自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

本日休業。

2010-07-06 01:18:02 | 泡沫
どうにかせんと……すっかり自転車に乗らない人になってしまっている。ミニヴェロ濡らすのがいやで,雨もよいの日はバスを使ってしまう。おそうじがめんどくさいものだからつい。
シューが汚れているらしくて,リアがちょっと鳴くのも鬱陶しい。シュー拭けばたぶんおとなしくなるのだけど。
ホイールはずすと,うまく入れられない。空気を抜いて入れ直すことになるので,フロアポンプの使い勝手がすごく悪いのが障壁になってるのよねえ……。

週末はレンジフードのおそうじを試した。設置してから一度も掃除してない(!)そうなので,いい方法を見つけるつもりでちょこっと試してみた感じ。
それが思いの外うまくいって,半分近くおそうじすんじゃった。

要は油汚れを落とすのだから,使うのは炭酸塩だろうということで,アルカリウォッシュの水溶液スプレーと重曹。アルカリつながりでキッチンアクアショットを使ってみました。
すすぎがむずかしいので,石鹸はなし。
あと油をこそげ取るのにプラスチックのスクレイパーも用意してみた。

べとべとの壁面にアルカリ水をスプレーして新聞紙を貼りつけて,しばらく放置してぞうきんで拭いてみたら,結構落ちたけど,表面をすこしずつ削っている感じで,何度かくり返さないとだめっぽい。スクレイパーは役に立たない。
こんなめんどくさいことは続かないよ。
で,次。
重曹を粉のままぱたぱたはたきつけて放置して,しばらくしてから拭いたら,重曹ごとぽろぽろはがれるようにすっきりとれた。すべすべつるつる。うれしー。
あとは週イチ,へたすりゃ月イチアルカリウォッシュ水で水拭きしておけば,この状態は維持できるだろう。
油まみれのぞうきんの方も,アルカリウォッシュを溶かした水ですすげばきれいなる。これは手がかからなくて良い。
ただ,高いところの作業なのでわりと疲れる。四方+天井を一気にやるのはきついので,1面ずつやればいいやってことで。
油がべたついているから,重曹の粉ははたきつければくっつくのだけど,いちどアルカリウォッシュをスプレーしてからはたいたほうが,あとの拭き掃除が楽なようだ。すこし力がいらない気がした。
キッチンアクアショットはアルカリウォッシュ水よりアルカリ性が強いようだけど,効果の差はあまり感じなかった。コストパフォーマンスで言えば,アルカリウォッシュに軍配が上がる。

これはたぶん,油こぼしたところに小麦粉をまいて吸着させて拭き取るのと似たようなことをやっているのだろうと思う。コストはあれとしても,重曹は小麦粉より粒が大きい分扱いも楽だし,拭き残りが気になってもそのうち空気と反応して分解されちゃうし。あとアルカリだから,油を分解して落ちやすくもするのだろう。そう考えると,これは夏の作業ですね。気温が高いほうが反応が早いだろうから。
これは使えるなあ。最初に換気扇のおそうじをしたときは,酸素系漂白剤のお湯にひと晩つけ込んでどろどろの油を溶かしたけど,これ知ってたらもっと簡単にできたと思う。
はたきつけるのは小さいタオルチーフのぼろを適当にたたんで,パフみたいに使った。パイルがあると重曹がいっぱいつくので,効率がいいと思う。
綿の生地は捨てずにとっておくといろいろ使える。自転車拭きとか窓拭きとか。デニムは使い道ないけどな。

今後の改善点としては,ぞうきんに平滑でじょうぶなきれを使うことかな。今回は,レーヨンのガーゼを何枚も重ねたような台ふきの汚れたのを,捨ててもいいからって使ったけど,やっぱレーヨンは弱いわ。糸がぷちぷち切れて拭いた綿に残るのが鬱陶しい。でもパイル地だと摩擦が大きくて力がいると思うので,手ぬぐいとかオクスフォードみたいな平らなもののいらなくなったのを使ってみる。
改善点じゃないけど,シャワーキャップみたいな髪を覆うものも装着した方がよいと思う。重曹降ってくるし,分解されてふわふわになった油のかたまりが落ちてきたりもする。髪にくっついたりすると厄介なんじゃないかな。アタシはめがねかけてるからむずかしいけど,水泳用とかのゴーグルがあると快適かも。あと手袋。ぞうきん絞るのにアルカリウォッシュ液を使う。アタシは素手で平気だけど,肌のよわいひとは手袋必須だろうね。

おかあさまの示唆で,網戸拭きにナイロンのあかすりタオルを使ってみた。けばが立たないし,表面の凹凸が網目の中をかき出すようで,なかなか具合がよい。
ただ,繊維が水を含む性質を持っていないので,すぐに乾いてしまうのが惜しい。薄めのぞうきんをはさんで使うとよいかもしれないが,動いてしまって扱いにくいだろうな。
いまは綿シャンタンのハンカチの古いのを使っていて,それは悪くないのだけど。

しかし,シゴトとちがっておそうじは段取り通りに行くからおもしろいね。精神衛生上ヨイ。
ま,シゴトはイレギュラーが多いから面白いのだけど。それがあるから,期待してた以上のものができたりするしね。
ほんとはアタシは触媒になりたいのだ。それができてないのは辛い。

けさ,ままちゃりですごくきれいなダンシングで坂をのぼってるおばさんがいた。バイクを左右に大きく振って,でも軸はぶれてなくて,きちんとまっすぐに走っていた。アタシはダンシングができないからちょっとうらやましい。
フラットも、上体を動かさずかっこよく走っていた。サドルは低かったので,スポーツバイク乗りではないのだろう。でも何か体幹を使うトレーニングをしている・習慣のあるひとなのだろうと思った。

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