要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

無成長だが安定業績の低PER銘柄は10年もってたら儲かるのか?

2024-04-30 23:43:09 | 投資日記
結局、ケースバイケース。
ということで、ケースを作ってみる。

現在、過去一の低PER(平均値の半分)。業績は安定。配当性向は3割、利回りは4%。
正直これをずっと持っていてすごい儲かるかというと、そうでもない。まぁ配当分あれば良しとしよう、的なレベル。

低PERなので益回りは非常に良い。ただそれも株主還元される分についてのみ。上記でいえば3割分は良いがそれ以外はダメ。
なぜならば留保された7割が何も生まない。ROEで回らない。

内部留保(リターン0%)されるか、
利益を生まない既存事業い投資されるか(リターン0%以下)、
糞みたいな投資案件に消費される(リターン0%以下)か、
借金返済(リターン2-3%)に充てられる。

低PER(高益回り)も片手落ち。もしくは片手落ち以下。
そういうことを知らないバリュー投資家が買ってくれるまで待つ。
ただそれだけ。ほんと、それだけなんだよな。
まぁそれでも配当利回り分は入ってくるので、それで当面の糊口を凌うって感じ。

さて、結論。バイ&ホールドできる銘柄か?というと。答えはノー。
先にも書いた通り、良くて配当利回り程度のリターン。

不動産投資でいえば、転売用物件という感じか。
不況期に地方の表面利回り高いアパート仕込んで、不動産投資が盛り上がったときに売る手法みたいな感じ。
インパクトのある表面利回りで釣る。釣れるまでは配当で我慢する。
結局目先の安さで買う人は一定数いるわけで。そういう人が買ってくれればそれでいいのかなと。。
ババ抜きみたいなものだから。。

まぁなんだかんだ、蓋然性は高めな話かなとは思う。
蓋然性の低い成長株をやるよりはね。損をしない投資って意味ではこれはあり。

因みに上記のケースは手持ちのトーホーね。

トーホーは過去四半世紀にわたって内部留保した資金を買収やら事業拡張やらに使ってたんだけど、ことごとく利益を生まなくてね。
利益率(ROE)がガンガン減ってたんだよね。
結局十数年にわたりリターンは配当金のみ、みたいな状態。
それでコロナが来て、赤字になって、「コスト削減するぞコスト削減するぞ」と麻原彰晃ばりに気合い入れてコスト削減を実施。
結果、利益を生まない売上げも、コスト低減されて結構いい利益率になったという話。

でもさ、そんな利益いつまでも持つかねぇ…?
物を捨てられない人が汚部屋にしちゃって、これじゃやばいと一念発起して片付けしたみたいな感じ?
いつまで続くかね?いずれまた汚部屋になってるんじゃないかな?

過去10年の所作を見れば次の10年のそれも自ずと見えてくる。みたいな?
大まかに見えるでしょ。そういうの。学生時代に二股三股かけてた奴は大体不倫する的な。
安定のクオリティって奴。三つ子の魂百まで。

持ち株を下げちゃだめか。ま、落書きだと思ってください。

直線番長はカーブで事故る

2024-04-29 23:06:00 | 投資日記
9341  GENOVAって銘柄いいねぇ、と思ったんだよね。
医療系の記事を一杯乗せたポータルサイトで一般人客引きして有料で掲載してる診療所に誘導するの。
この手の話はネットワーク効果を生むからねー。いや、うまねぇか。ポータルじゃ。まぁいいビジネスだなと。

PERも安くてさPER15倍くらいなんだよね。いいねぇ。成長率30%とかでしょ?いいねぇ。
でもさ、やっぱ懸念点があるんだよね。

・プラットフォーム成長の鈍化とコスト(研究開発・人件費)増大で営利率急減
大いにあり得る。ただこの会社は一人当たりの売り上げは見ているので多少は保険がかかってる。
すげぇ薄い保険ね。ようは、KPIで縛ってないんだよね。さらにこれからも「人員を増やす」宣言。
この戦争が終わったら結婚する系のあれだよね。フラグ立ってるよなぁ。。
ぶっちゃけここはマジで懸念ね。

まぁ、とりあえず近しい事業をしてる他社を探してみるかってんで見つけたのが 6095 メドピア。
ここは医者向けサイトで製薬会社から金取ってるタイプ。
もうまさにここ、上記の理由で死んでるの。


