※2022.08.22更新 荒川水循環センター内の展示蓋8枚、センター敷地内に設置されている蓋6枚、鴨川第一準幹線の蓋3枚、鴨川第二幹線の蓋1枚、鴨川第三幹線の蓋1枚を追加しました。
埼玉県水道局が事業運営する流域下水道には、荒川左岸南部流域下水道、荒川左岸北部流域下水道、荒川右岸流域下水道、中川流域下水道、古利根川流域下水道、荒川上流流域下水道、市野川流域下水道、利根川右岸流域下水道の8流域下水道が整備されています。
今回は、荒川左岸南部流域下水道に係わる蓋を整理します。
荒川左岸南部流域下水道に接続する関係自治体は、さいたま市、川口市、上尾市、蕨市、戸田市の5市です。
幹線は、芝川幹線、芝川準幹線、鴨川幹線、鴨川第一準幹線、鴨川第二幹線、鴨川第三幹線、荒川幹線、荒川北幹線、荒川南幹線、南部幹線、南部第一準幹線、南部第二準幹線、南部第三準幹線、南部第四準幹線、南部第五準幹線、南部第六準幹線の16幹線があります。
汚水の最終処理は、戸田市にある荒川水循環センターで行われ荒川に放流されるようです。
埼玉県流域下水道の8種類のマンホールカードは、第4弾として平成29年1月に川越市で開催された「マンホールサミット2017」の会場で先行配布され、公式には4月より配布されました。
こちらが、荒川左岸南部流域下水道のマンホールカードです。
カード裏面のデザインの由来は以下の通りです。
埼玉県の木「ケヤキ」、」花「サクラソウ」、魚「ムサシトミヨ」を描いたデザイン蓋です。 ケヤキは県内に古くから自生するニレ科の落葉樹で、県の天然記念物に指定された大樹が各所に存在します。 一方、サクラソウは日本人になじみの深い多年草ですが、近年は絶滅が危ぶまれ、田島ヶ原(さいたま市)の自生地は国の特別天然記念物に指定されています。トゲウオ科の淡水魚であるムサシトミヨも生息数が激減しており、現在は熊谷市の元荒川上流部でしかその姿を見る事ができません。 埼玉県では下水道の普及等によって自然環境の保全を図るとともに、ムサシトミヨが息づく生態系の復元に努めています。
こちらは、荒川水循環センターの入口風景です。
左はマンホールカードの配布窓口がある管理本館の入口風景、右は入口を入って左にある展示ブースの風景です。
今回は、2022年8月8日に訪問しました。
以前訪問した時には展示蓋が有りませんでしたが、今回は玄関を入ったところに8つの埼玉県流域下水道の展示蓋が揃っていました。
(2022.08.22追加9)
こちらは、敷地内の一角に展示されている流域下水道に接続する自治体のデザイン蓋です。
こちらが設置されている場所です。
こちらは、左が旧与野市(現:さいたま市)、右は旧浦和市(現:さいたま市)のデザイン蓋です。
こちらは、旧大宮市(現:さいたま市)のデザイン蓋です。
こちらは左が川口市、右が旧鳩ケ谷市(現:川口市)のデザイン蓋です。
こちらは左が上尾市、右が蕨市のデザイン蓋です。
こちらは、戸田市のデザイン蓋です。
こちらの蓋は、荒川左岸南部下水道事務所内(写真:左)で写した展示蓋です。
荒川水循環センターとは別の場所です。
こちらは、荒川水循環センターの敷地内で見かけた蓋です。
中央に「荒川下水」のマークが有ります。
(2022.08.22追加4)
こちらは、荒川左岸南部流域下水道のデザイン蓋です。
下部に「返送切替6」と表記されています。
(2022.08.22追加)
こちらは、「準2-返7」と表記されています。
(2022.08.22追加)
それでは、流域下水道に係わるマンホール蓋の整理に入ります。
最初は、芝川幹線に係わる蓋(記号「S-99」が付いています)です。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「S-18」がセットされています。
こちらは親子蓋です。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「S-32」がセットされています。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「S-1」と表記されています。
次は、芝川準幹線に係わる蓋(記号「SJ-99」が付いています)です。
最初はJIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
こちらはΦ1200の親子蓋です。
「SJ-12」と表記されています。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「SJ-2」がセットされています。
こちらの蓋は、下部に管理番号があるタイプで「ST-7-1」(STの意味は不明)とあります。
上出のJIS規格模様の右側の蓋(管理番号「SJ-7」)の近くにありました。
こちらは親子蓋です。
見ずらいですが、下部の管理番号欄に「SJ-11」と表記されています。
次は、鴨川幹線に係わる蓋(記号「K-99」が付いています)です。
最初はJIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
中央の埼玉県の県章の下に「K-3-32-流」と書かれたΦ900の蓋です。
記号に書かれた「流」や「入」の文字は、蓋の設置場所の自治体の公共下水道との接続に係わる蓋のようです。
こちらの蓋は前出同様、管理番号欄の位置や管理番号の表示形式が違います。
左蓋は「K-23」、右蓋は「K-18」と表記されています。
こちらは親子蓋です。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「K-96」、「K-108」と表記されています。
こちらは「K-108-1」と表記されています。
次は、鴨川第一準幹線に係わる蓋(記号「K1-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の蓋です。
中央下の管理番号欄に「K1-10-4」がセットされています。
(2022.08.23追加)
右側の管理番号欄に「カモ1-11」がセットされています。
(2022.08.22追加)
こちらは親子蓋です。
右側の管理番号欄に「K1-10-1」がセットされています。
(2022.08.22追加)
次は、鴨川第二準幹線に係わる蓋(記号「K2-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「K2-2」がセットされています。
(2022.08.22追加)
次は、鴨川第三準幹線に係わる蓋(記号「K3-99」が付いています)です。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「K3-47」がセットされています。
(2022.08.22追加)
次は、荒川幹線に係わる蓋(記号「A-99」が付いています)です。
