自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

本日操業。

2013-01-23 23:21:05 | Amazonの思うツボ
きのうの夜の雨で,裏道の雪がほとんど消えた。ひさしぶりにroadmanを使った。ほかほかです。
さすがにまだイアウォーマは必須だけど,鼻先が冷たくて往生するということはなかった。今朝は割とあったかかったと思う。
ナイロンのくつしたをはくのがキライなので,きのうからパンツの下にタイツをはくのもやめている。こっちではやっぱり,雨や雪が降り出すようになると,寒さはゆるむのだと思う。
そういえばことしは,つま先用の使い捨てかいろをあまり買っていない。職場の暖房環境が少し変わったのが大きいか。

Amazonさんのおすすめで「大人が読んで楽しい子どもの科学の本」「大人も読んで楽しい科学読み物90冊」というのを買ってしまった。ほんとに思うツボにはまっている。前者は少し古い本で,後者は2009年の発行なので最新ではない。200ページくらいの本でゆったり組んであるので,前者は電車の中でほぼ読んでしまった。読みやすく,魅力的な書評だと思う。

しかし,この本はどちらも,書店の棚では発見できなかったものだ。子供向けの読書ガイドはいくつか見つけたのだが,お話の本を扱うものが多かった。『八月の暑さの中で』で信用するようになった金原瑞人の『12歳の読書案内』とかいうような本も見つけたけど,全然気に入らない。自分の学生?に子供へのおすすめ本の書評(になってない。紹介文)を書かせてるんだけど,これがだめだめ。当然,選書も悪い。「いま」の読書シーンを反映してはいるのだろうけど……。自分が読んでおもしろいと思ったり,読みたいと思うような本がまったく紹介されていない。アタシはファンタジーや冒険活劇がキライなので,「意見が合わない」のだとは思う。オトナ目線でなくて良書を選ぶ試みは悪くないのだが,あまりにも多様性が低い。
ここに上げられている本を読める12歳なら,逆にこのブックガイドは不要なのではないか。なんか,手当たり次第本を読む子が書店とか図書室でぶつかるようなものしか入ってないんだよね。だったら,教科書会社の光村図書がつくっている,過去の国語教科書に載った「名文」のアンソロジーのほうが,読書案内としてすぐれていると思う。「名文」のセレクションはオトナ目線であっても,それに付された著者の略歴,著書の紹介が世界を広げてくれる。読めない子には,短い文章がたくさん入っているもののほうがいいだろう。
「おはなしの本」はいわれなくても読めるしね。
『八月の暑さの中で』は,深い,いいアンソロジーなんだけどなあ。

自炊にはけっこう時間を使っているし,お掃除項目も増えたし,お弁当づくりもぼちぼち復活させているけど,本を読む時間が確保できるようになってきた。この10年ほどあくせくしていたのはいったい何だったのだろう。目の前のことをこなすだけで,何もできずに過ごしてしまった。もう仕事はあきらめないとだめね。やりたいことをやるのには努力がいるけど,もうそうする気にはなれない。わりとストレススは感じないし,執念深い方だと思っていたけど,意外と簡単につぶれたなって思う。
仕事はまあいいや。雑用が多いし,もういっそ総務にでも配置換えしてくれないかしら。読書のリハビリと,あと算数の勉強をちゃんとやりたい……。算数のほうは,バカだから挫折するだろうなっていう感じは強くするけどね。





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