自転車操業日記

自転車と組版ソフトについての備忘録。

本日休業。

2011-11-23 20:31:51 | 泡沫
なんだか疲れている。

おかあさまのおともで,国立博物館の「法然と親鸞」を見に行ってきた。
あそこの特別展は高齢者にはきついわ……。休憩スペースをもう少しとれないものかと思う。
先々週,NHKの「日曜美術館」で特集があったから,終盤のてこ入れになっていたのではないかな。なるたけ会期はじめにおいでになるようにおすすめしよう。
この次はボストン美術館所蔵の日本美術の里帰り展らしい。これは楽しみです。

歴史は苦手(ものを覚えられない……)だからろくに興味も持ってなかったんだけど,日本仏教のなかでも宗教弾圧ってあったんだねーと思った。
あと消息というのか,手紙はおもしろい。写本とか絵巻とかとちがって,受け取る相手との関係,置かれている状況,みたいなものがなんとなく感じられる気がした。前に細川夫人ガラシャの末期にたちあった侍女の聞き取り書というを見たことがある。おそらく公文書に近い書き方をしているのだろうけど,なんかもう鬼気迫るようなかんじがした。中身なんかろくに読めなかったんだけどね。墨跡の見方を,すこし勉強してみたいなという気になった。

お廊下とお居間のしきこみ絨毯をはがしてフローリングに戻すことになったのだけど,ついでにアタシが間借りしているお部屋の床もそうして下さるそうだ。ハウスダストのアレルギーがあるから,すごくありがたいお話。このところお休みというと棚を解体したり机を運んだりしている。頻繁に掃除してたつもりだけど,ライティングデスクの背板とか悲しいくらい綿埃がたまっていた(どうやって掃除すればいいんだー! 壁にくっつけないで,はたきを入れられるくらいのすき間を空けておくか……)。そういうのが舞い上がるから,くしゃみ鼻水が止まらない状態。鼻水で脱水しそうだよ……。でもあいまに本切ってデータ化もする。

最近は字の本をとる。モノクロで取るからスキャンは早いんだけど,ページ数が多いからチェックと解体に手がかかる。3000ページに1か所くらいの頻度でへんな読み方をすることがあるような気がする。解体の仕方にも問題があるのかもしれない。
あと本によって紙の劣化がまちまち。諸星大二郎の「諸怪志異」のシリーズ好きなんだけど,4冊あるうちのはじめの3冊はもう紙が黄色くなってしまっていた。同時期に買ったべつの版元のまんがはそれほどでもなかったりするから,用紙の問題なんだろうな-。関係ないけど,「諸怪志異」ってへんだよね? いろんなバケモノが異を記すって意味になっちゃわない? 

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