資産1000億を目指すブログ

2065年までに1000億目標。株式投資についてつらつらと。誤字脱字錯誤に計算間違い多数。補正・修正は読み手側でして。

借入金返済は再投資の区分。

2011-12-14 14:36:16 | 投資日記
成熟企業が利益を内部留保し借金返済に充てる事は資金の再投資に当たる。
利回りこそ低いものの、完済までは安定した利益成長が見込めるのも確か。

でもその企業の株がバリュー物だったら話は別。さっさと株主還元しろといいたい。

ファンダメンタルベース投資のリターンの動的シミュレーション。

2011-12-14 14:15:37 | 投資日記
投資先企業を取り巻くお金の循環は意外と簡単。下のポンチ絵はそれぞれの循環とそれの株主リターンに置き換えた場合の絵図。



言葉に直せば、投資リターンを左右する要因は主に下記の3つになる。

①市場価格(PER&PBR)
②会社の利益(ROE&資本構成)
③資本政策(配当還元、自社株購入、借入金返済、内部留保、事業再投資)

これらの要因を各々シミュレートする事で将来の投資リターンを計算する事が出来る。

具体的にはデフォルト値は現在値を使い、数年後(例えば5年後)にそれらがどういう数字に置き換わっているかをシミュレートすればいい。下記は自分が使っているシミュレートシート。投資先の会社が5年後にどういう指標を持っているのかを考えながらエクセルシートに数字を打ち込む。そうするとリターンが計算されて出てくる。



そんな想定をして得られる結果はこんな感じです。



5年間分のリターンの要因別予想と資本、利益、株価の推移を同時に算出。

質の高いレバレッジスキーム(バフェットで言う所のフロート)。

2011-12-14 00:18:54 | 投資日記
バフェットのフロートにならって質の高いレバレッジスキームを組みたいなぁと夢想中。

ここでいう質とは借入の質を意味し、利率と返済期日、用途制限の有無によって変わってて、最上位の質は無利子/無期限/無制限用途。この最上位クラスの他人資本をいかに自分の投資に組み込むかを最重要かだとしたいと考える。とりあえず親族を当たる所からかな。自分の手持ち資産を担保に、資産額と同額を1-3%程度で借り入れる事をターゲットにしよう。うまくいけば低度のリスク増でリターンが1.5倍程度に出来そう。あくまでも「うまくいけば」だけどね。一般的な信用取引はやっぱ追証リスクがネック。あれさえなければ、そこそこ低利で株券を借りられるからもっとレバレッジかけるんだけどなぁ…。もっと良い資金源を探そうっと。

金を融資してもらうに当たって本当に大事な事は、信用なんだなと改めて痛感。親族でさえ、担保付きでも了承得られるか結構微妙な所。ましてや赤の他人に無担保で金を借りられるってのは相当に信用力がその人にないとなしえない事。信用の源泉は人徳とか、縁とか、まぁ色々あると思うけど、いずれにせよ、信用は大事だなぁと、単純明快に思う次第。自己の信用造成は今後の私の課題ですね。

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株式投資×貨幣数量説=共同幻想

2011-12-05 00:47:04 | 投資日記

貨幣数量説という面白い仮説がある。

株式市場=経済の一系と捉えて考え、この貨幣数量説を導入出来るとすると、市場は取引相手間の交換頻度(売買回転率)が一定の場合、取引者の資金によって株価は演算される、すなわち資金が乏しい時は株価が低迷し、潤沢な時は株価が好況を呈する。そこで、自分が疑問に思うのは何で売買回転率が一定になるのかという事。

なぜ人は株価が上がっても下がっても同程度の取引をしてしまうのだろうか。勿論、株価低迷期は売買回転率は多少落ち、その逆に高揚期や上がったりするんじゃないかと思うが、過去のデータを見る限り、結構売買回転率は一定(少なくともデイトレが流行り出した2003年以降)。そこで思うのは、人の意識の中に株式というものがギャンブルであったり、短期的にするものであるという概念がはびこっているからじゃないかなと。投資の神様的な人が言ってたように、家電製品買うのに色々調べるのに株を買うのは気分で買うみたいな感じだろうなぁと思う。

株と言うのは、人類にとってそういう類のモノなのかもしれない。なんて言っても有形物じゃないから分りようがないし、効果も購入時点ではわかりずらい。さらに、儲かるんじゃないかという期待を抱かせやすいと同時に失敗するんじゃないかという恐れも抱かせやすい。さらに「何を買っても一緒」と大御所の投資マスターは効率的市場仮説を振りかざす、さらには面倒な手続きは要らない。やる事はボタンを押すだけ。