2022年:成長鈍化。成長前提で採用した人員がだぶつきコスト跳ね上がり。
2023年:ゴミ会社買収して売上かさ上げ。
2024年:引き続き反転の目はなし。

よく見る光景。本当によく見るね。どうしても目の前で凄い成長してたら、やっぱとっちゃうよね。
わかるよその気持ち…。俺も在庫発注で似たようなことでやらかしたことあるので…。
分かるんだけど、はたから見てたらおいおいって感じなんだよな。

残機(成長余地)残ってればまだ仕切り直しできるんだけどね。アズームみたいにね。
人員取り過ぎたので一人当たり売上で調整しますーとかいってさ。調整できるのよ。余地があれば。
その成長余地に余剰人員を突っ込めばそれで終わり。

でも、成長余地使いきってたらもう、どうしようもないよね。
余剰人員という名の呪い。毎ターン利益を削ってくるエグイ毒攻撃。
切るに切れない。そのまま沈むだけ。1回休みどころか50回休みレベル。南無南無。


9341  GENOVAがそうならないとは限らない。

けど、この事業で一発大きく当てただけの会社なので多分、コーナー曲がるすべを知らずに事故るんじゃないかな。
誰か教えてやれよ。。。仮に誰かが教えても聞かないだろうけど。
超年収髙いプロバスケ選手が数年後に破産してるみたいな、そんな感じ。

ピカピカの出来合い投資案件は安くない

2024-04-29 10:24:35 | 投資日記
不動産でいうとさ、立地よし、広さよし、設備よしの物件が割安で売られているわけないんだよねー。
少なくとも皆がそう思ってるならば割安じゃないんだよね。

何かしら引っかからない点があってそれが未来において引っかかるようになって売れるようになるんだよね。
なので今の成長株なんか見てると、まぁピカピカでそれなりに安い。グロース市場が死んでるってのもあるらしいけどさ。
でもやっぱ高いんだよね。自信もって買いだーなんてのはなかなかない。

具体的に見ていて思ったこと…んーって感じを文字にすると、例えば

・成長株はトラックレコードが短い。それが恒常的に続くといえるのか?分からない。安心できない。
⇒社長が手探り状態でイケイケで人員増やしたりしてるのでぶつかったときに死ねる。リブセンスみたいに。もしくはクックパッドか。

・結局、既存業者に対してプレミアムが載ってる場合がほとんど。
⇒プレミアグループも既存に対して倍額程度。まぁ成長してるけどね。そういうのじゃなくて割安のが楽だなと。

・良いこと前提で株価ができている。
ボトムが見えてないと怖い。営利、PERなど。ここから上向くしかないって状態。確実に上向く要因がないとなぁって感じ。

・意外と少ない成長余地&競争力
⇒市場規模把握して余裕もって取れる規模を上限とすると、言うても数倍で終わるよね、みたいな感じ。


結果、博打気味になるのでやめて置こうって感じになる。もっと安牌なやつで平時は固める感じがいいのかなと。
具体的には

・バリューシケモク投資(過去相場よりも相対的に十分に安い、業界平均より十分に安いとか)。
 ⇒今やってるサンゲツとかトーホーとか。

・たまに出てくる眼のある成長株(業界平均以下の低営利率、売り上げ成長率、上位互換性を備えてるけど直近減益でPER並みになったり引き直すとやすいとことか)。
 ⇒2014年頃のネクステージとか、2015年頃のチャームケアとか、2019年頃のアズームとか

・業績隆起系。段丘作ってくるやつ。2010年代前半の菓子メーカーとか。ちょっと前のサンゲツとか。

んで、これらがなくなったら自主退場。相場が下がったら再参戦。そんな感じ。
自分にとってはこれが1番確実かも。しっくりくる。


全然話変わるけど、サンゲツっていい会社だよね。
盤石ポジションで業績安定。
既定路線でほぼ還元。
PER10倍以下の時に全額突っ込んでおけば良かったわ。
ごんぎつね的な感じだわ。
「ごん、お前だったのか。いつもリターンををくれたのは」…みたいな。


ぐるなびなんて訳のわからん相手と不倫してる場合じゃないわな。
因みにスケベが出たのはこれね。ぐるなびの四半期。



赤字の消失が美しく前期4Qで既に黒字転換してるじゃん!
販管費がドライバなら社長がもっと切り込めば全然余裕でもっと利益出せるし!
ってことは、今期は超絶黒字来るっしょ!って。
じゃあコロナ前水準の株価に戻るっしょ1000円は固いっしょ!
今の株価は380円だから3倍弱っしょ!ごっつあんです!