見ずらいですが、右側の管理番号欄に「A-1」がセットされています。
こちらの枠に模様がある蓋は、下部に「アラ-3」と書かれています。
「アラ」の付く蓋は世代が一つ古い蓋のようです。
次は、荒川北幹線に係わる蓋(記号「A-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄に「AK-2」、「AK-25」がセットされています。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄に「AK-5」がセットされています。
こちらの親子蓋は、下部の管理番号欄に「AK-3」、右側の管理番号欄に「AK-10-2」がセットされています。
こちらの親子蓋は、上記の蓋と比べ外枠の亀甲模様の目が細かいです。
右側の管理番号欄に「AK-9-2」がセットされています。
こちらは角蓋です。
中央下の管理番号欄に「AK-10-入」が表記されています。
こちらは上記とタイプが違います。
中央下の管理番号欄に「AK-9-入」が表記されています。
こちらのタイプの蓋は他の幹線でも見る事ができました。
こちらは空気弁の蓋です。
いずれもΦ900の蓋で、左は毘沙門亀甲模様に「流域下水」「空気弁AK-16」、右は亀甲模様に「空気弁AK-15」「流域下水道」と表記されています。
次は、荒川南幹線に係わる蓋(記号「AM-99」が付いています)です。
こちらの蓋は「AM-1」と表記されています。
次は、南部幹線に係わる蓋(記号「N-99」が付いています)です。
こちらの蓋は、マンホールカードの座標に指定されているカラーデザイン蓋です。
こちらの蓋は前出同様、管理番号欄の位置や管理番号の表示形式が違います。
左蓋は「N-02」、右蓋は「N-12」と表記されています。
次は、南部第一幹線に係わる蓋(記号「N1-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄に「N1-2」、「N1-35」が表記されています。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N1-38」とセットされています。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「N1-36」、「N1-40」と表記されています。
こちらの蓋は右側に「N1-15」とセットされています。
こちらの蓋は右側に「N1-12」と表記されています。
次は、南部第二幹線に係わる蓋(記号「N2-99」が付いています)です。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N2-8」とセットされています。
こちらは親子蓋です。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N2BP-2」とセットされています。
「BP」は遮集バイパス管の蓋のようです。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「N2BP-5」、「N2BP-4」と表記されています。
こちらの蓋も遮集バイパス管の蓋のようです。
こちらの蓋は、「N2BP-7」と表記されています。
こちらの蓋は右側に「N2-5」とセットされています。
中央の県章の下に「N2-7」と表記されています。
次は、南部第三幹線に係わる蓋(記号「N3-99」が付いています)です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄に「N3-74」、「ナン-72」が表記されています。
「ナン」は世代が古い蓋のようです。
こちらは親子蓋です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄が「N3-67-2」と表記されています。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N3-67」とセットされています。
次は、南部第四幹線に係わる蓋(記号「N4-99」が付いています)です。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N4-3」とセットされています。
次は、南部第五幹線に係わる蓋(記号「N5-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
中央の県章の下に「N5-4」、「N5-7」と表記されています。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N5-15」とセットされています。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「N5-6」と表記されています。
次は、南部第六幹線に係わる蓋(記号「N6-99」が付いています)です。
こちらは、JIS規格模様の枠に模様がある蓋です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄に「N6-2」、「N6-8入」が表記されています。
こちらは親子蓋です。
こちらの蓋は、下部の管理番号欄が「N6-6-2」と表記されています。
こちらの蓋は、右側の管理番号欄が「N6-7-2入」とセットされています。
こちらはグレーチング型の蓋です。
中央の県章の下に「N6-4」、「N6-6-2」と表記されています。
最後は、さいたま新都心地区再生水利用事業に係わる蓋です。
さいたま新都心地区では、逼迫する水需要に対応するため、下水道事業の一環として下水道の処理水を高度処理しトイレ用水や散水などに使用する高付加価値下水道事業の実施を推進しています。
再生水の利用状況は、多目的施設のさいたまアリーナをはじめ政府機関の合同庁舎などの施設のトイレ洗浄水、散水等に利用されているほかJRさいたま新都心駅のトイレ洗浄水にも供給されているそうです。
こちらはΦ900の蓋です。左蓋の下部には「再生水」、右蓋は「再生水-A9」と表記されています。
こちらの蓋はこれまでと同じタイプの蓋です。
下部に「再生水-A19」と表記されています。
こちらは消火栓の蓋です。
「再生水-F4」と表記されています。
以上で、その5.荒川左岸南部流域下水道の蓋の整理は終了です。
こまかくチェックすると
こんなに沢山種類があるんですね。
この次はどこのマンホールか
ワクワクしながら見ています(〃∇〃)
流域下水道は幹線数が多すぎて未だ回りきっていません。
入院前までは、回っていない幹線を回る計画を立てていましたが、今は目処が立たないのでとりあえずこれまで撮った写真で掲載し、体調が良くなったらフォローしようと思っています。