4月2日(月)
鳥取市出身の雀友の
ゆみちゃんを道案内係に私の車に同乗して貰い鳥取の産業技術センター食品開発研究所へ行きます。13時に予約してあります。ゆみちゃんには鳥取の産業技術センターに行くと事前伝えてあります。彼は鳥取まで3時間で行けるよと言っており朝7時に我が家へ来ました。7時過ぎに家を出ましたが高速に乗るまで通勤ラッシュで20分ほど余分に時間を採られました。13時の約束時間まで5時間もあります。余裕で高速に乗り昼食をどこで食べようかと相談していました。
カーナビには訪問先の電話番号を入力して起きました。10;30頃に鳥取道の終点近くの道の駅でトイレ休憩しました。カーナビの目的地への到着時間は14時すぎを表示、距離は100Km以上もあります。これはおかしいと思い食品開発研究所へ電話すると住所は境港市とのことでした。
鳥取市と境港市は鳥取券の西と東の端です。もうすぐ着くと思っていたのがさらに2時間もかかります。昼飯どころか予定の時間に間に合うかも心配です。ゆみちゃんは混雑しない裏道を指示してくれたお陰で間に合いました。
12;45に着きました。当然昼飯抜きです。鳥取に在住のゆみちゃんの弟さんと合流して3人で訪問。13時に担当の方が来られ装置の所に案内してくれました。
テスト用に3枚のサーモンを用意しました。先ずは1枚で標準の燻煙時間10分でテストすることにしました。
材料を棚に載せます。
次に燻煙用のチップに点火します。今回は持参したヒッコリーを使用しました。
直ぐに装置の内部に煙が充満してきました。
10分で取り出し右の未処理のものと比較してみました。色づけも香りも不足です。メーカの指示により出力の伝流を下げたことが影響しているのか分かりませんが燻煙時間を長くしてテスト続行です。
3枚全部を入れて20分燻煙します。最初のものは30分になります。30分のもの取り出して香りをかいでみると十分燻製の臭いがしました、そこで残りの2枚も10分追加して全て30分の燻煙としました。
30分後の出来上がり状態です。少しは色づいた気がします。完了した物は真空パックにしてくれました。燻煙は30分で終了ですが装置には煙のやにが残っているので掃除が必要になります。担当のkたは一人でやれば3時間かかると言っていました。当方のメンバー3人と担当者の4人で機器の清掃を始めました、
アルカリ洗剤で部品の清掃。
装置の内壁の清掃。
床の清掃。
最後は排水溝の清掃。これで完了。約1時間かかりました。10分で処理が終わる機械に3時間も清掃しなければなりません。食品を扱う機械は徹底的に清掃が必要なことなのでしょう。今回のテスト費はたったの200円でした。
テストが終わって帰途につきます。帰りは米子道から中国道に入ります。ことらの方が来るときよりも高速道の使用が長いので速く帰れます。途中蒜山のSAで昼食兼夕食をとり帰宅したのは20時10分。往復606Km有りました。一人で合計10時間も運転しました。さすがに疲れました。
出来上がったスモークサーモンです。1日置いて煙を馴染ませてから試食します。
4月3日(火)
朝試食しました。
袋を開けたときの香りが少ない。塩分濃度は0.6~0.9%。これまで作っていたものよりも若干塩辛いほうである。滑らかでサーモン臭さは全くなく美味しい。もう少しスモークの臭いが付けばベスト。塩辛さは少し塩分を下げてみたい。
●電子スモークテスト結果
今回の結果は香りが不足。電流を増やす方法、ピート粉末を追加して燻煙するなど条件だしが必要。再