そして人はすぐにその効果を求める。安易な気持ちでギャンブル感覚でやっているから。実際に株をやっている人はみんなそうだろう。そうでなければ現代ポートフォリオ理論でそこらへんをやりくりしてる職業人くらいじゃないだろうか(そんな彼らも借りてるふんどしは一般人からだから一般人の心理に順応して取引せざるを得ない)。それが故に誰もがチャートを欲し、短期間で判断を下し、反対売買をする、そして仕切り直しにまた投資をする。こういう事が折り重なって、いつまでたっても株は大多数の人にとってアセットとして認識されず、株式はスロットみたいなモノとして認識される。そんな中で生み出される株価は単純にどれだけ株式市場に経済が資金を割り当てているかであり、結局の所、人々の共同幻想の最大限の発露になってるんじゃないかと思う。

40歳手前でアーリーリタイアは現実的な路線。

2011-12-04 23:51:21 | 投資日記
現在27歳。無職。そんな自分は、40歳手前でリタイアを考えている。馬鹿な事をと思われるかも知れないが、自分は結構、真面目に思う。おそらくそうなるのではないかと。

年齢の割に比較的高年収×ケチ×そこそこの投資リテラシー、、これらが自分にあるとすれば、3年後に資産3000万、6年後に資産5000万、10年後に資産1億は超えてくる。途中に結婚を挟むと若干、達成時期が後ろ倒しになるけど、なっても1-2年程度。これは誤差の範囲。失業の可能性もあるけど、これも誤差の範囲。株価の低迷は逆に追い風(むしろ今株価が正常化したら、達成時期が4-6年の後ろ倒し)。後は年収の大幅下落かな、これも額によっては5年以上後ろ倒しになる要因。しっかり実績積んで応用の効くビジネスマンにならんといかん。

という事で今願う事は今後10年間、日本株が低迷し続け割安株を買うチャンスを与え続ける事、投資関連税の増税が無い事、自身の健康、仕事において順調にキャリアを積めること、仕事の業界(IT業界、特にHW系)が壊滅的な事にならない事を祈るばかり。


閑話休題


最近ようやく資本家である事を肌で感じ始めた。配当金だけで年間40万超というのはなかなか実感が湧く所。これでは毎月のお小遣いにしかならないが、これからどんどん追加投資をし、近いうちに追加投資しなくても資本がどんどんでかくなっていく良いサイクルを組みたい所。まぁ、多分すぐ出来ると思う。問題はそのあと、俺は何をするべきかだな。。仕事し続けるべきか、好きな事をするべきか、しかし好きな事とは一体何だったのだろうかetc..

僕の超過リターン予測。

2011-12-04 23:25:29 | 投資日記
バリュー投資家の端くれとして長期投資において市場平均以上のリターンを狙いたい所。

で、自分の超過リターンはどの程度なのかを考えてみた。結果、超過リターンは得る自信はあるけど、二桁は無理だと思う。せいぜいインデックス+5%程度が妥当。現実的には3%±1%位になるんじゃないかと思う。絶対値で言えば7-11%程度が今の投資のリターン予測。

自分の投資先は市場よりもバリュー指標の面で優れている。PER,PBR,ROE,配当利回り、解散価値、事業安定性(ROEのVaR)の面では良好。だけど、結局の所、唸るほどの利益がここから創出されるとはどうしても思えない。思えないというか、計算が合わない。短期でバリュー祭りがあれば勿論、爆騰とかあるんでしょうが、そんなんくるかわからんし、あっても単なる利益の先食いでしかないから あてにはしてない。

まぁ、裏を返せば、普通にインデックス投資してても結構なリターンは得られると思う。今の株式市場ならば長期で見て3-7%位は多分儲かるんじゃないかな。配当も結構出してるし、市場全体で見ても割高感は感じられない。ROEこそ低いものの、低PBRでカバーされてる感じ。円高、デフレ、少子化、国債問題はあるものの、長期的(30年単位)でみればマイナーイシューじゃないかと思う。少子化はちょっと別格だけど。30年後に労働者に仕事があるように投資家にも株式はあるというか?

まぁ、現実見るとこのくらいの割安株がごろごろしている市場で地道にバリュー投資を長期でやれば長期投資としてみれば年率10%と言うのは現実的な線じゃないかと思う。んでインデックスに対する超過リターンは3-5%位でインデックスは5-7%くらいかなと。