日曜日にパッドユニットが届いたので,この間停滞していた分をスキャン。土曜日は翌週分の本をカットしていた。
本を適当な厚さに切り分けたあと,ローラーカッターで背を数ミリ落としてページをばらばらにするので,細い割り箸みたいな形の残骸がいっぱい出る。太さは多少ばらつくけど,長さはほぼ揃っているし,こどもの工作にでも使えないかしらと思ったりする。
おじょうさまがちょろちょろしていたのでそいつを1本投げてみたら,ツボにはまったらしくてかんだり放り投げたりしてよく遊んでいた。ねこは,ざら紙のにおいが好きなんじゃないだろうか。段ボールもすきだし。
そういえば,コネコのころは綿棒くわえてぷるぷるっとおかおを振って放り投げて遊んでいたなあ。綿棒の形からバトントワリングみたいでかわいかった。今は大ねこだし,棒のほうも文庫本の背の高さだから15センチくらいあるし,なかなかダイナミックであります。
図版の多い本は悩ましいな-。古い本はページが焼けてしまっているので,グレイスケールで撮るとその色を拾ってしまうから,ページに薄墨を引いたような仕上がりで,文字が読みにくい。「文字をくっきりさせる」のオプションをチェックすると多少は改善できるけど,紙のしみの部分が強調されてしまったりする。
いまはモノクロと両方とって保存している。モノクロは,もちろん図版はキレイに出ない。もやーっとしたかたまりになってしまう。OCRかける前に,グレイのページと差し替えたりするのだけど,読んでてちょっとストレスになる。
ただ,文字だけの古本で買った文庫本で,なんかさわりたくないような感じだったものが読めるようになった。延原謙訳の旧かなの「バスカヴィル家」(博文館文庫)なんかも,おそるおそる読ませてみたら,けっこううまく流れた。OCR認識はできないけど。
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