ノーベル文学賞受賞かなんて、さわがれていた村上春樹さん。
10月30日に、フランツ・カフカ賞の受賞式がプラハで行われました。
11月1日の朝日新聞によると
春樹さんは公の場にでることが、ほとんどなく、本当に来るのか?と、周りは心配したそう。
記者会見では、50人以上が集まり、春樹さんもびっくり。
「『海辺のカフカ』では、15歳の少年を書きたかった。
僕が初めてカフカを読んだのが15の時だったから、主人公にカフカという名前をつけた。
その意味で、この本はカフカへのオマージュといえます」
「カフカ作品にはユニバーサルな価値がある。
僕が最初に『城』を読んだとき、中央ヨーロッパの文化が背景にあることは理解してなかったけど、
ただ、この本は自分のためにある、と感じました。」
春樹さんの原点はカフカだったんですか。
なるほどなるほど。
日本人記者からの、カフカ賞の受賞者はノーベル賞の候補では。
という質問には
村上さんは、やれやれ、といった感じでこう答えた。
「ノーベル賞については誰からも何も言われてないし実際、何の賞にも興味ないんです。
僕の読者が、僕の賞です。
カフカを尊敬しているから賞をもらいにきたので、ノーベル賞をねらってなんてことはないですよ」
という、カッコいい答えでした。
記事を書いたのは佐久間文子さん。
春樹さんの作品によく登場する「やれやれ」ナイスです。
春樹さん、遠く日本からおめでとうございま~すです。
次の作品も期待してますよ~
>初めてカフカを読んだのが15の時
だから主人公は15歳だったんですね。
「やれやれ」の本物、見てみたかったです(笑)
本物の「やれやれ」見たかったですね。
danceさんのお気に入りは、『ダンス・ダンス・ダンス』ですか、わたしは『羊をめぐる冒険』が大好きです。