パンフレット、観劇した28日から舞台写真バージョンが出てました。
稽古場写真は雑誌で見たばかりなので、舞台写真バージョンを。
どちらか選べます。
パンフは1500エン、トートバックは500エン。
トートバッグ見送ったけど、白い布製でちょっとかわいかったです。
次回買うかも・・・
「黙阿彌オペラ」の戯曲、文庫版で再販が出てたので買いました。400エン。
あと井上ひさしさんの本がいろいろ。
井上さん筆のクリアーファイル。
雑誌はなかったけど、DVDが並んでました。
舞台写真、Tシャツ、五郎蔵人力車の携帯ストラップとか、お箸もあったみたい。
ネタバレあります。お気をつけてね。
「黙阿彌オペラ」
作:井上ひさし
演出:栗山民也
音楽:宇野誠一郎
出演:藤原竜也、吉田鋼太郎、北村有起哉、熊谷真美、内田慈ほか
紀伊國屋サザンシアター 7月28日マチネ観劇
あちこちからおもしろいと聞いてた「黙阿彌オペラ」ホントにおもしろかったです。
柳橋のそば屋を舞台に、河竹新七(後の黙阿彌)が4人の男たちと出合い、
そば屋の娘の成長を願う28年間の物語。
5人の男たちの掛け合いが最高。
戯曲先に読んで、けっこうおもしろそう~だったけど、
舞台は展開が早くて、予想以上のおもしろさ。
5人+女優2人、皆さん芸達者だしチームワーク抜群。
3時間30分(休憩15分)の長時間の舞台だったけど、あっという間。
井上さんの戯曲、ホントによくできてます。
いっぱい笑いました。
おせんちゃんの綿入れのエピソードでは、泣いてしまいました。
御恩送りって、なんてあたたかい言葉なんでしょう。
二言目には「経済効果」っていう人に聞かせたいですよ。
井上さんのセリフ、生きがイイって感じ。
1995年が初演の作品ですが、現在に通じる批判もいろいろあります。
観終わって、気分よく家に帰れます。
やる気もでてくるし・・・それから、う~んって考えさせられます。
スゴイです。パチパチ・・・
吉田鋼太郎さんが新七で、いつもと違い静かで考え込んでる役柄。
こういう吉田さん、初めて観ます。
でも適役でした。さすがね。
藤原竜也くんは、武蔵とはまったく違う役を生き生きと演じてました。
べらんめえ調の江戸弁がぴったり。
言葉でも動作でも新七との対比が、おもしろいです。
キレのいい動きも、ナイス。
脚の運びも武蔵の時とは違ってました。
竜也くん喜劇うまいですね。
タイミングとか絶妙。
この線で、あと何本か観たい。
竜也くんの「チャン・・・」という声音が、かわいかったです。
思わず頬がゆるんでしまいました。
でも、ここで泣かせるようになるとベターなんだけど・・・
北村有起哉くんが、メリハリがあってよかったです。
今まで観た中でベストじゃないかな。
内田慈ちゃんもよかった。
「タトゥー」の時より存在感ありましたね。
台詞が心の奥まで届く感じ。
カーテンコールがシャレてます。
こんなの初めて・・・
栗山さん、イイね~。
拍手、パチパチ・・・
気持いいラスト。
う~ん、お蕎麦が食べたくなりました。
うふ・・・
「黙阿彌オペラ」8月22日まで。
チケット完売だそうだけど、超オススメ~
観てね~