこの薬は買う。そういう意味で俺はとても得をしててこの薬への投資は毎年大成功を収めている。

そんな一方で使いもしないモノを衝動買いで買って押入れ行き直行したモノも沢山ある。こういうものは本当にもったいない。

買い物は買う前に本当に使うかどうか見極めて買うべき。至極当たり前なんだけど、大事な事。後はレンタルだとかオークションだとかを活用してモノが滞留しない仕組みを作るべきかと思う。でもまだ面倒なんだよね。オークション出すのとかって。あの手間をなくしたり低コストで請け負ってくれたりする業者なり仕組みがあるともっと経済は良くなると思うんだ。

楽観的な未来を描き始めた。

2012-03-24 18:20:59 | 投資日記
自分の投資基準が以前に比べてかなり甘めになって来ているのを痛切に感じる。同一銘柄のリターン予測を去年同時期にしたものといましたものとでは明らかに今のが甘い。

例えば5年後の想定ROE。以前は過去5年の平均値の0.6倍で計算してたのが最近では0.8倍で計算してる。この想定ROEによって5年後の解散価値や想定配当利回り、PBR,PERも引きずられている。すなわち、より楽観的な数値をはじき出している。株価が上がって楽観視しているようだ。知らずのうちに気分が変わっている。これは怖い。くわばらくわばら…。

それにしてもたかが20%の株価上昇率でここまで株のリターンって劣化するのね。ちょっと前まで配当利回り5%台の銘柄なんて沢山あったのに、今では数える程に。徐々に再投資の旨みが無くなりつつある感じだね、後2年は日経平均1万以下で良いよ、本当に。上がるならそのあと上がって。
コメント (2)

確率とオッズのマッチングで投資判断

2012-03-23 19:12:34 | 投資日記
競馬でも競艇でも何でも良いんだけど、オッズ次第では絶対に勝てるギャンブルもあると思うんだよね。
例えば下記の通りのオッズとか。

A 8倍
B 12倍
C 60倍
D 24倍
E 3倍
F 4.8倍
G 40倍

これ、A~Gまで満遍なく均一に賭けておけば平均して1.2倍のリターンが得られる。
倍率の逆数を合計すると120%になるから。

一見リスクがありそうだけど、広く掛けたり長期で考えれば実は全然リスクじゃないって事はよくあることじゃないかと思う。ただ一見しただけではなかなか分からない。でも簡単な計算でひも解くと意外なたなぼたも待ってると思う。

頭ごなしに否定するのではなく、とりあえずゼロベースで考えてみる事も必要なのかなぁと思う今日この頃。
コメント (2)

ポートフォリオを保持する価値、売却する価値。

2012-03-20 20:46:07 | 投資日記
今はまだまだホールドしているつもりだけど、後、3割上げたら信用分を売却。5割上げたら半分売却。10割上げたら全部売却って感じになりそう。

ポートフォリオを保持する価値は株価に関係なく一定だと思ってる。ファンダメンタル的な部分で増益/減益、配当金の増減等もあるけど、分散投資してるので大体一定に保てると予想してる。で、問題はそのポートフォリオを市場がどう根付けをするかで、俺は高値で市場が買うと言うのであれば喜んで売り渡す心の準備は出来ている。

株価が1割上げたら長期リターン1%のリターン減少と言うかなりドンぶりな計算だけど、大体そんなもんだと思う。長期リターンが株価に付け変わって結露して株価が上がって長期リターンが下がったという感じ?別にうまみがある所が株価に凝縮されるのであればさっさと刈り取るのみ。



何て株価が上昇する事を前提に書いてるけど、逆に下落したらそれこそめっけもん。転職して年間投下資産が現在のポートフォリオの50%近くまであるので、この機にさっさと安値でカブを変えるうちに投下しておきたい考え。なんなら信用も使う、使うと言っても退場を食らわないようにセーフティネットをしっかり張った上でだけど(因みに今も張ってるよ!震災の時は信用辞退を切り捨てたけど、おえぇ…あの時の事を考えたら信用なんてやるべきじゃないと内なる声が響き渡るわ。。)。
コメント (2)

ポートフォリオの負荷分散

2012-03-15 23:12:57 | 投資日記
ポートフォリオの負荷分散なんてのを考えたりしてる。リアルタイムにある銘柄には負荷がかかりすぎてて(株価が高止まり)、ある銘柄はがら空き(株価がマイナス)になったりする。ポートフォリオを構成したときは最適解だったものが、どんどん変質していく。勿論変質する事を加味した上でのポートフォリオ構成で、そうなる事は想定内というか当たり前の範疇で認識してたんだけど、いざ変質したときにポートフォリオの体制を治すのって結構面倒だなぁと思ったり。

