自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

本日休業。

2011-07-20 23:01:46 | 泡沫
きのうときょうは台風で雨。あしたもだめっぽい。
カラダがなまっている。ローラーも回してない……。
腕の筋肉はだいぶ落ちてしまってます。上腕もけっこう細ってしまっていた。細身のシャツとかは着やすくなったけど。

新調しためがねが合わない……。遠景側にふりすぎたみたいで,手元が見づらい。普通の文庫本とか,老眼みたいに腕いっぱいのばさないと焦点が合わない感じ。裸眼か,前のめがねで見る。前のめがねだと疲れるようになってしまったよ……。ひとランク落としてもらうかなあ(3か月くらいまではレンズ交換無料なんだそうだ)。ちょっと困っているところ。

お台所のものの配置はだいぶ落ち着きました。ことしは職場が節電で一斉夏休み強制なので,そのときにもうすこしリストラする。
紙袋とかプラ容器とかジャムの空きびんとか,数を決めてそれ以上ためないこと,をおかあさまに申し渡して同意していただいたりしたので,そのスペースを画然と作ってしまおう。あと分散してる乾物類等々買い置きの置き場を用途別に決めるとか。
とりあえずパスタ用のストッカーを買うのを忘れないこと。今日もお昼たべるついでに買い物しようと思っていて忘れた。iPadにメモ入れて持ち歩いてるのに……。

iPadは読書用端末としてはやっぱり重い。ただ,でかいと思ったのはだいぶ慣れてきた。『甲子夜話』ちみちみと読んでいる。ナニゲにおもしろいよ。漢文(送りがなと返り点はついてる)が時々出てくるのが難儀だ。中世のに比べると読みやすいと思うんだけど,きまりの読み方忘れてる漢字とかある。ebookjapanはろくな新刊が出ないから,リーダーは東洋文庫専用になりそう。
「ちかごろの若い者は……」的な落書きがピラミッドにもあるみたいな話があるけど,似たような話があった。巻六の37に,昔はいいおうちの女性は外出の時は帽子(調べてみたら揚帽子というもので角隠しみたいな感じのものらしい)をかぶったものだけど,最近は手ぬぐいをちょっと乗っけるだけになっててみっともない,奥づとめのお女中がその格式に合ったお着物で里下がりしたのに綿の手ぬぐいなんか乗っけて,烏帽子つけてハダカでいるみたい,なんていうことが書いてある。
こないだ衣料品も扱うスーパーに行ったらゆかたのセットを売っていて,半幅帯を文庫に結んだ上に小さい子の兵児帯みたいなふりふりレースを前でしめたディスプレイがあって暑苦しそうと思ってみたのだけど,こういうことって連綿と続いていくのだろう。
たまたまリアル本(ようするに紙の本)で辰巳芳子の『スープの手ほどき』(和洋2冊ある)を読んでいて,シンクロするところがあった。このひとはきつくてやかましやのおばあさんって感じであまりいい印象ではない。「こうでなければならない」「こうでなければダメだ」って。採るべきところは採って修正する,正しい保守というかんじはするのだけど,声高に言われるとどうもね。敬して遠ざくというか。
これもまあそんなかんじだなあ,と。
浮世絵とかで女性が頭に小さくたたんだ手ぬぐい乗っけてるのはなんだろうと思っていたのの元ネタがわかったのと,調べてみて角隠しが角隠しではなくてちりよけの発展形(?)ってのがわかったのはアタシ的にはちょっとお得な感じで,それも辰巳本で示されることがきちんとしていて,実際にはなかなかできないけど知っておくべき,と思って読んでいる感じに似ていた。
少女のかんざしにりぼんみたいにちりめんを丸ぐけにしたひも(?)がついているのも,手ぬぐいの流れなんだろうか。布モノは髪油で汚れそうな気がするんだけど。


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