スケベしちゃうよねぇ。

いきなり遠くに裸の美女が目の前に現れた感じだよな。
おぉぉ?みたいな。でもそれ、ダメだったんだわな。
近づいたら、廃棄された汚いダッチワイフだったわ。

ほんと、妄想は怖いわ。

ま、わからないけどね。ぐるなび。気が付いたら株価数倍とかもありえる。
が、そういうのはもういいや。わからんし。俺には無理。

単勝の確率で三連単を取る

2024-04-27 17:39:11 | 投資日記
サンゲツとかトーホーとか再検討すると、んーやっぱガチャいなと(博打要素が結構含まれてるなと)。
安心して投資できるとはなかなかいいがたい。
安全域は多少は確保しているけど、割安成長株のような感じではないなと思う。

だって単発なんだもの。今あるギャップが埋まるのかどうか、それだけ。
援軍は来ない。
籠城戦みたいな感じ。
予想EPSが確保できれば勝ち、無理なら負け、みたいな感じ。

成長株はどんどんEPS増分が毎年援軍で駆けつけるんだよね。
だからPERが多少ガチャってもEPS分底上げされていく。
あれはマジで強いよなぁ。

さながら単勝と三連単の違い。
三連単の方がリターンはでかい。株でも二桁は変わってくる。
いや、それは言い過ぎか。。でも一桁は変わるんじゃない?

じゃあ割安成長株買えばいいじゃん。
見つけるのが難しいのか?
というと、おそらくたいして難易度は変わらない。
やってることは同じ。穴を見つける。
ただ、その査定にちょっと工夫が必要とかそういう感じ。

以下の画像ような感じで、上場企業を全部横に整列させて売上なり営利なり経常なりの年次推移を表示させて
ベルトコンベヤ式に右から左に流していけば2-3時間で候補は精査可能。



100銘柄も残らない。
後はPERでスクリーニングかけてふるい落として定性分析。

定性分析では、まぁ引きだよね。引きがあるかどうか。
なんでそこが成長しているかの、具体的な理由。

例えば既存業界に対しての上位互換性とか(競合とその企業を並べてどっちか選べと客に言わせたら9割その企業を選ぶ何か、みたいな)。
法律的に競合が立ち入れない領域で無双してるとか。

例えるならば、オセロの端っこを抑えてる感じ。
そりゃ強いわけだわ…と判断できる何か。
盤上埋めるまでひっくり返し、止まらないわ。と思える何か。
この点は、こねくり回して判断するものじゃなくて、バチっと見ればわかる的な。
ツヨツヨッすね。みたいな感覚で判断できるレベルの強さじゃないとダメかな。

ただ、見つけるのは難しくないけど発生頻度が相当低い。
レアキャラ。発生頻度が一桁違う感じ。

例えば成長株はたくさんあるけどそれが持続的なのか?
というのはやはり調べてみないと何とも言えない。
そして何よりも、それが割安でないといけない。
PER30倍とかじゃ無理無理。割増料金払ったら負け。
なのでそれをちゃんとタイミングよくひっかけてこないとだめかなぁと。。

まぁそんな感じ。意外と引くのは簡単。
ちゃんと持ち続けないとだめってのはあるけどね。
早めにこっちに移動したい。

ちょっと今、スクリーニングやら分析シートの更改最中※なので、
更改が終わったらちゃんと銘柄探しをやろうと思う。
もうすぐ決算シーズン到来なのでそれには間に合わせたい。

※今までPLばっかみてたけど、やっぱBSもCFもちゃんと見ようということになりまして、追加作業実施中。

オーバーパフォームは可能かどうか

2024-04-27 08:22:09 | 投資日記
例えばバークシャー以上の成長をすることができるかというと、まぁ可能なんですよね。
成長スピードって意味でね。

例えば100社も集めれば年間で30社くらいは抜いてくるんじゃない?
問題はそれがどこまで継続するかどうか。
5年ならどうか?10社くらいありそう。
10年なら?3社あるかな、みたいな。

大事なことは、そういう継続して成長する固い銘柄を「確実」に狙えるかということ。
で、それは何もすべての企業に対して精度よく判断しろということではない。

99%の銘柄は対象外にしていい。
というか、対象外にせざるを得ない。
トラックレコード的にガチャってたらそれははじく。

もう少し具体的には、トラックレコードが揃って上向いている銘柄で、なおかつそうなるだけの強い"引き"がある事。
今後もそうなるであろう、という、堅い根拠ね。

たとえるなら、トラックレコードがコンクリ並みに固い上に、内部にしっかり鉄筋が入ってるみたいな感じ?
鉄筋入ってりゃそりゃ強いわな。押しにも強いし引きにも強い。

それをどうやって見つけるかなんだけど、まぁ定量分析でトラックレコードをちゃんとみて、
定性分析で強い理由(そのトラックレコードが、その事業体由来なのかそれ以外なのか、偶然なのか必然なのか)を探るという非常に当たり前なことをすればいいだけなんだよね。