買った当初から大幅減益、大幅増益の企業ってのは対してない。勿論過去10年間の利益率の安定性だとか、事業の安定性だとかを見て銘柄選んでる。統計的に見て、そういう過去安定だった銘柄は“若干、その他の銘柄と比べて利益率だとかは安定的に推移するので、まぁ、今のように言ったのは運が良かったというか神様も思し召しとでもいっておこうか。とは言っても株価には結構な開きが出てきている。

さてどう立て直すか。一部銘柄はガンと上がってて、期待リターンは購入時と比べて3-4%程度落ちてる。代わりに株価は上がってるので利益確定は出来る。ここでポートフォリオを更地に戻すというか、均一に近いリターンが得られるであろう銘柄でポートフォリオを再構成するとなると、その企業の上澄み分をより高いリターンが得られる銘柄に振り分ける。そしてその銘柄はリスク分散の観点からのみでみて、若干分持ち続けるか、か、捨てるか。

その時の基準ってなんだろうと思うと、まぁとてもベーシックにリターンがどれだけ期待できて、どれだけ個別リスクがあって、どれだけその他のポートフォリオにある銘柄と独立しているかによると考える。こういう所をリアルタイムで追える仕組みを作りたい。柔軟に自分の投資コンセプトに合った足回りというか、ドラゴンボールのスカウターみたいなそういうの。欲しいな欲しいな。
コメント (2)

その読書は投資か消費か。

2012-03-15 23:04:53 | 投資日記
判断の基準はその得た情報の再利用性があるかどうかって所じゃないだろうか。情報を使いまわせるかどうか、レバレッジを効かせて意思決定に使えるかどうかは大事。

例えば何か意思決定する時の糧に、その読書で得た情報は役に立っているかなど。再利用性の無い情報は使い捨てカイロみたいなもので、単なる暇つぶしの道具となる。そう考えると目の前に移るものはすべて消費と投資が紙一重に思える。テレビにしろネットにしろ、大部分は消費のカテゴリにあてられるだろうけど、例えばEvernoteやここに書きこむに書き込むこのアウトプットは投資そのものであるといえるのではないか。結局は何かに書き出して自分の思考をいったん通して、絡みとって次につなげるってのが大事なんだなぁと思う。

そういう意味で、情報があるとして、どれだけそれを他と絡めて考えられるか。どれだけその情報を一見無関係な事象とからめて使いまわせるかってのが肝になるんじゃないかな。その為にも、足回りの部分を軽くして、インターフェース部分も柔軟に加工して持っておくことが大事なんじゃないかと思う。インタフェースは汎用にしておいて、モジュール的にくっつけられるようにしておくとかね。これは情報も同じ。一風変わったレゴのブロックをイメージすればいいと思う。インタフェース部分はくぼみに匹敵する所。で、金太郎雨のごとくそのレゴブロックを量産しておくと。そうすると何か問題解決する際に再利用しまくって最適なものが作れると。


話変わるんだけど、通勤中に乞食のおっさんがごみ箱から新聞を引っぱり出している。


正直言おう、俺は10円で売ってほしい。日経新聞とかそういうの最新のやつを10円とかで買えるならば買いたい。裏を返せばその位の価値しかないと思う。あんな即時性だけの大して役にも立たない情報をよくもまぁ高い金出して買うよな。あの新聞10年読むよりも大学生向けの経済学入門書を何冊か読んだ方がよっぽど為になると思う。世の中不思議なもんだ。

間違っていたから損切、損切したのを間違ってたとか。

2012-03-04 22:42:15 | 投資日記
間違っていたから損切、損切したのを間違ってたとか。


そもそも間違ってたって何のことだろうか。見落としがあったとか?下方修正が入ったとか?

リアルに見落としてた部分があって今からでも売りたいと思うのであれば仕方がないんだけど、マイナーなネガティブ因子を加味したうえで投資の決断をしてないってどうなのって思ってしまう。一見合理的な判断のように思えるものも、実は全然合理的ではない可能性が高い。そもそも合理性とは何かって問題でもある。長期投資、バリュー投資をうたっても売買記録を聞いてみると全然言ってることとやってることが違う人が散見する。


大した事でもないのに損切を行い一見合理的な理由を並べてるんだけど、結局、株価が軟調だからとか下がってるから打ったとか場当たり的な展開に対応しているだけだったりする。

バリュー長期投資家にロスカットは本当に必要なのだろうか。そもそもそういう未知の部分をカバーするものとして安全域を加味して買ってるはずなのに株価が下がったから売ったというのは、阿呆のする事であり、何か大きな思い違いをしてて安全息を飛び抜けてリスキーな投資だと思ったのであればしかたないにしても、そうでないマイナーな因子で株を売るってのはどうなんだろうねと思う。自称バリュー投資家の7割はこんな感じだと思う。
コメント (2)