要となる智を継ぐもの

株式投資についてつらつらと書くブログ(走り書き)。誤字脱字計算間違い多数。補正・修正は読み手側でしてください。

バリュー投資家はバブルの夢を見るか?

2013-06-14 11:08:43 | 投資日記

あらすじ

第三次経済停滞後の日本を舞台とし、賞金稼ぎのバリュー投資家が、国内外から殺到してきた投機資金を「買い煽り、売り抜ける」するというあらすじ。HFTや黒田バズーカ、バフェット教など独自の世界観の上に描かれている。この世界では市場が高いボラタリティにより壊滅的打撃を受けているために、投資家はゴミ虫弱小投資家一匹と言えども法によって厳重に保護されている。一方で加熱相場が成熟し、投資家そっくりの投機家が存在している。そしてその技術により生み出されたシステムトレード投資家は"投資家としての"感情も記憶も持ち、自分自身ですら自分が投機家であることを認識できないほどのものすら存在している。主人公投資家は、市場至上主義への共感の度合いを測定するテスト(ベンジャミングレアム=バフェット簡単価値測定法)によって投機家を判別し、廃棄する賞金稼ぎである。この世界での投資家は無条件の保護を受ける一方で、逃亡した投機家は発見即廃棄という扱いとなっており、主人公のような賞金稼ぎの生活の糧となっている。

題名は、一見すると奇妙な問いかけである。主人公は投機家を処理していく中であまりに投資家らしい投機家に会いすぎ、次第に投資家と投機家の区別を付けられなくなってゆく。投資家とは何か? 投資家と投機家の違いは? 作品の根源的な思想を素朴な問いかけに集約した、主人公のこの一言が、そのまま本作品の題名となっている。また特徴のあるこの題名は、多くのパロディを生んだ。

元ネタはこちらとか、こちら



バリュー投資家は既にバリューではない株券をいつまでホールドできるのだろうか。数年先、もしくは数十年先の業績まで織込んだ株価をいつまで保持できるか。

ダウと為替次第かもしれないが、今は株価は下がっているけど、そのうち持ち直してくるでしょう。バフェットの神託は万能か?そこには株価下落リスクが内包されていない。極端な話、下がらない事が絶対的前提としてあるからに他ならないのではないか。

まぁ、バフェットそのものに関して言えば、俺ルール(俺のリターンは帳簿上の資本の増減で測る)の中のゲームマスターなので、持ち駒の会社が赤字にならなければ、マイナスにはならないけどね。

投資状況(2013年5月末)

2013-06-01 17:56:11 | 投資日記


■投資金額
投資純額:60万
信用総額:100万くらい
投資総額:160万くらい
現金:2680万程度

先月比:-5%くらい(税引き後。税金抜かないと多分同じ位か-1%位)
年初来:49.0%くらい
※入出金調整後ベース

■所感
波乱に満ちた5月だった…。5月前半は一時3200万台まで行った。で、そろそろ逃げる準備を…と言っているうちに例の暴落でズドーン。慌てて売りぬいて結局3000万程度で収まったのかな。税引き後なので、実質税金に100万取られた感じ。故に株価下落による所は-3%とかだったと思う。逃げ切れたと思った。

が、欲が出てきた。

“今は馬鹿でも分かる相場だ。押し目買いなう!ついでに新興銘柄もテクニカル的に良いのを買おう!今の俺ならいける”

と、色々仕込みました。ガンホーやらジアースやらJトラストやら…それと日経ブル2倍なんかも買いましたね。結果はほぼ全ての投資が裏目にでて1週間のうちにみるみる現金を溶かして行きましたとさ。浅はかだった。ま、しゃーない。。

今後は、国内株式に関してはしばらく様子見。やっぱこの価格帯は値段が微妙。フェアバリューだと思うけど、割安ではない。確かに日経平均がもっと上がるかもしれないけどね。それでも別に、いいかな、騰がったからと言って悔しがる事はないと思う。むしろ行く所まで行ってくれたら空売りしたいなとも思う。日経平均3万とか。それまでは勝手にやってくれと言う感じで(笑)


ところで、今回の株高で感じたのが、バリュー投資って一体何だったんだろうか、と言う所です。いったいなんだったのだろうか、と。私もバリュー投資家を自負してますけど、結局株価が騰がるのは外部の人が買うからであって幾らバリュー投資家が正確にアセスメントしたからと言って価格が騰がるわけじゃないんですよねぇ…結局人に由来する所で価格が決まってるので、どうなんだろうなと。。そういう意味で他人に評価されないバリュー株なんて、持ってても、ねぇ…と。そんな感情を抱いてます。バリューな部分って配当位じゃないかなと。その配当以外の利益は株価連動してるワケなので、配当利回りが高い、ないしは高くなる所を基準にみとくだけで良いのではないかと思ったり。

すんません、錯乱気味の文章となってしまいましたが、何がいいたいかと言うと、株高の時にわざわざバリュー投資を貫く必要はない。価格が高けりゃもうバリュー投資じゃないんです。イグジットを真剣に検討した方が良いですよ。と言う事です。長期投資は常に念頭に置くべきですが、何も特定企業の株券にずっとしがみついてる必要なんて微塵もないのです。そんなもん、さっさと売ってしまえばいいんです。愛着なんて持ってはいけません。株券はあなたに愛着を持ってません。そう、微塵もないのです。長期投資の呪縛から離れないと、結果的に逃げるタイミングを失う事になるんではないかと思います。まぁ、今の株価はフェアバリューだとは思いますけどね。
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