なんで流行らないのかは不明。不明だなぁ。
多分リターンが地味過ぎるからだろうな。
この投資法、年率10%とか20%、20%あればよいほうってレベルだから。
そう、単期で見ると、ほんと見劣りするんだよね。
やれ2倍株だの3倍株だのって話と比べると、魅力がない。
だから流行らないんだろうなぁ。

でも10年単位で積み重ねると、一目瞭然ってやつなんだよな。

本当はさ、10%なんて、とても簡単な話なんだけどね。
例えばPER10倍銘柄が10割還元すればそれで実現可能でしょ。
少なくとも単利ではさ。そんなことする会社がとても少ないしそれを事前に察知するのが難しいんだけどさ。
でも、理論上はあるでしょ。

EPS10%成長継続ってのは上記の確率が高いんだよね。よく発生している。
問題は、
未来でもそれ継続できるか。
どこまで継続できるか。
安く買えるか。

まぁ筋良さそうなのでこっちをもっと攻めてみよう。

何かの本で、バフェットが「多少知識がある投資家は普通に可能」と言ってたなぁ。
大学の講義で彼の投資を教えたら20時間もかからないとか言ってた記憶も。
まぁそうなんだろうな。実際。

真に受けて、ちゃんと理解して、道を踏み外さなければって感じか。。
まじ、バフェット教会みたいなのが家の近くにあるといいんだけどね。
習慣づけできるじゃん。毎週教会いく、バイブルスタディ(バフェ本読みつつ実地のケーススタディを討論する)みたいな。
なんかそういうの作ろうかな。

低PERx減益⇒普通PER@株価変動なしのこわさ

2024-04-26 14:16:28 | 投資日記
低PER投資の罠だわな。

過去一の低PERは何を織り込んでいるのか?
それは減益を織り込んでいるから。という話。

トーホーの場合は相当に織り込まれている。
が、まぁ実際、その織り込まれた減益も、妥当かもしれない。

トーホーはおおむね補正PER(経常x65%)で10-14倍程度が標準といった感じ。現状は7.5倍程度。
保険料としては30%ー90%程度。後はどの程度の減益で済むか。

現行予想並の経常なら現役なし。PER14倍まで評価してもらえれば+90%。
-30%の減益食らってPER10倍で評価されるならイーブン。それ以上の損失はロス。

後は配当による浮力。来期以降中計で配当性向4割出してるので多少は上げるかも?
ただそんなトラたぬは考えない方が無難。

ほんと、ガチャだな。EPS成長が期待できないと、じり貧で貧乏くさくなるな。

これだけ業績が安定していても、ガチャ要素が出てくる。
あれこれ考えてたら投資なんてできなくなるわな。。


安心・安全・確実に2倍になる銘柄が欲しいよぉ。
テンバガーなんて大層なことは言いません。
2倍じゃなくても1.5倍でも、なんなら年率1.1倍でも構いません。
神様、お恵みを。。。

結局バークシャー買っておけばいいんじゃないの?ッテ話。

2024-04-26 11:59:51 | 投資日記
バフェット本を読んでてさ、俺、気がついちゃったんだよね。
「バークシャー買っておけばいいんじゃね」ってね。

いやこれ、結構マジだよなぁ。
自分で探すよりも、バークシャーのほうが絶対うまいよなぁ。
あそこは規模でかくて小さい良案件は拾えないとはいえ、ねぇ?
規模っていうハンデを差し引いても、俺がやるより確実にうまいんじゃね?

さながら、飛車角落ち状態でプロ棋士と対戦する感じか。
勝てる気がしないわ…。
その程度のハンデでは勝負にならなそうだな。

ただ、ちゃんと査定してからでないとやっぱ怖いよね。
まぁ、とりあえず子供の相続分はそっちで回そうかなと思う。

んー、どうだかなぁ。。
まぁあれだな、「確実な年15%リターン水準」を確保できなそうなら入信するのがいいな。

確実な年15%リターンっていうのはさ、まぁいってみれば阿保みたいに固い業績持ったPER10倍の会社が、
毎年EPS10%成長させながら配当利回り5%出してくれるみたいなやつね。んーないなぁ。まじで。。ないなぁ。
それっぽい銘柄はまぁ、あるけどね。履歴見ると、ぐちゃぐちゃだったりするし、定量・定性のストレステストかけたら利益溶けちゃいそうなところばかりだからね。
まじ、考えよう。。バークシャー。

懸念ベース投資

2024-04-26 11:21:54 | 投資日記
ぐるなびはさようなら。
サンゲツとトーホーに売却分をくっつける。
尾家産業は出来高少なすぎてだるいのでパス。

今年一番の抱負は自分の無能さに気が付けたこと。
自分の推定はガバガバで絶望的にセンスがない。
もうほんとね、何もするな。寝てろってレベル。

思考することがすなわち損失の源になる。
じゃあどうしたらいいのか?

そこで具合が良さそうな方法を2つあったのでそれベースで行く。
①物差し
②懸念

まぁそのまんまだよね。脳死プレイしたいの。脳なんてね、余計なことしか考えない。

常に白昼夢見ているような状態。すぐにぶれる。信念がない。
じゃあ信念を外付けしてやればいい。過去実績に裏打ちされた信念(物差し)。ということで物差しづくり。
そして懸念。とにかく懸念ベースで物事を考える。あれがダメ、これがダメ、ここも信用ができない。などなど。

で、結局そういうケチをつけまくることによって全体像が浮かび上がってくる。
実地的な数値は物差しで測定して、リスク管理を懸念で行う感じ。
各銘柄ごと、検討するときは懸念を前面に押し出しておく。


例えば今投資しているサンゲツとかトーホー。物差しベースでは結構安い。
物差しってのはさ、まぁ行ってみれば過去の履歴ベースの話ね。

ほら、保険屋さんの話したでしょ?自分が自動車損害保険会社だった場合さ、
真っ先に見るの、そいつの事故歴、保険請求歴でしょ。それと同じ。

他の例だと、例えば自分がサラ金業者だったらさ、そいつの勤め先の固さと勤続年数、
ポジション、他の業者からの借入履歴、持ち家の抵当具合、実家の太さとかでしょ。

サラ金業者ベースの話でいうとさ、サンゲツとトーホーって公務員なんだよね。
すこぶる安定してる。少なくとも、一時期を除いて過去は安定していた。

履歴的には問題なし。後は実地でその履歴が今後も継続するかという点、
そこを懸念ベースで拾っていくわけ。


8130サンゲツ
★懸念
・1990年代に120億の営利やった後、20年間ゴミと不良債権をため続け利益をじりじり棄損してきた会社。たまに値上げで復活。
・新社長が阿保だったら自分の実績作りに励む。ようは買収。
 ⇒中央化学がセンコーに買収されて三菱出身の社長が追い出された感じか。で、転職で縁故で入ってきた感じ。
  前社長はそのまま取締役っぽいので、顔をうかがいながら経営してく感じか。じゃあ中計反古はできないだろな。妄想だけど。
・中計の縛りがあるので行動は制限されている(であろう)妄想乙。
・資本配分誤る。配当性向は増えず、自社株買いもされず、ゴミ事業買ってきてコスト増大(売上増えるけど)。
・配当性向あがらない可能性。還元がしょぼい可能性(営利減益して配当性向が自然に上がる可能性は高い)。
・ここ来期予想下げてくる可能性ある。というかそれが高い。また150億とか言い始める可能性もある。するとPERは20倍超。きつい可能性ある。
・進捗弱含み。1Qの貯金で食いつないでる状態。このトレンド続きそう。ようは、来期は減益予想で実際減益。26年に戻せればいいみたいな思考になってる気がする。妄想乙。
 ⇒嫌な予感しかしないんだよね。今の流れ。ちょっとやっぱ、やめとこ。
・多分還元は入る。追加で。60-70%程度。妄想乙なんだけどね。ほんと。妄想乙。中計にのっとるとそういうことになる。が、中計を破る可能性もそれなりにある。妄想乙
まぁぎりイーブンか。ほんと、社長の采配次第。とりあえずいれとくか。。値上がり上限3割だろこんなの。。妄想乙。
・安心安全の投資をさせてくれよほんと。先行投資とか言ってお前代替それ、利益になって帰ってきてねぇじゃねぇか。帰ってこないだけならまだしも呪いのように減益食らわす毒攻撃だろって。

そのまんまメモコピペしたのが↑。
自分の推定はまじでカスなので、推定したら文末に「妄想乙」って入れるようにした。「それ妄想だから」ってのをしっかり理解させるためにね。
まぁ結局買い増す(買い戻す)んだけどね。中計の縛りで自己資本上限入れてるので、結局吐き出さざる負えないでしょ。MAしたって自己資本減らないんだから(即時減損すりゃ別だけど)。

サンゲツを散々たたいてるけどね、そこで出てきた懸念が、物差しベースのリターンに対してどうなのかって話なんだよね。
長期で持ちたいかと言われると…うーん、まぁありかな、、ともなるね。利益全部吐き出してくれるならね。
事業規模が大きく並んでもええわ。あの盤石ポジションで永遠に利益を吐き続けてくれればそれはそれで全然あり。

ただね、この会社は前科がるのよ。というか、どの会社も同じだろうけど。
糞みたいなM&Aや拡大路線に舵切って事業をぜい弱にしてくるんだよね。
ほんと、困るよね。なんでああなっちゃうんだろうね。俺には理解ができない。バカなのッて感じ。

…そんな事を俺が言う。この、糞銘柄を糞みたいなタイミングで買っては損を積み重ねてきた俺がね。
ほんと、自分を直視するのって難しいね。

まぁとりあえず、

トーホーは低PER脱却狙い
サンゲツは配当利回り積み増し狙い。以上。

ほんと、焼き畑投資だよな。一回ぽっきり。

んーこの2銘柄、ポジションを幽遊白書でいうとB級中位妖怪って感じ。武威的な。
プレミアグループは仙水だよな。あれはSだわ。下がらねぇかなーPER10倍くらいに。

投資家=保険屋

2024-04-24 17:00:54 | 投資日記
こういう考え方はしっくりくるよね。

一般的にはリターンを得るためにリスクを背負っている。というイメージ。
なんか、ベンチャー企業っぽいでしょ?お宝探しのために危険な旅に出る!みたいな。

でもそれ、リスクに対してリターンを受け取っているともいえるんだよね。
ようは、保険屋。

投資家としてやるべきことは、このリスクの算定をしっかりと行って、リターンを得ること。
言い換えれば、保険の対象者が保険を請求してくるであろう額と確率を計算し、
保険料支払いが十二分に見合うかどうかを計算し保険を引き受ける仕事、みたいな感じ。

保険屋が契約者にやってるように、投資家も事業に対してそれをやってやればいいんじゃないかなって。
具体的にはリスクの計量を行うってこと。例えば自動車保険だったら

契約者の属性
過去の事故歴
保険請求歴
対象となる車種
凡その乗る時間
業務用か非業務かなど

多分いろんなテーブルがあるんだけど、それに照らし合わせてリスクを計算すればおおよその数字が得られる。これがリスク(潜在コスト)となる。
それに対して契約者が払う保険料がリターンとなる。

保険料がこの潜在コストを大幅に超過している銘柄だけ買えばいいという感じかなと。


そのためにも対象者を根掘り葉掘りあら捜しする。リスクになりそうなものをリスト化して検討する。

本当にぃ?
本当ですかぁ?
過去の履歴見ましたけど、言ってること、いつも違うじゃないですかぁ?
最近は羽振りがいいみたいですが、過去を見ると収入が安定してませんね?あれれ?支払い遅延履歴もありますね?不景気になったら夜逃げするんじゃないですかぁ?

圧迫面接並みに嫌な保険屋になること。
ま、相手と保険料次第しだいだよね。AAA級の保険契約だけ取りたいわ。

弐億銘柄

2024-04-23 22:26:53 | 投資日記
利益率固くて売上成長継続してる銘柄でスクリーニングかけて出てきた670社を調査。
よさげなものをピックアップ。

あれれ?これ、弐億貯男氏の銘柄が結構かぶってる…。
選球眼あったのね…。
何かよくわからんセカンダリIPOの人としか思ってなかったが、失礼しました…。

んーまぁそうねぇ。そりゃそうだよねぇ。。
こういうのコツコツやってけば2億貯まるよね。。

んーこのままいくとすぐ伍億貯男とかになって高確率で抜かれちゃうな。
比べてもしょうがないけど。。うーん、まぁやっていこう。ま、自力でダメそうならパクっちゃえ(^^)/

コツコツコツコツ…。後はジャンプでしょうねぇ。
高売上成長×低営利率×低PER。チャームケアとか。
まぁそりゃそうだよねぇ。。。


追記:ごめん、プレミアグループ以外は全然違った。すんまそん。